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1章 異世界転生と美少女攻略
第5話 はじまりの町
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攻略スキルのマップを見ながら歩くこと半日。オレは町の入り口まで到達した。
転生したのは早朝だったのか、今はお昼頃のようだ。各家庭の煙突から煙がちらほら上がっており、良い匂いが漂ってくる。
半日も歩いたのに、この身体はピンピンしていた。いつもなら何度も休憩したはずなのに、一度も止まらずにココまで歩いてくることができた。改めてこの身体の凄さを実感できる。
「まずは、お金と宿、だよな」
本音では、いますぐ攻略対象の女の子のところに向かいたいところだが、グッと我慢する。
一文なしで野宿するのはイヤなのだ。まずは落ち着ける場所を手に入れたい。
そう考えながら、町の入り口を通過する。門番はいないが石造の門のようなものはあった。小さな町のようだ。
少し歩くと、さっそく村人が何人かいるのを見つけた。小さいお店もある。野菜などが並んでいるので、八百屋だろうか。おばちゃんが店番をしていた。
そこで、ふと、攻略スキルのことが気になった。その場でスクリーンを出すのも目立ちそうだったので、目をつぶり、
『攻略対象を検索、条件は、〈攻略可能な人物〉』と念じる。
そうすると、目の前のおばちゃんの位置に赤い点が表示される。攻略する気は全くないが、スキルは試せそうだ。
『攻略対象として設定した後に解除することはできる?』
『可能です』
『じゃあ、攻略対象に設定』と念じる。
----------------------------------------------------------------
・商品を褒めながら話しかけてください。
・その後、話の中でその人物の容姿を褒めてください。
----------------------------------------------------------------
とのアドバイスが表示された。
おぉ面白い。
『あと、好感度はどうなってる?』
『攻略対象の好感度は、〈20/100〉です』
ふむふむ、100が最大で今は20ってことね。最初は0じゃないのか。いや、初期好感度は人によって違うのかな。
そこまで確認して、オレは目を開け、おばちゃんの方に歩き出した。
「こんにちは。美味しそうな野菜ですね」
「おっ!にいちゃん分かってるね!うちの商品はどれも新鮮だよ!」
なかなか好感触だ。まぁ商売人はこういうものか。
「この野菜は奥さんが育ててるんですか?」
「そうさ!うちの畑でとれたもんさね!」
「そうなんですね。キレイな奥さんが育てたから美味しそうに育ったんですかね」
「……」
どうだ?
「いやー!あんた口がうまいねー!こんないい男に褒められたら照れちまうよ!これサービスしてやるから持っていきな!」
おばちゃんは、言いながらリンゴを放り投げてきた。キャッチする。
「ありがとうございます。ところで、この町に冒険者ギルドってありますか?」
「ん?あんた冒険者なのかい?そんな風貌には見えないけど」
「えと、これから冒険者になりたいと思っているんですが」
「へぇ、そうなのかい。たしかによく見ると逞しい身体つきしてるねぇ。一応、小さいけどギルドはあるよ。そこの路地を曲がってまっすぐ行くと突き当たりの左手にあるさね」
「わかりました。ありがとうございます」
頭を下げてお礼をいう。
「これくらいお安い御用さ!出世したらウチでたくさん買っておくれ!」
「はい。また改めて来ますね」
再度頭を下げながら歩きだす。路地を曲がったところで目を閉じ好感度の確認をした。
------------------------
八百屋のおばちゃん
好感度
30/100
------------------------
たしかに好感度が上がっている。
まぁ、相手はおばちゃんだし、商売やってる人だから普通に接しても好感度あがりそうな気もするけど、実験としては成功かな。
そっと『攻略対象から外す』と念じる。おばちゃん、ありがとう。
オレは目を開けてギルドへと歩き始めた。
転生したのは早朝だったのか、今はお昼頃のようだ。各家庭の煙突から煙がちらほら上がっており、良い匂いが漂ってくる。
半日も歩いたのに、この身体はピンピンしていた。いつもなら何度も休憩したはずなのに、一度も止まらずにココまで歩いてくることができた。改めてこの身体の凄さを実感できる。
「まずは、お金と宿、だよな」
本音では、いますぐ攻略対象の女の子のところに向かいたいところだが、グッと我慢する。
一文なしで野宿するのはイヤなのだ。まずは落ち着ける場所を手に入れたい。
そう考えながら、町の入り口を通過する。門番はいないが石造の門のようなものはあった。小さな町のようだ。
少し歩くと、さっそく村人が何人かいるのを見つけた。小さいお店もある。野菜などが並んでいるので、八百屋だろうか。おばちゃんが店番をしていた。
そこで、ふと、攻略スキルのことが気になった。その場でスクリーンを出すのも目立ちそうだったので、目をつぶり、
『攻略対象を検索、条件は、〈攻略可能な人物〉』と念じる。
そうすると、目の前のおばちゃんの位置に赤い点が表示される。攻略する気は全くないが、スキルは試せそうだ。
『攻略対象として設定した後に解除することはできる?』
『可能です』
『じゃあ、攻略対象に設定』と念じる。
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・商品を褒めながら話しかけてください。
・その後、話の中でその人物の容姿を褒めてください。
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とのアドバイスが表示された。
おぉ面白い。
『あと、好感度はどうなってる?』
『攻略対象の好感度は、〈20/100〉です』
ふむふむ、100が最大で今は20ってことね。最初は0じゃないのか。いや、初期好感度は人によって違うのかな。
そこまで確認して、オレは目を開け、おばちゃんの方に歩き出した。
「こんにちは。美味しそうな野菜ですね」
「おっ!にいちゃん分かってるね!うちの商品はどれも新鮮だよ!」
なかなか好感触だ。まぁ商売人はこういうものか。
「この野菜は奥さんが育ててるんですか?」
「そうさ!うちの畑でとれたもんさね!」
「そうなんですね。キレイな奥さんが育てたから美味しそうに育ったんですかね」
「……」
どうだ?
「いやー!あんた口がうまいねー!こんないい男に褒められたら照れちまうよ!これサービスしてやるから持っていきな!」
おばちゃんは、言いながらリンゴを放り投げてきた。キャッチする。
「ありがとうございます。ところで、この町に冒険者ギルドってありますか?」
「ん?あんた冒険者なのかい?そんな風貌には見えないけど」
「えと、これから冒険者になりたいと思っているんですが」
「へぇ、そうなのかい。たしかによく見ると逞しい身体つきしてるねぇ。一応、小さいけどギルドはあるよ。そこの路地を曲がってまっすぐ行くと突き当たりの左手にあるさね」
「わかりました。ありがとうございます」
頭を下げてお礼をいう。
「これくらいお安い御用さ!出世したらウチでたくさん買っておくれ!」
「はい。また改めて来ますね」
再度頭を下げながら歩きだす。路地を曲がったところで目を閉じ好感度の確認をした。
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八百屋のおばちゃん
好感度
30/100
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たしかに好感度が上がっている。
まぁ、相手はおばちゃんだし、商売やってる人だから普通に接しても好感度あがりそうな気もするけど、実験としては成功かな。
そっと『攻略対象から外す』と念じる。おばちゃん、ありがとう。
オレは目を開けてギルドへと歩き始めた。
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