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番外編1:ミカ盛大に喰われる? ※
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ミカは混乱の中にいた。
さっきまで、大切で大好きで愛してる二人に、息が詰まる程に抱き締められて、正直、今まで生きてきた中で一番の幸せな時を過ごしていた。はずだった……。
だのに、今は、心臓が止まりそうだ。
二人の目は、飢えた野獣も良いところで、血走った目が爛々と輝き、今にもこちらを喰い尽くさんばかり……。
いつの間にやら連れてこられた、大きな大きな天蓋付きの寝台の上で、最早逃げ場のないミカは、ひたりと背中がくっついたベッドボードに、めり込むほどに追い込まれていた。
「―――二人とも、ちょっと……大分、怖い」
正直に今の心境を吐露するミカに、甘やかにアンバーが微笑んでくるものの、目は、欲望に飢えた色が丸わかりである。
「ゴメンだけど、ミカ。待てない」
「珍しく意見が一致したな、マオー。俺も、もう無理だミカ」
セルリアンの目も以下同文で、熱に浮かされたように空色の瞳を潤ませ、ミカの手を取ると、その指先にキスを贈ってきた。
指先に触れたセルリアンの唇の熱さが、身体の神経を物凄い速度で駆け上がり、心臓に直撃で到達する。
燃料投下された心臓の鼓動は一気に跳ね上がり、身体中にその熱が一気に流れこんで、呼吸するのが辛い程に、息も吐けない。
いや、わかるけど。
二人とも、若いものね?
でもね、俺は、色事にはとんと疎くて、初心者も過ぎて、君たちしか知らないんだよ?―――いきなり三人なんて、ハードルが高すぎるったらない。
「ええとだね……その、なんというか、くっつけるのは嬉しいし、やぶさかでは……ないのだけれど―――ひとりづつとかってのは」
「「無理」」
一刀両断で却下されてしまっては、ミカにはもうどうしようもない。
「ホントはふたりっきりでシたいけど……」
アンバーが口籠ると、
「その間どっちが待つのかで、俺達、殺し合いになる」
セルリアンが溜息混じりに、きっぱりはっきり言い切って、二人して頷き合っている。
「待て―――ないの?」
「「うん」」
二人が首がもげそうに大きく頷いて、ミカの口元が緩む。
大きな図体に育ったけれど、こんなトコロは、自分が拾ったばかりの幼いあの頃と全然変わらない。
自分の所に来たばかりだったあの頃は、甘えるというコトも知らず、ただ、自分に纏わりついて、ひと時も離れずに、二人して自分のことを常に取り合っていた。
あの優しい時間の大切な子が、二人の大きな体の中に透けて見えて来る。
「マオー殺せば、ミカは俺だけのモノになるけど」
「同じ言葉を返してやる、ちびっ子」
「―――今は、その時間も惜しい」
「……そこは同意するが、お前じゃなかったら一緒なんて、許さんけどな」
「……俺もだ」
二人の中に見える、自分の記憶の中の愛すべき幼い子供たちの姿に、涙が滲んでくるのがわかる。
そんな自分の瞳の潤みに気付いたのか、ちゅっと、セルリアンが鼻先に悪戯気にキスをしてくると、今度はアンバーが右頬にちゅっとキスをくれた。
そのキスが伝えて来るのは「大好き」という心の声で、同時に伝えて来るのは「もういいかい?」という問いの気持ちだ。
「少しも、待てないくらい、俺が―――好き、なのか?」
それは違うと二人が同じく首を振って、ちょっとだけミカの表情が翳るのに、二人は、柔らかく笑んできた。
「一秒も待てないくらい愛してんだ」
「欲しくておかしくなりそうだ」
セルリアンの唇がミカの唇を塞いできて、確かめるようにその舌で上唇と下唇をなぞって来た。
「良いよ」の意味を込めて、薄くそれを開くと、口腔の内部に柔らかい舌が潜り込んで来て、最初は優しかったけれども、どんどんと容赦が無くなり、逃がさないとばかりに強く吸いつかれては、もう、息もできない。
「……んぅ―――っん?!」
セルリアンの手により上衣を乱暴にはぎ取られたのには気付いていたが、下衣の前を寛がされて、自分自身に触れてきたアンバーの手がソレを包み込むなり、温かいモノに包まれた。
アンバーの舌がミカのモノを優しく舐め上げて、先端の鈴口を突いたと思ったら、そのまま深く飲み込んでいく。どこで覚えたのか巧みな両手が、根元を刺激し、後孔を刺激してきて、堪らずに身を捩り離れようとしても、二人は容赦なくミカを拘束し逃がそうとはしない。
深い口付けと、下肢を嬲る、湿った水音が耳と感覚までを犯していく。
与えられる下肢への刺激と、甘いが容赦のない口付けに、全身が震えて、生理的な涙が目尻から頬に流れていく。これだけでももう耐えられない程の快楽だというのに、セルリアンの手が、胸の尖りを摘まみ上げて更に刺激的な快楽を増長させて来る。
「あっ?!……ヤ、ん―――っ!」
こんなの知らない。
前の時だって、こんなには性急に俺を抱いたりしなかったのに、二人とも本当に、容赦がないというか、余裕がなさすぎる……!
「や―――、む、むりっあ……ン!!」
「なんも考えなくていいから、ミカ……」
ぺろりと俺のモノを舐めて言ってくるアンバーの息にもソレが反応してしまうのが、止めようもない。
「舐め―ながら、話……さない、で―っんン――!」
「ミカは、いいから全部―――感じてて」
セルリアンが首筋を舐め上げて吸いついて、耳朶を舐めたかと思ったら、中まで舐めてきて、そんなことでも全身が痺れてしまって、自分の体は一体どうなっているのか、理解が追い付かない。
「一回イって、ミカ?ミカので、ココを解すから」
何を言い出してるのかな、アンバー?
イって、て何?
ココって、聞きたくないけど、どこ?
聞くに聞けない、もう頭がショートしてしまっているミカの後孔に、アンバーが舌を差し入れてきた。
「―――っあ、アンバー!そんな、トコ……ダ、メ―――んんン!」
「ミカ、こっちにも集中して」
荒々しく唇に喰いついてきたセルリアンが、ミカを嬲るように口腔内全てを舐めまわしてくる。
仲が悪い風でいて、誰よりも本当は仲が良くて、互いの考えなんて口に出さなくても分かり合っている、本当の兄弟よりも強い絆で結ばれている二人にタッグを組んでこられたら、こっちは白旗を上げるしかない。
アンバーには下肢を、セルリアンには上半身を、二人に追い詰められて、もう頭の中が真っ白で何も考えられなくなって、ミカは自身の欲を放った。
「―――っんんん!!はっ……あ」
荒い呼吸に胸が破裂しそうだ。
肩で息をしながらなんとか呼吸を整えようとしているミカの前に、アンバーが顔を上げた。
整った綺麗な顔に、ミカの欲を被っている。
「……あ、ア……ンバ―――ごめ、ん」
「ごめんなんてない」
口元の白濁を舌で舐めて、アンバーが口を開いた。
「―――じゃあ、いい?」
何が?と言葉が口をついて出そうになったのを、セルリアンが寸前で止めた。
「ダメに決まってるだろ、腐れマオーが。俺が先だ」
「テメーこそ引っ込んでろ、ちびっ子が。俺が先に決まってっだろ?!」
未だ息が整わず、青息吐息のミカの前で繰り広げられる、可愛らしいとは決して言えない兄弟喧嘩を見ながら、ミカはとんでもない程に幸せそうに笑った。
還ってきたな。
心から、そう思ったのだ。
さっきまで、大切で大好きで愛してる二人に、息が詰まる程に抱き締められて、正直、今まで生きてきた中で一番の幸せな時を過ごしていた。はずだった……。
だのに、今は、心臓が止まりそうだ。
二人の目は、飢えた野獣も良いところで、血走った目が爛々と輝き、今にもこちらを喰い尽くさんばかり……。
いつの間にやら連れてこられた、大きな大きな天蓋付きの寝台の上で、最早逃げ場のないミカは、ひたりと背中がくっついたベッドボードに、めり込むほどに追い込まれていた。
「―――二人とも、ちょっと……大分、怖い」
正直に今の心境を吐露するミカに、甘やかにアンバーが微笑んでくるものの、目は、欲望に飢えた色が丸わかりである。
「ゴメンだけど、ミカ。待てない」
「珍しく意見が一致したな、マオー。俺も、もう無理だミカ」
セルリアンの目も以下同文で、熱に浮かされたように空色の瞳を潤ませ、ミカの手を取ると、その指先にキスを贈ってきた。
指先に触れたセルリアンの唇の熱さが、身体の神経を物凄い速度で駆け上がり、心臓に直撃で到達する。
燃料投下された心臓の鼓動は一気に跳ね上がり、身体中にその熱が一気に流れこんで、呼吸するのが辛い程に、息も吐けない。
いや、わかるけど。
二人とも、若いものね?
でもね、俺は、色事にはとんと疎くて、初心者も過ぎて、君たちしか知らないんだよ?―――いきなり三人なんて、ハードルが高すぎるったらない。
「ええとだね……その、なんというか、くっつけるのは嬉しいし、やぶさかでは……ないのだけれど―――ひとりづつとかってのは」
「「無理」」
一刀両断で却下されてしまっては、ミカにはもうどうしようもない。
「ホントはふたりっきりでシたいけど……」
アンバーが口籠ると、
「その間どっちが待つのかで、俺達、殺し合いになる」
セルリアンが溜息混じりに、きっぱりはっきり言い切って、二人して頷き合っている。
「待て―――ないの?」
「「うん」」
二人が首がもげそうに大きく頷いて、ミカの口元が緩む。
大きな図体に育ったけれど、こんなトコロは、自分が拾ったばかりの幼いあの頃と全然変わらない。
自分の所に来たばかりだったあの頃は、甘えるというコトも知らず、ただ、自分に纏わりついて、ひと時も離れずに、二人して自分のことを常に取り合っていた。
あの優しい時間の大切な子が、二人の大きな体の中に透けて見えて来る。
「マオー殺せば、ミカは俺だけのモノになるけど」
「同じ言葉を返してやる、ちびっ子」
「―――今は、その時間も惜しい」
「……そこは同意するが、お前じゃなかったら一緒なんて、許さんけどな」
「……俺もだ」
二人の中に見える、自分の記憶の中の愛すべき幼い子供たちの姿に、涙が滲んでくるのがわかる。
そんな自分の瞳の潤みに気付いたのか、ちゅっと、セルリアンが鼻先に悪戯気にキスをしてくると、今度はアンバーが右頬にちゅっとキスをくれた。
そのキスが伝えて来るのは「大好き」という心の声で、同時に伝えて来るのは「もういいかい?」という問いの気持ちだ。
「少しも、待てないくらい、俺が―――好き、なのか?」
それは違うと二人が同じく首を振って、ちょっとだけミカの表情が翳るのに、二人は、柔らかく笑んできた。
「一秒も待てないくらい愛してんだ」
「欲しくておかしくなりそうだ」
セルリアンの唇がミカの唇を塞いできて、確かめるようにその舌で上唇と下唇をなぞって来た。
「良いよ」の意味を込めて、薄くそれを開くと、口腔の内部に柔らかい舌が潜り込んで来て、最初は優しかったけれども、どんどんと容赦が無くなり、逃がさないとばかりに強く吸いつかれては、もう、息もできない。
「……んぅ―――っん?!」
セルリアンの手により上衣を乱暴にはぎ取られたのには気付いていたが、下衣の前を寛がされて、自分自身に触れてきたアンバーの手がソレを包み込むなり、温かいモノに包まれた。
アンバーの舌がミカのモノを優しく舐め上げて、先端の鈴口を突いたと思ったら、そのまま深く飲み込んでいく。どこで覚えたのか巧みな両手が、根元を刺激し、後孔を刺激してきて、堪らずに身を捩り離れようとしても、二人は容赦なくミカを拘束し逃がそうとはしない。
深い口付けと、下肢を嬲る、湿った水音が耳と感覚までを犯していく。
与えられる下肢への刺激と、甘いが容赦のない口付けに、全身が震えて、生理的な涙が目尻から頬に流れていく。これだけでももう耐えられない程の快楽だというのに、セルリアンの手が、胸の尖りを摘まみ上げて更に刺激的な快楽を増長させて来る。
「あっ?!……ヤ、ん―――っ!」
こんなの知らない。
前の時だって、こんなには性急に俺を抱いたりしなかったのに、二人とも本当に、容赦がないというか、余裕がなさすぎる……!
「や―――、む、むりっあ……ン!!」
「なんも考えなくていいから、ミカ……」
ぺろりと俺のモノを舐めて言ってくるアンバーの息にもソレが反応してしまうのが、止めようもない。
「舐め―ながら、話……さない、で―っんン――!」
「ミカは、いいから全部―――感じてて」
セルリアンが首筋を舐め上げて吸いついて、耳朶を舐めたかと思ったら、中まで舐めてきて、そんなことでも全身が痺れてしまって、自分の体は一体どうなっているのか、理解が追い付かない。
「一回イって、ミカ?ミカので、ココを解すから」
何を言い出してるのかな、アンバー?
イって、て何?
ココって、聞きたくないけど、どこ?
聞くに聞けない、もう頭がショートしてしまっているミカの後孔に、アンバーが舌を差し入れてきた。
「―――っあ、アンバー!そんな、トコ……ダ、メ―――んんン!」
「ミカ、こっちにも集中して」
荒々しく唇に喰いついてきたセルリアンが、ミカを嬲るように口腔内全てを舐めまわしてくる。
仲が悪い風でいて、誰よりも本当は仲が良くて、互いの考えなんて口に出さなくても分かり合っている、本当の兄弟よりも強い絆で結ばれている二人にタッグを組んでこられたら、こっちは白旗を上げるしかない。
アンバーには下肢を、セルリアンには上半身を、二人に追い詰められて、もう頭の中が真っ白で何も考えられなくなって、ミカは自身の欲を放った。
「―――っんんん!!はっ……あ」
荒い呼吸に胸が破裂しそうだ。
肩で息をしながらなんとか呼吸を整えようとしているミカの前に、アンバーが顔を上げた。
整った綺麗な顔に、ミカの欲を被っている。
「……あ、ア……ンバ―――ごめ、ん」
「ごめんなんてない」
口元の白濁を舌で舐めて、アンバーが口を開いた。
「―――じゃあ、いい?」
何が?と言葉が口をついて出そうになったのを、セルリアンが寸前で止めた。
「ダメに決まってるだろ、腐れマオーが。俺が先だ」
「テメーこそ引っ込んでろ、ちびっ子が。俺が先に決まってっだろ?!」
未だ息が整わず、青息吐息のミカの前で繰り広げられる、可愛らしいとは決して言えない兄弟喧嘩を見ながら、ミカはとんでもない程に幸せそうに笑った。
還ってきたな。
心から、そう思ったのだ。
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