111 / 194
『愛が揺れるお嬢さん妻』111
しおりを挟む
111
『分かった、楽しんでおいで。夜は元々外食の予定だったから
俺の方は大丈夫だよ』
フッ、山波美羅と豪華な?
お食事をしてその後はお楽しみTimeかな。
私が家にはいなくて、いつものようにわざわざ家に帰って来なくても
いいからホテルでまったりできて良かったねー。
『もう永久に帰ってくんな!』
夫のLINEの返事を読んでとっさに放たれた自分の心緒《しんしょ》。
自分が放った言葉に嫌悪感を覚える。
私は私であることを放棄しちゃだめだよね。
私はつまらない言葉を口から吐き出すような人にはなりたくないもの。
◇ ◇ ◇ ◇
その衝撃的で忘れられない日に実家の両親や娘と楽しく穏やかな時を
過ごせたのは幸いだった。
翌日のことは何も夫に連絡を入れず、夕飯も実家で食べて帰宅した。
こんなことは初めてのことだった。
『分かった、楽しんでおいで。夜は元々外食の予定だったから
俺の方は大丈夫だよ』
フッ、山波美羅と豪華な?
お食事をしてその後はお楽しみTimeかな。
私が家にはいなくて、いつものようにわざわざ家に帰って来なくても
いいからホテルでまったりできて良かったねー。
『もう永久に帰ってくんな!』
夫のLINEの返事を読んでとっさに放たれた自分の心緒《しんしょ》。
自分が放った言葉に嫌悪感を覚える。
私は私であることを放棄しちゃだめだよね。
私はつまらない言葉を口から吐き出すような人にはなりたくないもの。
◇ ◇ ◇ ◇
その衝撃的で忘れられない日に実家の両親や娘と楽しく穏やかな時を
過ごせたのは幸いだった。
翌日のことは何も夫に連絡を入れず、夕飯も実家で食べて帰宅した。
こんなことは初めてのことだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる