異世界で美少女『攻略』スキルでハーレム目指します。嫁のために命懸けてたらいつの間にか最強に!?雷撃魔法と聖剣で俺TUEEEもできて最高です。

真心糸

文字の大きさ
3 / 100
1章 異世界転生と美少女攻略

第3話 異世界転生とチートスキル

しおりを挟む
「外観の設定は以上です。次にスキルを選択してください」

「ぉおおお」

 目の前に把握しきれないくらいの文字が浮かびあがる。

「スキルは20ポイントを割り振ることで習得することが出来ます。1つも選択しないことは出来ますが、合計20ポイントを超えるスキルを習得することは出来ません」

「なるほど」

 空中に浮かんだ文字を見ていく。

---------------------------------------
火属性魔法(上級)
 3ポイント
剣技レベル(中級)
 2ポイント
浮遊
 2ポイント
交渉
 2ポイント
神器:炎帝剣レーヴァテイン
 8ポイント
農業(基礎)
 1ポイント



---------------------------------------

 などなど、様々なジャンルのスキルが散らばっていた。各スキルの隣にポイントが書いてある。
 試しに1つ選んでみる。

---------------------------------------------------------------------------------
神器:炎帝剣レーヴァテイン
 ・炎帝龍が守護するヴォルガ火山地帯にて入手することができる剣
 ・所有者は火属性魔法神級までを習得し、火属性耐性が最大になる
 ・剣を振るうことで周囲を焼き尽くす
---------------------------------------------------------------------------------

『このスキルにしますか?』

「んー、いいえ」

 なるほど、スキルを選択するとそのスキルの説明が出てくるようだ。おもしろい。

「スキルをジャンルごとにまとめれる?」

『可能です』

 回答と共にスキルがまとまる。

 魔法系、戦闘系、道具系、日常系、などといった具合に分類された。

 さっきよりは見やすくはなったが…

「いやー、これだけの数があると考えるのが大変そうだ。メモとか欲しいな」

 そう呟くと、メモ帳とボールペンが手元に現れた。

「おぉ、気が利いてるね」

 ボールペンを手にとりメモ帳を開いてスキルを見ていく。

「んー、やっぱ魔法とか剣とか使って俺TUEEEやりたいよな。そんで、俺TUEEEやってれば美少女が沢山よってきたりして」

 ぐへへ、という効果音が似合いそうな笑みを浮かべる。

 いやいや、そんな都合よくいくわけないか。頭を左右に振る。

「えと、転生先でオレは主人公的な立ち位置なの?つまり、都合よく出世したり、美少女が向こうからやってきたりとかするん?」

『いいえ、一般的な人族として転生します。そこに特に補正はありません』

「な、なるほど」
 
 そう上手くはいかないか。いや、でも外見をこんだけ変えてもらえただけでも上々だよな。
 じゃあ、やっぱり選択するスキルが重要になってくる気がする。

「んー、女の子を惚れさせるようなスキルってある?」

『……』

 さっきまでスラスラと答えてくれた神様?が黙ってしまう。

「な、なにか?」

『いえ、そういったスキルの一覧を表示します』

 なんだか、天の声から圧を感じつつも、その一覧を覗きこむ。そんなこと聞いてくるんじゃねーよ、と言われているような気がした。

「うわっ、たっか……」

---------------------------------------
催眠
 15ポイント
奴隷契約(神級)
 20ポイント
魅了
 12ポイント
---------------------------------------

 20ポイントしか割り振れないのにずいぶんと高いポイントに驚いて、詳細を確認していく。

--------------------------------------------------------------------------------------
奴隷契約(神級)
 ・魔法耐性のない対象であれば、強制的に奴隷契約を結ぶことができる。
 ・対象は所有者の命令に逆らうことはできない。

魅了
 ・異性から魅力的な印象を持たれる。
 ・長い時間一緒にいると効果は蓄積する。
--------------------------------------------------------------------------------------

「な、なるほど…」

 たしかに強力なスキルだ。ポイントが高いのも頷ける。

 このスキルを使ったことを想像し「ゴクリっ」と生唾を飲み込んでしまった。

「いやいや!こういう無理矢理系はあんまり好きくないし!ちょっと違うかな!」

 極小の良心を絞り出しつつ、大きな声を出す。

「あー、女性にモテる、とか。本気で好きになってもらえる。みたいなスキルはないでしょうか?」

『……一覧を表示します』

 やれやれ、といった声色だ。気のせいだと思いたい……

「ん?これは?」



 オレはスキルを片っ端から見漁って、やっとのことで決めることができた。ここまで3時間である。いや、まぁ時計とかないから感覚だけど。

 それで、オレが選んだスキルは以下の通りだ。

--------------------------------
攻略
 10ポイント
主従契約(初級)
 2ポイント
身体強化
 4ポイント
雷属性魔法(上級)
 3ポイント
初級魔法適正
 1ポイント
--------------------------------

 ピッタリ20ポイント。自分が理想とする生き方を想像して悩みに悩んで選びぬいた。
 一つずつ見ていこう

 まず、選んだスキルで1番欲しいと思ったのは、
〈攻略〉
 これが必須だったから10ポイントをまず使って残りは逆算して選んだ。

 オレの異世界での目的としては、
  ①モテたい
  ②俺TUEEEがやりたい
 この2つだ。

 だから、5つのスキルのうち3つは、俺TUEEEのために選んだ。

 まず、
------------------------------------------------------------------------------------------------
身体強化
 ・肉体を強化することで特級C冒険者レベルの身のこなしをすることができる。
 ・ステータスに特級C冒険者の平均値をプラスする。
------------------------------------------------------------------------------------------------

 転生先には冒険者という制度があり、初級、中級、上級、特級、神級、という段階でレベルが上がっていくらしい。
 それぞれの階級の中にもA、B、C、と3段階あり、Aの方が強いようだ。

 つまり、特級Cというのは上から6つ目、まぁまぁ強いんだと思う。その身体能力を手に入れれば、きっと序盤の方では苦労しないんじゃないだろうか。

 次に、
----------------------------------------------------------------
雷属性魔法(上級)
 上級から初級までの雷魔法を使うことができる
 使える魔法一覧
  ライト
  フラッシュ
  サンダー
  サンダーボルト
  ・
  ・
----------------------------------------------------------------

 こんな具合に大量の魔法名が記載されている。やっぱり、剣と魔法の世界にいくなら魔法を使えないとね!
 じゃあ、どの魔法にするか。もうココは趣味である。

 自分が好きな漫画のキャラが雷属性だったから、これを選んでみた。子どものころから殺し屋の家庭で訓練してて毒じゃ死なないあのキャラだ。

 魔法についても、初級、中級、上級、特級、神級というランクがあったが、神級の魔法にはスキルポイントが10も必要だった。

 ホントは全属性神級!最強の魔法使い!とかもやりたかったが、スキルポイントが全然足りないし、諦めた。

 あと、取得したスキルは、
----------------------------------------------------------------
初級魔法適正
 どの属性の初級魔法も努力次第では習得可能となる。
----------------------------------------------------------------

 というものだ。火を起こしたり、水を出すことができれば日常的に便利そうだし、雷以外の魔法も使ってみたかったからコレを選んだ。

 ただ、努力次第、という文言が気になっている。猛勉強しないといけない、とかだったら憂鬱だ。

 最後に、
〈攻略〉と〈主従契約(初級)〉
 これはセットみたいな感じで選んだ。

------------------------------------------------------------------------------------------------
攻略
 ・攻略可能な対象を検索することが出来る。
 ・攻略対象として設定すると、その人物の好感度が上がるようなアドバイスが
  表示され、好感度を大きく左右するイベントを予見できる。
 ・攻略可能な対象の好感度を確認することが出来る。
------------------------------------------------------------------------------------------------

 これが1番欲しかった。10ポイントもかかったけど、めちゃくちゃワクワクするスキルだ。
 これを使えば美少女とお近づきになれそうな確信があって選んだ。

 ずるいような気もするが、合法的に正規ルートで好きになってもらえそうな気がする。知らんけど。
 それに無理矢理じゃないってのがいいよね。

------------------------------------------------------------------------------------------------
主従契約(初級)
 ・相手が同意したときに限り、主従契約を結ぶことができる。
 ・契約を結ぶと離れていても意思疎通がとれるようになる。
 ・従者の魔法耐性が低い場合に限り、主人は従者の本音を喋らせることができる。
 ・相手が同意したときに限り、子どもを作るかの可否を設定できる。
  (随時、変更可能)
 ・契約には媒体が必要。
------------------------------------------------------------------------------------------------

 これは実際に攻略スキルを使ってパーティーが増えたあと、便利かなと思って選んだ。
 特に必要だと思ったのは下から2番目の効果だ。冒険中に子どもができても困るなと思って、このスキルを採用した。

……ホントにそんな相手ができるか知らんけど…

 ちなみに、避妊効果のある魔法もあったがスキルポイントと効果を天秤にかけてこっちにした。

「よし!これでオッケーだな!」

『スキルの設定が完了しました。最後にプレイヤーネームを決めてください』

「んー名前かー。今の名前使うのはなんかなー。生まれ変わったって感じしないし」

 雷魔法の使い手…雷の剣…拳、雷雲、雷帝、雷空…

「ライ…うん。名前はシンプルにライにしよう」

 あとは、苗字。雷の神様って誰がいたっけ?

 トール、ゼウス、スサノオ、タケミカヅチ…

 どれもそのままだと仰々しいな。タケミカヅチさんから一部もらって――

「ライ・ミカヅチ、でどうだろう?この名前って珍しいかな?」

『いえ、転生先では多様な種族がいますので氏名を珍しがる文化はありません』

「なるほど!じゃあ決定で!」

『全てのキャラクター設定が完了しました。別世界への転生を開始します』

 頭の中の声がそういうと、オレの体が光だした。

「あの、なんでオレを選んだんですか?」

「特に理由はありません。世界のバランスを保つ一環です」

「な、なるほど。あ、ありがとうございました!」

「……」

 とっさに感謝の言葉を述べたが、頭の中の声からは何も返答がなかった。

 そこでオレの意識は刈り取られる。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う

こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
 異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。  億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。  彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。  四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?  道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!  気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?    ※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」 帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。 謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。 しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。 勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!? 転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。 ※9月16日  タイトル変更致しました。 前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。 仲間を強くして無双していく話です。 『小説家になろう』様でも公開しています。

レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!? 成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに! 故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。 この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。 持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。 主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。 期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。 その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。 仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!? 美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。 この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる

静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】 【複数サイトでランキング入り】 追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語 主人公フライ。 仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。 フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。 外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。 しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。 そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。 「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」 最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。 仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。 そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。 そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。 一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。 イラスト 卯月凪沙様より

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。

町島航太
ファンタジー
 かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。  しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。  失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。  だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~

ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。 玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。 「きゅう、痩せたか?それに元気もない」 ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。 だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。 「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」 この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

処理中です...