23 / 68
23 ◇ 勝負にでる少女
しおりを挟む
23 ◇ 勝負にでる少女
「中学2年の後半からどんどん身長が伸びてガタイも逞しくなっていって
母に対して自信がついた。
母に対してっていうか大人全般っていうか、もう小さなままの子供じゃ
ないぞっていう感じ?
その頃出入りしてた男に新しい女ができて母と男が揉めにもめてね、
母ったらお金もいっぱいその男に貢いでたのに捨てられの。
見ていてたまらなかったわぁ。
女もここまで落ちぶれたらおしまいだぁ~、だははっていう感じで
見てたわね。
ちょうど、もうすぐ義務教育も終わろうとしていた頃だった。
自分の人生がかかってたから、一か八かで勝負に出たの」
「やるぅ~ 紀ちゃんすごい。
ぞくぞくしてきた。
次……早くはやく」
「おかあさん『やっと……やっと男と切れたんだから
もう2度と家に男を入れるのは止めてほしい』って母に言ったの。
返事をしない母親に更に言った。
付き合うのまでは口出ししないけど、もしまた今までのように家に上げたり
したら、私にも覚悟があるからって。
そしたら、母親を脅すのか恐ろしい子だよ、とかなんとか言ってたな。
私の忠告が効いたのかたまたま男日照りが続いただけなのか、しばらく
ふたりだけの平穏な日が続いたんだけど、もう卒業目前って頃にあの女
ほろ酔いかげんで男連れ込んできやがった。
それからその男は当然のように居ついたわ。
私はすごく母親にムカついてた。
ある夜のこと、母親がすぐ側にいるのにそいつ、私をっていうか
私の身体を舐めまわすように見てるの。
気持ち悪かったけど、えいっままよっと自分の人生かけての大勝負に出た。
男はかなり酔ってたし母も結構飲んでたかな。
ふたりは和室で何やらグタグタ楽し気に話してたけど、そのうち
男が水を取りにキッチンに来てコップ一杯の水をごくごく
喉を鳴らせて飲んだわ。
で、コップを置きながら傍に立ってた私のほうに視線を向けたの。
なんとも言えない本当に気色悪い表情だったわ。
だけど、そんなこと言ってられない、ここで勝負しなきゃって
私は男の目の前で上に着ていたTシャツを首から抜いて上半身下着姿に
なって胸を強調しながら言ったの」
「中学2年の後半からどんどん身長が伸びてガタイも逞しくなっていって
母に対して自信がついた。
母に対してっていうか大人全般っていうか、もう小さなままの子供じゃ
ないぞっていう感じ?
その頃出入りしてた男に新しい女ができて母と男が揉めにもめてね、
母ったらお金もいっぱいその男に貢いでたのに捨てられの。
見ていてたまらなかったわぁ。
女もここまで落ちぶれたらおしまいだぁ~、だははっていう感じで
見てたわね。
ちょうど、もうすぐ義務教育も終わろうとしていた頃だった。
自分の人生がかかってたから、一か八かで勝負に出たの」
「やるぅ~ 紀ちゃんすごい。
ぞくぞくしてきた。
次……早くはやく」
「おかあさん『やっと……やっと男と切れたんだから
もう2度と家に男を入れるのは止めてほしい』って母に言ったの。
返事をしない母親に更に言った。
付き合うのまでは口出ししないけど、もしまた今までのように家に上げたり
したら、私にも覚悟があるからって。
そしたら、母親を脅すのか恐ろしい子だよ、とかなんとか言ってたな。
私の忠告が効いたのかたまたま男日照りが続いただけなのか、しばらく
ふたりだけの平穏な日が続いたんだけど、もう卒業目前って頃にあの女
ほろ酔いかげんで男連れ込んできやがった。
それからその男は当然のように居ついたわ。
私はすごく母親にムカついてた。
ある夜のこと、母親がすぐ側にいるのにそいつ、私をっていうか
私の身体を舐めまわすように見てるの。
気持ち悪かったけど、えいっままよっと自分の人生かけての大勝負に出た。
男はかなり酔ってたし母も結構飲んでたかな。
ふたりは和室で何やらグタグタ楽し気に話してたけど、そのうち
男が水を取りにキッチンに来てコップ一杯の水をごくごく
喉を鳴らせて飲んだわ。
で、コップを置きながら傍に立ってた私のほうに視線を向けたの。
なんとも言えない本当に気色悪い表情だったわ。
だけど、そんなこと言ってられない、ここで勝負しなきゃって
私は男の目の前で上に着ていたTシャツを首から抜いて上半身下着姿に
なって胸を強調しながら言ったの」
0
あなたにおすすめの小説
『 ゆりかご 』
設楽理沙
ライト文芸
- - - - - 非公開予定でしたがもうしばらく公開します。- - - -
◉2025.7.2~……本文を少し見直ししています。
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
――――
「静かな夜のあとに」― 大人の再生を描く愛の物語
『静寂の夜を越えて、彼女はもう一度、愛を信じた――』
過去の痛み(不倫・別離)を“夜”として象徴し、
そのあとに芽吹く新しい愛を暗示。
[大人の再生と静かな愛]
“嵐のような過去を静かに受け入れて、その先にある光を見つめる”
読後に“しっとりとした再生”を感じていただければ――――。
――――
・・・・・・・・・・
芹 あさみ 36歳 専業主婦 娘: ゆみ 中学2年生 13才
芹 裕輔 39歳 会社経営 息子: 拓哉 小学2年生 8才
早乙女京平 28歳 会社員
(家庭の事情があり、ホストクラブでアルバイト)
浅野エリカ 35歳 看護師
浅野マイケル 40歳 会社員
❧イラストはAI生成画像自作
Husband's secret (夫の秘密)
設楽理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
『☘ 好きだったのよ、あなた……』
設楽理沙
ライト文芸
2025.5.18 改稿しました。
嫌いで別れたわけではなかったふたり……。
数年後、夫だった宏は元妻をクライアントとの仕事を終えたあとで
見つけ、声をかける。
そして数年の時を越えて、その後を互いに語り合うふたり。
お互い幸せにやってるってことは『WinWin』でよかったわよね。
そう元妻の真帆は言うと、店から出て行った。
「真帆、それが……WinWinじゃないんだ」
真帆には届かない呟きを残して宏も店をあとにするのだった。
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
✿ 私は彼のことが好きなのに、彼は私なんかよりずっと若くてきれいでスタイルの良い女が好きらしい
設楽理沙
ライト文芸
累計ポイント110万ポイント超えました。皆さま、ありがとうございます。❀
結婚後、2か月足らずで夫の心変わりを知ることに。
結婚前から他の女性と付き合っていたんだって。
それならそうと、ちゃんと話してくれていれば、結婚なんて
しなかった。
呆れた私はすぐに家を出て自立の道を探すことにした。
それなのに、私と別れたくないなんて信じられない
世迷言を言ってくる夫。
だめだめ、信用できないからね~。
さようなら。
*******.✿..✿.*******
◇|日比野滉星《ひびのこうせい》32才 会社員
◇ 日比野ひまり 32才
◇ 石田唯 29才 滉星の同僚
◇新堂冬也 25才 ひまりの転職先の先輩(鉄道会社)
2025.4.11 完結 25649字
【短編】ちゃんと好きになる前に、終わっただけ
月下花音
恋愛
曖昧な関係を続けていたユウトとの恋は、彼のインスタ投稿によって一方的に終わりを告げた。
泣くのも違う。怒るのも違う。
ただ静かに消えよう。
そう決意してトーク履歴を消そうとした瞬間、指が滑った。
画面に表示されたのは、間の抜けたクマのスタンプ。
相手に気付かれた? 見られた?
「未練ある」って思われる!?
恐怖でブロックボタンを連打した夜。
カモメのフンより、失恋より、最後の誤爆が一番のトラウマになった女子大生の叫び。
☘ 注意する都度何もない考え過ぎだと言い張る夫、なのに結局薬局疚しさ満杯だったじゃんか~ Bakayarou-
設楽理沙
ライト文芸
☘ 2025.12.18 文字数 70,089 累計ポイント 677,945 pt
夫が同じ社内の女性と度々仕事絡みで一緒に外回りや
出張に行くようになって……あまりいい気はしないから
やめてほしいってお願いしたのに、何度も……。❀
気にし過ぎだと一笑に伏された。
それなのに蓋を開けてみれば、何のことはない
言わんこっちゃないという結果になっていて
私は逃走したよ……。
あぁ~あたし、どうなっちゃうのかしらン?
ぜんぜん明るい未来が見えないよ。。・゜・(ノε`)・゜・。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
初回公開日時 2019.01.25 22:29
初回完結日時 2019.08.16 21:21
再連載 2024.6.26~2024.7.31 完結
❦イラストは有償画像になります。
2024.7 加筆修正(eb)したものを再掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる