10 / 98
召喚と旅立ち
9.そうだ、お風呂に入ろう
しおりを挟む
ボクは元々どんな人間だったんだろうと思い詰める瞬間がある。
日本という国に産まれて――、
多分、男で――、
あとは――全く分からないんだ。
自分のことなのに、分からないんだ。
よく、“自分自身のことは分かっているようで分からない”なんて、お洒落なことを言う人がいるけど、全くもってそういう次元じゃない。自己記憶の消去――ぜひ、想像してほしい。これは、自分の過去を完全否定される以上に、とてつもなく空虚で、悲愴で、それでいて最も残酷な仕打ちなんだよ。
日本がどういう国だったのかは普通に覚えている。科学と経済、文化が発展した飽食の国。毎日、政治やスポーツ、芸能などのニュースが報道されていた。情報技術や交通網が発達し、アニメーション等のサブカルチャーは世界一だと言い切れる――それが、わが国日本だ。
そう言えば、電気の発明って凄いよね。こっちの世界だと魔法が発達しているからか、科学はイマイチ。化学電池でも作って製品化したら、もしかしてお金持ちになれる? 文明の利器、いわゆるオーパーツを持ち込むのは世界の秩序を乱す禁則事項か――きっと、神様に目をつけられちゃうよね。
そんなボクの曖昧模糊な記憶の中でも、“もしかしたら、自分は結婚していて、子どももいたんじゃないか?”という、モヤモヤした記憶がある、そんな気がする。
「リンネちゃん、胸が大きくない!? まだ12歳でしょ!? 」
そう、目の前には真っ裸のアユナちゃんが居るんだ。今のボクより1歳下、11歳らしい。エルフの11歳って、人間の11歳とどう違うのかな?
エルフが長寿というのは、勿論知っている。300歳まで生きるとか、800歳まで生きられるとか――ボクが知っている異世界情報はとってもテキトウで、無責任だ。ただ、エルフは貧乳、ダークエルフは巨乳――という情報は、真実かもしれない。
日本人の知識で、11歳の女の子がどの程度発育しているものかは、健全なボクには全く分からない。記憶喪失云々ではなく、一般常識として持ち合わせていない。
だけど、これはいくら何でも――板すぎるでしょ。
いや、こういう未発達なのが好きだという変わったご趣味の方々も日本には居たということは知っている。ロリコンと呼ばれる種族だ。ボクは違う。記憶が無いけど、きっと違うはず――。
因みに、こっちの世界に来てから、まだボクは自分自身の身体を観察したことがない。“食物超吸収”という神スキルのお陰でトイレに行かずに済んでいるというのが大きいんだけど、着替える時は相変わらず目を瞑ってしまう。今もなお、水面に映し出された銀髪美少女を見るたびにドキッとしてしまう。
だから、ボクの身体の寸評をくれたアユナちゃんに対して、ボクは無言と赤面しか返せなかった――。
でも何だろう、どっぷりお湯を湛えた湯船の中だから丸見えではないとは言え、裸の女の子が目の前にいるという状況でもこんなに落ち着いていられるのは――。
はっきり言う。申し訳ないけど、日本のアイドルとは格が違う。髪や目の彩りの違いもあるだろうけど、妖精独特の神秘性がある。こんなに可愛いエルフっ娘の裸を目の前にして緊張しない人は居ないと思う。
でも――ボクは、あまり緊張を感じなかった。
なぜだろう?
最初はね、“もしかしたら自分は女だったのかもしれない”とか、“身体だけでなく心もとうとう女の子になっちゃったのか”と思ってましたよ。まぁ、実際それが答えなのかもしれないけど、今は全肯定するのはやめておきましょう。ボクの尊厳が飛んでいっちゃうから。
冷静に考えると、やっぱりボクの中には男心があるのだから――それは確実。
では、どうして?
そこで出た仮説が、“日本にいたボクは、結婚していて子どもがいるのではないか”である。変な意味じゃなくて、普通に娘と一緒にお風呂に入っていたような気がするから。確か、3割くらいがパパと一緒にお風呂に入っていた気がする――勿論、小学生までだけどね!!
信憑性は低いかもしれない。
だから、証明する必要がある。
証明するためには、どうしても実験が必要となる。これは仕方がないこと、そう、そうだ、これは不可抗力というやつだ。確か、発明王のエジソンさんだって白熱電球を作るのに2万回もの実験をしたそうじゃないか。実験を繰り返せば――少しずつでも真実に近づいていけるんだ! 頑張れボク!!
「そんなことないよ、アユナちゃんもすぐに大きくなるよ! 毎日欠かさず触ってあげるといいみたいだよ? こんな感じで――」
ボクは自然の流れを装って、さりげなくアユナちゃんの板に手を伸ばす――。
「あっ――」
お巡りさん、こっちです!
こっちにアブナイ人が居ます!
ボクの脳内でサイレンが鳴り響く。
旅の恥は掻き捨てとは言うけど、異世界でもセクハラは犯罪だ!
アユナちゃんに迫っていた魔の手は、くるっとUターンする。
そして、自分の胸をマッサージし始めた――。
「毎日頑張ってモミモミするんだぞ~! 」
アユナちゃんの羨望の眼差しを受け止めつつ、小さな手を駆使し、笑いながら円運動を行う。真っ赤にゆで上がったボクの顔、自己犠牲という尊い代償を払った円運動――何とか無事に誤魔化せたかな?
「うん、分かった! リンネちゃん目指して毎日頑張る!! 」
ふぅ、セーフだ――。
いや、これってアウトじゃない!?
チャレンジ使います!
(ビデオ判定中――)
セーフでした!
自分の身体を触るのは問題ありません!!
と言いつつも、鼻血をつーっと流す自分が居た――。
その後は、健全に洗いっこ&湯船で遊んでから出ました。
★☆★
現在、小さな木製の食卓を囲んでのパーティ中。
と言っても、並ぶのは蒸かし芋だけですが。
明日からは隣町に泊まる予定だから、余ってる保存食を出してちょっと盛り上げちゃうかな。お風呂での罪悪感解消のために!
ボクは、エリ婆さんから貰ったパンを食卓に捧げる。
日本人的には、見るからにこれはフランスパンだね。でも、この硬さは――立派な武器だよ。グリズリーを殴れるよ、これで。
「リンネ様が血塗れで村に戻ってきたときはビックリしましたよ。まさかお一人でグリズリーを狩るとは、さすがは召喚されし勇者様です! 」
「ボクもびっくりしました。ボクの故郷では森でクマに追いかけられたら、一緒に歌いながらダンスをするのが普通のはずなんですが――」
アユナパパが笑顔だ。エルフ男性って、鼻が高くてイケメンなんですね!
「それに、こんな上等なパンまでくださって――本当に宜しいのですか? 」
「構いません、明日には町に行きますので。それに、お風呂まで入れさせていただきましたので! 」
アユナママの、恐縮し過ぎてあたふたしている顔が可愛い。華奢というか、食生活が厳しいんだろうね、手足がガリガリだよ――。でも、やっぱりエルフは美男美女ばかりだね! 凄い種族だ。何とか幸せになってほしいものだ。
★☆★
ボクたちは、その後もかなり遅い時間までたくさん話して笑いあった。生活は貧しいけど、明るくて素敵な家庭だと思う。
何だかとても懐かしい気がした。
やっぱりボクは日本に家族を残してきたのだろう。
帰りたい!
帰らなきゃいけない!
そんな気持ちが強く湧き出してきた。
明日は朝早く出発しよう、先に進むんだ!
早く強くなって、帰る方法を考えなきゃ!
