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怪僧ラスプーチン
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怪僧というと永田町の怪僧こと池口恵観氏を思い出してしまう管理人である。
あと、ラスプーチンというと思わずルパン3世ロシアより愛をこめてを思い出してしまう(笑)
さて、ラスプーチンは、1871年7月、シベリアの、ポクローフスコエという村に生まれたとされている。
父の名は、エフィーム・ヤーコヴレヴィチ、母は、アンナ・エゴーロヴナという。
少年時代のラスプーチンは、賢者でも魔法使いでもく、ただの田舎者だった。
幼い頃は自分の村以外、全然知らなかったとされている。
サンクトペテルブルクという大きな都市の名前と、皇帝の名前がアレクサンドル二世である事は、かろうじて聞いた事があるくらい。
学校で学んだわけでもないから、読み書きもろくにできなかった。
農家に生まれた彼が村で学んだのは、畑仕事に、野生動物を殺す術や、家畜を従える術である。
それに、馬と意思疎通ができたと言われるが、これは文字通り、言語的なコミュニケーションが取れたということであって、別に超能力で家畜の言葉が聞こえたというわけではない。
まだ幼い彼にとって、広大な大自然であるシベリアの小さな集落での生き方だけが全てのはずだった。
しかし運命の日は唐突に訪れる。
グリーシャ(グリゴーリイ)の愛称で呼ばれていたという、少年ラスプーチンには、ミーシャ(ミハイル)という兄がいた。
ある朝、グリーシャとミーシャは、兄弟仲良く釣りをするため川に行った。
雪解け水が加わることで、水位は上昇し、風によって川は荒れていたが、二人の少年からすれば、別に落ちなければ平気、というような認識だった。
しかし、足場を踏み外してしまったミーシャは、その急流の中へと落ちてしまう。
溺れもがく兄を見て、グリーシャは飛び込んで助けようとしたが、より非力な彼に、その任務が達成できるはずもない。
結局、たまたま畑に向かっていた、農夫のピョートルが助けてくれたが、冷たい水に体を冷やされた兄弟は、高熱に襲われる。
そして、ミーシャはまもなく衰弱して死んでしまったが、グリーシャは奇跡的に持ちこたえた。
ある朝、彼は突然起き上がり、 近所中に聞こえるほどの大声で叫んだという。
「ありがとうございます。奥様、やっとお会いできました」
そしてまた彼はすぐにぐっすりと寝込んだ。
晩になって彼が目覚めた時、もうすっかり熱はひいていた。
少年ラスプーチンは起きるとすぐ両親にこう言った。
「あの美しい奥様に合わせて。あの方が治ったっておっしゃったんだ。それにあの方は、僕に命令を授けてくださると言った。あの方に会わなくちゃならないんだ」
その美しい奥様は、光輝き眩しいくらいだったという。
この表現は後のルルドの泉におけるベルナドッテの言葉を思い起こさせる。
少年ラスプーチンの体験の話を聞いた、村の司祭は、その奥様は聖母様かもしれないと、彼の両親に告げた。
ポクローフスコエ中が、奇跡の回復と、聖母様で、大騒ぎとなったとされている。
しかしその後のラスプーチンの人生は順調なものではなかった。
妹が兄と同じく川に落ちて水死し、母も若くして病死してしまう。
さらにあろうことか、結婚して恵まれた長男まで、生まれてまもなく病死してしまうのである。
ここでラスプーチンは二度目のお告げを聞き、たった一人で放浪の旅に出た。
放浪の経緯は謎に包まれている。
どんな病気も治す奇跡の治療師と呼ぶものもいれば、女を騙すことに長けた詐欺師と呼ぶものもいる。
ただラスプーチンが女性に大変人気だったのは確かなようである。
1904年、ペテルブルク(のちにペテログラードと改称)に居を構えた34才の彼は、東方密教の修道院で習得したという神秘的な占星術や呪術で上流階級のを施した信望者からは『奇跡を行う神の人』とさえ称されるまでになっていた。そうしてラスプーチンの奇跡の噂はロシア皇帝ニコライ二世と皇后アレクサンドラの耳にも届くのである。
実はその当時、ロシア皇帝ニコライ2世の子アレクセイが、血友病により瀕死の重体となっていた。
