138 / 258
ハンバーガー
しおりを挟む
この話を読んで、友人が肺がんで死んだことを煙草を吸いながら話す同業の社長を思い出した(笑)
それはそれ、これはこれで考えられる人は確かにいます。
大学サボッて家でゲームしてたら、友達(Y)からメールが来た。
「やべぇよ!すげぇの見た!!この興奮をおまえにも分けてあげたい!」
とかこんな文面だった。
どーでもよかったけど、とりあえず「何があったの?」って返信したら
「会って直接話したい。電話やメールじゃだめだ」
みたいな返事が来たので、暇だったし会うことにした。
場所はYが「腹減った。マック食いたい」と言ったのでマック。
で、俺のほうが先にマックに着いて、Yを待つことにした。
しばらくするとYが来たけど、何故か顔面蒼白。
しかも、人が食ってるチーズバーガー見て
「そういうことか…」
と呟いて座りもしない。
何だか様子がおかしいので、落ち着いて話を聞こうと思って
「とりあえず、何か頼んでくれば?」
と言ったら、突然
「ハンバーガーなんて食えるわけねーだろぉが!!!!!」
とYブチ切れ。
てめーが食いてーって言ったんだろうが!!!
とキレそうになったけど、そこは抑えて
「何があったんだよ」
と冷静に聞いてみると、今度は
「俺が悪かったんだよな。もうヤバい。ヤバいんだよ。」
と半泣き。
なので
「俺とメールした後、何かあったのか?」
と聞くが、無言。
こっちも何も言わずに黙っていたら、そのうちポツリポツリとYが話始めた。
50:そーやー ②:2008/06/12(木) 01:32:06 ID:Dc1+2+Na0
Yは大学に向かおうと電車を待っていたんだけど、
そこで人身事故に遭遇したらしい。
スーツを着た中年の男がフラフラと線路の方に歩いていって、
Yが「おかしいな」と思った瞬間、電車に飛び込んだらしい。
電車は男を文字通り「巻き込ん」で、
あたりにはおかしな色の塊が飛び散ったり、女子大生らしい子が発狂したり
自動販売機の上に何故か男の靴が片方載っていたりと、まさにカオス。
その状況下でYは俺に、この「興奮を」メールをしてきたというわけだった。
なのでYは、事故にショックを受けるというより完全に楽しんでいたらしい。
そして、Yは俺にメールを送りながら野次馬をし、
その後トイレに行こうと昇りのエスカレーターに乗った。
他の客もみんな興奮していて、
「死ななくてもねぇ」
とか
「すごかったねぇ…」
なんて勝手なこと言ってるなか、Yはおかしなものを見たらしい。
Y「エスカレーターの手を乗せるベルトあるだろ?
その左横に、70センチくらいのスペースがずっと続いてるんだけど、
上の方に、体育座りしてる奴がいるんだよ。
始めはキ○ガイが何やってんだ、と思ったんだけど。」
51:そーやー ③:2008/06/12(木) 01:38:05 ID:Dc1+2+Na0
Y「誰もそいつに気づいてないっぽいんだよ。おかしいだろ?
あんなとこに座ってたら普通、みんな気付くだろ?
で、マジマジ見てたらそいつ、片方靴履いてないんだよ。
それで、「さっき死んだおっさんだ!」って思ったんだよ。
だけど、東京だから無関心な奴もおかしな奴もいっぱいいるし
俺の誤解だと思おうとしたんだけど、それでも恐怖が収まらなくて。
だって、俺は確実に自分から奴に近づいて行ってるわけじゃん。
思い切ってエスカレーター逆走しようかと思ったけど、下は警察だらけだし。」
気付いていないフリを決め込もう。
そうすれば、これだけ人がいるんだから
自分だけが選ばれて何かされるなんてことはない。
Yはそう思ったらしい。
気付くとそいつとはもう目と鼻の先。
「勘違いだ」「ただの変わり者だ」と頭の中で念仏みたいに唱えて、
そしてとうとう男と並んだ。
52:そーやー ④:2008/06/12(木) 01:40:47 ID:Dc1+2+Na0
けど、何もない。
「やっぱり考えすぎかぁ…」
とYがほっとした瞬間、
「おぃいいいいい!!!!!!!!」
と、ホースを指でつぶしたようなごぼごぼ(?)みたいな音をさせながら
もの凄い声で唸られたらしい。
Yが驚いて後ろを振り向くと、
ボロボロのスーツの上に、潰れたトマトみたいなのを乗せたモノが
四つんばいになって
「おまえよくハンバーガーなんて食えるなぁああああああああ」
Yはそこで尻餅を着き放心。
前にいたおばちゃんに「大丈夫!??」と手を貸してもらうが
立ち上がることができず、そのままエスカレーターの終わりまで
座り込んだままだったらしい。
で、なんとか待ち合わせ場所のマックまで来て、俺のハンバーガー見て発狂。
Yはこの話を一気に話し終えると
「でも、人が死んだのを面白がった俺が悪かったんだよな」
と言って反省している様子を見せたが、
そのまま席を立つとカウンターでテリヤキバーガーを注文していた。
おじさん、Yはハンバーガーを食べました。
それはそれ、これはこれで考えられる人は確かにいます。
大学サボッて家でゲームしてたら、友達(Y)からメールが来た。
「やべぇよ!すげぇの見た!!この興奮をおまえにも分けてあげたい!」
とかこんな文面だった。
どーでもよかったけど、とりあえず「何があったの?」って返信したら
「会って直接話したい。電話やメールじゃだめだ」
みたいな返事が来たので、暇だったし会うことにした。
場所はYが「腹減った。マック食いたい」と言ったのでマック。
で、俺のほうが先にマックに着いて、Yを待つことにした。
しばらくするとYが来たけど、何故か顔面蒼白。
しかも、人が食ってるチーズバーガー見て
「そういうことか…」
と呟いて座りもしない。
何だか様子がおかしいので、落ち着いて話を聞こうと思って
「とりあえず、何か頼んでくれば?」
と言ったら、突然
「ハンバーガーなんて食えるわけねーだろぉが!!!!!」
とYブチ切れ。
てめーが食いてーって言ったんだろうが!!!
とキレそうになったけど、そこは抑えて
「何があったんだよ」
と冷静に聞いてみると、今度は
「俺が悪かったんだよな。もうヤバい。ヤバいんだよ。」
と半泣き。
なので
「俺とメールした後、何かあったのか?」
と聞くが、無言。
こっちも何も言わずに黙っていたら、そのうちポツリポツリとYが話始めた。
50:そーやー ②:2008/06/12(木) 01:32:06 ID:Dc1+2+Na0
Yは大学に向かおうと電車を待っていたんだけど、
そこで人身事故に遭遇したらしい。
スーツを着た中年の男がフラフラと線路の方に歩いていって、
Yが「おかしいな」と思った瞬間、電車に飛び込んだらしい。
電車は男を文字通り「巻き込ん」で、
あたりにはおかしな色の塊が飛び散ったり、女子大生らしい子が発狂したり
自動販売機の上に何故か男の靴が片方載っていたりと、まさにカオス。
その状況下でYは俺に、この「興奮を」メールをしてきたというわけだった。
なのでYは、事故にショックを受けるというより完全に楽しんでいたらしい。
そして、Yは俺にメールを送りながら野次馬をし、
その後トイレに行こうと昇りのエスカレーターに乗った。
他の客もみんな興奮していて、
「死ななくてもねぇ」
とか
「すごかったねぇ…」
なんて勝手なこと言ってるなか、Yはおかしなものを見たらしい。
Y「エスカレーターの手を乗せるベルトあるだろ?
その左横に、70センチくらいのスペースがずっと続いてるんだけど、
上の方に、体育座りしてる奴がいるんだよ。
始めはキ○ガイが何やってんだ、と思ったんだけど。」
51:そーやー ③:2008/06/12(木) 01:38:05 ID:Dc1+2+Na0
Y「誰もそいつに気づいてないっぽいんだよ。おかしいだろ?
あんなとこに座ってたら普通、みんな気付くだろ?
で、マジマジ見てたらそいつ、片方靴履いてないんだよ。
それで、「さっき死んだおっさんだ!」って思ったんだよ。
だけど、東京だから無関心な奴もおかしな奴もいっぱいいるし
俺の誤解だと思おうとしたんだけど、それでも恐怖が収まらなくて。
だって、俺は確実に自分から奴に近づいて行ってるわけじゃん。
思い切ってエスカレーター逆走しようかと思ったけど、下は警察だらけだし。」
気付いていないフリを決め込もう。
そうすれば、これだけ人がいるんだから
自分だけが選ばれて何かされるなんてことはない。
Yはそう思ったらしい。
気付くとそいつとはもう目と鼻の先。
「勘違いだ」「ただの変わり者だ」と頭の中で念仏みたいに唱えて、
そしてとうとう男と並んだ。
52:そーやー ④:2008/06/12(木) 01:40:47 ID:Dc1+2+Na0
けど、何もない。
「やっぱり考えすぎかぁ…」
とYがほっとした瞬間、
「おぃいいいいい!!!!!!!!」
と、ホースを指でつぶしたようなごぼごぼ(?)みたいな音をさせながら
もの凄い声で唸られたらしい。
Yが驚いて後ろを振り向くと、
ボロボロのスーツの上に、潰れたトマトみたいなのを乗せたモノが
四つんばいになって
「おまえよくハンバーガーなんて食えるなぁああああああああ」
Yはそこで尻餅を着き放心。
前にいたおばちゃんに「大丈夫!??」と手を貸してもらうが
立ち上がることができず、そのままエスカレーターの終わりまで
座り込んだままだったらしい。
で、なんとか待ち合わせ場所のマックまで来て、俺のハンバーガー見て発狂。
Yはこの話を一気に話し終えると
「でも、人が死んだのを面白がった俺が悪かったんだよな」
と言って反省している様子を見せたが、
そのまま席を立つとカウンターでテリヤキバーガーを注文していた。
おじさん、Yはハンバーガーを食べました。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる