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「お父様、お母様ー!」
泣きながらアリシアが、扉から入ってきた。
今日、到着すると連絡が来ていたのでモルト家、ワイス家と皆、集まっております。
「アリシア、取りあえず落ち着いて座りなさい」
「おかえりなさい、無事に着いて良かったわ」
「お母様ー!私…私…」
「落ち着きなさい!落ち着いて、どういう事か、説明しなさい」
「お父様…サイードが…サイードが誤解して…子供も取り上げられて…離縁するから国に帰れと…私が誤解を解こうと謁見をお願いしても取り上げて貰えなくて…私、悪くはないのに…ううぅぅぅ…」
「まぁなんて事…産まれたばかりの子供を取り上げるなんて…」
「私、子供が欲しくて欲しくて、やっと産まれて来てくれのに…取り上げられてから会わして貰えなくて…親だと名乗る事も禁止されて…」
「酷いわ!」
「アーノルド、レイモンド、陛下に頼んでザイル国に抗議出来ないの?このままではアリシアが可哀想よ!」
「「・・・」」
***
その遣り取りを見ていたサイモンと、アルフレッドは、
「本当だと思うか?サイード王子が何も調べずに、そんな事をするとは思えないんだが…」
「第6と言っても王子だろ?留学までする王子が、冤罪なんて犯すか?」
「父上達も、アリシアに騙されて、流されないと良いが…」
「嫌っ!そんな事するなら当主交代だ!!」
「大丈夫だよ!お前達の父親は、そんなに馬鹿じゃない」
「「レオン兄さん」」
「それにしても、アリシアは相変わらずの様だ。」
***
「お姉様、落ち着いて下さい。サイード王子は、一体、何を誤解されたのですか?離縁される程の誤解とは何なのです?」
「それは…」
言えるわけ無いじゃない!私が実は第3夫人で、公妾にサイードを取られたから取り返そうと計画して公妾と私が良いなぁ♡と思っていた庭師を会わせたら駆け落ちしてしまって、それを侍女に私が手引きしたと濡れ衣を着せられたなんて、私のプライドが許さないわよっ!!
「それは?」
「サイードの立場に関わることだから言えないわ」
「アリシアは、サイード王子に、誤解されて捨てられたんだろう?ならば王子の立場なんて気にしないで自分の汚名をそそいだ方が良いんじゃないか?」
「エドワード…それはそうなんだけれど…」
「アリシアも、着いたばかりで、疲れているだろう。もう部屋で休みなさい」
「はい、お父様。ありがとうございます」
助かったわ~!お父様、ナイス!!
***
「どう思う?レイモンド」
「アリシアは、何かを隠しているなっ」
「やはり、そう思うか…」
「ああ、間違いない」
「少し、調べてみるか…」
「良いのか?アリシアに不都合な事かも知れないのだぞ」
「分かってる…でもこのまま知らないなんて出来ないだろう」
「アーノルド、何か有ったら、いつでも言え!俺とお前は、親友だろ!」
「ありがとう」
「ソフィア、大丈夫?」
「ありがとう!リリア」
「アリシアの件は、アーノルドに任せましょう」
「ええ、分かっているわ」
分かっているわ…アリシアが何かを隠している事も…
でも、娘ですもの、何が有ってもアリシアを信じたい。
泣きながらアリシアが、扉から入ってきた。
今日、到着すると連絡が来ていたのでモルト家、ワイス家と皆、集まっております。
「アリシア、取りあえず落ち着いて座りなさい」
「おかえりなさい、無事に着いて良かったわ」
「お母様ー!私…私…」
「落ち着きなさい!落ち着いて、どういう事か、説明しなさい」
「お父様…サイードが…サイードが誤解して…子供も取り上げられて…離縁するから国に帰れと…私が誤解を解こうと謁見をお願いしても取り上げて貰えなくて…私、悪くはないのに…ううぅぅぅ…」
「まぁなんて事…産まれたばかりの子供を取り上げるなんて…」
「私、子供が欲しくて欲しくて、やっと産まれて来てくれのに…取り上げられてから会わして貰えなくて…親だと名乗る事も禁止されて…」
「酷いわ!」
「アーノルド、レイモンド、陛下に頼んでザイル国に抗議出来ないの?このままではアリシアが可哀想よ!」
「「・・・」」
***
その遣り取りを見ていたサイモンと、アルフレッドは、
「本当だと思うか?サイード王子が何も調べずに、そんな事をするとは思えないんだが…」
「第6と言っても王子だろ?留学までする王子が、冤罪なんて犯すか?」
「父上達も、アリシアに騙されて、流されないと良いが…」
「嫌っ!そんな事するなら当主交代だ!!」
「大丈夫だよ!お前達の父親は、そんなに馬鹿じゃない」
「「レオン兄さん」」
「それにしても、アリシアは相変わらずの様だ。」
***
「お姉様、落ち着いて下さい。サイード王子は、一体、何を誤解されたのですか?離縁される程の誤解とは何なのです?」
「それは…」
言えるわけ無いじゃない!私が実は第3夫人で、公妾にサイードを取られたから取り返そうと計画して公妾と私が良いなぁ♡と思っていた庭師を会わせたら駆け落ちしてしまって、それを侍女に私が手引きしたと濡れ衣を着せられたなんて、私のプライドが許さないわよっ!!
「それは?」
「サイードの立場に関わることだから言えないわ」
「アリシアは、サイード王子に、誤解されて捨てられたんだろう?ならば王子の立場なんて気にしないで自分の汚名をそそいだ方が良いんじゃないか?」
「エドワード…それはそうなんだけれど…」
「アリシアも、着いたばかりで、疲れているだろう。もう部屋で休みなさい」
「はい、お父様。ありがとうございます」
助かったわ~!お父様、ナイス!!
***
「どう思う?レイモンド」
「アリシアは、何かを隠しているなっ」
「やはり、そう思うか…」
「ああ、間違いない」
「少し、調べてみるか…」
「良いのか?アリシアに不都合な事かも知れないのだぞ」
「分かってる…でもこのまま知らないなんて出来ないだろう」
「アーノルド、何か有ったら、いつでも言え!俺とお前は、親友だろ!」
「ありがとう」
「ソフィア、大丈夫?」
「ありがとう!リリア」
「アリシアの件は、アーノルドに任せましょう」
「ええ、分かっているわ」
分かっているわ…アリシアが何かを隠している事も…
でも、娘ですもの、何が有ってもアリシアを信じたい。
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