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赤ん坊編
2話 赤ん坊エクスラと荒野
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~荒野~
脅威者指定された赤ん坊エクスラ
荒野は元々町があった所だ
しかし荒野は赤ん坊エクスラによって木っ端みじんにぶっ壊されている成れの果てなのだ
兵器者が定期的に赤ん坊エクスラへと立ち向かっている 2人今日も立ち向かう
レンゴク
「悲鳴だけで精神も物理もダメージを齎す
災厄というに相応しいなこれは」
発狂兵器と称えられた赤ん坊エクスラ
赤ん坊と呼ぶには巨大化した状態だ
それに赤ん坊と呼ばれているが、人間の姿では無い
獣と悪魔と人間が融合したような姿で赤ん坊姿なのだ
レンゴク
「こいつに壊された全てに決着をつけよう」
町も人間も悲鳴だけで破壊し尽くされて
人口を脅かされた殲滅しなければならない脅威兵器者だ
レンゴク
「この赤ん坊 只者ではないぞ!抜かるな!」
仮面を被った部分兵器者のレンゴク
レンゴク
「赤ん坊の泣き声が響き渡りエコーとなりそれは感情を訴える精神ダメージへ変換されるようだ」
クロズド
「うちの姫君を置いてきて正解だったね はは
解放解放っと」
クロズドは自身の鋼鉄武装から緑色のエネルギーを放出し出して
放出された速度で赤ん坊である発狂兵器者へと向かう
クロズド
「弱った びくともしないね はは」
クロズドの鋼鉄武装のエネルギー変換による力はエクスラの悲鳴がバリアとなり防がれた
オリヒメ
「心配になって来ちゃった!」
オリヒメは二人が心配になりきてしまう
クロズド
「何で来た」
レンゴク
「まあ来たのなら仕方ないが、お前は兵器者では無いだろ
俺達に任せてろ」
クロズド
「そうそう、応援しててくれよな」
クロズドはウインクを決める
レンゴク
「俺の獄技で決めてやろう」
レンゴクは仮面を目だけ披露する
レンゴクの顔は人間の顔をしていなかった
レンゴクの速度も力も上がる
クロズド
「俺の力も助けになれればいいね」
クロズドはそのすきに赤ん坊エクスラへと攻撃を続ける
クリア達
「おうおう、頑張るねー」
「頑張っているけど惜しいよ」
「私達には敵わないさ レンゴクが人間じゃなくてもね」
クロズドの攻撃中に
レンゴクが間に入って攻撃を仕掛ける
しかし攻撃が入らない
悲鳴だけで弾き飛ばされる
クロズド
「駄目みてぇだな 仕方ない
お前ら、今まで楽しかったわ じゃあな」
レンゴク
「クロズド、お前何言ってるんだ」
クロズド
「そのままの意味だよ 終わりなんだ
もうこれしかねぇよ」
クロズドは最終手段に出た
オリヒメ
「やめて!そんな事すればクロズドの命が!」
クロズド
「はは、ありがとよ そんだけ思われてるなら心残りはないっての」
気持ちだけ受け取るクロズド
クロズド
「レンゴク、お前が人間じゃないって事知ってるよ
俺も過去にそういう目にあった
だから宝石埋め込んでて緑色に輝いてんだよ 身体が!」
クロズドは身体に張り巡らされたエメラルドを発光させる
能力フルブーストで、赤ん坊エクスラを畳みかける
クリア達
「まずいじゃないか どうするよ」
「うーむ、これは無理だな」
「私達より強いのね レンゴクと同じで特殊な同化されたのね」
クリア達は諦めた
赤ん坊エクスラの動きが止まり、そのままクロズドの攻撃にやられる
赤ん坊エクスラが倒れて、
元の姿の赤ん坊になり悲鳴を上げている
それを見て安心した倒れるクロズド
二人
「クロズド!」
クロズドを抱き抱えるも、力が入っていない事に命の終わりを理解する
オリヒメは刃の形をした石を持って赤ん坊エクスラに近づく
レンゴク
「やめないか!」
レンゴクに止められる
オリヒメ
「こいつにやられたんだから当たり前じゃない!」
レンゴク
「とりあえず聞いてくれ
何で赤ん坊エクスラにこいつが固執していたのかを」
オリヒメを落ち着かせる
オリヒメ
「脅威者だからじゃないの 平和主義者だしクロズドは」
レンゴク
「まあそれもあるが 君、むかし孕んでいた時期があっただろう?」
オリヒメにはクロズドと妊娠していた時期があった
オリヒメ
「それは空想妊娠って言われたじゃない」
レンゴク
「違うんだ あの孕んでいた赤ん坊こそがエクスラなんだよ」
オリヒメ
「冗談言わないで!」
レンゴク
「冗談なんかじゃないさ
孕んだ直後に彼が宝石を埋め込んだ真実を聞かないか?」
~回想~
調査員
「えぇ 間違いなく、彼は偉大な兵器者なんです」
逸材の兵器者
孕んだ赤ん坊にそう告げたのは調査員
クロズド
「しかし、そんな事を突然言われても困るよ
オリヒメに何と相談すればいいんだ」
クロズドはその申し出を断った
調査員
「えぇ ですから 私達にも提案があるんです」
提案としてオリヒメに入っている赤ん坊を寄生クリアにより取り出す
そして、コンパクトデータとなった赤ん坊を研究所で再生して育てるというものだ
深く考えた末、平和主義者なクロズドは了承した
そして、それが研究目的での盗みだと分かり後悔する
~研究所~
研究員
「本当にいいので?」
別の研究所でクロズドはクリアを同化させる事を決意
クロズド
「あぁ こんなのは二人からしたら何でもねぇものだからよ」
クロズドは研究所で宝石を埋め込んでもらう事にした
~回想終了~
レンゴク
「まずはエクスラの中にあるクリアをどうにかしなければならないからな」
クリア達
「レンゴク、久しぶりね」
クリアの中にいる女性の声が響く
オリヒメ
「なにこれ」
クリアの声が聞こえるようにしている
クリアの声は普通は聞こえない
レンゴク
「レシアか 久しぶりだな」
オリヒメ
「そのクリアと知り合いなの?」
レンゴク
「まあな 俺もクリアだったんだ 研究所で俺は人間と同化して
それで人間を支配して今があるんだ」
オリヒメ
「元の人間は?」
レンゴク
「元の人間は極悪非道の限りを尽くしたらしい
顔を隠して、仮面を被り生きている そんな所だ」
レシア
「楽しそうにしていてよかったわ」
レンゴク
「お前は人間にならないのか?」
オリヒメは焦る
レシア
「一暴れしたからね それにこの子の中で生きていればいずれ語り掛ける日もくるでしょう
それまで私はお休みするわ」
クリア達の反感が聞こえるが
レシア
「私達はこの子の中で協力してあげる 脅威への抑止力としても脅威者としてもね」
クリアの声が消える
~シルフィード研究所~
二人はそのままレンゴクがお世話になっていた研究所へ訪れる
レンゴク
「シルフィード博士、この子を救ってほしいのですが」
博士
「おう、だが強力な兵器者が必要じゃ」
博士は死者となったクロズドを見る
博士
「よいかね」
オリヒメ
「はい」
オリヒメの承諾を得て、博士は
生者と死者をクリアライズする事にした
レンゴク
「生者と死者をクリアライズさせる事はこの研究所しかやってないからな」
オリヒメはさよならの挨拶を告げて、クロズドはエクスラと融合した
博士
「すごい輝きだ」
エメラルドの宝石武装がエクスラに受け継がれる
緑色に光り輝き人間兵器の宝石武装が施される
レンゴク
「危機になったら助けてくれよな」
レンゴクはエクスラに共存しているクリア達に言う
研究所を出てレンゴクとオリヒメでエクスラを育てた
1年後にレンゴクが喋る
レンゴク
「俺は人間では無い 昔クリアだった
そして人間の力を奪い、罪滅ぼしで脅威者を殲滅して今の今に至った」
オリヒメ
「私達と会ったのもその頃ね」
レンゴク
「そうだ そして俺は次の段階に進もうと思っている」
オリヒメ
「次の段階?」
レンゴク
「次はこの仮面に隠れた男に関わる物事だ
こいつには罪が幾つも流れている
どうやらこいつは悪逆非道をしてきたが、悪を賞賛していた訳ではなかったのだ」
オリヒメ
「生粋の悪ではないと?」
レンゴク
「そういう事 悪では無いからこそ、進まなきゃいけない気がしてな
後はよろしく頼む」
オリヒメが手を伸ばすが、直ぐに去っていく
オリヒメは年月が経つごとに、エクスラへの情が薄れて
そして1年後にそのまま消えた
クリア達もようやく目が覚めた時の事だ
クリア達
「もしかして、俺達が助けないといけないの」
「そうみたいね」
クリア達はそのままエクスラを強制的に動かしながら生活させた
16年後、
18となったエクスラは成長を遂げていた
クリアが自分の中に生きている事も
親が宝石武装として生きている事も
エクスラ
「どうしようっかなー」
エクスラは外へ出る
脅威者指定された赤ん坊エクスラ
荒野は元々町があった所だ
しかし荒野は赤ん坊エクスラによって木っ端みじんにぶっ壊されている成れの果てなのだ
兵器者が定期的に赤ん坊エクスラへと立ち向かっている 2人今日も立ち向かう
レンゴク
「悲鳴だけで精神も物理もダメージを齎す
災厄というに相応しいなこれは」
発狂兵器と称えられた赤ん坊エクスラ
赤ん坊と呼ぶには巨大化した状態だ
それに赤ん坊と呼ばれているが、人間の姿では無い
獣と悪魔と人間が融合したような姿で赤ん坊姿なのだ
レンゴク
「こいつに壊された全てに決着をつけよう」
町も人間も悲鳴だけで破壊し尽くされて
人口を脅かされた殲滅しなければならない脅威兵器者だ
レンゴク
「この赤ん坊 只者ではないぞ!抜かるな!」
仮面を被った部分兵器者のレンゴク
レンゴク
「赤ん坊の泣き声が響き渡りエコーとなりそれは感情を訴える精神ダメージへ変換されるようだ」
クロズド
「うちの姫君を置いてきて正解だったね はは
解放解放っと」
クロズドは自身の鋼鉄武装から緑色のエネルギーを放出し出して
放出された速度で赤ん坊である発狂兵器者へと向かう
クロズド
「弱った びくともしないね はは」
クロズドの鋼鉄武装のエネルギー変換による力はエクスラの悲鳴がバリアとなり防がれた
オリヒメ
「心配になって来ちゃった!」
オリヒメは二人が心配になりきてしまう
クロズド
「何で来た」
レンゴク
「まあ来たのなら仕方ないが、お前は兵器者では無いだろ
俺達に任せてろ」
クロズド
「そうそう、応援しててくれよな」
クロズドはウインクを決める
レンゴク
「俺の獄技で決めてやろう」
レンゴクは仮面を目だけ披露する
レンゴクの顔は人間の顔をしていなかった
レンゴクの速度も力も上がる
クロズド
「俺の力も助けになれればいいね」
クロズドはそのすきに赤ん坊エクスラへと攻撃を続ける
クリア達
「おうおう、頑張るねー」
「頑張っているけど惜しいよ」
「私達には敵わないさ レンゴクが人間じゃなくてもね」
クロズドの攻撃中に
レンゴクが間に入って攻撃を仕掛ける
しかし攻撃が入らない
悲鳴だけで弾き飛ばされる
クロズド
「駄目みてぇだな 仕方ない
お前ら、今まで楽しかったわ じゃあな」
レンゴク
「クロズド、お前何言ってるんだ」
クロズド
「そのままの意味だよ 終わりなんだ
もうこれしかねぇよ」
クロズドは最終手段に出た
オリヒメ
「やめて!そんな事すればクロズドの命が!」
クロズド
「はは、ありがとよ そんだけ思われてるなら心残りはないっての」
気持ちだけ受け取るクロズド
クロズド
「レンゴク、お前が人間じゃないって事知ってるよ
俺も過去にそういう目にあった
だから宝石埋め込んでて緑色に輝いてんだよ 身体が!」
クロズドは身体に張り巡らされたエメラルドを発光させる
能力フルブーストで、赤ん坊エクスラを畳みかける
クリア達
「まずいじゃないか どうするよ」
「うーむ、これは無理だな」
「私達より強いのね レンゴクと同じで特殊な同化されたのね」
クリア達は諦めた
赤ん坊エクスラの動きが止まり、そのままクロズドの攻撃にやられる
赤ん坊エクスラが倒れて、
元の姿の赤ん坊になり悲鳴を上げている
それを見て安心した倒れるクロズド
二人
「クロズド!」
クロズドを抱き抱えるも、力が入っていない事に命の終わりを理解する
オリヒメは刃の形をした石を持って赤ん坊エクスラに近づく
レンゴク
「やめないか!」
レンゴクに止められる
オリヒメ
「こいつにやられたんだから当たり前じゃない!」
レンゴク
「とりあえず聞いてくれ
何で赤ん坊エクスラにこいつが固執していたのかを」
オリヒメを落ち着かせる
オリヒメ
「脅威者だからじゃないの 平和主義者だしクロズドは」
レンゴク
「まあそれもあるが 君、むかし孕んでいた時期があっただろう?」
オリヒメにはクロズドと妊娠していた時期があった
オリヒメ
「それは空想妊娠って言われたじゃない」
レンゴク
「違うんだ あの孕んでいた赤ん坊こそがエクスラなんだよ」
オリヒメ
「冗談言わないで!」
レンゴク
「冗談なんかじゃないさ
