10 / 14
−10−
しおりを挟むどぱああああ!!!
相変わらずの滂沱の涙がこぼれ落ちる。ぐず、ぐず、と鼻をすすりながら、ロランは幸せそうに笑った。
「いっぱい、いっぱいお世話するからね? ティキちゃん。子作りできるように、ちゃあんと、ティキちゃんの全部、検査しましょうね?」
「ぇ……?」
「膣のほうは問題なかったですし、最後は――」
なんて、彼が言いきる前に、彼はスライムに強い魔力をあてがう。
「ひゃ、あ、あ、あ……っ!」
「このスライムは僕に忠実な魔法生物ですから。なにも心配はいらないからね? いい子にして、ティキちゃんは気持ちよくなってていいからね?」
「ぁ……んんんっ」
ずるり、と自分の膣をいっぱいに満たしていた生物が外へと這い出ていく。その這うような感覚が直接ティキを刺激して、身体がまた、びくびくびく、と、強く震える。
「スライム、気持ちいい? ふふ、僕の魔力で動かしてるけど、嬉しいような、悔しいような。複雑だね? でも、あとで僕と一緒に、いっぱい気持ちよくなろうね? 僕のはじめても、ティキちゃんもらってくれるでしょ?」
「ぁっ……」
「でも先に、君の身体、ぜんぶぜんぶ問題ないか調べますから。心配ごとぜーんぶなくしてから、いっぱいしようね? ほら、今度はこっち――」
そう言いながら、ロランはローションを塗った手で、ティキのお尻の穴にそっと触れる。
「ゃ! ま、まって、まって! きたな……!」
「大丈夫、心配いらないよ。君が眠りについているあいだに、しっかり綺麗にしていた場所だからねっ」
「!?!?!?」
それはそれでどうなんだ!? そう思ったものの、しっかりと閉ざされた菊門にゆっくりと異物が挿入されていく。ぐにゅ、ぐにゅっとかたく閉ざされたそこに、ロランの細くて力強い指が侵入してきて――、
「ん、はぁ……っ」
「大丈夫。大丈夫だよ? ちょっと魔力を通して確認するだけだから」
わずかに解されたその穴に、ゆっくりとスライムを通していくのだ。
「ひゃ、ああ……っ!」
膣のなかで蠢いていたときとはあきらかに硬さを変えたその魔法生物は、細い管のようになって中に侵入してから、こりっ、こりっと形を変えていく。ぷくぷくと、丸い石が連なったような形に変化し、ティキのお尻の穴をゆっくりと広げた。
その異物感が気持ちが悪くて、ティキは手を伸ばす。
早く抜いてほしい。そう懇願するようにロランを見つめたけれど、ロランはロランですっかり興奮していて、やめてくれる様子などない。
「ああっ、ティキちゃんのお尻っ。今はまだ慣れないかもしれないけど、ここでも気持ちよくなろうねっ」
「け、検査じゃ……っ?」
「あ! いや! これはもちろん検査なのですけれどもっ。あのその、ティキちゃんの全部が僕は知りたいといいますかっ。こっちでもイけるように練習しようねっ。ぜんぶ、全部よくなってほしいっていう、あのその、これはあくまで僕の探求し……いや、善意っ。善意ですからっ。可能性をですねっ! あのそのっ」
…………なるほど。
ロランは都合が悪くなったり焦ったりすると、敬語にもどってしまうらしい。
「と、とにかく! ここで気持ちよくなるのは、またゆっくり、上手になっていこうね? ――でも、僕たち魔力の相性いいみたいですし。魔力の浸透だけですぐに気持ちよくなれちゃうかもだけど」
「ま……」
「すぐ終わるからね? ほら、機械、あてるよ?」
「まっ……て……!」
でもロランはその手を止めない。スライムに、例の検査用機械をぴとりとあてると、先ほどと同じように魔力を通していく。瞬間に、お尻までもが気持ちよくなってしまって、ティキは身体を捩った。
「や、やぁっ……」
ぞくぞくしすぎて、怖い。思いもよらなかった場所から、感じたことのない類いの快感が押しよせる。ぜんぶ、全部はじめてで、受け止めきれない。
ぐじゅ、ぐじゅっ、と、スライムのような硬くてつぶつぶした連なりが、ティキのお尻を広げ、中に入ったり、外に出たり、活動範囲を広げていく。まさかお尻の穴で感じるだなんて思わなくて、ティキはいやいやと首を横に振る。
「怖い、ロラン……怖いよ……っ」
「ぁ、ティキちゃん。ごめん、ごめんね。すぐに、怖いよりも気持ちいいがおっきくなるから」
「やだ……そこで、達きたくない……っ」
こんな自分知らない。
淫らになんて、なりたくない。そう願うのに。
「わかった。後ろはまた今度、僕と一緒によくなりたいもんね? うん、前。今日は前つかって、いっしょに、イこっか? ね? それなら怖くない」
そういう問題じゃない! そう思うのに、ロランは片手をそっとティキの女性器の方へとのばす。
「けん、さ、……っ、検査、は…っ?」
「ん。してるよ? いま。検査、してるからね」
「ぁ、あ、あ、……っ」
「検査しながら、前ももうちょっと、準備しようね? はじめてだもんね?」
なんて言いながら、ロランは、長い指先をティキの蜜壷へとあてがった。もうスライムによってぬるぬるにされたそこは、簡単にロランの指を受け入れる。
にち、にち、と、ローションなのかティキの愛液なのかわからない水音が響く。その卑猥な音に、ティキの身体はますます反応してしまう。
にゅちっ、にゅちっ。
スライムのものか、ロランの指か。前なのか、後ろなのか。どちらから与えられる官能かもうわからなくて、ティキは呻いた。
75
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
淫紋付きランジェリーパーティーへようこそ~麗人辺境伯、婿殿の逆襲の罠にハメられる
柿崎まつる
恋愛
ローテ辺境伯領から最重要機密を盗んだ男が潜んだ先は、ある紳士社交倶楽部の夜会会場。女辺境伯とその夫は夜会に潜入するが、なんとそこはランジェリーパーティーだった!
※辺境伯は女です ムーンライトノベルズに掲載済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる