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永獄機関編
8話 ドクターレイシスと霊柩王
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その声を轟かせたのは隣室にいるであろうドクターレイシスだ
アレストはモニター画面で見ていた通り思っていた
アレスト
「熱くねぇのか?」
その突拍子もない発言にレイシスは笑いそうになるが
その発言に反応するのも嫌気がさしたので明後日の解答をする
レイシス
「あぁ…いい湯じゃのう…」
アレスト
「いやいや、サウナじゃねぇんだから
分かってんだからな?
俺は懐古人類でのモニター映像を見ているんだから
お前はあの時、心の中で泣いてたろ?」
レイシス
「さてのう
何のことじゃろうなぁ」
アレスト
「レイシス
お前灼熱地獄の拷問室にいるのに余裕たっぷりだな
何か防壁装置でも機能化しているのか?」
レイシス
「ははは…!笑わせおるわ…!
わしはのう…奴らに復讐を遂げるその時を忘れたくはないのだ…
だからこの灼熱の拷問はその時までの歯止めなのだ!」
レイシス
「宇宙を覆い尽くさんとするゴミ虫めが…!
貴様らの居場所などどこにも無いという事を…!
わしの永獄機関によって埋め尽くされた拷問脳で須らく世界を闇に変えてやろうではないか」
ドクターレイシス
差別主義者として罵られて全ての責任を負われて
全ての断罪を受けし者
彼は永獄機関の灼熱拷問を受けていた
全細胞が完全再現される細胞組織へと作り替えられ
灼熱拷問室によって、1000度の灼熱を受けていた
全ての悶絶と全ての恐怖を1秒にも満たないコンマの中で
彼はその体現を、彼はその灼熱を復讐心へと変える事で耐えしのいだ
そして彼は最後には笑っていた
彼が笑っていたのはどうしようもないからではない
彼が笑っていたのはこの後の復讐手段を計画しているからだ
レイシス
「その危険シグナルを永獄機関が逃すはずはなく
灼熱拷問室の拷問が終わる前に全ての封鎖を完了するだろう」
無論それはドクターレイシスは予想をして知っていた
だから彼は逃亡劇に仲間を選んだ
これは一つのルートだった
彼の隣の室内にいたのは霊柩王だ
霊柩王はその要望に応えた
レイシスはあくまでも内部に残り
霊柩王の脱出手筈にだけ手を貸していた
レイシス
「今2~4代目霊柩王は
サイバーコロニーを構築しておる
そのサイバーコロニーにて
仮想宇宙を構築しておるのだ」
アレスト
「宇宙をサイバーコロニー全体に?
何故だ?」
レイシス
「サイバーコロニー内での宇宙は時間の経過が宇宙よりも早い
その素早い成長速度の為の時間跳躍を可能にしている
つまり超越ID技術を手にする事が出来る…という事になるだろう」
アレスト
「惑星に人間が住んでいるのは
そうした技術開拓の連鎖を撒く為か?」
レイシス
「おそらくID人からすれば
そういう事だろうな?
最もID人が宇宙のどこにいるのかすら検討はつかんがの」
アレスト
「レイシスはその超越ID技術を入手した後何をしでかす?」
レイシス
「それこそ永遠のディストピアを地球内部に蓄積させるのじゃよ
ほれ 既にその因果は結ばれておるじゃろう?」
レイシスは笑って見せた
アレストはそこでやっと接触禁止条例の考えに気付いた
接触禁止条例はつまり
地球に残った懐古人類を見離す事だった
そして地球人類は人類滅亡を作る人物と指定されているという事を
アレスト
「もしかして新規人類が本当に見せたかった光景は
ドクターレイシスではなく――」
レイシス
「そうじゃよ
最後に新規人類のコピーアバターが言った通り
懐古人類を軽蔑しており、懐古人類が既に見離されている事実を告げに来たのじゃ
じゃが所詮は家畜の豚共だ
何も分かりはせんかったわ…!」
アレスト
「レイシス お前後悔しているのか?
