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世界大会
第77話
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兵士「第一回戦、第七試合。魔法使い・マギー選手VS魔法剣士・ケーオ選手。」
マギー「去年のチャンピオンなんだってな。俺の魔法に耐えられるかな。」
ケーオ「雑魚め、すぐに終わらせてやる。」
マギー「それはこっちの台詞だぜ。」
ヘンリー「ケーオは見た目はあまり変わっていないな。構えも同じだしさ。」
ドーン「今は特にクスリも使っていないでしょう。ごく普通には見えますが。」
じじい「クスリ効いてる時以外は極普通なんだろ?確かにこれでは分からんわな。」
ニャン太「でも普通に強そうな雰囲気はあるぜ。」
ドーン「確かに…普通でもかなり強いはずなんです。」
兵士「バトル…スタート!」
マギー「これでも食らいやがれ、サンダー!」
マギーは開幕早々に雷属性の魔法を発動した。ケーオの情報に魔力が集まって一筋の雷が落ちる。
ギィン!
ケーオは剣でその雷を切り裂いた。視線はまっすぐマギーの方を向いたままだ。
マギー「な、なんだと。」
ケーオ「お前の魔法はそんなものか?」
ヘンリー「剣が変わっているな。属聖剣(何かしらの属性を持っている剣)なのか?」
じじい「雷を感電せずに切り裂いている。雷属性か光属性か闇属性だろうか。」
ドーン「雷属性は分かりますが…光や闇の属性でも可能なのですか?」
ニャン太「そうだな。光と闇の属性は他の属性よりワンランク上なんだ。実際に光属性の使い手なんて、じじい位しか居ないだろ?闇属性も…今はケーオが使うらしいけど。」
じじい「本来は高位の魔族しか使用しないもんな。」
マギー「これなら。サンダーボルト!」
サンダーの上位魔法、サンダーボルトだ。マギーの手に雷が集まり、それを一気に放った。
ギィン!
バチバチバチ
ケーオは魔法を剣で受け止める。剣に触れた魔法は次々と四散していく。
ケーオ「無駄だな。このトールハンマーに雷属性は通用しない。」
ケーオが剣を振るうと残りの雷が全てマギーへ跳ね返る。マギーは杖で受け止めるが、痺れが残ってしまう。
じじい「雷属性の剣の様だな。」
ニャン太「ハンマーって言ってるのに剣かよ。」
ケーオ「本物の雷属性魔法を教えてやろう。」
ケーオは剣に魔力を溜めて振りかざした。さっきのサンダーボルトに似たような雷撃がマギーを襲う。
マギー「ぐ、痺れて動けない…」
何とか杖を翳して雷撃を受け止めるも、ケーオの魔法はそれを物ともせずマギーを撃った。杖は破壊され、マギーの意識を刈り取られ倒れた。
ケーオ「終わりだな。」
兵士「それまで。ケーオ選手の勝利です。」
前回優勝者、という事もあるのか。あっさりした試合であったが、歓声は今日一番の大きさになった。
ヘンリー「何か、あんまり参考にはならなかったな。」
じじい「いや、ケーオが雷属性の剣を扱う事が分かった。」
ヘンリー「それはそうだけどさ。」
ドーン「サンダーへの反応も良かったですよ。」
ニャン太「そうだな。発動してからサンダーを見もせずに切り裂いてたしな。」
じじい「しかし、元々の自力でもかなり強いよな。何でクスリなんて…」
ドーン「そうですね。単純に更なる力を求めてしまったのか…何気なく使用してしまい、その効果に病みつきになってしまったのか…」
ヘンリー「ちょっと聞いて来ようか?」
ドーン「えっ?」
ヘンリー「試合が終わったからこっちへ戻って来るだろ?」
ヘンリーはそう言って廊下へ出て行った。
マギー「去年のチャンピオンなんだってな。俺の魔法に耐えられるかな。」
ケーオ「雑魚め、すぐに終わらせてやる。」
マギー「それはこっちの台詞だぜ。」
ヘンリー「ケーオは見た目はあまり変わっていないな。構えも同じだしさ。」
ドーン「今は特にクスリも使っていないでしょう。ごく普通には見えますが。」
じじい「クスリ効いてる時以外は極普通なんだろ?確かにこれでは分からんわな。」
ニャン太「でも普通に強そうな雰囲気はあるぜ。」
ドーン「確かに…普通でもかなり強いはずなんです。」
兵士「バトル…スタート!」
マギー「これでも食らいやがれ、サンダー!」
マギーは開幕早々に雷属性の魔法を発動した。ケーオの情報に魔力が集まって一筋の雷が落ちる。
ギィン!
ケーオは剣でその雷を切り裂いた。視線はまっすぐマギーの方を向いたままだ。
マギー「な、なんだと。」
ケーオ「お前の魔法はそんなものか?」
ヘンリー「剣が変わっているな。属聖剣(何かしらの属性を持っている剣)なのか?」
じじい「雷を感電せずに切り裂いている。雷属性か光属性か闇属性だろうか。」
ドーン「雷属性は分かりますが…光や闇の属性でも可能なのですか?」
ニャン太「そうだな。光と闇の属性は他の属性よりワンランク上なんだ。実際に光属性の使い手なんて、じじい位しか居ないだろ?闇属性も…今はケーオが使うらしいけど。」
じじい「本来は高位の魔族しか使用しないもんな。」
マギー「これなら。サンダーボルト!」
サンダーの上位魔法、サンダーボルトだ。マギーの手に雷が集まり、それを一気に放った。
ギィン!
バチバチバチ
ケーオは魔法を剣で受け止める。剣に触れた魔法は次々と四散していく。
ケーオ「無駄だな。このトールハンマーに雷属性は通用しない。」
ケーオが剣を振るうと残りの雷が全てマギーへ跳ね返る。マギーは杖で受け止めるが、痺れが残ってしまう。
じじい「雷属性の剣の様だな。」
ニャン太「ハンマーって言ってるのに剣かよ。」
ケーオ「本物の雷属性魔法を教えてやろう。」
ケーオは剣に魔力を溜めて振りかざした。さっきのサンダーボルトに似たような雷撃がマギーを襲う。
マギー「ぐ、痺れて動けない…」
何とか杖を翳して雷撃を受け止めるも、ケーオの魔法はそれを物ともせずマギーを撃った。杖は破壊され、マギーの意識を刈り取られ倒れた。
ケーオ「終わりだな。」
兵士「それまで。ケーオ選手の勝利です。」
前回優勝者、という事もあるのか。あっさりした試合であったが、歓声は今日一番の大きさになった。
ヘンリー「何か、あんまり参考にはならなかったな。」
じじい「いや、ケーオが雷属性の剣を扱う事が分かった。」
ヘンリー「それはそうだけどさ。」
ドーン「サンダーへの反応も良かったですよ。」
ニャン太「そうだな。発動してからサンダーを見もせずに切り裂いてたしな。」
じじい「しかし、元々の自力でもかなり強いよな。何でクスリなんて…」
ドーン「そうですね。単純に更なる力を求めてしまったのか…何気なく使用してしまい、その効果に病みつきになってしまったのか…」
ヘンリー「ちょっと聞いて来ようか?」
ドーン「えっ?」
ヘンリー「試合が終わったからこっちへ戻って来るだろ?」
ヘンリーはそう言って廊下へ出て行った。
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