数々の名医を招いてみたものの、どの医者にも治せなかった。
そして、藁にもすがる思いで、皇帝はラスプーチンを招いたのである。
王宮に招かれたラスプーチンは、苦しむアレクセイを前に、ただ跪いて、しばらく祈っただけだった。
それだけでアレクセイはたちまち意識を取り戻し、笑顔を見せたのだ。
この一件によって、皇帝一家もラスプーチンの信者になったとされる。
特に皇后アレクサンドラは、ラスプーチンとの仲を噂されるほどに、深く彼に傾倒していたという。
皇帝ニコライ二世もまた、彼をいつもそばに置き、何に関しても彼に相談し、彼の占いや予言に頼り切るようになっていった。
現存するニコライ二世の日記には実際に彼の名前が登場している。
また、現存する写真や映像の中にも、皇帝夫妻に影のように寄り添う黒装束の異様な風貌の人物・ラスプーチンの姿が多く確認することができる。
皇帝夫妻から『我らの友』と呼ばれる大のお気に入りに成り上がったラスプーチンは、宮廷内を我がもの顔に闊歩し、次第に政治にまで口を挟むようになっていった。
これを面白く思わない人間は貴族の間に多かったが、その急先鋒となったのは、かつてラスプーチンに深く傾倒した信者イリオドルという若者であった。
イリオドルには、ラスプーチンの女性関係の噂が、どうしても聖人のそれには思えなかったのである。
ラスプーチンには、女性信者が非常に多い上に、美しい女性信者全員と淫らな噂があるような男だったのだ。
またラスプーチンの方も、一時は、イリオドルを信用していたようで、自らの武勇伝や、宮廷での生活をよく語ったという。
密かにラスプーチンを裏切ったイリオドルは、皇后アレクサンドラから、ラスプーチンへの手紙を書き写し、公開して、ふたりが愛人関係にあるかのような噂を流した。
それが真実があるかどうかはともかくとして、これをきっかけに、ラスプーチンの悪評は急速に高まったとされている。
さすがに皇帝家との不倫は、ラスプーチンのもともと怪しかった政治的基盤を動揺させた。
イリオドルは言う。
「なぜ神はあんな奴にあれほどの力を授けたのか。神はなぜあんな悪い男を罰しようとしないのか」
そうした意味で、イリオドルもラスプーチンの持つ底知れぬ力だけは認めていたことがわかる。
運命の1916年12月25日
貴族たちは暗殺計画などおくびにも出さず、友好的な雰囲気を装ってラスプーチンを皇族ユスポフ公の屋敷に招いた。そして、平然を装って彼に毒の入ったワインを飲ませた。
ところが致死量の青酸カリが入ったワインを飲んでもラスプーチンは一向に死なない。
2時間が経過し、しびれを切らした貴族は、隠れていた仲間に拳銃でラスプーチンを撃たせた。
何発もの鉛玉が彼を貫き、ラスプーチンの巨体はどう、と倒れた。
弾丸の一発は心臓を貫いており、ほぼ即死の状態だった。
にもかかわらずラスプーチンはおもむろに起き上がり、貴族たちに呪いの言葉を吐きながら玄関へと歩き出した。
玄関は施錠されていたが、ラスプーチンが手をかけるとまるで魔法のように開いてしまったという。
慌てた貴族はラスプーチンの後を追いさらに銃撃。
再び倒れたラスプーチンだが、まだ手足が動いていたため、貴族たちはラスプーチンを縛り上げ、厳寒のネヴァ川へと放り込んだ。
翌日、ラスプーチンの遺体はネヴァ川下流で発見されるが、驚いたことにラスプーチンの肺には水が満たされており、その死因は溺死であった。
彼は毒にも銃弾にも殺されてはいなかったのである。
彼は生前、自分が殺されたらロマノフ王朝は滅亡すると予言したらしいが、そのとおりロマノフ王朝はロシア革命によって断絶する。
しかし自分の死を予言できなかったというのもおかしな話である。
歌手のべリングは、「ラスプーチンは虫歯だらけで、口臭がひどい」と書いた。
だが作家のジュコフスカヤは、彼の歯は一本もかけず、申し分なく綺麗にそろっていて、口臭は爽やかだ」と書いた。
また、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライの妹、オリガ大公妃は、「彼はカメレオンのように変化する」と述べたという。
評価が一定しない奇人ではある。
しかし管理人は、ラスプーチンが人並外れたカリスマ性となんらかの力があったことだけは疑っていない。
ラスプーチンのペニスと呼ばれるもの。現在所在不明となっている。
あと、ラスプーチンというと思わずルパン3世ロシアより愛をこめてを思い出してしまう(笑)
さて、ラスプーチンは、1871年7月、シベリアの、ポクローフスコエという村に生まれたとされている。
父の名は、エフィーム・ヤーコヴレヴィチ、母は、アンナ・エゴーロヴナという。
少年時代のラスプーチンは、賢者でも魔法使いでもく、ただの田舎者だった。
幼い頃は自分の村以外、全然知らなかったとされている。
サンクトペテルブルクという大きな都市の名前と、皇帝の名前がアレクサンドル二世である事は、かろうじて聞いた事があるくらい。
学校で学んだわけでもないから、読み書きもろくにできなかった。
農家に生まれた彼が村で学んだのは、畑仕事に、野生動物を殺す術や、家畜を従える術である。
それに、馬と意思疎通ができたと言われるが、これは文字通り、言語的なコミュニケーションが取れたということであって、別に超能力で家畜の言葉が聞こえたというわけではない。
まだ幼い彼にとって、広大な大自然であるシベリアの小さな集落での生き方だけが全てのはずだった。
しかし運命の日は唐突に訪れる。
グリーシャ(グリゴーリイ)の愛称で呼ばれていたという、少年ラスプーチンには、ミーシャ(ミハイル)という兄がいた。
ある朝、グリーシャとミーシャは、兄弟仲良く釣りをするため川に行った。
雪解け水が加わることで、水位は上昇し、風によって川は荒れていたが、二人の少年からすれば、別に落ちなければ平気、というような認識だった。
しかし、足場を踏み外してしまったミーシャは、その急流の中へと落ちてしまう。
溺れもがく兄を見て、グリーシャは飛び込んで助けようとしたが、より非力な彼に、その任務が達成できるはずもない。
結局、たまたま畑に向かっていた、農夫のピョートルが助けてくれたが、冷たい水に体を冷やされた兄弟は、高熱に襲われる。
そして、ミーシャはまもなく衰弱して死んでしまったが、グリーシャは奇跡的に持ちこたえた。
ある朝、彼は突然起き上がり、 近所中に聞こえるほどの大声で叫んだという。
「ありがとうございます。奥様、やっとお会いできました」
そしてまた彼はすぐにぐっすりと寝込んだ。
晩になって彼が目覚めた時、もうすっかり熱はひいていた。
少年ラスプーチンは起きるとすぐ両親にこう言った。
「あの美しい奥様に合わせて。あの方が治ったっておっしゃったんだ。それにあの方は、僕に命令を授けてくださると言った。あの方に会わなくちゃならないんだ」
その美しい奥様は、光輝き眩しいくらいだったという。
この表現は後のルルドの泉におけるベルナドッテの言葉を思い起こさせる。
少年ラスプーチンの体験の話を聞いた、村の司祭は、その奥様は聖母様かもしれないと、彼の両親に告げた。
ポクローフスコエ中が、奇跡の回復と、聖母様で、大騒ぎとなったとされている。
しかしその後のラスプーチンの人生は順調なものではなかった。
妹が兄と同じく川に落ちて水死し、母も若くして病死してしまう。
さらにあろうことか、結婚して恵まれた長男まで、生まれてまもなく病死してしまうのである。
ここでラスプーチンは二度目のお告げを聞き、たった一人で放浪の旅に出た。
放浪の経緯は謎に包まれている。
どんな病気も治す奇跡の治療師と呼ぶものもいれば、女を騙すことに長けた詐欺師と呼ぶものもいる。
ただラスプーチンが女性に大変人気だったのは確かなようである。
1904年、ペテルブルク(のちにペテログラードと改称)に居を構えた34才の彼は、東方密教の修道院で習得したという神秘的な占星術や呪術で上流階級のを施した信望者からは『奇跡を行う神の人』とさえ称されるまでになっていた。そうしてラスプーチンの奇跡の噂はロシア皇帝ニコライ二世と皇后アレクサンドラの耳にも届くのである。
実はその当時、ロシア皇帝ニコライ2世の子アレクセイが、血友病により瀕死の重体となっていた。
数々の名医を招いてみたものの、どの医者にも治せなかった。
そして、藁にもすがる思いで、皇帝はラスプーチンを招いたのである。
王宮に招かれたラスプーチンは、苦しむアレクセイを前に、ただ跪いて、しばらく祈っただけだった。
それだけでアレクセイはたちまち意識を取り戻し、笑顔を見せたのだ。
この一件によって、皇帝一家もラスプーチンの信者になったとされる。
特に皇后アレクサンドラは、ラスプーチンとの仲を噂されるほどに、深く彼に傾倒していたという。
皇帝ニコライ二世もまた、彼をいつもそばに置き、何に関しても彼に相談し、彼の占いや予言に頼り切るようになっていった。
現存するニコライ二世の日記には実際に彼の名前が登場している。
また、現存する写真や映像の中にも、皇帝夫妻に影のように寄り添う黒装束の異様な風貌の人物・ラスプーチンの姿が多く確認することができる。
皇帝夫妻から『我らの友』と呼ばれる大のお気に入りに成り上がったラスプーチンは、宮廷内を我がもの顔に闊歩し、次第に政治にまで口を挟むようになっていった。
これを面白く思わない人間は貴族の間に多かったが、その急先鋒となったのは、かつてラスプーチンに深く傾倒した信者イリオドルという若者であった。
イリオドルには、ラスプーチンの女性関係の噂が、どうしても聖人のそれには思えなかったのである。
ラスプーチンには、女性信者が非常に多い上に、美しい女性信者全員と淫らな噂があるような男だったのだ。
またラスプーチンの方も、一時は、イリオドルを信用していたようで、自らの武勇伝や、宮廷での生活をよく語ったという。
密かにラスプーチンを裏切ったイリオドルは、皇后アレクサンドラから、ラスプーチンへの手紙を書き写し、公開して、ふたりが愛人関係にあるかのような噂を流した。
それが真実があるかどうかはともかくとして、これをきっかけに、ラスプーチンの悪評は急速に高まったとされている。
さすがに皇帝家との不倫は、ラスプーチンのもともと怪しかった政治的基盤を動揺させた。
イリオドルは言う。
「なぜ神はあんな奴にあれほどの力を授けたのか。神はなぜあんな悪い男を罰しようとしないのか」
そうした意味で、イリオドルもラスプーチンの持つ底知れぬ力だけは認めていたことがわかる。
運命の1916年12月25日
貴族たちは暗殺計画などおくびにも出さず、友好的な雰囲気を装ってラスプーチンを皇族ユスポフ公の屋敷に招いた。そして、平然を装って彼に毒の入ったワインを飲ませた。
ところが致死量の青酸カリが入ったワインを飲んでもラスプーチンは一向に死なない。
2時間が経過し、しびれを切らした貴族は、隠れていた仲間に拳銃でラスプーチンを撃たせた。
何発もの鉛玉が彼を貫き、ラスプーチンの巨体はどう、と倒れた。
弾丸の一発は心臓を貫いており、ほぼ即死の状態だった。
にもかかわらずラスプーチンはおもむろに起き上がり、貴族たちに呪いの言葉を吐きながら玄関へと歩き出した。
玄関は施錠されていたが、ラスプーチンが手をかけるとまるで魔法のように開いてしまったという。
慌てた貴族はラスプーチンの後を追いさらに銃撃。
再び倒れたラスプーチンだが、まだ手足が動いていたため、貴族たちはラスプーチンを縛り上げ、厳寒のネヴァ川へと放り込んだ。
翌日、ラスプーチンの遺体はネヴァ川下流で発見されるが、驚いたことにラスプーチンの肺には水が満たされており、その死因は溺死であった。
彼は毒にも銃弾にも殺されてはいなかったのである。
彼は生前、自分が殺されたらロマノフ王朝は滅亡すると予言したらしいが、そのとおりロマノフ王朝はロシア革命によって断絶する。
しかし自分の死を予言できなかったというのもおかしな話である。
歌手のべリングは、「ラスプーチンは虫歯だらけで、口臭がひどい」と書いた。
だが作家のジュコフスカヤは、彼の歯は一本もかけず、申し分なく綺麗にそろっていて、口臭は爽やかだ」と書いた。
また、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライの妹、オリガ大公妃は、「彼はカメレオンのように変化する」と述べたという。
評価が一定しない奇人ではある。
しかし管理人は、ラスプーチンが人並外れたカリスマ性となんらかの力があったことだけは疑っていない。
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