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第3章~もう1人のカズ~

願いを叶えるために……~ルービックside~

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僕は空から登校する彼を見守り、無事に何事もないことを確認してカズの家に戻った。
戻ってくると僕はあからさまに2人に睨まてれいた。

🦇「あはは、どうか…した?」
💜「どうかしただと、ふざけんな!お前一体カズに何しやがった!」
♦️「月夜!落ち着いて!とりあえずリビングで話を聞こう」
💜「っち!」

星夜は怒りながらも、僕に殴りかかろうとした月夜を落ち着かせ、リビングに誘導した。彼らが殴り掛かるのも無理はない、だって彼らの宿主であり友達のカズをあんな風にしちゃったんだから。
僕はリビングに向かい、こわい顔の2人に話すことにした。

🦇「えーっと話す前にダイヤとハートも呼び出してもらっていい?」
💜「は?なんで」
🦇「彼らにも知ってて欲しいからだよ」
♦️「わかった。ダイヤ、でてきて」
💜「ハート、出てこい」
♣️「呼んだ?」
♠️「何か用か?」
🦇「これで全員だね、二人を呼んでもらったのは、他でもないカズの願いを叶える手伝いを君らにもお願いしたいからだなんだ。」
♦️「カズの?」
💜「どういう事だ、願いはお前たち契約魔が叶えるんだろ?手伝いなんか必要ないと思うが」
🦇「うん、君たちの願いは聞いてないから多分そういうってことは2人が叶えられる願いなんだね。でもね、カズの願いは解放なんだ、彼の囚われている全てからの」
♠️「なるほど、それで手伝いか」
💜「どういう事か説明しろ」
♣️「つまり、文字道理簡単に彼がカズの願いを叶えてしまうと、カズ自身の人格から性格、記憶までも変えてしまう可能性があるってこと」
♦️「そうか、無理やり解放すると何が原因だったか、そして何に脅えていたのかが分から無くなるから記憶混乱を起こしかねないね」
🦇「うん、そういうこと」
💜「俺にはさっぱりわからん、星夜分かるように説明してくれ」
♦️「もぅ!つまり彼が願いを叶えるとカズが壊れるから、願いは叶えるけど、直接的ではなく手伝うだけで、叶えるのはカズ自身ってこと!」
💜「なるほど、でもそれと今日のカズの変わりようとなにがかんけいしてるんだ?」
🦇「そう、これから話すことは君らの知っているカズの方には内緒にしてて欲しい。」
♦️「僕らの知ってるカズ?」
🦇「うん、僕は昨日寝ているカズの夢を覗いたんだ。彼が何に怯え、何に囚われているのかのヒントになると思ってね」
💜「それで、何が見えたんだ?」
🦇「それは言えない、本人の口から直接聞いたわけじゃないし、彼はいずれ心を開いてから話す予定だから。でも、それで何に脅えていたのか、何に囚われていたのかはしることができたから、僕はカズにある試練を担がせた。」
♠️「試練だと?」
🦇「うん。僕は彼の夢を覗いたあと、彼にある術をかけた。その術は相手の嫌いなもの怖いものそれら全てを兼ね備えて具現化する術なんだ。」
♣️「なんだって!そんな危険な技どうやって使えるように」
🦇「………そこは今は関係ないから触れないで欲しい。」
♣️「っ…………」
🦇「とにかく君たちにわかりやすく言うと、カズの中にはもう一人のカズ、別の人格があるんだ。」
💜「なんだと」
🦇「そのもう1人のカズは本物のカズが怯え囚われている要素をまとめたカズが1番恐れる存在」
♦️「どうしてそんな酷いことを」
🦇「これが、カズの願いを叶える試練なんだよ。彼のトラウマや怯えている原因を1つづつ克服していくと、もう1人のカズの人格はカズに似てきて、最後には1人になる。だから、彼が1人で1つづつ乗り越えていくしかないんだ」
💜「…たしかに、こればかりはどうしようもないな」
♦️「でもそれならなんで僕達は手伝いをする必要があるの?」
🦇「もう1人のカズは本物とは違って自分が別人格であることを知っていて、昔の記憶もある、だから彼と接してカズの心を休ませるとか、仲良くして信頼してもらうとかして欲しい、どんなに酷いことをしても、彼を拒ます受け入れて欲しい。それができれば、少しずつカズは心を開くと思うから。」
💜「なるほど…わかった。」
🦇「ありがとう…それからもうひとつお願い」
♦️「こんどはなに」
🦇「本物のカズの方にはこの事を言わないで欲しい、自分の知らないところでひどいことを自分がしていたとなれば、心の中に閉じこもって出てこないかもしれないから」
♦️「そ…それじゃ意味ないと思うけど、わかった。」
🦇「2人ともありがとう、じゃぁ僕は学校で彼が目覚めないように見張らないと行けないからそろそろカズの所に行くね」
💜「あぁ、気おつけろよ、昼間はあまり出歩けないんだろ?」
🦇「うん、なるべく焼けないように気おつける」

僕はそう言うと玄関を出て日陰をさがしながらカズの元に向かいカズの身につけてるガラス玉の着いたネックレスの中にもどった。
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