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第1章
第4話
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あのあとすぐに森を抜けることができた。イノシシから逃げてたときに森を抜け出せなかったことが不思議になるくらいに早く抜けることができた。
俺はニート生活を送っている間、ゲーム以外にも小説や漫画も好きだった。ファンタジーものはやっぱり物理法則が無視されているようなものはよくあった。小説や漫画だからできるようなものだし、今更ツッコむようなものでもない。ただそれが自分の目の前で起こっているとなると話は別だ。
空に島々が無数に浮いていた。
そして俺はやっとここに来て察した。
あぁ、ここ俺の知ってる世界じゃないんだ。
小説とかではこういうとき、「目が点になった」とか「開いた口が塞がらない」とかの表現をするのだろう。だけどそんなレベルじゃない。言葉では表現できないようなほどに驚きを感じる。
だからこそ「目が点になる」とか「開いた口が塞がらない」とかの表現になってしまうのだろう。
そんなことを考えていると女の子から声をかけられた。
「何してんの?置いていくよ」
なんというか少しトゲのあるような言い方だった。
そりゃ、さっき出会ったばっかりで警戒とかしてるのだろうけどもう少し優しそうな言い方ができないのですかね?
と心の中で思った。
それからは一言も喋らなかった。
気まずいと少しは思ったけど、空に浮かんでいる島を見ているとそんなことは忘れるくらいにすごかった。
雲が流れるのと同じくらい自然に島が浮いている。
「着いたよ」
そんな声で正気に戻った。
目の前には日本の屋敷を入口のような大きな門があり奥には日本にあってもおかしくないような道場があった。今気が付いたけど、道場の中から生徒の声を聞こえてくる。
「私たちは裏口から入るからついてきて」
そうやって言うとこっちのことを気にすることもせずに歩いていってしまった。
そして俺はまたその後ろを着いていった。
俺はニート生活を送っている間、ゲーム以外にも小説や漫画も好きだった。ファンタジーものはやっぱり物理法則が無視されているようなものはよくあった。小説や漫画だからできるようなものだし、今更ツッコむようなものでもない。ただそれが自分の目の前で起こっているとなると話は別だ。
空に島々が無数に浮いていた。
そして俺はやっとここに来て察した。
あぁ、ここ俺の知ってる世界じゃないんだ。
小説とかではこういうとき、「目が点になった」とか「開いた口が塞がらない」とかの表現をするのだろう。だけどそんなレベルじゃない。言葉では表現できないようなほどに驚きを感じる。
だからこそ「目が点になる」とか「開いた口が塞がらない」とかの表現になってしまうのだろう。
そんなことを考えていると女の子から声をかけられた。
「何してんの?置いていくよ」
なんというか少しトゲのあるような言い方だった。
そりゃ、さっき出会ったばっかりで警戒とかしてるのだろうけどもう少し優しそうな言い方ができないのですかね?
と心の中で思った。
それからは一言も喋らなかった。
気まずいと少しは思ったけど、空に浮かんでいる島を見ているとそんなことは忘れるくらいにすごかった。
雲が流れるのと同じくらい自然に島が浮いている。
「着いたよ」
そんな声で正気に戻った。
目の前には日本の屋敷を入口のような大きな門があり奥には日本にあってもおかしくないような道場があった。今気が付いたけど、道場の中から生徒の声を聞こえてくる。
「私たちは裏口から入るからついてきて」
そうやって言うとこっちのことを気にすることもせずに歩いていってしまった。
そして俺はまたその後ろを着いていった。
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