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楽園行進曲編
21話 奴隷と魔女の歴史
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アリアは思い出す
夢の光景を
アリア
「あの時の花の冠は能力を贈呈する瞬間だったの?」
ノギア
「魔女カメリアの存在は公にされなかった
魔女カメリアは世界に嫌われていた
怨念抜きという能力を誤解されていた
いや、誤解はされていなかった
つまり過去の歴史を紐解かれたくなかったの人は
その前の人の光景は怨念無しでは解かれなかったからね」
アリアは何を言ってるか分からなかった
幼女ジェシファーから貰ったあの花の冠は
そこには正義を振りかざして平和に導いてる光景しか無かったからだ
ノギア
「あなたの夢の中ではビジョンが見えたはず
そのビジョンは正義に映ったのかもね
でもそれは仮初
奴隷システムは
第124次世界大戦を回避する為だったのだから」
ビジョンを思い出していた
あのビジョンでは、
悪さをするものを必ず正義を振りかざして止めさせていた
そこには怨霊も何も無かった
アリア
「怨念の抜かれた世界を誰しも望んでいたというの?」
ノギア
「そうね
しかしそれまでの歴史では怨念がDNAにまで遺伝子にまで組み込まれていた
それはピカイヤの遺伝子から何から何まで最初から最後まで全てね
だから怨念無しでは生きられないの
将軍クラスになっていたイーリル将軍が強かったのもそれが要因
全てに怨念は振りまかれているのよ
だからこそ、怨念抜きで骨にまで溶かせる能力という強さを秘めているのよ」
世界は怨念に塗れていた
そして世界は平和を望んでいた
しかし平和は望まれなかった DNAに刻まれた怨念があったから
ノギア
「世界はカメリアの存在を知った
それを魔女と呼ぶことで 人々の怨念を集結させた
どの道、カメリアの存在は
世界からすると、脅威の存在だからね
そうして、カメリアは幽閉されていった
そうして今はこのヴィゼリス国に遺骨として埋めてある」
正義はどこにあったのか
それはジェシファーにあった
そしてピカイヤの遺伝子から組み込まれてきた歴史の数々
そしてこの奴隷システムの誕生
そこから導き出された結論は
アリア
「ジェシファーの夢の中にいたのは
いや、ジェシファーの遺伝子にはカメリアが存在した?」
ジェシファー
「アリアと私は正義を分かち合った
そこにヴィゼリス国と連結されたカメリアの魂が現象化したんだ」
ノギア
「怨念抜きの力は魔女カメリアの再誕って所かしら
彼女に何の罪もなく気付いたら
カメリアという存在によって奴隷差別が蔓延した
そしてそれこそが世界を平和に和平的に向かわせる処置だと気付き始めた」
そういって歴史を紐解いた後に
ノギアは二人が眠った後の話をした
ノギア
「二人が眠りに落ちてからの話をするわ
その後は徐々に
奴隷と成れの果て VS 犯罪グループが対立していく事になったの
亀裂は、クレアンの小さな一言だった
そこから歪が生じて一揆を起こすのには時間がかからなかった」
アリア
「クレアンはそこで死んだの?」
ノギア
「いえ、私が殺したの」
そのノギアの老いた顔からも
覚悟めいた顔がのぞける
ジェシファー
「どうしてだよ…一緒に奴隷の為の国を建国しようって誓ったじゃないか!」
アリアもその意見には同じだった
しかしノギアにとってそれはこそばゆい発言だった
ノギア
「あなたもアリアと同じなんだね…
そんな事で?
そんな事で!
そんな一言の話じゃないのよ!
あなたも見てきたでしょ!
奴隷の扱いを!
それを奴隷に助けられただけの人が!分かるはずないでしょ!」
奴隷に助けられただけのアリアとジェシファーが無駄に正義を持っていて
それまでの戦争で使われていた奴隷での考えは対立するのは普通の出来事だった
どれだけクレアンが理性を保っても、奴隷には保てれる事柄では無かったのだ
ノギア
「私達はどこまでいっても分かり合えない」
アリア
「ノギアは奴隷ではないでしょ」
ノギア
「奴隷と同じよ
少なくとも四肢を貰った私には全てを感じる権利があるの
いえ、権利で済まされない
そういうのを超えた先に意味がある」
ノギアは過ぎた思い出を反芻させながら思い出していた
ノギア
「私もあなたみたいに希望だけで生きていたら変わっていたかもしれない
けども、もう遅いわ」
ノギアはそう言ってスクリーンを見せつけた
スクリーン画面に映ったのは奴隷城だった
否、これはヴィゼリス国の新しくなった姿であった
ノギア
「人類は奴隷によって支配される事になったのよ
逆転した
正に奴隷の為の楽園なのよ
でもそんな中でも平和主義な奴隷がいたの
あの時の
奴隷解放の時の衝動が遺伝子として組み込まれているの
だから奴隷の中を選別する事にした」
そうして出来上がっているのが
この新しいヴィゼリス国の姿だった
アリア
「やってる事何一つ一緒じゃないか!」
ノギア
「一緒じゃないわ!
それで私達は救われたのよ!」
ジェシファー
「何に救われたっていうんだ!」
ノギア
「後悔も!
コンプレックスも!
あなた達に根底の心が…!それが分かるの!?」
そこにはピカイヤの遺伝子から続く
戦争→奴隷としての差別
という深い傷跡の遺伝子が存在していた
それらは決して溝を埋めることのできないレベルの話だ
アリア
「分からない!
けど、それは新たな憎しみの理論にしかならないわ!」
憎しみの理論がそこにはあると考えた
ノギア
「憎しみを制御すればいいの
恐怖で捻じ伏せればいい」
そこには昔のノギアはもういなかった
狡猾に、そして冷淡に
昔の少女の姿はどこにもいなかった
二人は距離を取った
手をつなぎながら二人は思った
アリア、ジェシファー
「あなた(ノギア)は変わってしまったんだな 悪い方向で」
ノギア
「遺書に残したい事はあるかしら?」
銃を向けるノギア
アリア
「無い 私達の希望は無くしちゃいけない」
ノギアは銃を放つ指に力を込めていく
アリアもジェシファーも後悔は無かった
正義では決して覆せない世界を知っても
それでもこの正義こそが正解だと思っていたからだった
夢の光景を
アリア
「あの時の花の冠は能力を贈呈する瞬間だったの?」
ノギア
「魔女カメリアの存在は公にされなかった
魔女カメリアは世界に嫌われていた
怨念抜きという能力を誤解されていた
いや、誤解はされていなかった
つまり過去の歴史を紐解かれたくなかったの人は
その前の人の光景は怨念無しでは解かれなかったからね」
アリアは何を言ってるか分からなかった
幼女ジェシファーから貰ったあの花の冠は
そこには正義を振りかざして平和に導いてる光景しか無かったからだ
ノギア
「あなたの夢の中ではビジョンが見えたはず
そのビジョンは正義に映ったのかもね
でもそれは仮初
奴隷システムは
第124次世界大戦を回避する為だったのだから」
ビジョンを思い出していた
あのビジョンでは、
悪さをするものを必ず正義を振りかざして止めさせていた
そこには怨霊も何も無かった
アリア
「怨念の抜かれた世界を誰しも望んでいたというの?」
ノギア
「そうね
しかしそれまでの歴史では怨念がDNAにまで遺伝子にまで組み込まれていた
それはピカイヤの遺伝子から何から何まで最初から最後まで全てね
だから怨念無しでは生きられないの
将軍クラスになっていたイーリル将軍が強かったのもそれが要因
全てに怨念は振りまかれているのよ
だからこそ、怨念抜きで骨にまで溶かせる能力という強さを秘めているのよ」
世界は怨念に塗れていた
そして世界は平和を望んでいた
しかし平和は望まれなかった DNAに刻まれた怨念があったから
ノギア
「世界はカメリアの存在を知った
それを魔女と呼ぶことで 人々の怨念を集結させた
どの道、カメリアの存在は
世界からすると、脅威の存在だからね
そうして、カメリアは幽閉されていった