孕んだ直後に彼が宝石を埋め込んだ真実を聞かないか?」
~回想~
調査員
「えぇ 間違いなく、彼は偉大な兵器者なんです」
逸材の兵器者
孕んだ赤ん坊にそう告げたのは調査員
クロズド
「しかし、そんな事を突然言われても困るよ
オリヒメに何と相談すればいいんだ」
クロズドはその申し出を断った
調査員
「えぇ ですから 私達にも提案があるんです」
提案としてオリヒメに入っている赤ん坊を寄生クリアにより取り出す
そして、コンパクトデータとなった赤ん坊を研究所で再生して育てるというものだ
深く考えた末、平和主義者なクロズドは了承した
そして、それが研究目的での盗みだと分かり後悔する
~研究所~
研究員
「本当にいいので?」
別の研究所でクロズドはクリアを同化させる事を決意
クロズド
「あぁ こんなのは二人からしたら何でもねぇものだからよ」
クロズドは研究所で宝石を埋め込んでもらう事にした
~回想終了~
レンゴク
「まずはエクスラの中にあるクリアをどうにかしなければならないからな」
クリア達
「レンゴク、久しぶりね」
クリアの中にいる女性の声が響く
オリヒメ
「なにこれ」
クリアの声が聞こえるようにしている
クリアの声は普通は聞こえない
レンゴク
「レシアか 久しぶりだな」
オリヒメ
「そのクリアと知り合いなの?」
レンゴク
「まあな 俺もクリアだったんだ 研究所で俺は人間と同化して
それで人間を支配して今があるんだ」
オリヒメ
「元の人間は?」
レンゴク
「元の人間は極悪非道の限りを尽くしたらしい
顔を隠して、仮面を被り生きている そんな所だ」
レシア
「楽しそうにしていてよかったわ」
レンゴク
「お前は人間にならないのか?」
オリヒメは焦る
レシア
「一暴れしたからね それにこの子の中で生きていればいずれ語り掛ける日もくるでしょう
それまで私はお休みするわ」
クリア達の反感が聞こえるが
レシア
「私達はこの子の中で協力してあげる 脅威への抑止力としても脅威者としてもね」
クリアの声が消える
~シルフィード研究所~
二人はそのままレンゴクがお世話になっていた研究所へ訪れる
レンゴク
「シルフィード博士、この子を救ってほしいのですが」
博士
「おう、だが強力な兵器者が必要じゃ」
博士は死者となったクロズドを見る
博士
「よいかね」
オリヒメ
「はい」
オリヒメの承諾を得て、博士は
生者と死者をクリアライズする事にした
レンゴク
「生者と死者をクリアライズさせる事はこの研究所しかやってないからな」
オリヒメはさよならの挨拶を告げて、クロズドはエクスラと融合した
博士
「すごい輝きだ」
エメラルドの宝石武装がエクスラに受け継がれる
緑色に光り輝き人間兵器の宝石武装が施される
レンゴク
「危機になったら助けてくれよな」
レンゴクはエクスラに共存しているクリア達に言う
研究所を出てレンゴクとオリヒメでエクスラを育てた
1年後にレンゴクが喋る
レンゴク
「俺は人間では無い 昔クリアだった
そして人間の力を奪い、罪滅ぼしで脅威者を殲滅して今の今に至った」
オリヒメ
「私達と会ったのもその頃ね」
レンゴク
「そうだ そして俺は次の段階に進もうと思っている」
オリヒメ
「次の段階?」
レンゴク
「次はこの仮面に隠れた男に関わる物事だ
こいつには罪が幾つも流れている
どうやらこいつは悪逆非道をしてきたが、悪を賞賛していた訳ではなかったのだ」
オリヒメ
「生粋の悪ではないと?」
レンゴク
「そういう事 悪では無いからこそ、進まなきゃいけない気がしてな
後はよろしく頼む」
オリヒメが手を伸ばすが、直ぐに去っていく
オリヒメは年月が経つごとに、エクスラへの情が薄れて
そして1年後にそのまま消えた
クリア達もようやく目が覚めた時の事だ
クリア達
「もしかして、俺達が助けないといけないの」
「そうみたいね」
クリア達はそのままエクスラを強制的に動かしながら生活させた
16年後、
18となったエクスラは成長を遂げていた
クリアが自分の中に生きている事も
親が宝石武装として生きている事も
エクスラ
「どうしようっかなー」
エクスラは外へ出る
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