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4.あの夜の続き***
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太ももが両側に割り開かれる。
「きゃっ」
「びっしょりだな」
顔が発火したかのように熱くなった。自分でもわかっていても、まじまじと見られながら言葉で指摘されるのはたまらなく恥ずかしい。
ベビードールと同じ生地でできたショーツは、腰の両側でひもを結ぶタイプで、覆うべき場所の布の面積も小さい。
「透けてるうえに濡らして色まで変えて。エロくてたまらない」
「やだ、言わないで……」
彼は腰の横で結ばれたリボンを指で摘まむと、ゆっくりと引っ張った。あと少しで結び目がほどける、というところで彼は私の耳元に唇を寄せた。
「そんなに俺との初夜が待ち遠しかった?」
「それは」
「俺は待ち遠しかったよ」
反対の手がするりと薬指のつけ根をなぞる。
「あの日からずっと、早くおまえを抱きたくてたまらなかった」
言い終わると同時に、シュルリと結び目が音を立てた。
ほとんど隠せていないとわかっていても、その場所をあらわにすることにとてつもない緊張が走る。心臓が早鐘を打ち、体温が見る見る上がっていく。
「昔から勉強でも運動でも、いつだって一生懸命だったよな。真面目だけど負けず嫌いなんだよな、基本。そんなおまえに教えるのはやりがいがあったし、俺も楽しかった」
どうして今、昔の話なんて……。
脈絡のない言葉を不思議に思って顔を上げたら、蠱惑的な瞳とぶつかった。
「これからもずっと俺が教えてやる。イイことも悪いことも全部な」
言い終わると同時に彼はリボンを勢いよく引いた。
「あ……っ」
とっさに足を閉じようとしたが、内ももを押さえつけていてできない。濡れた秘所にすうっと空気が触れ、目をぎゅっとつむった。
自分でも見たことのない箇所を見られているのかと思ったら、頭が煮えそうなくらい恥ずかしい。それなのに体の内側からとろりと蕩け出してくるものを自分ではどうすることもできない。
「誰も見たことがないおまえを全部見たい」
こんな姿誰にも見せたことない! そう心の中で叫ぶが声にはならない。羞恥と緊張で喉が張りついたようになっていて動かせない。
「手始めに、俺が知らない場所を無くさないとな」
言うや否や、彼が足の間に顔をうずめた。
「だめっ!」
慌てて彼の頭を押し返そうとしたが、ぬるりと生温かい感触が花弁を這う。
「あっ」
体をよじると両ひざをがっちりと押さえられる。舌が花弁を割り入ってきた。
「だめっ、そんな……あぁっ」
花弁に守られていた小さな実を見つけられ、舌先でべろりと舐められた。ビリビリと電流が走ったようになって背中が弓なりにしなる。夢中で逃げようとする私の動きなど彼はものともしない。
ざらざらした舌の表面でそっと花蕾を撫でられ、体の芯がきゅうっとわなないた。絞り出されたようにとろりとした蜜があふれ出す。彼はそれを舌ですくって花蕾にまとわせる。
「はっ、もぅ……やっ……ぁっ」
押し寄せてくる快楽の波に身震いする。必死に頭を振ってやめてと懇願するが、一向にやむ気配はない。ジュウッと音を立てて蕾を吸い上げられた。
「あ……あぁぁっ」
目の前でチカチカと閃光のようなものが走り、快感が弾けた。
「きゃっ」
「びっしょりだな」
顔が発火したかのように熱くなった。自分でもわかっていても、まじまじと見られながら言葉で指摘されるのはたまらなく恥ずかしい。
ベビードールと同じ生地でできたショーツは、腰の両側でひもを結ぶタイプで、覆うべき場所の布の面積も小さい。
「透けてるうえに濡らして色まで変えて。エロくてたまらない」
「やだ、言わないで……」
彼は腰の横で結ばれたリボンを指で摘まむと、ゆっくりと引っ張った。あと少しで結び目がほどける、というところで彼は私の耳元に唇を寄せた。
「そんなに俺との初夜が待ち遠しかった?」
「それは」
「俺は待ち遠しかったよ」
反対の手がするりと薬指のつけ根をなぞる。
「あの日からずっと、早くおまえを抱きたくてたまらなかった」
言い終わると同時に、シュルリと結び目が音を立てた。
ほとんど隠せていないとわかっていても、その場所をあらわにすることにとてつもない緊張が走る。心臓が早鐘を打ち、体温が見る見る上がっていく。
「昔から勉強でも運動でも、いつだって一生懸命だったよな。真面目だけど負けず嫌いなんだよな、基本。そんなおまえに教えるのはやりがいがあったし、俺も楽しかった」
どうして今、昔の話なんて……。
脈絡のない言葉を不思議に思って顔を上げたら、蠱惑的な瞳とぶつかった。
「これからもずっと俺が教えてやる。イイことも悪いことも全部な」
言い終わると同時に彼はリボンを勢いよく引いた。
「あ……っ」
とっさに足を閉じようとしたが、内ももを押さえつけていてできない。濡れた秘所にすうっと空気が触れ、目をぎゅっとつむった。
自分でも見たことのない箇所を見られているのかと思ったら、頭が煮えそうなくらい恥ずかしい。それなのに体の内側からとろりと蕩け出してくるものを自分ではどうすることもできない。
「誰も見たことがないおまえを全部見たい」
こんな姿誰にも見せたことない! そう心の中で叫ぶが声にはならない。羞恥と緊張で喉が張りついたようになっていて動かせない。
「手始めに、俺が知らない場所を無くさないとな」
言うや否や、彼が足の間に顔をうずめた。
「だめっ!」
慌てて彼の頭を押し返そうとしたが、ぬるりと生温かい感触が花弁を這う。
「あっ」
体をよじると両ひざをがっちりと押さえられる。舌が花弁を割り入ってきた。
「だめっ、そんな……あぁっ」
花弁に守られていた小さな実を見つけられ、舌先でべろりと舐められた。ビリビリと電流が走ったようになって背中が弓なりにしなる。夢中で逃げようとする私の動きなど彼はものともしない。
ざらざらした舌の表面でそっと花蕾を撫でられ、体の芯がきゅうっとわなないた。絞り出されたようにとろりとした蜜があふれ出す。彼はそれを舌ですくって花蕾にまとわせる。
「はっ、もぅ……やっ……ぁっ」
押し寄せてくる快楽の波に身震いする。必死に頭を振ってやめてと懇願するが、一向にやむ気配はない。ジュウッと音を立てて蕾を吸い上げられた。
「あ……あぁぁっ」
目の前でチカチカと閃光のようなものが走り、快感が弾けた。
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