ナイトメアメイズ ~悪夢の迷宮~

クライン・トレイン

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機械革命編

26話 不動のキビシア

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機械祭殿には半数が残っていた
しかし最短距離で向かうルートは逃亡ルートのようで
真空メイズによる真空加速で移動していく事で

隠れた潜入を可能としていた

ラウド
「最短距離ルートがこの一直線のルートか」

ラウドが一直線ルートに真空加速した瞬間
何者かが出現して止まった

キビシア
「機械天使の半数をよこしたんだけどな
トルギスはまんまと罠にかかったらしい
いや、トルギスの意志はもしかしたら僕らとは違うのかもしれないね」




機械天使では無いようなそぶりで直ぐに分かる

ラウド
「機械天使では無いのか
ではお前は何なのだ」

キビシア
「僕らはメイズを持った者だ
オートヒューマロイド
まあ人間で締めくくるとすれば 機械人間ではないかな」

ラウドは急いで向かっていた



ラウド
「悪いが急がせてもらう」

キビシア
「させないよ」

通せんぼする

ラウド
「立ち止まらせるなら俺はキビシアを殺させてもらう」

真空メイズでラウドは攻撃を行った
真空加速+真空メイズ攻撃
しかしそれはラウドに跳ね返されていた

ラウド
「俺にダメージが入ってきたぞ
ライフが減少していった」




ラウドは大きくライフを削られた

ラウド
「つまる話がキビシアの能力は
跳ね返し能力って所か」

キビシア
「跳ね返しだとしてどうする?
真正面から来ても左右から来ても後ろから来ても一緒だよ」

ラウドは左右を回転しながら真空加速



ラウド
「俺の真空メイズはな
隙間があるだけ、歪に角度を変えて攻撃できる
跳ね返し能力は跳ね返す場所にいなければならない

では上からの攻撃は大丈夫でも
下かの攻撃ならどうだ」

キビシア
「下からか
これはやばいね」

ラウドは真空メイズで下からフライ返しするように攻撃した

ラウド
「俺に攻撃が跳ね返ってくる…
嘘だろ」




ラウドに攻撃が跳ね返された
その一瞬の跳ね返りでの攻撃だとしても
真空メイズを持ったラウドでも見えなかったし
角度としても跳ね返し方向には至れない

ラウド
「俺の攻撃が跳ね返される…?
本当に跳ね返されているのか
これは一度何かを錯誤しなければ
ここで立ち止まらせられる…!」

真空メイズで自分を攻撃した
すると、キビシアにダメージが入った
しかしそこから自分にダメージが入ってきた



ラウド
「これは…2回された跳ね返しよりも強い…!
こいつは…倍返しメイズか!」

キビシア
「やっと分かったんだ
でももう遅い
ラウドは今ので2倍ダメージではなく4倍ダメージが入ったはずだ

この策を利用した所で
ラウドの方のライフが尽きて終わるだけだよ」

ラウド
「仮に俺が攻撃しても回復されれば終わりだし
ライフ的にまずいぞ」

キビシア
「もう観念して機械祭殿に全て預けようよ
悪いようにはしないよ
ラウドはあれだろ?最初期機械天使の忘れ形見だろ?
悪いようにはされないさ」




キビシアの提案を無視して
ラウドは再考案する

ラウド
「一方的な攻撃サドンデスじゃ負けるな」

ラウドは損傷を確認する

キビシア
「もうそれだけダメージを受けているのだから
忘れ形見はここで完結させるべきだ
君のナイトメアメイズは追及では無く解放だからな」

ラウド
「解放…か
確かに今から繰り出す攻撃は解放的だろうな…!」




ラウドは損傷へ真空保存した
そこから自分の方へと攻撃する
真空保存で緩和される
しかし倍返しではライフにだけ干渉されるので
それが倍返しとしてキビシアへと送り出されなかった

キビシア
「僕の能力は発動すれば倍返し対象者からの攻撃からの干渉の入れ替えによって
倍返し化する事に成功するけど
ラウドの真空保存では緩和されるだけで攻撃されてるうちに入らないよ」



ラウドは考える

キビシア
「僕のナイトメアメイズは不動だ
不滅の不動 それが僕の神髄だ
それだけ守れば機械祭殿は不滅なんだ」

ラウドはそのまま真空メイズを相手にぶつける
しかしラウドに攻撃が入っていく
そこにもう一度攻撃していく

キビシア
「幾らやっても無駄だよ
…何でラウドは攻撃を受けていない――」



言ったのも束の間
そこにキビシアへと4倍返しダメージが入る
驚愕するキビシア

ラウド
「1回目に真空メイズで倍返しされたものを真空保存したんだ
その真空保存によって倍返し能力を保存した

だから攻撃を受けた際に同じように倍返しする事が出来た訳だ」

キビシア
「なるほどね
でも次は無いよ
これなら僕の勝ちでしょ」




ラウドは自信を持っていった

ラウド
「大丈夫だ
次は無い」

ラウドは真空円で
キビシアを封じ込めた

キビシアはその策に対して溜息をもらす

キビシア
「倍返しするだけとは思うなよ
2倍のライフを払う事で
僕は1倍の攻撃を放出出来る」



真空円がそのまま無くなった

ラウド
「だがそれはキビシアも跡が無い
って事だろう?」


キビシアは憔悴していた
それをラウドはわかっていた

ラウド
「俺のナイトメアメイズは追及だ!
それを受け取れ!」

真空メイズで鎌鼬込みの攻撃である
真空抜刀鎌鼬切りを放った




キビシアは倒れた
倍返しにはならなかった
倍返しは使用者のライフが足りなければ払われない代償能力だったからだ

ラウド
「倍返し能力では痛みが無いから
全て探知的に考えていたんだ

それがライフの容量を分からなかった感じ取れなかった
キビシアの誤算だよ」
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