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第四章 最強幼女襲来、神々への敵意
神々の無双 sideカルマ&カルナ
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「お兄ちゃん……し、知らない人がいっぱい……」
「当たり前だろ?ここは世界バクスなんだから。本当にカルナは人見知りだなぁ」
バクスを訪れたカルマとカルナは手を繋いだまま溢れる人の波を進んでいた。だが人見知りのカルナは大量の人の波に酔ってしまったようで、カルマの背中に隠れながらびくびくと身体を震わせていた。
バクスは現在存在する六つの世界の中で、最も命が前世で生きていた地球に似ている世界だ。
バクスに存在する生き物は人間の他には動物や虫だけだ。その上魔法が存在せず、科学が発達しているところも地球に酷似している。
ただ地球と明らかに違う点が一つある。それはバクスに住まう者たちが、全て特殊能力を持っていることだ。
特殊能力は一人一つ生まれつき持つもので、その種類は様々だ。使いどころがあまりないものや、危険すぎる能力もあるのでそれのせいで差別されたり、優劣をつけられたりすることもあるのだ。
そんなバクスに転移したインフェスタの住人を探し始めたカルマたちは、とある中学校を訪れた。中学校なんて思春期真っ盛りの少年少女たちが密集している代表格のような場所なので、カルナにとっては地獄のような場所だが、カルマが傍にいない状況よりは余程マシなのでここに来る他なかったのだ。
中学校には銀杏の木が生い茂っていて、カルナは嗅ぎなれない銀杏の実の臭いに顔を歪めてしまい、カルマはそんなカルナの顔が可愛らしく見えたのか思わず微笑んだ。
カルマたちが中学校の校庭を散策していると、明らかに学校の関係者ではない者を二人見つけた。幸い、バクスは休日だったので周りに人はいなく、カルマたちも気兼ねなくその二人に接触することができた。
「あら?この世界の子供かしら?」
インフェスタの住人二人のうち一人がカルマたちの存在に気づくと首を傾げた。カルマたちが見つけた異分子は二人とも女で、大人っぽい雰囲気を纏った女性とクールな印象の女性だった。
「残念ながら違いますよ。僕たちはお姉さんたちに会いに来たんです。ね?カルナ」
「は、はい。会いに、きました」
「かわいい……」
双子の神の可愛らしさに、思わずクールな方の女がポツリと本音を零した。小さな双子が手を繋ぎながら、且つ妹の方は恥ずかしがり屋とくれば、余程の子供嫌いでない限り愛しいと感じない者はいないので、その反応はそうおかしいものでもなかった。
「カルナ、可愛いだって。良かったね」
「……命様に褒めてもらう方が嬉しい」
「ふふっ……そうだね。その命様のためにもお仕事がんばろ?」
「うん」
完全に二人の世界を作り始めてしまったカルマたちに、インフェスタの住人たちはどう切り込むべきか懊悩していたが、意を決した大人っぽい方の女が口を開いた。
「私たちに会いに来たってどういうことかしら?」
「お姉さんたちはインフェスタの人でしょう?どうしてこのバクスに来たのか、お姉さんたちの目的が一体何なのかを調べるのが僕たちの仕事なんです」
「あなたたち……何者?」
そこで二人は漸く双子の異様さに気づいたようで、警戒を滲ませた面持ちで尋ねた。
インフェスタとバクスはどちらも人間の世界だ。普通ならその人間が一体どこの世界出身かなんて一瞥しただけでは判断できない。それに加え、世界の住人であれば本来異世界の固有名詞なんて知るわけもないのに、カルマははっきりと二人をインフェスタの住人だと認識している。カルマたちからすれば当然のことだが、二人の正体を知らない女たちからすれば異常極まりない事実だったのだ。
「そうですねぇ……お姉さんたちが倒そうとしている存在、ですかね?」
「「!」」
インフェスタの住人が現在敵視している存在など一つしかいない。それを分かっているからこそ二人は驚愕したのだ。目の前のこんな子供が自分たちが挑もうとしている神なのかと。
「神……そう、私たちが力をつける前に叩こうという魂胆なのかしら?」
「……その口ぶりだと、あーなるほど。そういうことですか」
「お兄ちゃん、どういうこと?」
どうやら何か勘違いをしたらしい大人っぽい女の発言で、カルマは二人の大体の目的を把握し破顔した。一方、カルナの方は全く理解できていないように小首を傾げた。
大人っぽい方の女は墓穴を掘ってしまったことに勘付き、苦しげな表情でカルマを睨みつけた。
「要するにこの人たちは、僕たちを倒すために異世界の人たちと共闘したいんだよ」
「そんなことしても勝てないよ?」
カルマに解説をしてもらったが、素直過ぎるカルナは神々にとって当たり前の事実でカルマの推測に疑問を零した。カルナの何気ない発言に、女二人は侮辱されたと感じ若干の苛立ちを見せた。カルナが二人を煽るためにそんな発言をしたわけではないと分かっているからこそ、二人にとってはその言葉が重く圧し掛かったのだ。
「うん、そうだね。でもこのお姉さんたちは何も知らない可哀想な人たちだからしょうがないよ。全世界の住人が力を合わせば神に勝てると思い込んでるんだ」
「えー……」
一方、カルナの疑問に答えたカルマの方は煽る気満々だったので、インフェスタの二人はカルマの図太さを実感した。
カルナからすればどうして有象無象が神々に勝てるだなんて発想になるのかが理解不能だったので、不満気な声を上げた。すると、何の前触れもなく女二人が残り少ない魔力を使って全力の魔法を放った。
カルマたちを襲ったその魔法は無惨にも二人の結界によって防がれた。カルマとカルナは攻撃に対する防御力が神々の中で最も優れていて、二人によって紡がれる結界は例え武尽でも破るのは困難なほどなのだ。
「防がれたっ……!?」
一方インフェスタの人々の攻撃手段と言えば剣と魔法。転移魔法によって多くの魔力を削ってしまった二人にとってカルマたちは最悪の敵だろう。二人は帯刀しているものの、インフェスタのほとんどの人間が魔法と剣をかけ合わせた魔法剣で戦うので、ただの剣技で目の前の結界を破ることは不可能なのだ。
最早自分たちに勝ち目など無いことを漸く実感したクールな女の方は、思わず衝撃と絶望で目を見開いた。
「いきなり酷いですね。カルナに当たったらどうするんですか。もし僕の妹に傷でも負わせたら、魂ごと殺しますよ?」
「「っ……」」
カルナがそう簡単に傷など負うわけもないのだが、インフェスタの二人はカルマという男神の逆鱗に触れてしまったらしい。普段温厚なカルマも大事な妹であるカルナのことになると別人のように冷徹さを露わにするのだ。
「カルナ、この二人は生け捕りにして天界に帰ろう?命様に処分を決めてもらわないと」
「うん、分かった」
カルマの提案にカルナが頷くと、二人は即座に複数の巨大な結界を空中に張った。それらは目を瞠るほど美しく、命も手放しで褒めるほどなのだ。
「なにっ?」
「結界?」
突如現れた美しく巨大な六つの結界に女二人は狼狽えた。するとそれぞれの結界は二人を取り囲むようにどんどん近づいていき、最終的には立方体の結界に二人が捕われる形になっていた。
「なにこれ……全然びくともしないじゃない」
帯刀していた剣を抜いて結界を破ろうとした大人っぽい方の女は、結界のあまりの頑丈さに遠い目をした。
本来相手の攻撃から身を守るために張る結界だが、逆手に取れば結界を捕縛という名の攻撃として使うこともできるのだ。
二人を完全にとらえた立方体型の結界はなおも縮小を続け、インフェスタの二人との距離を狭めていった。やがて二人分の体積よりも小さくなった結界のキューブは二人を押しつぶし、最後にはカルマの手の平サイズにまで縮小した。
一瞬にしてインフェスタの二人から発せられるすべての音が途絶え、中学校の校庭に不気味なまでの沈黙が流れた。
はっきり言ってもう既にインフェスタの二人は死亡している。ただこの結界を解除した時には二人は元通りに、つまり生き返った状態になるのだ。なので生け捕りというカルマの言葉は正しくは無いものの、おおよそ間違ってもいないのだ。
「ふぅ……終わったね、お兄ちゃん」
「うん、これをお土産に命様の元に帰ろう」
カルマとカルナを手を繋ぎ直すと、世界一物騒な立方体というお土産と共に天界へ帰還したのだった。
「当たり前だろ?ここは世界バクスなんだから。本当にカルナは人見知りだなぁ」
バクスを訪れたカルマとカルナは手を繋いだまま溢れる人の波を進んでいた。だが人見知りのカルナは大量の人の波に酔ってしまったようで、カルマの背中に隠れながらびくびくと身体を震わせていた。
バクスは現在存在する六つの世界の中で、最も命が前世で生きていた地球に似ている世界だ。
バクスに存在する生き物は人間の他には動物や虫だけだ。その上魔法が存在せず、科学が発達しているところも地球に酷似している。
ただ地球と明らかに違う点が一つある。それはバクスに住まう者たちが、全て特殊能力を持っていることだ。
特殊能力は一人一つ生まれつき持つもので、その種類は様々だ。使いどころがあまりないものや、危険すぎる能力もあるのでそれのせいで差別されたり、優劣をつけられたりすることもあるのだ。
そんなバクスに転移したインフェスタの住人を探し始めたカルマたちは、とある中学校を訪れた。中学校なんて思春期真っ盛りの少年少女たちが密集している代表格のような場所なので、カルナにとっては地獄のような場所だが、カルマが傍にいない状況よりは余程マシなのでここに来る他なかったのだ。
中学校には銀杏の木が生い茂っていて、カルナは嗅ぎなれない銀杏の実の臭いに顔を歪めてしまい、カルマはそんなカルナの顔が可愛らしく見えたのか思わず微笑んだ。
カルマたちが中学校の校庭を散策していると、明らかに学校の関係者ではない者を二人見つけた。幸い、バクスは休日だったので周りに人はいなく、カルマたちも気兼ねなくその二人に接触することができた。
「あら?この世界の子供かしら?」
インフェスタの住人二人のうち一人がカルマたちの存在に気づくと首を傾げた。カルマたちが見つけた異分子は二人とも女で、大人っぽい雰囲気を纏った女性とクールな印象の女性だった。
「残念ながら違いますよ。僕たちはお姉さんたちに会いに来たんです。ね?カルナ」
「は、はい。会いに、きました」
「かわいい……」
双子の神の可愛らしさに、思わずクールな方の女がポツリと本音を零した。小さな双子が手を繋ぎながら、且つ妹の方は恥ずかしがり屋とくれば、余程の子供嫌いでない限り愛しいと感じない者はいないので、その反応はそうおかしいものでもなかった。
「カルナ、可愛いだって。良かったね」
「……命様に褒めてもらう方が嬉しい」
「ふふっ……そうだね。その命様のためにもお仕事がんばろ?」
「うん」
完全に二人の世界を作り始めてしまったカルマたちに、インフェスタの住人たちはどう切り込むべきか懊悩していたが、意を決した大人っぽい方の女が口を開いた。
「私たちに会いに来たってどういうことかしら?」
「お姉さんたちはインフェスタの人でしょう?どうしてこのバクスに来たのか、お姉さんたちの目的が一体何なのかを調べるのが僕たちの仕事なんです」
「あなたたち……何者?」
そこで二人は漸く双子の異様さに気づいたようで、警戒を滲ませた面持ちで尋ねた。
インフェスタとバクスはどちらも人間の世界だ。普通ならその人間が一体どこの世界出身かなんて一瞥しただけでは判断できない。それに加え、世界の住人であれば本来異世界の固有名詞なんて知るわけもないのに、カルマははっきりと二人をインフェスタの住人だと認識している。カルマたちからすれば当然のことだが、二人の正体を知らない女たちからすれば異常極まりない事実だったのだ。
「そうですねぇ……お姉さんたちが倒そうとしている存在、ですかね?」
「「!」」
インフェスタの住人が現在敵視している存在など一つしかいない。それを分かっているからこそ二人は驚愕したのだ。目の前のこんな子供が自分たちが挑もうとしている神なのかと。
「神……そう、私たちが力をつける前に叩こうという魂胆なのかしら?」
「……その口ぶりだと、あーなるほど。そういうことですか」
「お兄ちゃん、どういうこと?」
どうやら何か勘違いをしたらしい大人っぽい女の発言で、カルマは二人の大体の目的を把握し破顔した。一方、カルナの方は全く理解できていないように小首を傾げた。
大人っぽい方の女は墓穴を掘ってしまったことに勘付き、苦しげな表情でカルマを睨みつけた。
「要するにこの人たちは、僕たちを倒すために異世界の人たちと共闘したいんだよ」
「そんなことしても勝てないよ?」
カルマに解説をしてもらったが、素直過ぎるカルナは神々にとって当たり前の事実でカルマの推測に疑問を零した。カルナの何気ない発言に、女二人は侮辱されたと感じ若干の苛立ちを見せた。カルナが二人を煽るためにそんな発言をしたわけではないと分かっているからこそ、二人にとってはその言葉が重く圧し掛かったのだ。
「うん、そうだね。でもこのお姉さんたちは何も知らない可哀想な人たちだからしょうがないよ。全世界の住人が力を合わせば神に勝てると思い込んでるんだ」
「えー……」
一方、カルナの疑問に答えたカルマの方は煽る気満々だったので、インフェスタの二人はカルマの図太さを実感した。
カルナからすればどうして有象無象が神々に勝てるだなんて発想になるのかが理解不能だったので、不満気な声を上げた。すると、何の前触れもなく女二人が残り少ない魔力を使って全力の魔法を放った。
カルマたちを襲ったその魔法は無惨にも二人の結界によって防がれた。カルマとカルナは攻撃に対する防御力が神々の中で最も優れていて、二人によって紡がれる結界は例え武尽でも破るのは困難なほどなのだ。
「防がれたっ……!?」
一方インフェスタの人々の攻撃手段と言えば剣と魔法。転移魔法によって多くの魔力を削ってしまった二人にとってカルマたちは最悪の敵だろう。二人は帯刀しているものの、インフェスタのほとんどの人間が魔法と剣をかけ合わせた魔法剣で戦うので、ただの剣技で目の前の結界を破ることは不可能なのだ。
最早自分たちに勝ち目など無いことを漸く実感したクールな女の方は、思わず衝撃と絶望で目を見開いた。
「いきなり酷いですね。カルナに当たったらどうするんですか。もし僕の妹に傷でも負わせたら、魂ごと殺しますよ?」
「「っ……」」
カルナがそう簡単に傷など負うわけもないのだが、インフェスタの二人はカルマという男神の逆鱗に触れてしまったらしい。普段温厚なカルマも大事な妹であるカルナのことになると別人のように冷徹さを露わにするのだ。
「カルナ、この二人は生け捕りにして天界に帰ろう?命様に処分を決めてもらわないと」
「うん、分かった」
カルマの提案にカルナが頷くと、二人は即座に複数の巨大な結界を空中に張った。それらは目を瞠るほど美しく、命も手放しで褒めるほどなのだ。
「なにっ?」
「結界?」
突如現れた美しく巨大な六つの結界に女二人は狼狽えた。するとそれぞれの結界は二人を取り囲むようにどんどん近づいていき、最終的には立方体の結界に二人が捕われる形になっていた。
「なにこれ……全然びくともしないじゃない」
帯刀していた剣を抜いて結界を破ろうとした大人っぽい方の女は、結界のあまりの頑丈さに遠い目をした。
本来相手の攻撃から身を守るために張る結界だが、逆手に取れば結界を捕縛という名の攻撃として使うこともできるのだ。
二人を完全にとらえた立方体型の結界はなおも縮小を続け、インフェスタの二人との距離を狭めていった。やがて二人分の体積よりも小さくなった結界のキューブは二人を押しつぶし、最後にはカルマの手の平サイズにまで縮小した。
一瞬にしてインフェスタの二人から発せられるすべての音が途絶え、中学校の校庭に不気味なまでの沈黙が流れた。
はっきり言ってもう既にインフェスタの二人は死亡している。ただこの結界を解除した時には二人は元通りに、つまり生き返った状態になるのだ。なので生け捕りというカルマの言葉は正しくは無いものの、おおよそ間違ってもいないのだ。
「ふぅ……終わったね、お兄ちゃん」
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