133 / 207
学校へ
133.
しおりを挟む
今日は研究室に行って証書を作ってもらう。
アイザックと一緒にドルフさんを訪ねた。
「成る程ね。まぁ、確かに年齢で考えたら異常だよな。その先生の名前分かるかい?」
「ソルトリア先生です。ドルフさんの事もご存知だったみたいですよ」
「あぁ、彼か。数年前までここの古代薬研究室に席を置いていたんだ。配属替えで教師になったが彼は本当は研究を続けたかった様でね。毎年異動願が出ている。異動後、最低でも三年はそこの部署から動かせないから来年あたりこっちに戻るかもしれないな」
「そうなんだ。こっちにもどられたら色々バレそうだね」
「その時はその時だな」
証書が出来たので受け取り、来週からの予定を伝えて研究室を後にした。
「次はマーサスのとこだな」
「うん、お願い」
中央ギルドに寄ってもらう。
昨日、マリアント様が話をしてくれてはいるみたいだけど自分でもお願いしたかった。
受付でマーサスに取り次ぎをお願いし、執務室を訪問した。
「おう、来たか。出来てるぞ」
「ありがとうございます」
マーサスから証書のブレスレットを受け取り他のと同じように装備する。
3つの証書でも1センチに満たない幅で手首にピッタリ付いているので邪魔にならない。
服の袖を捲らないと見えないので丁度良い。
「ところでアイザック、頼みたい依頼があるんだが今説明しても良いか」
「あぁ、とりあえず聞こうか」
マーサスの説明によると第七領と第一領の境にある森に中型のダンジョンが出来たらしい。
基本はギルドが調査に入り、中のレベルを確認後、一般の冒険者に公開されるとか。
そのダンジョンの事前調査に行って欲しいとの事。
「成る程な。最短で来週の火曜日からなら向かう事が出来るがククルの学校次第だな」
「私はダンジョン行きたい。月曜日に担任に申請出してくるね」
「いきなりそんなに学校休んで大丈夫なんか?」
「一応、飛び級決まったから問題無いと思うよ。アイザックは大丈夫なの?」
「次の月曜日行けば最初だし2週間開くから大丈夫だ。」
結局、依頼を受ける為、私は休みを申請する事になった。
長期(1週間以上)休む時は保護者の同意が必要なだけで特に問題はない。
マーサスに依頼書を準備してもらい受理の手続きをして家に帰った。
ハナに旅の説明をし、今回はユミンもいるから実家に帰らずいてくれるとの事なのでもうすぐやってくるポーションの引き取りの件もお願いした。
週末の休みのうちに準備をした。
月曜日の朝、先ずは担任を訪ねた。
休みの申請には特に理由を書くところは無かったので説明せずに提出だけする。
「ククルさんは飛び級も確定しているので大丈夫ですよ。進級の手続きだけ今終わらせてしまえば次は夏季休暇明けに登校して貰ったら良いです。もちろん受けたい授業はいつでも出席してくださいね」
と言う事みたいだったので各授業の時間割一覧だけもらい今日は午前中のホームルームだけ出席して帰る事にした。
帰りに教会に寄った。
「ネル様、こんにちわ」
「ククルさん、こんにちわ。今日はどうされましたか」
「はい、実はちょっと気になる事がありまして」
マーサスの話を聞いてから新しいダンジョンが出来る仕組みが気になって尋ねてみた。
ネル様のお話では古いダンジョンが寿命を迎える時、新しいダンジョンが出来るとか。
出来た時に大きさや内容は決まるみたいで1、2年して新しいダンジョンが定着すると消滅するダンジョンがあるらしい。
ダンジョンの寿命は5~50年程度で定期的に入れ替わっているとか。
消滅するダンジョンは徐々に階層が少なくなり最後は跡形も無く消えるそうだ。
どのダンジョンが消滅するかは新しいのが安定するまでの間で決まる様で今の時点ではまだわからないとか。
法則として同じ位の規模の物がなくなるらしい。
「勉強になりました。ありがとうございます」
「また、わからない事がありましたらいつでも訪ねてきてください。それからククルさん、こないだ差し上げた生成のスキルについてですが恐らく数年は今のまま、伸びないかも知れません。こちらが思ったよりも貴女の身体の成長が緩やかで器の大きさが不足しているのです。そうですね、10歳を超えた頃から徐々に伸びる様ですからそれまでは今のまま楽しんでください」
