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ふたたびダンジョンへ
187.
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8階層にやってきた。
とりあえずウォール草を採取して次の階を目指す。
9階層のトレンドはとりあえず狩れるだけ刈って収納にどんどん仕舞い込む。
もちろん壁も調べたけど真新しい物は出てこなかった。
10階層、とりあえずのボス戦でさっくり終わらす。
ボス部屋を出たところで壁を調べるも何も出てこない。
「今日はここまでだね」
本日の目標が終了したので野営の準備をしてゆっくりする事にした。
「明日は15階層までかな」
「そうだな。この調子だと10日で攻略か」
「明日は花の採取とルビーかな」
予定の擦り合わせをし、早々に就寝した。
翌日、11階は特に変わったものはなし。
12階で沢山花の採取を行った。
13階、サファイアの原石を採取。
生成しながら純度の高い宝石も取り出して収納に片付ける。
次の階層への階段に辿り着いたので一旦休憩する事にした。
いつも通り壁を調べながらさぐったらまだ宝石がありそうなので採取する。
「ん?ちょっと抵抗あるかな?」
ここの階層に来てから採取していたサファイアより魔力の抵抗が大きい。
集中して取り出してみた。
「うわぁ、ピンクサファイアだ」
「ほぅ、珍しいな」
かなり小さいけど純度の高いピンクサファイアが出てきた。
「新発見だね」
ウキウキしながら眺めていたらアイザックが呆れてる。
「多分、採取できるのはククルぐらいじゃないか?かなりの熟練度がいるぞ」
「そかな?アイザックも試してみたら?」
「気が向いたらな」
もはやツッコむ気にもならないみたいだ。
そんなの事は気にせず、お昼ご飯を堪能した。
「ハチミツ」
15階のボスは相変わらずの女王蜂。
さっくり倒してハチミツを手に入れた。
ボス部屋をでて安全地帯に到着。
今日はここまでなので野営の準備をする。
離れたところに攻略中の人がいるのでテントの影でこっそりルビーを採取した。
明日の攻略は20階層まで。
順調に進んでいるので大満足。
今日とて早々に就寝した。
翌日、16階からスタート。
特に変わった物もなく、18階にて一旦休憩。
19階にやってきた。
「アイザック、滝の裏側行こうよ」
前回は宝箱にはしゃぎ過ぎて壁を調べてなかった。
ふと思い出したので今回はゆっくり調査したい。
とりあえず滝を目指して進み、到着したので裏に回って細い道をすすんだ。
前と同じ様に宝箱があるので罠が無いか慎重に調べた。
特に異常はなさそうなので中身を確認するのに蓋を開けた。
「今回は何が入っている?」
「うんとね、なんだろ?」
中身を覗いたら一冊の本と長剣が入っていた。
「剣はアイザックのだと思うよ。私の身長じゃもてないもん。この本はなにかな?」
手に取り表紙を観ると『図鑑』とかいてある。
中を開くと初回採取日と素材、詳細に使用用途が書かれている。
ただ虫食いになっているところもあるのでどうやら今まで私が取り扱った物が記載されているみたいだ。
「うん、何となくしまっとこっかな」
「また、奇妙な物が入ってたな。多分ネル様か妖精達のおかげだろう」
「だね」
じっくり中を見たいとも思うけどとりあえず収納に片付けてまたの機会にすることにした。
とりあえずウォール草を採取して次の階を目指す。
9階層のトレンドはとりあえず狩れるだけ刈って収納にどんどん仕舞い込む。
もちろん壁も調べたけど真新しい物は出てこなかった。
10階層、とりあえずのボス戦でさっくり終わらす。
ボス部屋を出たところで壁を調べるも何も出てこない。
「今日はここまでだね」
本日の目標が終了したので野営の準備をしてゆっくりする事にした。
「明日は15階層までかな」
「そうだな。この調子だと10日で攻略か」
「明日は花の採取とルビーかな」
予定の擦り合わせをし、早々に就寝した。
翌日、11階は特に変わったものはなし。
12階で沢山花の採取を行った。
13階、サファイアの原石を採取。
生成しながら純度の高い宝石も取り出して収納に片付ける。
次の階層への階段に辿り着いたので一旦休憩する事にした。
いつも通り壁を調べながらさぐったらまだ宝石がありそうなので採取する。
「ん?ちょっと抵抗あるかな?」
ここの階層に来てから採取していたサファイアより魔力の抵抗が大きい。
集中して取り出してみた。
「うわぁ、ピンクサファイアだ」
「ほぅ、珍しいな」
かなり小さいけど純度の高いピンクサファイアが出てきた。
「新発見だね」
ウキウキしながら眺めていたらアイザックが呆れてる。
「多分、採取できるのはククルぐらいじゃないか?かなりの熟練度がいるぞ」
「そかな?アイザックも試してみたら?」
「気が向いたらな」
もはやツッコむ気にもならないみたいだ。
そんなの事は気にせず、お昼ご飯を堪能した。
「ハチミツ」
15階のボスは相変わらずの女王蜂。
さっくり倒してハチミツを手に入れた。
ボス部屋をでて安全地帯に到着。
今日はここまでなので野営の準備をする。
離れたところに攻略中の人がいるのでテントの影でこっそりルビーを採取した。
明日の攻略は20階層まで。
順調に進んでいるので大満足。
今日とて早々に就寝した。
翌日、16階からスタート。
特に変わった物もなく、18階にて一旦休憩。
19階にやってきた。
「アイザック、滝の裏側行こうよ」
前回は宝箱にはしゃぎ過ぎて壁を調べてなかった。
ふと思い出したので今回はゆっくり調査したい。
とりあえず滝を目指して進み、到着したので裏に回って細い道をすすんだ。
前と同じ様に宝箱があるので罠が無いか慎重に調べた。
特に異常はなさそうなので中身を確認するのに蓋を開けた。
「今回は何が入っている?」
「うんとね、なんだろ?」
中身を覗いたら一冊の本と長剣が入っていた。
「剣はアイザックのだと思うよ。私の身長じゃもてないもん。この本はなにかな?」
手に取り表紙を観ると『図鑑』とかいてある。
中を開くと初回採取日と素材、詳細に使用用途が書かれている。
ただ虫食いになっているところもあるのでどうやら今まで私が取り扱った物が記載されているみたいだ。
「うん、何となくしまっとこっかな」
「また、奇妙な物が入ってたな。多分ネル様か妖精達のおかげだろう」
「だね」
じっくり中を見たいとも思うけどとりあえず収納に片付けてまたの機会にすることにした。
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