そうして今はこのヴィゼリス国に遺骨として埋めてある」
正義はどこにあったのか
それはジェシファーにあった
そしてピカイヤの遺伝子から組み込まれてきた歴史の数々
そしてこの奴隷システムの誕生
そこから導き出された結論は
アリア
「ジェシファーの夢の中にいたのは
いや、ジェシファーの遺伝子にはカメリアが存在した?」
ジェシファー
「アリアと私は正義を分かち合った
そこにヴィゼリス国と連結されたカメリアの魂が現象化したんだ」
ノギア
「怨念抜きの力は魔女カメリアの再誕って所かしら
彼女に何の罪もなく気付いたら
カメリアという存在によって奴隷差別が蔓延した
そしてそれこそが世界を平和に和平的に向かわせる処置だと気付き始めた」
そういって歴史を紐解いた後に
ノギアは二人が眠った後の話をした
ノギア
「二人が眠りに落ちてからの話をするわ
その後は徐々に
奴隷と成れの果て VS 犯罪グループが対立していく事になったの
亀裂は、クレアンの小さな一言だった
そこから歪が生じて一揆を起こすのには時間がかからなかった」
アリア
「クレアンはそこで死んだの?」
ノギア
「いえ、私が殺したの」
そのノギアの老いた顔からも
覚悟めいた顔がのぞける
ジェシファー
「どうしてだよ…一緒に奴隷の為の国を建国しようって誓ったじゃないか!」
アリアもその意見には同じだった
しかしノギアにとってそれはこそばゆい発言だった
ノギア
「あなたもアリアと同じなんだね…
そんな事で?
そんな事で!
そんな一言の話じゃないのよ!
あなたも見てきたでしょ!
奴隷の扱いを!
それを奴隷に助けられただけの人が!分かるはずないでしょ!」
奴隷に助けられただけのアリアとジェシファーが無駄に正義を持っていて
それまでの戦争で使われていた奴隷での考えは対立するのは普通の出来事だった
どれだけクレアンが理性を保っても、奴隷には保てれる事柄では無かったのだ
ノギア
「私達はどこまでいっても分かり合えない」
アリア
「ノギアは奴隷ではないでしょ」
ノギア
「奴隷と同じよ
少なくとも四肢を貰った私には全てを感じる権利があるの
いえ、権利で済まされない
そういうのを超えた先に意味がある」
ノギアは過ぎた思い出を反芻させながら思い出していた
ノギア
「私もあなたみたいに希望だけで生きていたら変わっていたかもしれない
けども、もう遅いわ」
ノギアはそう言ってスクリーンを見せつけた
スクリーン画面に映ったのは奴隷城だった
否、これはヴィゼリス国の新しくなった姿であった
ノギア
「人類は奴隷によって支配される事になったのよ
逆転した
正に奴隷の為の楽園なのよ
でもそんな中でも平和主義な奴隷がいたの
あの時の
奴隷解放の時の衝動が遺伝子として組み込まれているの
だから奴隷の中を選別する事にした」
そうして出来上がっているのが
この新しいヴィゼリス国の姿だった
アリア
「やってる事何一つ一緒じゃないか!」
ノギア
「一緒じゃないわ!
それで私達は救われたのよ!」
ジェシファー
「何に救われたっていうんだ!」
ノギア
「後悔も!
コンプレックスも!
あなた達に根底の心が…!それが分かるの!?」
そこにはピカイヤの遺伝子から続く
戦争→奴隷としての差別
という深い傷跡の遺伝子が存在していた
それらは決して溝を埋めることのできないレベルの話だ
アリア
「分からない!
けど、それは新たな憎しみの理論にしかならないわ!」
憎しみの理論がそこにはあると考えた
ノギア
「憎しみを制御すればいいの
恐怖で捻じ伏せればいい」
そこには昔のノギアはもういなかった
狡猾に、そして冷淡に
昔の少女の姿はどこにもいなかった
二人は距離を取った
手をつなぎながら二人は思った
アリア、ジェシファー
「あなた(ノギア)は変わってしまったんだな 悪い方向で」
ノギア
「遺書に残したい事はあるかしら?」
銃を向けるノギア
アリア
「無い 私達の希望は無くしちゃいけない」
ノギアは銃を放つ指に力を込めていく
アリアもジェシファーも後悔は無かった
正義では決して覆せない世界を知っても
それでもこの正義こそが正解だと思っていたからだった
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