「そうなんですね。じゃあ、生成については鍛えるの後回しにします。古代薬の復元も楽しいので其方を頑張りますね」
ネル様にまた来ますと挨拶し、教会を後にした。
「ハナ、ただいま」
「ククル様、おかえりなさいませ」
玄関で迎えてくれたハナに挨拶し、ゴーレムズのところに向かう。
庭も温室もかなり立派な物になり隅々まで手入れされている。
最近ではスライム達も勝手に素材を採取して調合してくれているから庭に小屋を建て、そこに調合した物を片付けて貰っている。
旅に必要そうな薬とポーションをそこから出し、今回同行する子達を決める事にした。
#えっと僕とこの子達が一緒に行くの#
どうやらストーンとキーミーの3匹がついてくるみたいだ。
レベル上げにも丁度良さそうなのでそれで了承した。
キーとミーはまだ幼体なのか出す糸の量が少なくレベルを上げたら増えるかもしれない。
ストーンについても何ができる子なのか全く分かってないのでレベル上げは丁度良い。
ガルとファルは言わずとも必ず着いてくるので今回は5匹連れとなったのだ。
アイザックと一緒にドルフさんを訪ねた。
「成る程ね。まぁ、確かに年齢で考えたら異常だよな。その先生の名前分かるかい?」
「ソルトリア先生です。ドルフさんの事もご存知だったみたいですよ」
「あぁ、彼か。数年前までここの古代薬研究室に席を置いていたんだ。配属替えで教師になったが彼は本当は研究を続けたかった様でね。毎年異動願が出ている。異動後、最低でも三年はそこの部署から動かせないから来年あたりこっちに戻るかもしれないな」
「そうなんだ。こっちにもどられたら色々バレそうだね」
「その時はその時だな」
証書が出来たので受け取り、来週からの予定を伝えて研究室を後にした。
「次はマーサスのとこだな」
「うん、お願い」
中央ギルドに寄ってもらう。
昨日、マリアント様が話をしてくれてはいるみたいだけど自分でもお願いしたかった。
受付でマーサスに取り次ぎをお願いし、執務室を訪問した。
「おう、来たか。出来てるぞ」
「ありがとうございます」
マーサスから証書のブレスレットを受け取り他のと同じように装備する。
3つの証書でも1センチに満たない幅で手首にピッタリ付いているので邪魔にならない。
服の袖を捲らないと見えないので丁度良い。
「ところでアイザック、頼みたい依頼があるんだが今説明しても良いか」
「あぁ、とりあえず聞こうか」
マーサスの説明によると第七領と第一領の境にある森に中型のダンジョンが出来たらしい。
基本はギルドが調査に入り、中のレベルを確認後、一般の冒険者に公開されるとか。
そのダンジョンの事前調査に行って欲しいとの事。
「成る程な。最短で来週の火曜日からなら向かう事が出来るがククルの学校次第だな」
「私はダンジョン行きたい。月曜日に担任に申請出してくるね」
「いきなりそんなに学校休んで大丈夫なんか?」
「一応、飛び級決まったから問題無いと思うよ。アイザックは大丈夫なの?」
「次の月曜日行けば最初だし2週間開くから大丈夫だ。」
結局、依頼を受ける為、私は休みを申請する事になった。
長期(1週間以上)休む時は保護者の同意が必要なだけで特に問題はない。
マーサスに依頼書を準備してもらい受理の手続きをして家に帰った。
ハナに旅の説明をし、今回はユミンもいるから実家に帰らずいてくれるとの事なのでもうすぐやってくるポーションの引き取りの件もお願いした。
週末の休みのうちに準備をした。
月曜日の朝、先ずは担任を訪ねた。
休みの申請には特に理由を書くところは無かったので説明せずに提出だけする。
「ククルさんは飛び級も確定しているので大丈夫ですよ。進級の手続きだけ今終わらせてしまえば次は夏季休暇明けに登校して貰ったら良いです。もちろん受けたい授業はいつでも出席してくださいね」
と言う事みたいだったので各授業の時間割一覧だけもらい今日は午前中のホームルームだけ出席して帰る事にした。
帰りに教会に寄った。
「ネル様、こんにちわ」
「ククルさん、こんにちわ。今日はどうされましたか」
「はい、実はちょっと気になる事がありまして」
マーサスの話を聞いてから新しいダンジョンが出来る仕組みが気になって尋ねてみた。
ネル様のお話では古いダンジョンが寿命を迎える時、新しいダンジョンが出来るとか。