お前は地球人類の為にやった活動の全責任を負われた そうだろ?」
レイシス
「わしのこの灼熱拷問もそうじゃが
永獄機関は犯罪抑止力機関なだけではないわ
本当の目的はおそらく机上の空論を完成する事じゃろう」
アレスト
「皆が皆
超越ID技術を目論んでいる
ブラッドの脳みそ提供も
何かしらのブレークスルーを期待しての事か」
レイシス
「そういう事じゃ
わしにはのう
戦艦があるのよ」
レイシスが持っている母艦では無い
あくまでも設計図データを構築・隠し持っているという事だ
その設計図データがあれば特化型人工知能に作らせることが出来る
汎用人工知能に作らせてしまうと見つかってしまうからこその対策だ
アレスト
「俺は地球から来たばかりだが…
この設計図データから一体いくらの時間があれば完成するのだ?」
レイシス
「直ぐに完成する
量子データもインプットされておるからな」
レイシス
「わしは地球に復讐を誓う
わしに全てを擦り付けたあの家畜の豚共を血祭りに挙げなくては気は晴れんのだ」
この世の悪の全てを受けし者 その名は「霊柩王」
霊柩王とは、霊柩室に連行された者の名として
隣の拷問室で永遠の牢獄を堪能しているドクターレイシスが名付けた名であった
ドクターレイシスは
霊柩王とは違い、社会の汚染物質を横流しして
多額の利益を得た結果、永獄機関へと連行されて
汚染物質によって苦しめられた人類の思想と世論によって
灼熱地獄の刑に処せられていた
永遠に再生し続ける細胞に替えられて
灼熱の1000度の室内を永遠の孤独と引き連れて
全ての栄冠を手にする為に永遠の孤独にその身を預けると誓ったその男は
今まさに灼熱の地獄と共にその生涯現役の孤独を貫いていた
ドクターレイシスは霊柩王を笑う
レイシス
「おぬし、さては全ての罪を擦り付けられた腹積もりだろう?
わしもじゃよ…!世界の闇を暴く為、わしは多額の利益と引き換えに
戦争マフィアを根絶する為、私は鬼となり破滅の王と化したのじゃ…!
それがどうじゃ…!わしの夕暮れはこの土すらも海すらも見れない遠方へと連れ去られ
そしてお前と同じく…永遠の孤独じゃよ…!」
アレスト
「ならお前は…永遠の孤独を演じるつもりなのか?
俺は嫌だ…!この地で永遠を満喫するなど…!恥と知るがいい…!」
それはドクターレイシスへと伝えた言葉では無い
己の辱めを心の満喫として充実感を送るその世論の元凶である一般市民にであった
レイシス
「HAHA…!ちげぇねえなああ…なぁ霊柩王よ…?
人類思想は狂ってやがる…あいつらは戦争マフィアを信用していやがるのだ…
いや…それしか道が無いとでも言ってる様子だ
兵器の分際で…世界のちっぽけな生物の果ては…こんなにも脆弱なものだったのか…
霊柩王よ…おぬしはわしの賭けに準じてはくれないだろうか…」
アレスト
「そこにお前はいるのか?
お前は…ドクターレイシスというこの世を救うために悪に裁きを遂行する為に動いたそれは…!
世界を破滅に導いた者として公言された感想はどうだ…!?
私は…私はそれが聞きたいのだ…!ドクターレイシス…!あんたは一体何を見据えるのだ…!」
ドクターレイシスは灼熱地獄である1000度の室内から
1秒にも満たない途方も無い細胞分裂と細胞増殖をこの世に受けながら
痛覚の息吹も芽吹かないままに、世界を罵ったレイシスはそっと笑ってのけた
レイシス
「一体何を…か 面白いな霊柩王
貴様はこの世にまだ未練があるとでも思っているのか…?
貴様の世界とは何だ?この世とは何だ?
