ナイトメアメイズ2 ~悪夢迷宮庭園(ナイトメアラビリンス)~

クライン・トレイン

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命繋ぎ編

62話 闇を斬る者達へ

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~蛇口殿 入り口~

仮想復元メイズ道具にいる仮想マリア

仮想マリア
「私は仮想マリアとして一時的に生きている
これも生存する為のメイズ力がデバイス機器から無くなれば消滅するだろう」

ラウド
「なら俺のメイズ力で…!」


乾いた涙から
声が震えながらそう言った
仮想マリアは笑って見せた

仮想マリア
「それはもう私では無いんだ
元となったモデルのメイズ力を糧にしている
その残エネルギーでデバイス機器にいる私は生きているだけだ

ラウドのメイズ力を与えられたとして
それはモデルのデータがラウドに入れ替えられるだけだ

その気持ちだけ受け取っておくよラウド」





リリーナ
「私は…私はマリアさんに会った事そんなに無い
顔見知り程度でしかなかった
けど…私…マリアさんの為にも生きるよ…!」


リリーナとそれから話した
これまでの世界を
そしてリリーナをマリアから渡されていたであろう
転送メイズ道具でエミナ町に転送させることにした

ラウド
「リリーナ 次に会う時はどの日か分からねぇ
でも…俺はそれでもリリーナとまた会いたいよ」

リリーナ
「うん 私はどこでも待ってるよ
ばいばい ラウド」


リリーナは泣きながら転送メイズ道具で転送していった
これでいいんだ ラウドはそう言い聞かせた





仮想マリア
「次は世界の真実を知る為にも
ロストブリッジから墓場へと行くといいだろう」

ラウド
「何故墓場に…?」

仮想マリア
「その墓場はメイズ協会の墓場だからだ
そこでガンズも補填していた」


そして仮想マリアは言った
デバイス機器の残エネルギーの為にもここで一時シャットダウンだと






~ロストブリッジ~


ロストブリッジと呼ばれた橋の正体は回収メイズのアキトの仕業
アキトがいる領域に行った者は全ての生命を捧げ続ける事になる


そしてもう一つの原因があった
それはメイズ協会の墓場が近い事からだ

ラウド
「イルの怨念が橋からでも漂ってくるな
この怨念の騒めきで
橋から飛び降りる者…混乱して落ちてしまう者
我を忘れた状態でアキトに救いを求める者

それらがいるからこそのロストブリッジか…」




イルの怨念が霧状で立ちこんだ危険な場所
それがメイズ協会の墓場だ

近くに居るだけでもその誘いに巻き込まれて
自然的に死へと誘われてしまう

それでもラウドは時を止めなかった
ラウドはデバイス機器と一緒に歩み続ける

ラウド
「俺は…闇を斬るぞ…!」

ラウドはメイズ協会の墓場へとその足を進めていった
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