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第一章 龍の料理人
第34話
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そうして最近おなじみとなってきた流れで私はカミルに厨房の中まで引きずって来られた。私たちに続いてヴェルも厨房の中へと足を踏み入れる。
「さぁミノル!!お主の腕を存分に振るってヴェルにあっと言わせてやるのじゃ!!妾はここで待っておるからの~。ほれ、ヴェルもこっちに来るのじゃ。」
「はいはい、わかったわよ~。それじゃ美味しいの期待しとくからね?」
「あぁ、任せてくれ。」
カミルとヴェルの二人は、いつもカミルが私の調理工程を眺めている場所に並んで座り世間話を始めた。今日はヴェルという話し相手がいるから退屈はしなさそうだな。ということは少し調理に時間をかけても大丈夫ということだ。
「さて、やるか。」
今回作っていくのはハンバーグだ。まずは買ってきたブロック肉を適度な大きさにカットしてひき肉にする。そこで使うのがこのミンサーと呼ばれる機械だ。これを使うことにより塊の肉をミンチにしてひき肉にすることができる。
肉の量が量だからかなり時間がかかるだろうが……まぁ、気合を入れてやっていこうか。
「まずは牛もも肉についている筋を取り除いて、ミンサーに入るぐらいの大きさにカットする。バラ肉の方は一番厚い部分の脂を少し取り除いて、もも肉と同じくカット。」
これで肉の下処理はお終いだ。さ、あとはひたすらこれをひき肉にするだけだ。この次の作業も手間がかかるから手早く行くぞ。
カットした肉をひたすらにミンサーでひき肉にしていく。この作業をひたすら続け、ミンサーのトルクを回す腕が疲弊し始めた頃にようやくすべての肉をひき肉にすることができた。多分カミルのおかげで力がだいぶついているから少し疲弊するだけで済んだが、以前のままならもうフライパンを振る力すら残っていなかっただろう。
「これは一度置いておいて……次はおなじみこの玉ねぎっぽい野菜をみじん切りにする。」
みじん切りにしたらこれを次はフライパンで炒めていく。透明感が出てきたら火から下ろし粗熱をとる。粗熱をとっている間に今度はパン屋でもらったこのパンくずを使うぞ。
「大きさがバラバラだから一度包丁でたたいて均一な大きさに整えようか。」
包丁の峰でパンくずを叩き砕いていく、ザクザクと音がするところを見るにヴェルが言っていた通り本当にこちらの世界のパンは硬いようだな。まぁ、硬いなら柔らかくして使えばいいだけの話だが……。
細かく砕いたパンくずに牛乳を入れてこちらはふやかしておく。
「これで良し……。」
ちらりとカミルたちの方を見ると未だ世間話で盛り上がっているようだった。彼女たちの話題が途切れる前にはこいつを完成させないとな。
次に取り掛かるのはひき肉に味をつけ、繋ぎとなるパンくずや卵を加えてこねる作業だ。この作業がハンバーグの味を大いに決める重要な作業だ。練りが少なかったり、少しでも手を抜くと美味しさが半減してしまったりする。
「まずは肉に塩と胡椒をきっちりと馴染ませて……そこにさっき牛乳で戻したパンくずを加えて卵を落とす。」
あとはひたすら捏ねるだけだ。目安的には肉から粘りが出るぐらい捏ねないといけないんだが……何せこの量だまた時間がかかるだろう。
明日は筋肉痛になることを覚悟しないといけないな。そう心の中で思いながらも私はひたすらにハンバーグのタネをこね続けた。
そしてようやく粘りが出てきたところでソテーした玉ねぎを加えてさっくりと混ぜたらようやくこれでハンバーグのタネの完成だ。ちなみに現代日本では機械技術が発達しているから、このハンバーグのタネをこねる専用の機械まで開発されている。便利な世の中だよな。
「よし、あとは空気抜きして形を整えるだけだ。」
両手のひらに軽く牛脂を塗ってハンバーグのタネを掬い取り、一人でキャッチボールをするような感じで種を右手から左手に打ち付け空気を抜く。そうしたらあとは中央をへこませた小判型に整えていくだけだ。
手際よく淡々と作業を進めていると、いつの間にかカミルとヴェルの二人が私の作業を間近で眺めているのに気が付いた。
「そんなに近くで見てどうした?」
「いや、これぐらいなら妾でもできそうじゃな~……と思って見ておったのじゃ。」
「私なら手を使わなくてもできるわねっ。」
と、二人は口々に言った。まぁ、確かに今やってる作業だったら誰でもできる。極端な話だが、料理の腕が素人の人にこの作業行程を書いた物を渡せばその通りにやってくれるだろうな。
そして大量にあったタネを全て整形し終えた私は間近で見ていた二人に声をかけた。
「今から高温の脂が跳ねるから下がってた方がいいぞ?」
「妾に熱は効かん!!……と胸を張りたいところじゃが、脂で鱗が汚れるのは嫌なのじゃ。ここはおとなしく引き下がるが吉じゃな。」
「私も汚れるのはイヤ~。黙ってあそこから眺めてるわ。」
意外にも大人しく二人は元の位置に戻り、私の作業を眺め始めた。
さて、これで安全に料理ができるな。
「さ、焼き上げるか。」
高温に熱したフライパンでハンバーグの表面に焼き色をつけて、250℃に余熱したオーブンに入れる。
カミルとヴェル用にかなり大きいサイズに整形したから火が入るのにそれなりに時間がかかるはずだ。その間にハンバーグのソースとか付け合わせを作るとしようか。
「ソースはトマトソースでいこう。ちょうどそれっぽい野菜もあるしな。」
外見がトマトのようなその野菜を熱湯にくぐらせ、湯剥きする。綺麗に皮を向いたら潰しながら火にかけ、塩と胡椒で味を整えてやれば簡易的なトマトソースの出来上がりだ。
「付け合わせは、これとこれを……」
彩りを良くするために幾つかの野菜をソテーして盛り付けよう。
そしてソースや付け合わせの仕込みを終えた頃、オーブンの中に入っているハンバーグが少し膨らみ、中に火が入ったことを知らせていた。
「……弾力も問題ないな。ばっちり火が入ってる。」
私は肉などに火が入ったかを確認する際は、こうして一度軽く親指の腹で中央を圧してみる。
これは慣れが必要な技術だが、感覚を掴むとこれだけで火の入り具合がわかるのだ。ハンバーグのようなものだと串を刺して確認すると、中に詰まっている肉汁が漏れてしまうからこの方法の方が適している……と私は思う。
「さて、盛り付けようか。」
焼き上がったハンバーグを付け合わせとソースと共に皿に盛り付ける。
さてさて……ヴェルがこれを食べてどんな反応をしてくれるか、楽しみだ。食べたことがない食感と美味しさに驚いてくれたら儲けものだな。
「さぁミノル!!お主の腕を存分に振るってヴェルにあっと言わせてやるのじゃ!!妾はここで待っておるからの~。ほれ、ヴェルもこっちに来るのじゃ。」
「はいはい、わかったわよ~。それじゃ美味しいの期待しとくからね?」
「あぁ、任せてくれ。」
カミルとヴェルの二人は、いつもカミルが私の調理工程を眺めている場所に並んで座り世間話を始めた。今日はヴェルという話し相手がいるから退屈はしなさそうだな。ということは少し調理に時間をかけても大丈夫ということだ。
「さて、やるか。」
今回作っていくのはハンバーグだ。まずは買ってきたブロック肉を適度な大きさにカットしてひき肉にする。そこで使うのがこのミンサーと呼ばれる機械だ。これを使うことにより塊の肉をミンチにしてひき肉にすることができる。
肉の量が量だからかなり時間がかかるだろうが……まぁ、気合を入れてやっていこうか。
「まずは牛もも肉についている筋を取り除いて、ミンサーに入るぐらいの大きさにカットする。バラ肉の方は一番厚い部分の脂を少し取り除いて、もも肉と同じくカット。」
これで肉の下処理はお終いだ。さ、あとはひたすらこれをひき肉にするだけだ。この次の作業も手間がかかるから手早く行くぞ。
カットした肉をひたすらにミンサーでひき肉にしていく。この作業をひたすら続け、ミンサーのトルクを回す腕が疲弊し始めた頃にようやくすべての肉をひき肉にすることができた。多分カミルのおかげで力がだいぶついているから少し疲弊するだけで済んだが、以前のままならもうフライパンを振る力すら残っていなかっただろう。
「これは一度置いておいて……次はおなじみこの玉ねぎっぽい野菜をみじん切りにする。」
みじん切りにしたらこれを次はフライパンで炒めていく。透明感が出てきたら火から下ろし粗熱をとる。粗熱をとっている間に今度はパン屋でもらったこのパンくずを使うぞ。
「大きさがバラバラだから一度包丁でたたいて均一な大きさに整えようか。」
包丁の峰でパンくずを叩き砕いていく、ザクザクと音がするところを見るにヴェルが言っていた通り本当にこちらの世界のパンは硬いようだな。まぁ、硬いなら柔らかくして使えばいいだけの話だが……。
細かく砕いたパンくずに牛乳を入れてこちらはふやかしておく。
「これで良し……。」
ちらりとカミルたちの方を見ると未だ世間話で盛り上がっているようだった。彼女たちの話題が途切れる前にはこいつを完成させないとな。
次に取り掛かるのはひき肉に味をつけ、繋ぎとなるパンくずや卵を加えてこねる作業だ。この作業がハンバーグの味を大いに決める重要な作業だ。練りが少なかったり、少しでも手を抜くと美味しさが半減してしまったりする。
「まずは肉に塩と胡椒をきっちりと馴染ませて……そこにさっき牛乳で戻したパンくずを加えて卵を落とす。」
あとはひたすら捏ねるだけだ。目安的には肉から粘りが出るぐらい捏ねないといけないんだが……何せこの量だまた時間がかかるだろう。
明日は筋肉痛になることを覚悟しないといけないな。そう心の中で思いながらも私はひたすらにハンバーグのタネをこね続けた。
そしてようやく粘りが出てきたところでソテーした玉ねぎを加えてさっくりと混ぜたらようやくこれでハンバーグのタネの完成だ。ちなみに現代日本では機械技術が発達しているから、このハンバーグのタネをこねる専用の機械まで開発されている。便利な世の中だよな。
「よし、あとは空気抜きして形を整えるだけだ。」
両手のひらに軽く牛脂を塗ってハンバーグのタネを掬い取り、一人でキャッチボールをするような感じで種を右手から左手に打ち付け空気を抜く。そうしたらあとは中央をへこませた小判型に整えていくだけだ。
手際よく淡々と作業を進めていると、いつの間にかカミルとヴェルの二人が私の作業を間近で眺めているのに気が付いた。
「そんなに近くで見てどうした?」
「いや、これぐらいなら妾でもできそうじゃな~……と思って見ておったのじゃ。」
「私なら手を使わなくてもできるわねっ。」
と、二人は口々に言った。まぁ、確かに今やってる作業だったら誰でもできる。極端な話だが、料理の腕が素人の人にこの作業行程を書いた物を渡せばその通りにやってくれるだろうな。
そして大量にあったタネを全て整形し終えた私は間近で見ていた二人に声をかけた。
「今から高温の脂が跳ねるから下がってた方がいいぞ?」
「妾に熱は効かん!!……と胸を張りたいところじゃが、脂で鱗が汚れるのは嫌なのじゃ。ここはおとなしく引き下がるが吉じゃな。」
「私も汚れるのはイヤ~。黙ってあそこから眺めてるわ。」
意外にも大人しく二人は元の位置に戻り、私の作業を眺め始めた。
さて、これで安全に料理ができるな。
「さ、焼き上げるか。」
高温に熱したフライパンでハンバーグの表面に焼き色をつけて、250℃に余熱したオーブンに入れる。
カミルとヴェル用にかなり大きいサイズに整形したから火が入るのにそれなりに時間がかかるはずだ。その間にハンバーグのソースとか付け合わせを作るとしようか。
「ソースはトマトソースでいこう。ちょうどそれっぽい野菜もあるしな。」
外見がトマトのようなその野菜を熱湯にくぐらせ、湯剥きする。綺麗に皮を向いたら潰しながら火にかけ、塩と胡椒で味を整えてやれば簡易的なトマトソースの出来上がりだ。
「付け合わせは、これとこれを……」
彩りを良くするために幾つかの野菜をソテーして盛り付けよう。
そしてソースや付け合わせの仕込みを終えた頃、オーブンの中に入っているハンバーグが少し膨らみ、中に火が入ったことを知らせていた。
「……弾力も問題ないな。ばっちり火が入ってる。」
私は肉などに火が入ったかを確認する際は、こうして一度軽く親指の腹で中央を圧してみる。
これは慣れが必要な技術だが、感覚を掴むとこれだけで火の入り具合がわかるのだ。ハンバーグのようなものだと串を刺して確認すると、中に詰まっている肉汁が漏れてしまうからこの方法の方が適している……と私は思う。
「さて、盛り付けようか。」
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