出来た時に大きさや内容は決まるみたいで1、2年して新しいダンジョンが定着すると消滅するダンジョンがあるらしい。
ダンジョンの寿命は5~50年程度で定期的に入れ替わっているとか。
消滅するダンジョンは徐々に階層が少なくなり最後は跡形も無く消えるそうだ。
どのダンジョンが消滅するかは新しいのが安定するまでの間で決まる様で今の時点ではまだわからないとか。
法則として同じ位の規模の物がなくなるらしい。
「勉強になりました。ありがとうございます」
「また、わからない事がありましたらいつでも訪ねてきてください。それからククルさん、こないだ差し上げた生成のスキルについてですが恐らく数年は今のまま、伸びないかも知れません。こちらが思ったよりも貴女の身体の成長が緩やかで器の大きさが不足しているのです。そうですね、10歳を超えた頃から徐々に伸びる様ですからそれまでは今のまま楽しんでください」
「そうなんですね。じゃあ、生成については鍛えるの後回しにします。古代薬の復元も楽しいので其方を頑張りますね」
ネル様にまた来ますと挨拶し、教会を後にした。
「ハナ、ただいま」
「ククル様、おかえりなさいませ」
玄関で迎えてくれたハナに挨拶し、ゴーレムズのところに向かう。
庭も温室もかなり立派な物になり隅々まで手入れされている。
最近ではスライム達も勝手に素材を採取して調合してくれているから庭に小屋を建て、そこに調合した物を片付けて貰っている。
旅に必要そうな薬とポーションをそこから出し、今回同行する子達を決める事にした。
#えっと僕とこの子達が一緒に行くの#
どうやらストーンとキーミーの3匹がついてくるみたいだ。
レベル上げにも丁度良さそうなのでそれで了承した。
キーとミーはまだ幼体なのか出す糸の量が少なくレベルを上げたら増えるかもしれない。
ストーンについても何ができる子なのか全く分かってないのでレベル上げは丁度良い。
ガルとファルは言わずとも必ず着いてくるので今回は5匹連れとなったのだ。
377
あなたにおすすめの小説
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
ゴミスキルと追放された【万物鑑定】の俺、実は最強でした。Sランクパーティが崩壊する頃、俺は伝説の仲間と辺境で幸せに暮らしています
黒崎隼人
ファンタジー
Sランク勇者パーティのお荷物扱いされ、「ゴミスキル」と罵られて追放された鑑定士のアッシュ。
失意の彼が覚醒させたのは、森羅万象を見通し未来さえも予知する超チートスキル【万物鑑定】だった!
この力を使い、アッシュはエルフの少女や凄腕の鍛冶師、そして伝説の魔獣フェンリル(もふもふ)といった最強の仲間たちを集め、辺境の町を大発展させていく。
一方、彼を追放した勇者たちは、アッシュのサポートを失い、ダンジョンで全滅の危機に瀕していた――。
「今さら戻ってこい? お断りだ。俺はこっちで幸せにやってるから」
底辺から駆け上がる痛快逆転ファンタジー、ここに開幕!
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~
あかる
ファンタジー
私、異世界から転生してきたみたい?
とある田舎町にダンジョンが出来、そこに入った美優は、かつて魔法学校で教師をしていた自分を思い出した。
犬と猫、それと鶏のペットと一緒にダンジョンと、世界の謎に挑みます!
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~
土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。
しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。
そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。
両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。
女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる