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第2章~カズの願い~
契約の印~月夜side~
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俺たちは買い物から戻ってくると直ぐにパーティー用の料理に取り掛かった。
カズは相当疲れたらしく、2階の部屋に戻って休んでる。
♦️「あ、料理に取り掛る前に体返して欲しいんだけど大丈夫?」
💜「そうだな、俺も自分の体の方が手際よく料理が進む。」
♦️「なにそれ、僕が下手くそみたいに言わないでよ」
💜「悪い悪い、冗談だって。じゃぁ始めてくれ」
♦️「もー」
星夜は、パーカーのフードに描かれたひし形に手を触れ相手を指定すると、相手に自分と同じパーカーを着せることができ、その相手と意思疎通はもちろん、意識転送で身体を交換することも出来る。
♦️「いくよ、指定山内月夜。意識転送」
俺は体がふわっと浮いた感覚お覚えると、1度倒れてすぐに目を覚ました。まぁ、起きてすぐ目線が変わるとやっぱり少し違和感があるが、慣れるとなんの問題もない。
♦️「感覚は大丈夫?」
💜「あぁ、問題ない」
♦️「そう、よかった」
💜「それじゃぁ、早速取り掛かるか」
俺たちは楽しくパーティーの準備を始めた。俺は料理担当で星夜は飾り担当だ。
カズの許可なく飾り付けしてるから、多分後で怒られるかな?でも...
♦️「ねぇねぇ、カズ君に内緒で飾り付けもしない?サプライズ!みたいな」
💜「あと片付け大変にならないか?」
♦️「大丈夫だよ、ねぇいいでしょ?」
💜「あぁーも、わかったよ。でも俺は料理があるからお前に全部任せるぞ」
♦️「了解!まかせてよ!」
というように俺は弟に甘くてな、推しに負けてしまった。まぁ怒られたら後で俺からも謝ればいいだろ。それにそこまで派手に飾り付けもしないと思うし。
俺たちは着々と準備を進めた。
💜「あ、しまった」
♦️「どうかしたの?」
💜「カズに好物と苦手なやつ聞いてない。悪ぃちょっと聞いてくる」
♦️「うん!」
俺は鍋の火を止めると2階のカズの部屋に向かった。
(朝食食ってるところから苦手なものはないとは思うが…念の為だよな。知っておいた方が後々便利だ)
俺はそう考えながら部屋の前に来てドアをノックした。だが何度ノックしてもいい返事がなく、さらに中が少し騒がしいので急いで扉を開けるとその瞬間にカズが窓から飛び降りた。
💜「おい!」
俺はすぐ鏡で地面と部屋の天井を繋げ、落下の衝撃を最小限に抑えるためベットに落とした。
💜「お前!何やって…」
怒鳴る途中でカズの胸に矢が刺さってるのに気づき、すぐさま窓から下を見下ろすと矢が飛んできたので鏡で吸い込みかわした。やはりそこにはあいつがいた、アルマだ。
💜「くそっ!」
俺は鏡を使ってあいつを昨日の公園に移動させた。
♦️「月夜?大きな声が聞こえたけどどうしたの?」
💜「アルマがいた!俺はあいつをおっていくからカズを頼む!」
♦️「え!わ、わかった!」
星夜にカズを任せると、俺も鏡を使い公園にいどうした。
🏹「やっときた、遅いよ月夜」
💜「アルマぁぁああ!」
🏹「うるさいなぁ、静かにしてよ全く。もう少しだったのに毎回邪魔しちゃって、ひどいよ」
💜「邪魔もするさ、なんでお前が悪魔を狙っているがわからないが、あんなやり方で奪おうとするなら、俺がここで始末してやる」
🏹「ふふ、防御系しかないのに僕とやれるの?いいよ、相手してあげる」
そう言うとアルマは弓を構えて矢を放ってきた。俺は避けながら吸い込める範囲の矢は鏡で吸い込んだ。そうしなければ、矢が刺さったもの全てがあいつの下僕となり余計に俺が不利になる。でも、吸い込むのにも限界がある。俺たち契約主には力を使うために限られた魔力を与えられるが、その魔力が限界になると力を使えなくなる。俺の場合はその魔力が魔力タンクになっていて、そのタンクに収まるほどの量の魔力しか鏡で吸い込めない。対するアルマの魔力はあの矢の数だ。無くなっても無くなってもすぐに新しい矢が現れる。つまりあの矢がなくなった時が、あいつの魔力の限界だ。
🏹「あれあれ?あんなに威勢よく始末するって言ってたのに攻撃できてないじゃん。ほんと笑えるね!あっはは」
💜「っち!」
あいつは走って逃げ回る俺を外すことなく矢でねらってくる。その度に避けて吸い込むが、あまり体内に魔力を溜めすぎると苦しくなるので、二枚目の鏡を出すとアルマに向かって吸い込んだ矢をはなった。しかし矢はアルマには当たらなかった。当たる前にあいつの指輪から契約魔のレイが現れてアルマを守ったからだ。
🏹「2度も同じ手は喰らわないよ?レイ、よくやった」
💠「………」
🏹「相変わらずお前は無口だな」
💠「………」
🏹「援護を頼むぞ」
💠【頷く】
💜「くそっ!ハート!レイを頼む!」
♠️「まかせて!」
必死になって俺も援護のハートを呼びだし戦ったが、2対2になってもまるで歯が立たず、俺の魔力も限界がちかかった。
🏹「あはは。月夜ー、君の魔力もう限界みたいだね。」
💜「はぁ…はぁ…まだだ、まだいける」
俺は苦しくて今にも倒れそうだったが、アルマにだけは負けたくない、そんな思いから耐えていた。
🏹「でも随分苦しそうだよ?」
💜「うるさい、それにお前がやった事は絶対に許されることじゃない、だから!」
🏹「どうしていちいち許しを貰う必要があるのさ?」
💜「おまえ!」
🏹「はぁ…もう飽きた、そろそろ終わらせてあげる」
💜「なに!」
そう言うと、アルマは今までの矢の倍の魔力を込めた矢を放ってきた。
あんなのを吸い込んだら、さすがの俺でも魔力タンクの限界だ。どうなるか分からない。
💜(でも、一か八かだ!)
俺は鏡を構えた、その瞬間
🕒「危ない!」
そこには、いるはずのないカズと星夜がいた。
カズは相当疲れたらしく、2階の部屋に戻って休んでる。
♦️「あ、料理に取り掛る前に体返して欲しいんだけど大丈夫?」
💜「そうだな、俺も自分の体の方が手際よく料理が進む。」
♦️「なにそれ、僕が下手くそみたいに言わないでよ」
💜「悪い悪い、冗談だって。じゃぁ始めてくれ」
♦️「もー」
星夜は、パーカーのフードに描かれたひし形に手を触れ相手を指定すると、相手に自分と同じパーカーを着せることができ、その相手と意思疎通はもちろん、意識転送で身体を交換することも出来る。
♦️「いくよ、指定山内月夜。意識転送」
俺は体がふわっと浮いた感覚お覚えると、1度倒れてすぐに目を覚ました。まぁ、起きてすぐ目線が変わるとやっぱり少し違和感があるが、慣れるとなんの問題もない。
♦️「感覚は大丈夫?」
💜「あぁ、問題ない」
♦️「そう、よかった」
💜「それじゃぁ、早速取り掛かるか」
俺たちは楽しくパーティーの準備を始めた。俺は料理担当で星夜は飾り担当だ。
カズの許可なく飾り付けしてるから、多分後で怒られるかな?でも...
♦️「ねぇねぇ、カズ君に内緒で飾り付けもしない?サプライズ!みたいな」
💜「あと片付け大変にならないか?」
♦️「大丈夫だよ、ねぇいいでしょ?」
💜「あぁーも、わかったよ。でも俺は料理があるからお前に全部任せるぞ」
♦️「了解!まかせてよ!」
というように俺は弟に甘くてな、推しに負けてしまった。まぁ怒られたら後で俺からも謝ればいいだろ。それにそこまで派手に飾り付けもしないと思うし。
俺たちは着々と準備を進めた。
💜「あ、しまった」
♦️「どうかしたの?」
💜「カズに好物と苦手なやつ聞いてない。悪ぃちょっと聞いてくる」
♦️「うん!」
俺は鍋の火を止めると2階のカズの部屋に向かった。
(朝食食ってるところから苦手なものはないとは思うが…念の為だよな。知っておいた方が後々便利だ)
俺はそう考えながら部屋の前に来てドアをノックした。だが何度ノックしてもいい返事がなく、さらに中が少し騒がしいので急いで扉を開けるとその瞬間にカズが窓から飛び降りた。
💜「おい!」
俺はすぐ鏡で地面と部屋の天井を繋げ、落下の衝撃を最小限に抑えるためベットに落とした。
💜「お前!何やって…」
怒鳴る途中でカズの胸に矢が刺さってるのに気づき、すぐさま窓から下を見下ろすと矢が飛んできたので鏡で吸い込みかわした。やはりそこにはあいつがいた、アルマだ。
💜「くそっ!」
俺は鏡を使ってあいつを昨日の公園に移動させた。
♦️「月夜?大きな声が聞こえたけどどうしたの?」
💜「アルマがいた!俺はあいつをおっていくからカズを頼む!」
♦️「え!わ、わかった!」
星夜にカズを任せると、俺も鏡を使い公園にいどうした。
🏹「やっときた、遅いよ月夜」
💜「アルマぁぁああ!」
🏹「うるさいなぁ、静かにしてよ全く。もう少しだったのに毎回邪魔しちゃって、ひどいよ」
💜「邪魔もするさ、なんでお前が悪魔を狙っているがわからないが、あんなやり方で奪おうとするなら、俺がここで始末してやる」
🏹「ふふ、防御系しかないのに僕とやれるの?いいよ、相手してあげる」
そう言うとアルマは弓を構えて矢を放ってきた。俺は避けながら吸い込める範囲の矢は鏡で吸い込んだ。そうしなければ、矢が刺さったもの全てがあいつの下僕となり余計に俺が不利になる。でも、吸い込むのにも限界がある。俺たち契約主には力を使うために限られた魔力を与えられるが、その魔力が限界になると力を使えなくなる。俺の場合はその魔力が魔力タンクになっていて、そのタンクに収まるほどの量の魔力しか鏡で吸い込めない。対するアルマの魔力はあの矢の数だ。無くなっても無くなってもすぐに新しい矢が現れる。つまりあの矢がなくなった時が、あいつの魔力の限界だ。
🏹「あれあれ?あんなに威勢よく始末するって言ってたのに攻撃できてないじゃん。ほんと笑えるね!あっはは」
💜「っち!」
あいつは走って逃げ回る俺を外すことなく矢でねらってくる。その度に避けて吸い込むが、あまり体内に魔力を溜めすぎると苦しくなるので、二枚目の鏡を出すとアルマに向かって吸い込んだ矢をはなった。しかし矢はアルマには当たらなかった。当たる前にあいつの指輪から契約魔のレイが現れてアルマを守ったからだ。
🏹「2度も同じ手は喰らわないよ?レイ、よくやった」
💠「………」
🏹「相変わらずお前は無口だな」
💠「………」
🏹「援護を頼むぞ」
💠【頷く】
💜「くそっ!ハート!レイを頼む!」
♠️「まかせて!」
必死になって俺も援護のハートを呼びだし戦ったが、2対2になってもまるで歯が立たず、俺の魔力も限界がちかかった。
🏹「あはは。月夜ー、君の魔力もう限界みたいだね。」
💜「はぁ…はぁ…まだだ、まだいける」
俺は苦しくて今にも倒れそうだったが、アルマにだけは負けたくない、そんな思いから耐えていた。
🏹「でも随分苦しそうだよ?」
💜「うるさい、それにお前がやった事は絶対に許されることじゃない、だから!」
🏹「どうしていちいち許しを貰う必要があるのさ?」
💜「おまえ!」
🏹「はぁ…もう飽きた、そろそろ終わらせてあげる」
💜「なに!」
そう言うと、アルマは今までの矢の倍の魔力を込めた矢を放ってきた。
あんなのを吸い込んだら、さすがの俺でも魔力タンクの限界だ。どうなるか分からない。
💜(でも、一か八かだ!)
俺は鏡を構えた、その瞬間
🕒「危ない!」
そこには、いるはずのないカズと星夜がいた。
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