【完結】私の事は気にせずに、そのままイチャイチャお続け下さいませ ~私も婚約解消を目指して頑張りますから~

山葵

文字の大きさ
2 / 10

2

しおりを挟む
まったくミモルザと言う女は可愛げがない。

侯爵に頼まれて、この俺が、イケメンと賞される俺が婚約者になってやったというのに、愛想もなければ媚も売ってこない。

おまけに他の女とイチャイチャしても怒りもしなければ、文句も言ってこない。

「あぁそうか…文句を言って婚約解消されたら困るからだなっ!ふーん自分の立場を分かっているじゃないかっ!」

そうと分かれば…と俺は、ミモルザに見える様に、色んな女を側に置いた。

低位貴族の女に、ちょっと声を掛ければ、馬鹿な女は直ぐにベッドを共にした。

少し度が過ぎた時は、父上に怒鳴られたけれど、ミモルザが何も言わないんだから構うものかっ。

だが、最近になってミモルザの周りを父上の後釜と言われているギブソンがウロチョロしている。

ミモルザも、俺というイケメン婚約者が居るのに追い払う事もせずに仲良くしているのは何故だ!?

本来なら、父上の子である俺が次期宰相になっても良いのに、ちょぉーと…いや、かなりか?頭が良いからって、なぜギブソンが後釜なんだ?

あぁ考えていたら、また腹が立ってきた!!

「憂さ晴らしに遊びに…マリアでも抱きに行くか」

レイラインは、馬車を用意させ男爵家に向かった。



「またレイラインは居ないのか?」

夕食の時間になってもレイラインは、戻ってきていなかった。

「あなた、申し訳ありません。わたくしの教育がなって無かったばかりに…」

「お前のせいばかりでは無い。しかし、このままでは、ミモルザ嬢に何時、婚約破棄を告げられるか…あいつは自分の立場を全く理解しておらん。アマンダ…最悪の事態も覚悟しておけ。ロベルト、レイラインに何かあったら、我が侯爵家は、お前が継げ」

「えぇー嫌だよ!僕は騎士団に入ると決めているんですから」

「もしもの時だ!そうならない様にレイラインを何とかしないと…」



マリアの所から戻ると執事から、父上が呼んでいると言われた。

「はぁーまたお小言か…体調が悪くて寝込んだと言って置いてくれ!俺は疲れたから寝る!」

少しぐらい遊んだからと何だと言うのだ。

高位貴族の男達は、遊んでいてる奴らなんて沢山いる。それに手を出しているのは低位貴族の女達…何かあっても金さえ出せば、どうにでもなる相手だ。

全く父上は、母上一筋で融通が聞かない。

人生楽しまなくてどうする?

俺みたいにイケメンが遊ばなくてどうする!?

まぁ婚約者がミモルザの様な女じゃなく、絶世の美女や聖女の様な女だったら、俺も違ったんだろうなぁー。

俺は知らなかった…ミモルザが婚約解消に向けて着々と事を進めている事に…。

それが俺の人生を狂わせる事になるとは…。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

私を捨てた皆様、どうぞその選択を後悔なさってください 〜婚約破棄された令嬢の、遅すぎる謝罪はお断りです〜

くろねこ
恋愛
王太子の婚約者として尽くしてきた公爵令嬢エリシアは、ある日突然、身に覚えのない罪で断罪され婚約破棄を言い渡される。 味方だと思っていた家族も友人も、誰一人として彼女を庇わなかった。 ――けれど、彼らは知らなかった。 彼女こそが国を支えていた“本当の功労者”だったことを。 すべてを失ったはずの令嬢が選んだのは、 復讐ではなく「関わらない」という選択。 だがその選択こそが、彼らにとって最も残酷な“ざまぁ”の始まりだった。

婚約破棄の夜の余韻~婚約者を奪った妹の高笑いを聞いて姉は旅に出る~

岡暁舟
恋愛
第一王子アンカロンは婚約者である公爵令嬢アンナの妹アリシアを陰で溺愛していた。そして、そのことに気が付いたアンナは二人の関係を糾弾した。 「ばれてしまっては仕方がないですわね?????」 開き直るアリシアの姿を見て、アンナはこれ以上、自分には何もできないことを悟った。そして……何か目的を見つけたアンナはそのまま旅に出るのだった……。

もう我慢したくないので自由に生きます~一夫多妻の救済策~

岡暁舟
恋愛
第一王子ヘンデルの妻の一人である、かつての侯爵令嬢マリアは、自分がもはや好かれていないことを悟った。 「これからは自由に生きます」 そう言い張るマリアに対して、ヘンデルは、 「勝手にしろ」 と突き放した。

姉が私の婚約者と仲良くしていて、婚約者の方にまでお邪魔虫のようにされていましたが、全員が勘違いしていたようです

珠宮さくら
恋愛
オーガスタ・プレストンは、婚約者している子息が自分の姉とばかり仲良くしているのにイライラしていた。 だが、それはお互い様となっていて、婚約者も、姉も、それぞれがイライラしていたり、邪魔だと思っていた。 そこにとんでもない勘違いが起こっているとは思いもしなかった。

私から婚約者を奪うことに成功した姉が、婚約を解消されたと思っていたことに驚かされましたが、厄介なのは姉だけではなかったようです

珠宮さくら
恋愛
ジャクリーン・オールストンは、婚約していた子息がジャクリーンの姉に一目惚れしたからという理由で婚約を解消することになったのだが、そうなった原因の贈られて来たドレスを姉が欲しかったからだと思っていたが、勘違いと誤解とすれ違いがあったからのようです。 でも、それを全く認めない姉の口癖にもうんざりしていたが、それ以上にうんざりしている人がジャクリーンにはいた。

婚約者の不倫相手は妹で?

岡暁舟
恋愛
 公爵令嬢マリーの婚約者は第一王子のエルヴィンであった。しかし、エルヴィンが本当に愛していたのはマリーの妹であるアンナで…。一方、マリーは幼馴染のアランと親しくなり…。

わたしは婚約者の不倫の隠れ蓑 side story

岡暁舟
恋愛
本編に登場する主人公マリアの婚約相手、王子スミスの物語。スミス視点で生い立ちから描いていきます。

【完結】真面目だけが取り柄の地味で従順な女はもうやめますね

祈璃
恋愛
「結婚相手としては、ああいうのがいいんだよ。真面目だけが取り柄の、地味で従順な女が」 婚約者のエイデンが自分の陰口を言っているのを偶然聞いてしまったサンドラ。 ショックを受けたサンドラが中庭で泣いていると、そこに公爵令嬢であるマチルダが偶然やってくる。 その後、マチルダの助けと従兄弟のユーリスの後押しを受けたサンドラは、新しい自分へと生まれ変わることを決意した。 「あなたの結婚相手に相応しくなくなってごめんなさいね。申し訳ないから、あなたの望み通り婚約は解消してあげるわ」  ***** 全18話。 過剰なざまぁはありません。

処理中です...