【完結】婚約破棄?勘当?私を嘲笑う人達は私が不幸になる事を望んでいましたが、残念ながら不幸になるのは貴方達ですよ♪

山葵

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番外編 その後の4人

☆ランバルド


どうしてこんな事になってしまったのだろう?

辺境の地で僕は幽閉されている。

窓から見える景色は山と荒れ野原。
毎日代わり映えのしない景色。

誰も訪ねて来ない部屋に僕は1人。
食事は、扉の小窓から差し入れられ、会話をする事もないから、持ってきているのが男なのか女なのかも分からない。

ここに居れば、働かなくとも衣食住は保証されている。
王子として育った僕には、平民の生活は無理だ。
いやマリアーナとならば、平民でも暮らしていけるのではと、国王陛下から断罪された時は思ったよ。
しかしマリアーナは、僕が思っていたよりも常識もなく馬鹿な女だった。
あんな女と暮らしていたら、僕は気が狂ってしまう。

ならば幽閉にしようと国王陛下に告げた。

正直、国王陛下と言えど僕の父親なのだ。
きっと1ヶ月もすれば迎えに来てくれると思っていた。

しかし1ヶ月が過ぎ、3ヶ月が過ぎた。

どうやら僕は本当に捨てられたのだ。
シンシアと婚約破棄したばかりに、僕は王子としての人生を転げ落ちた。
婚約破棄さえしなければ、シンシアと結婚してジラルダ侯爵として生きていけたのに…。

確かに王命を忘れて婚約破棄したよ。
10年も経てば王命だった事なんて忘れちゃうでしょう?
それに僕は国王陛下の息子だよ。王子なんだよ!
1度くらい命令に背いたからと簡単に息子を切り捨てる?
これじゃあ親子喧嘩も出来ないじゃん!
した事ないけど…。

大体、モラダバル帝国の王妃の姪だと、あの時にシンシアが言えば婚約破棄などしなかったんだ。
僕は忘れてたんだから悪くない!

ジラルダ侯爵も、夫人も、僕がシンシアに会いに行ってるのに、シンシアでなくマリアーナと2人きりにするのがおかしいんだ。

それもマリアーナの自室に通すって、それって娘を食って下さい!と言ってるよね?
据え膳食わねば男の恥と言うでしょう。
差し出されたんだもの、僕は悪くない!

マリアーナも、義姉の婚約者の僕に色目を使ってさぁー。
普通は、義姉の婚約者を奪おうなんて思わないよね?
僕は、あの女に騙されたんだよ!
あの女が悪いんだ!!

誰か僕の話しを聞いてよ!

ランバルド殿下は、悪くないです!と言ってよ。

誰でも良いから、僕に会いに来て。

寂しいよぉー。

誰か、誰かお願い!!
僕をここから救い出してーーー!!!

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