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混沌の学園祭編
決選投票
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数日後、再びホームルームの時間。
学園祭の出し物の決選投票が行われた。
そして、結果。
演劇 16票
カフェ 15票
僅差で演劇に決定。
僕は事前に悠斗にお願いされた通りに“演劇”に1票を投じた。
僕はクラスの人間関係に全く興味が無かったので、クラスでの友達グループがどうなっているか知らなかった。
しかし、この出し物を決める流れで見えてきたのだが、どうやらクラスでは、カースト・トップで演劇部所属の織田雪乃の取り巻きと、それに反対する勢力が拮抗しているようだった。
織田雪乃。
女子としては背が高く、少しやせていて、腰ぐらいまで伸ばした長い髪が印象的だ。釣り目が少しキツイ印象を他人に与える。
彼女はには良くない噂があって、短期間で男をとっかえひっかえしていると言う。
クラスでは、彼女とその友達女子グループと、その女子たちに近づきたい男子グループ数人を合わせて10数名程度の勢力となっている。
そして、織田さんに対抗している女子グループがいる。
そのグループのリーダー的存在なのが、何と、僕を怒鳴りつけてきた卓球部の明智優衣なのだ。
出し物を決める投票終わると、すぐに演劇の内容の話となった。ここからは織田さんがあらかじめ裏工作をしていたらしいので、比較的話は簡単に進むだろうと思っていた。
しかし、簡単に決まったのは演劇の内容が“白雪姫”だということだけ。
主役の白雪姫を誰がやるかで紛糾し、再び投票で決めることとなった。
主役に立候補したのは織田さんと明智さんだけだった。明智さんは織田さんをどうしても妨害したいらしいな。
で、投票は、一応、他薦もありという建前で名前は自由投票となった。
その結果。
織田雪乃 15票
明智優衣 15票
毛利歩美 1票
毛利さんの名前が入っていたので、本人の毛利さんが一番驚いていた。
実は僕が入れたのだが、黒板に書かれた毛利さんの名前を見た彼女の驚きの表情を見て、僕はちょっと笑っていた。
というわけで、白雪姫が決まらなかったので、上位2名の決戦投票となった。
そこで僕は、以前、明智さんに怒鳴られたこともあって、気分が悪いので織田さんに1票を投じた。
織田雪乃 16票
明智優衣 15票
これで、織田さんが白雪姫で決定した。
王子様役は、クラスでも一番のイケメンでサッカー部の将来のエースこと、足利悠斗で大多数の得票で文句なく決まった。
メインが決まれば後の役はサクサクと決まっていった。
配役だけでなく、脚本、大道具、小道具も織田さんの事前の裏工作のおかげでどんどん決まっていく。
で、僕はどうなったかというと、セリフの無い“木”の役となった。
こんな役いるか? とも思ったが、楽そうだったので受け入れることにした。
学園祭の出し物の決選投票が行われた。
そして、結果。
演劇 16票
カフェ 15票
僅差で演劇に決定。
僕は事前に悠斗にお願いされた通りに“演劇”に1票を投じた。
僕はクラスの人間関係に全く興味が無かったので、クラスでの友達グループがどうなっているか知らなかった。
しかし、この出し物を決める流れで見えてきたのだが、どうやらクラスでは、カースト・トップで演劇部所属の織田雪乃の取り巻きと、それに反対する勢力が拮抗しているようだった。
織田雪乃。
女子としては背が高く、少しやせていて、腰ぐらいまで伸ばした長い髪が印象的だ。釣り目が少しキツイ印象を他人に与える。
彼女はには良くない噂があって、短期間で男をとっかえひっかえしていると言う。
クラスでは、彼女とその友達女子グループと、その女子たちに近づきたい男子グループ数人を合わせて10数名程度の勢力となっている。
そして、織田さんに対抗している女子グループがいる。
そのグループのリーダー的存在なのが、何と、僕を怒鳴りつけてきた卓球部の明智優衣なのだ。
出し物を決める投票終わると、すぐに演劇の内容の話となった。ここからは織田さんがあらかじめ裏工作をしていたらしいので、比較的話は簡単に進むだろうと思っていた。
しかし、簡単に決まったのは演劇の内容が“白雪姫”だということだけ。
主役の白雪姫を誰がやるかで紛糾し、再び投票で決めることとなった。
主役に立候補したのは織田さんと明智さんだけだった。明智さんは織田さんをどうしても妨害したいらしいな。
で、投票は、一応、他薦もありという建前で名前は自由投票となった。
その結果。
織田雪乃 15票
明智優衣 15票
毛利歩美 1票
毛利さんの名前が入っていたので、本人の毛利さんが一番驚いていた。
実は僕が入れたのだが、黒板に書かれた毛利さんの名前を見た彼女の驚きの表情を見て、僕はちょっと笑っていた。
というわけで、白雪姫が決まらなかったので、上位2名の決戦投票となった。
そこで僕は、以前、明智さんに怒鳴られたこともあって、気分が悪いので織田さんに1票を投じた。
織田雪乃 16票
明智優衣 15票
これで、織田さんが白雪姫で決定した。
王子様役は、クラスでも一番のイケメンでサッカー部の将来のエースこと、足利悠斗で大多数の得票で文句なく決まった。
メインが決まれば後の役はサクサクと決まっていった。
配役だけでなく、脚本、大道具、小道具も織田さんの事前の裏工作のおかげでどんどん決まっていく。
で、僕はどうなったかというと、セリフの無い“木”の役となった。
こんな役いるか? とも思ったが、楽そうだったので受け入れることにした。
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