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しおりを挟む「ふふふ……今日こそラブコメ小説で何度も読んだ寝ている子を起こしに行くやつをやる~! 昨日は誘に邪魔されたけど……って!」
「あぁ、浅葱さんおはようございます。今、起こしに……」
「なんで陽菜ちゃん起きているわけー!?」
二階に上がり、浅葱さんの部屋の扉をノックしようとすると何やらブツブツ言いながら出て来たと思うと、私を見て叫ぶ。
「何でって言われても……あ、朝食出来ているので食卓の方に……」
「あ、朝食かぁ~。俺、誘より陽菜ちゃんの料理の方が好きだな~女の子の手料理ってやっぱりいいよね」
「ありがとうございます」
浅葱さんはすぐそう言ってくれるのは嬉しいが、イザナくんの方が料理の味付けも何もかも上だと思う。まだ、お弁当のしか食べた事がないがそう思う。
「朝食はどんなのか……ってうわっ!」
「……」
食卓に着き料理に驚く浅葱さんを無視し、私は椅子に座る。既にイザナくんもリビングの方にいたが、私達に気付き近寄って来る。
「朝から何でこんなに豪華なの? ここは旅館か何かかな?」
「……」
瀬野誓のたった一人の彼女になってしまったと考えていたら余り寝れなく、早起きし朝食やお弁当を作っていたが、凄い豪華になってしまったと反省をしている。
「朝から揚げ物かぁ~俺、唐揚げ結構好きだから嬉しいけど」
「それはお弁当にも入っているので、残しても」
「お弁当!? 家主の娘の女子中学生からの手作りお弁当……すごい。これはアニメの世界か何かに入ってしまったのか!?」
「永遠にお前はその世界に入ってろ。うん、うまい」
「……」
(イザナくんって意外に早起きだなぁ……)
学園には十五分くらいで着くから、早めに起きなくてもいいのに三時間前から降りて来てるし。外見や今までの性格を見る限り学校サボるか遅く行き朝は寝ていそうなのに。
「イザナくんって」
「ん?」
「学園ちゃんと行っているんですか?」
(昨日だって、私送った後すぐ寝ていたし……あの後行ったように思えない)
「なんだ~? イケニエちゃんは、俺の事気になるのか?」
「家主の娘として、一応そういうのは」
「あーアンタ真面目だもんなぁー。そういう事ほっとけばいいのにー」
もぐもぐっとおかずを次々と減らしていたイザナくんは私の方を見て、赤い瞳と目があう。
「心配しなくてもよ、学園は用事がなきゃ行っているから安心しろよ」
「用事?」
「ん、用事」
イザナくんは、ポテトサラダの方に視線を向け箸で取ると食べる。何の用事かは言う気はないらしい。
(用事はパパは知っているんですよね? 危険な子を置くような人じゃないですし……)
「イザナのことより陽菜ちゃん」
手作り弁当に感激していた浅葱さんが戻り、私に話しかける。
「今日はどうしてこんなに豪華な朝食になったわけ?」
「……」
聞いてきた浅葱さんに答えられず私はモグモグと食べる。だって浅葱さんに言っても解決しないし、誓くんとの関係も説明しにくい。
「アレだろ。誓と付き合う事になったって学園中に広がったからだろ?」
「……っ!」
イザナくんが私の悩みをさらりと言い当てたので、何で知っているんだと彼を見ると彼はニヤリと笑い、私の方を見ている。
「噂……特に学園のはすぐ耳に入るんだよ。親切なトモダチが沢山いるからな~」
(親切なトモダチってなにっ……!?)
「あー誓って、白桜にも彼女沢山居たもんなぁ……妬まれ呼び出されロッカーや机には嫌がらせされる……うわっ、俺なら登校拒否したい。いや、そんな理由じゃなくても学園行かないで本読んでごろごろ家で過ごしていたい」
「お前は勝手に休んで留年してろ」
「誘、ひどい」
「知るか」
「……」
担任の蓮水先生の雑用係となってしまった時も嫌がらせが酷かったし、他校とはいえあの人の彼女になってしまった。あの瀬野誓の性格を考えると、綺麗に別れてなさそうだし……。
(机にカミソリとか入ってたりして……こわっ!)
「……助けて欲しいか?」
「え?」
残るかと思っていた朝食を徐々に減らしているイザナくんはペロリと手についたケッチャプを舐め、私に言う。
「俺なら誓の元カノ連中ぐらいどうにでも出来るぜ?」
「どうにでも……?」
「言っただろ~? 俺には親切なトモダチが沢山いるって」
(誓くんの元カノさん達をどうにでも出来るって……この人が?)
普通なら出来るわけないだろうと思うが、この人なら出来る。そんな気がした。
「まぁ、対価は貰うけど」
「うわぁ、誘が悪魔みたい」
「浅葱は黙ってろ」
「えー」
じっーっとイザナくんを見ていると、怪しげに彼は笑う。イザナくんに頼めば一晩で悩んでいたことが解消される。多分、彼にとってはすごく簡単に。
「一応家主の娘だから、対価も少しは減らすぜ? どうする、陽菜?」
「私は……」
少し悩んでから私は……
「自分でやります」
「おっ」
「こういうのは自分でやらないと、変わりませんから」
「……」
「だからやります……」
そう答えると、イザナくんはにぃっと口元に笑みを浮かべる。
「そうか。じゃあ、お手並み拝見だな」
「はぁ……」
「誓の元カノってめんどくさいの多いから気を付けてなー陽菜ちゃん! 俺、うまくいくように応援するから!」
「え!? は、はい。頑張ります……」
二人に応援され、私は頑張って乗り切ろうと思った。何も案が思いついてないが。
(それでも、他人に頼んだら残るし……対価が何かわからないし)
一人でどうにかしようと決め、学校に向かうのだった。
「陽菜ちゃん!」
「!?!? 融呂お兄ちゃん!?」
警戒しながら学校に着いてすぐ話し掛けてきたのは、幼馴染みの一人の飛鳥融呂だった。私にとって兄みたいな存在で融呂お兄ちゃんっと呼んでいる。
「ちょっとこっち来て!」
「え? うわぁ!」
融呂お兄ちゃんに手を引っ張られ、人気のない廊下に行く。辺りに人がいないのを確認すると真剣な顔をして声を潜めて話す。
「何で陽菜ちゃんが瀬野誓と付き合うってことになったの? しかも、本命になったって!」
「え……本命!?」
(そんなことに……!? あ、たった一人の彼女になったというならそう考えてもおかしくないか)
「ただでさえ、俺が陽菜ちゃんに関わって欲しくないリストの一人の凪先輩と一緒に住んでいるのに……!」
「関わって欲しくないリストの一人? イザナくんが?」
(その割には朝置いていくし、家に夕飯食べに来たりしないから安心しているのかと思っていたけど違ったのか)
「そりゃあそうだよ! 陽菜ちゃんは知らないだろうけど、凪先輩って気に入るとすぐ男女関係なく寝て、次の日はぽいっと捨てるんだよ!? 瀬野誓とは違った意味で最低な奴なんだよ!?」
(あぁ……なんか色っぽいし迫ってくるからそう言われても納得できる。遊ばれてもいいから寝たいんだろうなぁ……)
「でも、家主の娘とはトラブル起こしたくないから大丈夫だって凪先輩が言うから一応信用したのと、俺も部活やらで忙しくて……」
「……」
(トラブル起こしたくないって言っていたんだ……昨日なんか襲ってきましたがね)
今日はそれどころじゃなくて忘れていたが、注意するべきだと思う。全然安心出来る相手じゃない。
「俺もまぁなんだかんだ大丈夫だろう~っと思っていたら、ナオちゃんから陽菜ちゃんがあの最低野郎の瀬野誓の本命になったって聞いて……! 何が何でそうなったの!?」
「それはですねぇ……」
今までの出来事を融呂お兄ちゃんに話したら、力になってくれるだろう。でも忙しそうなお兄ちゃんを巻き込むのも。
(それに、なんか誓くんが何かしそうな気が……)
融呂お兄ちゃんもそれなりに助けてはくれるだろうけど、あの人に比べたら……
「融呂」
「凪先輩!」
どう答えようかと考えていると、ここは中等部のはずなのに高等部生徒のイザナくんが現れた。
「その子はその子で自分でやるって言ってたぜ」
「それは凪先輩にでしょ!? 俺はただ陽菜ちゃんの……」
「過保護は程々にした方がいいと思うぜ融呂」
「でも……」
「融呂お兄ちゃん!」
「陽菜ちゃん……」
イザナくんが現れ、先程の決意を思い出し見つめる。
「私、自分でどうにかしてみせます。その方が何も残らず終わると思いますし……」
「陽菜ちゃん……でも、瀬野誓の彼女は……」
「でも、自分でやってみて無理そうだったら融呂お兄ちゃんを頼ります。それじゃあ、駄目でしょうか?」
「陽菜ちゃん……」
「陽菜もこう言ってるし、見守るのも大事だぜオニーチャン」
「凪先輩に言われたくないけど……君がそう言うなら……」
「ありがとうございます融呂お兄ちゃん」
「っ……! 陽菜ちゃん!」
「でも、まずは……」
「まずは決着に話し合いだな」
「え?」
嫌がらせされているのか教室に確認しにという前に、イザナくんが携帯を取り出す。
(話し合い? え? イザナくん元カノ達に知り合いが……)
「よしっ、近くの公園で話し合いだとよ。ほら、行って来い陽菜」
「へっ!?」
操作していたと思ったら、いきなりそんなこと言われて驚いて変な声が出た。すぐ話し合いによく出来たものだなぁ。
「俺らは何かないか見守っているから安心して戦ってこい」
「気を付けてね陽菜ちゃん!」
(もう行くモードだし……! 大体話し合いってどうやって……)
案が思いつかずここまできたのに、いきなり話し合いになってしまった。
(えぇい! どうにかするしかない……!)
私は拳をぎゅっと作り、指定された場所へと向かった。
(うまくいきますように)
「……」
「アンタが誓の本命だって?」
「貧相な体……誓がこんなのが本当に好きなわけ~? アンタなんかしたんじゃないの?」
指定された場所へ向かうと、数人が既に居て私に気付くと詰め寄り壁際に追い詰められる。至近距離で苦手なタイプの綺麗に着飾った女の人に怖くて何も言えそうにない。
(お兄ちゃん達には自分でなんとかすると言ったけど……既に怖くて何を言えばいいか思いつかない……!)
ガタガタと震えてもきて、素直に融呂お兄ちゃんに頼れば良かった。せめて、一緒に居てくれるとかっと後から後悔が襲ってくる。
「何かいいなさいよ!」
「ひぃ!」
バンっと顔近くに手を勢いよく壁に置かれ、この人達で暴力もする気かもしれないと青くなる。
(ここは……何か言わないと……何か何か……ええっと……)
「あ、貴方達は誓くんのこと……す、好きだったんですか?」
「! 当たり前じゃない!」
「ひっ!」
最低と周りには認知されていて、何股もかけられても好きなのかそれともかっこいい誓くんと別れるのが勿体なくて私に怒っているのだろうか知りたかったのもあり、どうにか声を絞り出し聞くと怒りだした。
「誓は寂しそうにしていた私に話しかけ居場所をくれた! 優しく扱ってくれた!」
「そうよ! 誓は怪しそうな人から庇い助け話を聞いてくれた! あんな優しそうな人はいない!」
(え……それって……誓くんは……)
「それはなんというか……」
(人が弱っている時に心に入り込み、自分を好きにさせるタイプなのかぁ……そして、大切な存在になった途端に捨てるんだろうなぁ。無駄で邪魔になって……)
彼女達の話と、誓くんが言っていた内容を思い出すとなんだかイラっとしてきて、ムッとした顔を拳をぎゅっと作る。
「最低ですね」
「!! アンタが」
「最低以外ないじゃないですか。大切な存在にしてから捨てるなんて……貴方達には勿体ないです」
「はぁ? アンタ……」
「だって、貴方達は……」
「君達さぁ」
「!?」
言い掛けている最中に、彼女らの後ろに誓くんが現れ彼女らは彼を慌ててみる。
「俺の彼女に何しているの?」
「誓!」
「言ったよね? 俺は君達にもう興味がないって。いらないし、ウザいって」
「ちか……」
「その名前で呼ばないでくれないかな? 俺と君らは……うわぁ……」
「お願い! 誓、捨てないで!」
一人が誓くんに詰め寄り、服を掴み縋りつく。その姿はすごく無様で。
「誓に見捨てられたら私はまた一人になる! 一人は嫌なの! セフレでもなんでもいいから貴方の……」
「……はは」
「誓?」
それでも必死に言う彼女に、誓くんは笑う。馬鹿にした感じで、私は嫌な気持ちになる。
「じゃあ、俺の友達と遊ぶ? 可愛がって貰えるよ?」
その言葉の意味は私はわかってしまった。……それは、つまり……。
「っ……!」
「俺は混じらないけどね。まぁ、たまに話してあげてもいいよ~それでいいなら」
「!! それでもいい! だから私を……」
「っ!! さいていっ!」
「!!」
彼女が何か言う前に、私が誓くんに詰め寄り思いっきり手を振り上げ彼にビンタをしていた。パンっと大きな音が公園内に響く。
「いった~……なんのつもり? 俺は、君を助けようと」
「最低です! 貴方女の子をなんだと思っているんですか!」
「何って? そんなの楽しませてくれるもの……あぁ、消耗品かな? 使って捨てれるもの」
また叩きたいのを我慢し、私は縋りついていた彼女に向き合う。
「っ……! 貴方はこんな最低な事を言う人と本当に関わる気なんですか?」
「だって、私には……誓しか」
「誓くん以外にもいますよ!」
「!」
「だって、貴方はこんなにも綺麗で素敵なんですから。ほっときませんよ」
そう彼女に言い、顔を上げ他の女の子達の方を見る。怖かったのに、不安そうな顔をしている子を見ていると大丈夫だよっと思わせるように笑う。
「待つのが辛いのなら……最初は貴方達でなったらどうでしょうか」
「!?」
「同じような境遇だから話があうと思いますし」
「アンタは……」
「偉そうにしてすみません。でも、私にはまた傷つくようなことをする人を見ていられません。だから意見をいわせて貰いました。生意気言ってすみません」
「……」
彼女達は黙って私を見ると、次に誓くんを見る。
「誓とその子とはどういう関係なの?」
「んー、一応はコイビトかな」
「…そう」
私は恋人なのを認めてないと、誓くんを睨むと肩を竦める。彼女らはそれを聞くと私の方を向く。
「アンタはその最低男とわかっててどうするつもりなの? 別れないんでしょ?」
「私は……」
(ゲームをして別れられないんですが……そうだなぁ……)
「貴方達の仕返しをします」
「え」
「お」
「貴方達がされたように夢中にさせて、そして捨てます。最高でしょう?」
思いついたことをなんとなくそう言って笑うと、彼女達が笑う。
「なにそれ、アンタに出来るわけないでしょ」
(私もそう思います……こんな最低男治らせれる気がしません)
「まぁ、頑張って」
彼女達のボスらしき人がそう言いくるりと背を向けると、他の子も恨めしそうな顔をしながら去っていく。残された誓くんは。
「ねぇ」
「なんですか。ビンタしたことは謝りませんよ」
「俺を君に夢中にさせるんだよね」
「?」
「そして捨てる……ふっ」
「な、なんですか」
彼が楽しそうに笑うから、何かと見つめる。
「いや、君って本当に最高だなって~やっぱり君は楽しい」
「前から思ってましたが、誓くんって変わってませんか? 私のどこが……」
「君といると楽しいよ。すっごく。……ねぇ、陽菜」
「?」
「俺、決めちゃった」
「?」
「君を俺が好きにさせるってね」
「え……」
手が私に伸びて、後数センチで触れられる……そんな時。
「させるかー!」
「!? 融呂お兄ちゃん!?」
その間に割って入り、私の方を掴む。
「聞いていた以上に最低野郎だった! 陽菜ちゃんなんかわからないけどこんな最低野郎の傍にいる必要ないよ!!」
「融呂お兄ちゃ……」
「融呂、イケニエちゃんが決めた事なんだから口出すなって」
「だって……!! ん? なんか、凪先輩楽しそうだね」
融呂お兄ちゃんの肩に叩き、止めるイザナくんが楽しそうで不思議に思い彼は聞く。
「だって、誓にも彼女達にもこんなこと言う女初めて聞いてさ~。誓が本命にするって聞いた時何かあると思ったけど……まさかこんな子とは」
「い、イザナくん?」
ニコニコと笑っているイザナくんが怖くて、一歩下がると融呂お兄ちゃんの手を払い、イザナくんの手が私の肩を掴む。
「俺もアンタに興味持った。誓を夢中にさせるのやめて、俺にしない?」
「なっ!」
「イザナくん?」
誓くんと融呂お兄ちゃんそれぞれが反応を示す。私はというと、触れられた手を払いきっぱり言う。
「お断りします」
「ははっ。断るか。俺にそう言われたら泣いて喜ぶ奴多いってのに」
楽しそうにいい払われた手をぶらぶらさせるイザナくん。用事は終わったと、背を向けたらぐぃっと後ろに引かれ耳元で囁かれた。
「でも、知っておけよ。アンタは宿主の娘以前に俺のイケニエで玩具なんだからな」
「!!」
バッと距離を取り、イザナくんを見ると笑っている。
(この人……やっぱり油断出来ない……)
私の事を玩具と言った。それは遊ぶ道具という意味なんだろうけど、彼の様子見る限り隙があれば……。うん、油断は出来ない。
「凪先輩! 何陽菜ちゃんに!」
「はいはい、オニーチャンうるさい」
「俺は先輩の~」
言い争いしている二人を見つめていると、声がかけられる。
「陽菜ちゃん」
「……何ですか誓くん」
「んー俺の目の前で他の男と普通にイチャつくんだねって思って」
「貴方もよくしているじゃないですか」
「そうだけど……陽菜ちゃん」
「なんですか」
誓くんの方に向き合うと、そっと手を向けられる。何かと彼の顔を見る。
「改めてゲーム宜しくね」
「……改めても何も、ルールは変わってませんし何もないと思いますが?」
「ははっ、そうだねぇ。君が俺を好きになっても俺が君を好きになっても変わらないね。願いが変わるかもしれないけど」
(今のところ願いは変わるとは思えないですけど……)
だって、今も腹立つし顔を見たくない人だ。
「そういうことで、これからも適度な距離でお願いし……!!」
一瞬のことだった。手を引かれ、唇が数秒重なった。真っ赤になると彼は笑う。
「彼女だからこれくらいしていいでしょ?」
「そんなのルールに書いてなか……」
「あ、彼女になるの意味はそういうことだったんだよ」
「なっ!!」
(そんなのわかるわけないでしょう!)
文句は言いたいが、様子がおかしい私達に話していた融呂お兄ちゃん達の視線がしたので、とりあえず蹴るだけはしようとしたが、避けられた。
笑う誓くんを見て、この最低男とはやく離れるべきだと決心をした。
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