貴様の見た世界はそんなに良質な存在であったのか?なぁ霊柩王よ
その名を口にしたのなら、わしはおぬしの世界を変えられる自信だけはあるぞ…」
そう、ドクターレイシスの一言一言には意味があった
ドクターレイシスはこうして霊柩王となった者達に数々の助言を送っていた
そしてここに永獄機関の霊柩室に強制連行された霊柩王はおよそ5代目の霊柩王であった
アレストはモニター画面で見ていた通り思っていた
アレスト
「熱くねぇのか?」
その突拍子もない発言にレイシスは笑いそうになるが
その発言に反応するのも嫌気がさしたので明後日の解答をする
レイシス
「あぁ…いい湯じゃのう…」
アレスト
「いやいや、サウナじゃねぇんだから
分かってんだからな?
俺は懐古人類でのモニター映像を見ているんだから
お前はあの時、心の中で泣いてたろ?」
レイシス
「さてのう
何のことじゃろうなぁ」
アレスト
「レイシス
お前灼熱地獄の拷問室にいるのに余裕たっぷりだな
何か防壁装置でも機能化しているのか?」
レイシス
「ははは…!笑わせおるわ…!
わしはのう…奴らに復讐を遂げるその時を忘れたくはないのだ…
だからこの灼熱の拷問はその時までの歯止めなのだ!」
レイシス
「宇宙を覆い尽くさんとするゴミ虫めが…!
貴様らの居場所などどこにも無いという事を…!
わしの永獄機関によって埋め尽くされた拷問脳で須らく世界を闇に変えてやろうではないか」
ドクターレイシス
差別主義者として罵られて全ての責任を負われて
全ての断罪を受けし者
彼は永獄機関の灼熱拷問を受けていた
全細胞が完全再現される細胞組織へと作り替えられ
灼熱拷問室によって、1000度の灼熱を受けていた
全ての悶絶と全ての恐怖を1秒にも満たないコンマの中で
彼はその体現を、彼はその灼熱を復讐心へと変える事で耐えしのいだ
そして彼は最後には笑っていた
彼が笑っていたのはどうしようもないからではない
彼が笑っていたのはこの後の復讐手段を計画しているからだ
レイシス
「その危険シグナルを永獄機関が逃すはずはなく
灼熱拷問室の拷問が終わる前に全ての封鎖を完了するだろう」
無論それはドクターレイシスは予想をして知っていた
だから彼は逃亡劇に仲間を選んだ
これは一つのルートだった
彼の隣の室内にいたのは霊柩王だ
霊柩王はその要望に応えた
レイシスはあくまでも内部に残り
霊柩王の脱出手筈にだけ手を貸していた
レイシス
「今2~4代目霊柩王は
サイバーコロニーを構築しておる
そのサイバーコロニーにて
仮想宇宙を構築しておるのだ」
アレスト
「宇宙をサイバーコロニー全体に?
何故だ?」
レイシス
「サイバーコロニー内での宇宙は時間の経過が宇宙よりも早い
その素早い成長速度の為の時間跳躍を可能にしている
つまり超越ID技術を手にする事が出来る…という事になるだろう」
アレスト
「惑星に人間が住んでいるのは
そうした技術開拓の連鎖を撒く為か?」
レイシス
「おそらくID人からすれば
そういう事だろうな?
最もID人が宇宙のどこにいるのかすら検討はつかんがの」
アレスト
「レイシスはその超越ID技術を入手した後何をしでかす?」
レイシス
「それこそ永遠のディストピアを地球内部に蓄積させるのじゃよ
ほれ 既にその因果は結ばれておるじゃろう?」
レイシスは笑って見せた
アレストはそこでやっと接触禁止条例の考えに気付いた
接触禁止条例はつまり
地球に残った懐古人類を見離す事だった
そして地球人類は人類滅亡を作る人物と指定されているという事を
アレスト
「もしかして新規人類が本当に見せたかった光景は
ドクターレイシスではなく――」
レイシス
「そうじゃよ
最後に新規人類のコピーアバターが言った通り
懐古人類を軽蔑しており、懐古人類が既に見離されている事実を告げに来たのじゃ
じゃが所詮は家畜の豚共だ
何も分かりはせんかったわ…!」
アレスト
「レイシス お前後悔しているのか?
お前は地球人類の為にやった活動の全責任を負われた そうだろ?」
レイシス
「わしのこの灼熱拷問もそうじゃが
永獄機関は犯罪抑止力機関なだけではないわ
本当の目的はおそらく机上の空論を完成する事じゃろう」
アレスト
「皆が皆
超越ID技術を目論んでいる
ブラッドの脳みそ提供も
何かしらのブレークスルーを期待しての事か」
レイシス
「そういう事じゃ
わしにはのう
戦艦があるのよ」
レイシスが持っている母艦では無い
あくまでも設計図データを構築・隠し持っているという事だ
その設計図データがあれば特化型人工知能に作らせることが出来る
汎用人工知能に作らせてしまうと見つかってしまうからこその対策だ
アレスト
「俺は地球から来たばかりだが…
この設計図データから一体いくらの時間があれば完成するのだ?」
レイシス
「直ぐに完成する
量子データもインプットされておるからな」
レイシス
「わしは地球に復讐を誓う
わしに全てを擦り付けたあの家畜の豚共を血祭りに挙げなくては気は晴れんのだ」
この世の悪の全てを受けし者 その名は「霊柩王」
霊柩王とは、霊柩室に連行された者の名として
隣の拷問室で永遠の牢獄を堪能しているドクターレイシスが名付けた名であった
ドクターレイシスは
霊柩王とは違い、社会の汚染物質を横流しして
多額の利益を得た結果、永獄機関へと連行されて
汚染物質によって苦しめられた人類の思想と世論によって
灼熱地獄の刑に処せられていた
永遠に再生し続ける細胞に替えられて
灼熱の1000度の室内を永遠の孤独と引き連れて
全ての栄冠を手にする為に永遠の孤独にその身を預けると誓ったその男は
今まさに灼熱の地獄と共にその生涯現役の孤独を貫いていた
ドクターレイシスは霊柩王を笑う
レイシス
「おぬし、さては全ての罪を擦り付けられた腹積もりだろう?
わしもじゃよ…!世界の闇を暴く為、わしは多額の利益と引き換えに
戦争マフィアを根絶する為、私は鬼となり破滅の王と化したのじゃ…!
それがどうじゃ…!わしの夕暮れはこの土すらも海すらも見れない遠方へと連れ去られ
そしてお前と同じく…永遠の孤独じゃよ…!」
アレスト
「ならお前は…永遠の孤独を演じるつもりなのか?
俺は嫌だ…!この地で永遠を満喫するなど…!恥と知るがいい…!」
それはドクターレイシスへと伝えた言葉では無い
己の辱めを心の満喫として充実感を送るその世論の元凶である一般市民にであった
レイシス
「HAHA…!ちげぇねえなああ…なぁ霊柩王よ…?
人類思想は狂ってやがる…あいつらは戦争マフィアを信用していやがるのだ…
いや…それしか道が無いとでも言ってる様子だ
兵器の分際で…世界のちっぽけな生物の果ては…こんなにも脆弱なものだったのか…
霊柩王よ…おぬしはわしの賭けに準じてはくれないだろうか…」
アレスト
「そこにお前はいるのか?
お前は…ドクターレイシスというこの世を救うために悪に裁きを遂行する為に動いたそれは…!
世界を破滅に導いた者として公言された感想はどうだ…!?
私は…私はそれが聞きたいのだ…!ドクターレイシス…!あんたは一体何を見据えるのだ…!」
ドクターレイシスは灼熱地獄である1000度の室内から
1秒にも満たない途方も無い細胞分裂と細胞増殖をこの世に受けながら
痛覚の息吹も芽吹かないままに、世界を罵ったレイシスはそっと笑ってのけた
レイシス
「一体何を…か 面白いな霊柩王
貴様はこの世にまだ未練があるとでも思っているのか…?
貴様の世界とは何だ?この世とは何だ?
貴様の見た世界はそんなに良質な存在であったのか?なぁ霊柩王よ
その名を口にしたのなら、わしはおぬしの世界を変えられる自信だけはあるぞ…」
そう、ドクターレイシスの一言一言には意味があった
ドクターレイシスはこうして霊柩王となった者達に数々の助言を送っていた
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