アユナちゃんと一緒に寝ながら、涙が自然とボクの頬をぽろぽろ伝って流れて落ちた。
アユナママが、優しく抱き締めながら涙を拭いてくれたような気がした。そんな温かい夢を見た。
日本という国に産まれて――、
多分、男で――、
あとは――全く分からないんだ。
自分のことなのに、分からないんだ。
よく、“自分自身のことは分かっているようで分からない”なんて、お洒落なことを言う人がいるけど、全くもってそういう次元じゃない。自己記憶の消去――ぜひ、想像してほしい。これは、自分の過去を完全否定される以上に、とてつもなく空虚で、悲愴で、それでいて最も残酷な仕打ちなんだよ。
日本がどういう国だったのかは普通に覚えている。科学と経済、文化が発展した飽食の国。毎日、政治やスポーツ、芸能などのニュースが報道されていた。情報技術や交通網が発達し、アニメーション等のサブカルチャーは世界一だと言い切れる――それが、わが国日本だ。
そう言えば、電気の発明って凄いよね。こっちの世界だと魔法が発達しているからか、科学はイマイチ。化学電池でも作って製品化したら、もしかしてお金持ちになれる? 文明の利器、いわゆるオーパーツを持ち込むのは世界の秩序を乱す禁則事項か――きっと、神様に目をつけられちゃうよね。
そんなボクの曖昧模糊な記憶の中でも、“もしかしたら、自分は結婚していて、子どももいたんじゃないか?”という、モヤモヤした記憶がある、そんな気がする。
「リンネちゃん、胸が大きくない!? まだ12歳でしょ!? 」
そう、目の前には真っ裸のアユナちゃんが居るんだ。今のボクより1歳下、11歳らしい。エルフの11歳って、人間の11歳とどう違うのかな?
エルフが長寿というのは、勿論知っている。300歳まで生きるとか、800歳まで生きられるとか――ボクが知っている異世界情報はとってもテキトウで、無責任だ。ただ、エルフは貧乳、ダークエルフは巨乳――という情報は、真実かもしれない。
日本人の知識で、11歳の女の子がどの程度発育しているものかは、健全なボクには全く分からない。記憶喪失云々ではなく、一般常識として持ち合わせていない。
だけど、これはいくら何でも――板すぎるでしょ。
いや、こういう未発達なのが好きだという変わったご趣味の方々も日本には居たということは知っている。ロリコンと呼ばれる種族だ。ボクは違う。記憶が無いけど、きっと違うはず――。
因みに、こっちの世界に来てから、まだボクは自分自身の身体を観察したことがない。“食物超吸収”という神スキルのお陰でトイレに行かずに済んでいるというのが大きいんだけど、着替える時は相変わらず目を瞑ってしまう。今もなお、水面に映し出された銀髪美少女を見るたびにドキッとしてしまう。
だから、ボクの身体の寸評をくれたアユナちゃんに対して、ボクは無言と赤面しか返せなかった――。
でも何だろう、どっぷりお湯を湛えた湯船の中だから丸見えではないとは言え、裸の女の子が目の前にいるという状況でもこんなに落ち着いていられるのは――。
はっきり言う。申し訳ないけど、日本のアイドルとは格が違う。髪や目の彩りの違いもあるだろうけど、妖精独特の神秘性がある。こんなに可愛いエルフっ娘の裸を目の前にして緊張しない人は居ないと思う。
でも――ボクは、あまり緊張を感じなかった。
なぜだろう?
最初はね、“もしかしたら自分は女だったのかもしれない”とか、“身体だけでなく心もとうとう女の子になっちゃったのか”と思ってましたよ。まぁ、実際それが答えなのかもしれないけど、今は全肯定するのはやめておきましょう。ボクの尊厳が飛んでいっちゃうから。
冷静に考えると、やっぱりボクの中には男心があるのだから――それは確実。
では、どうして?
そこで出た仮説が、“日本にいたボクは、結婚していて子どもがいるのではないか”である。変な意味じゃなくて、普通に娘と一緒にお風呂に入っていたような気がするから。確か、3割くらいがパパと一緒にお風呂に入っていた気がする――勿論、小学生までだけどね!!
信憑性は低いかもしれない。
だから、証明する必要がある。
証明するためには、どうしても実験が必要となる。これは仕方がないこと、そう、そうだ、これは不可抗力というやつだ。確か、発明王のエジソンさんだって白熱電球を作るのに2万回もの実験をしたそうじゃないか。実験を繰り返せば――少しずつでも真実に近づいていけるんだ! 頑張れボク!!
「そんなことないよ、アユナちゃんもすぐに大きくなるよ! 毎日欠かさず触ってあげるといいみたいだよ? こんな感じで――」
ボクは自然の流れを装って、さりげなくアユナちゃんの板に手を伸ばす――。
「あっ――」
お巡りさん、こっちです!
こっちにアブナイ人が居ます!
ボクの脳内でサイレンが鳴り響く。
旅の恥は掻き捨てとは言うけど、異世界でもセクハラは犯罪だ!
アユナちゃんに迫っていた魔の手は、くるっとUターンする。
そして、自分の胸をマッサージし始めた――。
「毎日頑張ってモミモミするんだぞ~! 」
アユナちゃんの羨望の眼差しを受け止めつつ、小さな手を駆使し、笑いながら円運動を行う。真っ赤にゆで上がったボクの顔、自己犠牲という尊い代償を払った円運動――何とか無事に誤魔化せたかな?
「うん、分かった! リンネちゃん目指して毎日頑張る!! 」
ふぅ、セーフだ――。
いや、これってアウトじゃない!?
チャレンジ使います!
(ビデオ判定中――)
セーフでした!
自分の身体を触るのは問題ありません!!
と言いつつも、鼻血をつーっと流す自分が居た――。
その後は、健全に洗いっこ&湯船で遊んでから出ました。
★☆★
現在、小さな木製の食卓を囲んでのパーティ中。
と言っても、並ぶのは蒸かし芋だけですが。
明日からは隣町に泊まる予定だから、余ってる保存食を出してちょっと盛り上げちゃうかな。お風呂での罪悪感解消のために!
ボクは、エリ婆さんから貰ったパンを食卓に捧げる。
日本人的には、見るからにこれはフランスパンだね。でも、この硬さは――立派な武器だよ。グリズリーを殴れるよ、これで。
「リンネ様が血塗れで村に戻ってきたときはビックリしましたよ。まさかお一人でグリズリーを狩るとは、さすがは召喚されし勇者様です! 」
「ボクもびっくりしました。ボクの故郷では森でクマに追いかけられたら、一緒に歌いながらダンスをするのが普通のはずなんですが――」
アユナパパが笑顔だ。エルフ男性って、鼻が高くてイケメンなんですね!
「それに、こんな上等なパンまでくださって――本当に宜しいのですか? 」
「構いません、明日には町に行きますので。それに、お風呂まで入れさせていただきましたので! 」
アユナママの、恐縮し過ぎてあたふたしている顔が可愛い。華奢というか、食生活が厳しいんだろうね、手足がガリガリだよ――。でも、やっぱりエルフは美男美女ばかりだね! 凄い種族だ。何とか幸せになってほしいものだ。
★☆★
ボクたちは、その後もかなり遅い時間までたくさん話して笑いあった。生活は貧しいけど、明るくて素敵な家庭だと思う。
何だかとても懐かしい気がした。
やっぱりボクは日本に家族を残してきたのだろう。
帰りたい!
帰らなきゃいけない!
そんな気持ちが強く湧き出してきた。
明日は朝早く出発しよう、先に進むんだ!
早く強くなって、帰る方法を考えなきゃ!
アユナちゃんと一緒に寝ながら、涙が自然とボクの頬をぽろぽろ伝って流れて落ちた。
アユナママが、優しく抱き締めながら涙を拭いてくれたような気がした。そんな温かい夢を見た。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
台風のよる、君ひそやかに、魔女高らかに
にしのくみすた
ファンタジー
【空を飛ぶ魔女たちの、もちもち百合ファンタジー・コメディ!】
台風の夜、魔女はホウキで空を翔け――嵐と戦う!
この街で台風と戦うのは、ホウキで飛ぶ魔女の仕事だ。
空を飛ぶ魔女に憧れながらも、魔法が使えない体質のため夢を諦めたモチコ。
台風の夜、嵐に襲われて絶体絶命のピンチに陥ったモチコを救ったのは、
誰よりも速く夜空を飛ぶ“疾風迅雷の魔女”ミライアだった。
ひょんな事からミライアの相方として飛ぶことになったモチコは、
先輩のミライアとともに何度も台風へ挑み、だんだんと成長していく。
ふたりの距離が少しずつ近づいていくなか、
ミライアがあやしい『実験』をしようと言い出して……?
史上最速で空を飛ぶことにこだわる変な先輩と、全く飛べない地味メガネの後輩。
ふたりは夜空に浮かんだホウキの上で、今夜も秘密の『実験』を続けていく――。
空を飛ぶ魔女たちの、もちもち百合ファンタジー・コメディ!
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる