8 / 34
黎明編
8話 エルドラドとクインツ
しおりを挟む
ライル
「エルドラド…?」
ミアナとシャークはライルの方へと駆け寄った
シャーク
「ライル 悪いがこいつには悪の匂いがするぜ」
クインツ
「さすがは止まったら生きられないらしい能力だな
シャーク(鮫猿)よ」
クインツ
「エルドラドは、世界を構築するための世界だ」
エルドラドという世界
そこでメタを改変出来る
クインツ
「私はそこで世界について語りたいのだ
世界の在り方を私は変えたい」
ライル
「そして俺の世界は捨て去った…か…」
ライルはそのままクインツへとレジスタンスソードで攻撃する
蜘蛛の足が何本か切り落とされる
クインツ
「失敗作のこの私は戦闘力が恐るべき程脆弱なのだ
だから私は周りに火力を装備する事にしたのだ」
クインツはレジスタンス軍を召集した
ライル
「おい!お前たちは数々の被害に遭っていた人間だろう!
だとしたらクインツのやろうとしている事は間違っていると気付く…はずだ…」
クインツ
「それを言う途中で分かった…だろ?」
レジスタンス軍は既に死んでいた
操られていたのだ
マリオネット
「そういう事です
しかし、クインツ
さっきは私を本気で刈り取る気でしたね?
あなたの全力の攻撃の殺気が私は気付きましたよ」
ミアナ
「あれで全力だったの?私でも勝てるんじゃないかしら…」
クインツ
「正解だ ミアナみたいな脆弱な女でも私には勝てる それ程脆弱になったのだ
私は失敗作と化したのだ あの時まで強かったこの私がだ」
クインツは脆弱なステータスと化していた
だからこそ世界のメタを望んだ
クインツ
「ドラゴンと死神 エルドラドへと辿り着くための条件だ
アリファ国に何故レジスタンスを置いていたのか
それはエルドラドへの条件を知る為だ」
クインツはマグニファイ失敗により失敗作と化した
そしてエルドラドを望んだ 穢れなき魂がすぐ傍に存在していた
ライル
「幼女ミアナはどこで入手したのだ?
ミアナは戦闘兵士では無いと思うが」
クインツ
「ミアナは…な…ミアナも気付いているはずだ
私はライルをトランスレイドに適応するように鍛えていた
そしてミアナも同じように…な…」
ミアナ
「私は…」
ミアナは退いていた
シャーク
「おい!しっかり気を持て!
あの時に交わした言葉はどこへ行った!」
クラリ戦前で交わしたであろう言葉を思い出させる
マリオネット
「そろそろ死神としての条件を掴めますね」
マリオネットはそのままミアナへと能力発動した
ミアナはそのまま倒れた
ライルは恐る恐る手で触れた
ライル
「初めてミアナを握った…実感できたよ
ミアナ…こいつは死んでいる…」
クインツ
「マリオネットの能力は操る事だ
低レベル人間なら正者でも操れる しかし基本的には死者を操るのだ
そしてミアナは殺されてから操られたのだよ」
ライル
「誰が…殺したのだ」
クインツは笑って見せる
クインツ
「私に決まってるではないか ライルよ」
ライル
「クインツ…今までありがとう そしてさよならだ」
ライルはレジスタンスソードで衝撃斬を発動させる
衝撃の斬りによってクインツは蜘蛛の胴体と手足を切り刻まれる
クインツはそのまま蜘蛛が死ぬように仰向きになっていく
しかし復活した
クインツ
「ミアナ…覚醒したようだな」
ミアナは死神マグニとなっていた
マグニファイの2段階目の進化だった
クインツ
「ミアナの2段階目の進化
それは死神として認識して生きる事
死んだ後に1段階目のマグニファイで死神マグニとして生誕
2段階目は死神マグニとして意識してから更に死ぬ必要があった」
ドラゴンと死神を集めるには条件が必要だった
だからこそマリオネットとクインツは組んでいた
ライル
「リングランド王もろとも許さないからな」
ライルは剣で攻撃するがミアナに漆黒のローブで防がれる
ミアナ
「漆黒のローブは私に寄せられる攻撃を防ぐ能力
だからライルの攻撃は無効化される」
ミアナには意識が無い
ライルの声は届かない
マリオネット
「私が生きている間はミアナは生きられるのです
そして私が死んだら彼女は生きられない
それが分かりますか?」
シャーク
「人質か…なんてやろうだ」
ライル
「俺に何をやらせたいんだ」
マリオネット
「理由は簡単 ドラウンをドラゴンマグニとして進化させなさい
あの子はまだ3段階目までいってはいない」
3段階目の条件はマザードラゴン(母竜)を探す事だ
マリオネット
「マザードラゴンを見つけられた時、彼から3段階目の進化が促されます
彼はリングランド王が見つけたマグニ者です
だからドラウンは平気で人を虐殺出来るのです
最初からそうした生き方をさせてきたのだから」
ライル
「もう分かったよ あんたらは自分達の領域内でしか話をしないってな!」
レジスタンスソードで攻撃しようとするが
マリオネットが身動きを取れなくさせる
マリオネット
「ミアナさんは私達が貰っていきます
ライルさん あなたはミアナさんに救われているはずです」
ファングニール国を破壊されてから
今の今までミアナの笑顔で救われていたからだ
マリオネット
「だからこそ選択する道は分っていますよ^^」
マリオネットとクインツはそのままどこかへと去っていった
そして遠くまでいくと身動きが取れるようになった
シャーク
「どうするんだ?俺はこれからマグニ者からの脅威に対して戦うが…」
ライル
「俺は…」
選択を待つまでもなくシャークはライルと別れた
もう、別々の道を行く事を未来として感じたからだ
そして夜が明けて
朝が来た
ライルはクラリを見つめた
灰と化した所に佇む衣服
衣服の生産地へとライルは向かう事にした
ミアナを救うための旅路へと
「エルドラド…?」
ミアナとシャークはライルの方へと駆け寄った
シャーク
「ライル 悪いがこいつには悪の匂いがするぜ」
クインツ
「さすがは止まったら生きられないらしい能力だな
シャーク(鮫猿)よ」
クインツ
「エルドラドは、世界を構築するための世界だ」
エルドラドという世界
そこでメタを改変出来る
クインツ
「私はそこで世界について語りたいのだ
世界の在り方を私は変えたい」
ライル
「そして俺の世界は捨て去った…か…」
ライルはそのままクインツへとレジスタンスソードで攻撃する
蜘蛛の足が何本か切り落とされる
クインツ
「失敗作のこの私は戦闘力が恐るべき程脆弱なのだ
だから私は周りに火力を装備する事にしたのだ」
クインツはレジスタンス軍を召集した
ライル
「おい!お前たちは数々の被害に遭っていた人間だろう!
だとしたらクインツのやろうとしている事は間違っていると気付く…はずだ…」
クインツ
「それを言う途中で分かった…だろ?」
レジスタンス軍は既に死んでいた
操られていたのだ
マリオネット
「そういう事です
しかし、クインツ
さっきは私を本気で刈り取る気でしたね?
あなたの全力の攻撃の殺気が私は気付きましたよ」
ミアナ
「あれで全力だったの?私でも勝てるんじゃないかしら…」
クインツ
「正解だ ミアナみたいな脆弱な女でも私には勝てる それ程脆弱になったのだ
私は失敗作と化したのだ あの時まで強かったこの私がだ」
クインツは脆弱なステータスと化していた
だからこそ世界のメタを望んだ
クインツ
「ドラゴンと死神 エルドラドへと辿り着くための条件だ
アリファ国に何故レジスタンスを置いていたのか
それはエルドラドへの条件を知る為だ」
クインツはマグニファイ失敗により失敗作と化した
そしてエルドラドを望んだ 穢れなき魂がすぐ傍に存在していた
ライル
「幼女ミアナはどこで入手したのだ?
ミアナは戦闘兵士では無いと思うが」
クインツ
「ミアナは…な…ミアナも気付いているはずだ
私はライルをトランスレイドに適応するように鍛えていた
そしてミアナも同じように…な…」
ミアナ
「私は…」
ミアナは退いていた
シャーク
「おい!しっかり気を持て!
あの時に交わした言葉はどこへ行った!」
クラリ戦前で交わしたであろう言葉を思い出させる
マリオネット
「そろそろ死神としての条件を掴めますね」
マリオネットはそのままミアナへと能力発動した
ミアナはそのまま倒れた
ライルは恐る恐る手で触れた
ライル
「初めてミアナを握った…実感できたよ
ミアナ…こいつは死んでいる…」
クインツ
「マリオネットの能力は操る事だ
低レベル人間なら正者でも操れる しかし基本的には死者を操るのだ
そしてミアナは殺されてから操られたのだよ」
ライル
「誰が…殺したのだ」
クインツは笑って見せる
クインツ
「私に決まってるではないか ライルよ」
ライル
「クインツ…今までありがとう そしてさよならだ」
ライルはレジスタンスソードで衝撃斬を発動させる
衝撃の斬りによってクインツは蜘蛛の胴体と手足を切り刻まれる
クインツはそのまま蜘蛛が死ぬように仰向きになっていく
しかし復活した
クインツ
「ミアナ…覚醒したようだな」
ミアナは死神マグニとなっていた
マグニファイの2段階目の進化だった
クインツ
「ミアナの2段階目の進化
それは死神として認識して生きる事
死んだ後に1段階目のマグニファイで死神マグニとして生誕
2段階目は死神マグニとして意識してから更に死ぬ必要があった」
ドラゴンと死神を集めるには条件が必要だった
だからこそマリオネットとクインツは組んでいた
ライル
「リングランド王もろとも許さないからな」
ライルは剣で攻撃するがミアナに漆黒のローブで防がれる
ミアナ
「漆黒のローブは私に寄せられる攻撃を防ぐ能力
だからライルの攻撃は無効化される」
ミアナには意識が無い
ライルの声は届かない
マリオネット
「私が生きている間はミアナは生きられるのです
そして私が死んだら彼女は生きられない
それが分かりますか?」
シャーク
「人質か…なんてやろうだ」
ライル
「俺に何をやらせたいんだ」
マリオネット
「理由は簡単 ドラウンをドラゴンマグニとして進化させなさい
あの子はまだ3段階目までいってはいない」
3段階目の条件はマザードラゴン(母竜)を探す事だ
マリオネット
「マザードラゴンを見つけられた時、彼から3段階目の進化が促されます
彼はリングランド王が見つけたマグニ者です
だからドラウンは平気で人を虐殺出来るのです
最初からそうした生き方をさせてきたのだから」
ライル
「もう分かったよ あんたらは自分達の領域内でしか話をしないってな!」
レジスタンスソードで攻撃しようとするが
マリオネットが身動きを取れなくさせる
マリオネット
「ミアナさんは私達が貰っていきます
ライルさん あなたはミアナさんに救われているはずです」
ファングニール国を破壊されてから
今の今までミアナの笑顔で救われていたからだ
マリオネット
「だからこそ選択する道は分っていますよ^^」
マリオネットとクインツはそのままどこかへと去っていった
そして遠くまでいくと身動きが取れるようになった
シャーク
「どうするんだ?俺はこれからマグニ者からの脅威に対して戦うが…」
ライル
「俺は…」
選択を待つまでもなくシャークはライルと別れた
もう、別々の道を行く事を未来として感じたからだ
そして夜が明けて
朝が来た
ライルはクラリを見つめた
灰と化した所に佇む衣服
衣服の生産地へとライルは向かう事にした
ミアナを救うための旅路へと
0
あなたにおすすめの小説
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
拾われ子のスイ
蒼居 夜燈
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞】
記憶にあるのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。
幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。
老夫婦に拾われたスイは墜落から七年後、二人の逝去をきっかけに養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出る。
――紅い眼の男は誰なのか、母は自分を本当に捨てたのか。
スイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。
出会いと別れを繰り返し、命懸けの戦いを繰り返し、喜びと悲しみを繰り返す。
清濁が混在する世界に、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。
これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。
※週2回(木・日)更新。
※誤字脱字報告に関しては感想とは異なる為、修正が済み次第削除致します。ご容赦ください。
※カクヨム様にて先行公開(登場人物紹介はアルファポリス様でのみ掲載)
※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
婚約破棄したら食べられました(物理)
かぜかおる
恋愛
人族のリサは竜種のアレンに出会った時からいい匂いがするから食べたいと言われ続けている。
婚約者もいるから無理と言い続けるも、アレンもしつこく食べたいと言ってくる。
そんな日々が日常と化していたある日
リサは婚約者から婚約破棄を突きつけられる
グロは無し
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
愛する夫が目の前で別の女性と恋に落ちました。
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のアンジェは公爵家の嫡男であるアランに嫁いだ。
子はなかなかできなかったが、それでも仲の良い夫婦だった。
――彼女が現れるまでは。
二人が結婚して五年を迎えた記念パーティーでアランは若く美しい令嬢と恋に落ちてしまう。
それからアランは変わり、何かと彼女のことを優先するようになり……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる