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第三章 魔族と人間と
第165話
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そして集まった全ての人間に一回目の食事がいき渡った後、彼らの今後についてゼバスと話し合うことになった。
「君達はこれからこの国のピースって街で生活してもらうよ。」
「住居まで提供していただけるのか!?」
「うん、まぁ君達が来ることは予想してたし……受け入れるならこっちもそれなりに準備は整えておかないとね。」
そう、この数ヶ月間で彼等のような難民に備えるため、土地を切り開き新たな街を作ったのだ。
街の名前はピース。ありきたりな平和という意味を込めてそう名付けた。
「ちなみにだけど……その街には魔族も住んでるからね?先に住んでる彼等は、君達人間に友好的だから安心していいよ。」
街として機能させるには人間の彼等を住まわせる前に、あらかじめ何人か魔族が必要だった。
突然別の街に移り住んで、その街を機能させていくなんてことは今の彼等には無理だろうからな。
「それじゃ、あっちに着いたらノアと……ピースの街長の指示に従ってね。」
アベルが空間を大きく切り裂くと、ノアの先導のもと人間達がその中へと入っていく。
そして最後にゼバスが入ろうとしたとき、アベルが声をかけた。
「あ!!そうそう、ゼバス……だっけ?君にはいろいろと聞きたいことがあるから、また後でね?」
「承りました。」
ゼバスはこちらに深く一礼すると空間の切れ目のなかに入っていった。
「ふぅ~……疲れたぁぁぁぁ~っ!!」
全てをやり遂げたアベルはそう叫びながら大きく背伸びをした。
「お疲れさん、ノノも疲れたろ?」
「えへへ……ちょっと疲れちゃいました。」
二人の苦労を労う。
「にしても嬉しかったなぁ~……。」
さっきまで人間達が座っていた椅子に腰かけてアベルはポツリと言った。
「ボクらが作った物をあんなに美味しい美味しい……って食べてくれるんだね。」
どうやら。アベルは自分達が作った物をあんな風に必死になって美味しい……美味しいと食べてくれたことに嬉しさを感じているようだ。
「あぁいう風に美味しいって食べてくれるのが、料理人冥利に尽きるってことだ。」
よくテレビ番組とかであるような「~~が~~で……」とかそういう感想はいらない。
ただ、「美味しい。」と一言言われるだけで十分なのだ。
「ねぇミノル……。」
「ん?どうした?」
何かを言いたげに私の事をじっと見つめてきたアベルは、次の瞬間ケロリとした表情を浮かべながら言った。
「ボクお腹すいちゃったぁ☆」
なにか大事な事を言われるかと思いきや、そっちか。とずっこけそうになったが、それをグッとこらえ私は苦笑いを浮かべながら言った。
「なら帰って飯にするか。二人は疲れてるだろうから今日は私が作ろう。」
「あはっ♪やった!!」
ノアにはお弁当を作ろうか。多分今頃あっちはあっちで相当忙しいと思うからな。
人々への住居の割り当てや仕事の割り当て等々、あっちではやることが山積みだろう。
「さ、それじゃボクらも行こっ!!早く早く~!!」
「わかったから引っ張るなって!!」
アベルに服を掴まれてズルズルとなすすべなく引き摺られ、空間の切れ目へと連行される。
久しぶりの引き摺られるという感覚に最早懐かしさまで感じてしまったのだった。
◇
そして日が沈み……ピースでの作業も一段落ついたとノアから連絡があったので、ゼバスを招いて今の人間の国で何が起きているのかを聞いてみることになった。
「先に改めて深く……礼を告げさせていただきたい。本当に感謝している。」
皆が集まるやいなや、ゼバスは立ち上がり私達に向かって深く御辞儀をしてお礼の言葉を述べてきた。
「いいのいいの。まぁそこに座ってよ。皆座らないと話が進まないからさ。」
アベルに促され、ゼバスが席に着くと早速アベルが彼に質問を始めた。
「それじゃあ早速……幾つか質問をさせてもらうけど、先に答えられない事とかがあったら言って?」
「隠し事はありませぬ。何なりと……。」
「わかった。それじゃあ……ゼバス、君が率いてたあの人間達は何処から連れてきたの?」
「王都から離れたところにある村や街から連れて参りました。」
「その村や街にはまだ人は残ってる?」
「はい。長距離の移動が出来ない者や魔族を恐れて着いてこなかった者が残っております。」
ふむ、なるほど。じゃあ次にやることは大方決まったな。
私が納得して頷いていると、アベルが次の質問をしていいのか?と視線をこちらに向けてくる。私はコクリとそれに頷いた。
「わかった。じゃあ次ね、王都では今何が起こってるの?」
「王都では……食料を奪い合い貴族達と平民達とが対立しております。シルヴェスター国王代理の行方もわからなくなり、まさに無法地帯と化しております。」
「シルヴェスターの行方がわからない?」
「はい。ノア殿のホムンクルスを大量に産み出したあとから行方がわからなくなっております。」
それはちょっと気がかりだな……。だが、王都が無法地帯となっているのなら……好機は今しかないか。
私はゼバスから引き出した情報を元に次の行動を頭のなかで決めるのだった。
「君達はこれからこの国のピースって街で生活してもらうよ。」
「住居まで提供していただけるのか!?」
「うん、まぁ君達が来ることは予想してたし……受け入れるならこっちもそれなりに準備は整えておかないとね。」
そう、この数ヶ月間で彼等のような難民に備えるため、土地を切り開き新たな街を作ったのだ。
街の名前はピース。ありきたりな平和という意味を込めてそう名付けた。
「ちなみにだけど……その街には魔族も住んでるからね?先に住んでる彼等は、君達人間に友好的だから安心していいよ。」
街として機能させるには人間の彼等を住まわせる前に、あらかじめ何人か魔族が必要だった。
突然別の街に移り住んで、その街を機能させていくなんてことは今の彼等には無理だろうからな。
「それじゃ、あっちに着いたらノアと……ピースの街長の指示に従ってね。」
アベルが空間を大きく切り裂くと、ノアの先導のもと人間達がその中へと入っていく。
そして最後にゼバスが入ろうとしたとき、アベルが声をかけた。
「あ!!そうそう、ゼバス……だっけ?君にはいろいろと聞きたいことがあるから、また後でね?」
「承りました。」
ゼバスはこちらに深く一礼すると空間の切れ目のなかに入っていった。
「ふぅ~……疲れたぁぁぁぁ~っ!!」
全てをやり遂げたアベルはそう叫びながら大きく背伸びをした。
「お疲れさん、ノノも疲れたろ?」
「えへへ……ちょっと疲れちゃいました。」
二人の苦労を労う。
「にしても嬉しかったなぁ~……。」
さっきまで人間達が座っていた椅子に腰かけてアベルはポツリと言った。
「ボクらが作った物をあんなに美味しい美味しい……って食べてくれるんだね。」
どうやら。アベルは自分達が作った物をあんな風に必死になって美味しい……美味しいと食べてくれたことに嬉しさを感じているようだ。
「あぁいう風に美味しいって食べてくれるのが、料理人冥利に尽きるってことだ。」
よくテレビ番組とかであるような「~~が~~で……」とかそういう感想はいらない。
ただ、「美味しい。」と一言言われるだけで十分なのだ。
「ねぇミノル……。」
「ん?どうした?」
何かを言いたげに私の事をじっと見つめてきたアベルは、次の瞬間ケロリとした表情を浮かべながら言った。
「ボクお腹すいちゃったぁ☆」
なにか大事な事を言われるかと思いきや、そっちか。とずっこけそうになったが、それをグッとこらえ私は苦笑いを浮かべながら言った。
「なら帰って飯にするか。二人は疲れてるだろうから今日は私が作ろう。」
「あはっ♪やった!!」
ノアにはお弁当を作ろうか。多分今頃あっちはあっちで相当忙しいと思うからな。
人々への住居の割り当てや仕事の割り当て等々、あっちではやることが山積みだろう。
「さ、それじゃボクらも行こっ!!早く早く~!!」
「わかったから引っ張るなって!!」
アベルに服を掴まれてズルズルとなすすべなく引き摺られ、空間の切れ目へと連行される。
久しぶりの引き摺られるという感覚に最早懐かしさまで感じてしまったのだった。
◇
そして日が沈み……ピースでの作業も一段落ついたとノアから連絡があったので、ゼバスを招いて今の人間の国で何が起きているのかを聞いてみることになった。
「先に改めて深く……礼を告げさせていただきたい。本当に感謝している。」
皆が集まるやいなや、ゼバスは立ち上がり私達に向かって深く御辞儀をしてお礼の言葉を述べてきた。
「いいのいいの。まぁそこに座ってよ。皆座らないと話が進まないからさ。」
アベルに促され、ゼバスが席に着くと早速アベルが彼に質問を始めた。
「それじゃあ早速……幾つか質問をさせてもらうけど、先に答えられない事とかがあったら言って?」
「隠し事はありませぬ。何なりと……。」
「わかった。それじゃあ……ゼバス、君が率いてたあの人間達は何処から連れてきたの?」
「王都から離れたところにある村や街から連れて参りました。」
「その村や街にはまだ人は残ってる?」
「はい。長距離の移動が出来ない者や魔族を恐れて着いてこなかった者が残っております。」
ふむ、なるほど。じゃあ次にやることは大方決まったな。
私が納得して頷いていると、アベルが次の質問をしていいのか?と視線をこちらに向けてくる。私はコクリとそれに頷いた。
「わかった。じゃあ次ね、王都では今何が起こってるの?」
「王都では……食料を奪い合い貴族達と平民達とが対立しております。シルヴェスター国王代理の行方もわからなくなり、まさに無法地帯と化しております。」
「シルヴェスターの行方がわからない?」
「はい。ノア殿のホムンクルスを大量に産み出したあとから行方がわからなくなっております。」
それはちょっと気がかりだな……。だが、王都が無法地帯となっているのなら……好機は今しかないか。
私はゼバスから引き出した情報を元に次の行動を頭のなかで決めるのだった。
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