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二九三話
しおりを挟む「おいっ! にーちゃん! この樽もっと早く用意出来ねぇのかっ!」
「無茶言うなっ! それでも人が作るより十分早いだろうがっ!」
「若いのっ! この足場、もう一〇くらい増やせんか?」
「横からうるせぇーぞ! 今はこっちが先に話してんだ! テメェはすっこんでろ!」
「引っ込むのはそっちじゃっ! さっきから若いのを独占しおって! いい加減こっちにも回さんかっ!」
「だーーっ! どっちもうるせぇっ! そんなホイホイなんでも作れるわけねぇーだろ! 作って欲しけりゃ大人しく待ってろ!」
「アホ抜かせ! ちんたら待っとったらお迎えが来ちまうわいっ!」
なんて、七〇だか八〇くらいのジジイが吼えるが、それだけ元気ならもう二〇年くらいは生きられるだろうよ。
今、俺が何をしているかというと……
ベルヘモス解体場にて、研究員のジジイ共に雑用を押し付けられていたところだった。
一応断っておくと、研究員全員がジジイというわけではないのだが、特にジジイ連中からの扱いが酷い、という話しだ。
何故こんなことになっているのか。それはプレセア達が帰った頃まで話が遡る。
プレセア達が王都へと帰ったあと、俺は殺気立つ解体場にはなるべく近づかないようにしようと、自室にてのんびりとしていた。
とはいえ、式典までの二〇日間、何もしないというのも時間の無駄なので、その間にやらなければいけないこと、やりたいこと、出来そうなこと、についてまとめ、今後のプランについて考えていた……のだが。
そんな俺に 突然、メイドさんがやって来て、研究員達からお呼びがかかっていると、そう告げられたのだ。
嫌な予感、というのはその時からひしひしと感じてはいた。
しかし、無視するわけにも行かず、仕方なしに解体場へと足を運んでみれば、やれ、解体した素材を入れて置く棚や樽が欲しい、だの、高い足場が欲しい、だの、解体用の工具を用意して欲しい、だのだの……
俺が顔を出した途端に、あれが欲しいこれが欲しいの大合唱となったのだった。
現場に居合わせたセレスに詳しい話しを聞くと……
「えっと……実は……ね」
と、何やら言いにくそうにしつつも、ポツリポツリと話し出したくれた。
なんでも、最初こそ自分達で持って来た道具、ハシゴや鉈、保存用の容器などを使っていた研究員達ではあったが……
ベルヘモスのサイズがサイズだけに、あっという間に自前で用意した物だけでは到底間に合わない、という状況になってまったらしいのだ。
保存用の容器はすぐに満杯となり、用意していたハシゴは3メートルにも満たない短いもののため、全高20メートル級のベルヘモスに対しては、まぁ、無いよりまし程度でしかなく、終いには、解体用に用意した鉈は骨や甲羅を解体するどろこか皮すら切り裂けずにいた。
つまり、解体作業に必要な道具を、解体直後にほぼ失ってしまったか、あるいはそもそも役に立たない、という状態になってしまったようなのだ。
そんな時、解体に参加していたセレスがポロっと、俺の工房で見た道具のことや、クラフトボックスのことを研究員達に話してしまった……とのことだった。
なるほど。元凶はこいつだったか。
なんだかさっきから、妙にバツが悪そうに話しているなと思ったのだが、これで合点がいった。
「その……ごめんなさい……」
別にセレスを責める気などなかったが、目が合ったところで謝られてしまった。
とまぁ、そんなことがあって、現在に至っている。
協力すること自体は吝かではないが、とはいえ、上からあれをしろこれをしろ、と一方的に言われるのはムカっ腹も立つ。
そもそも、今回のことに関してはこちらは一定の譲歩を示しているにも関わらず、こちらの都合など無視して勝手に乗り込んで来ておいて、デカい顔されるのは気に入らない。
という感じで、研究員……主にジジイ連中だな。これでも権威のある学者らしいのだが……を相手に一悶着あり、結果、協力はするが強制はするな、こちらの指示に従う限りにおいては自由にしていい、という話しで落ち着いた。
あれでも、かなりマシになった方なのだ。最初はあれよりもっと酷かったからな……
ちなみに、一人でも従わなかった場合は物理的に全員摘まみ出し、ベルヘモスも片付けると言ってある。
ここにいる限り、テメェーら全員連帯責任だ。分かったか?
と、そんなこんなで、俺は今、クラフトボックスでベルヘモスの血を保管する為の樽を量産しているところだった。
そもそも血なんて保管する必要があるのかと思ったが、どうやらこれも貴重な研究資料になるらしい。
今は、俺が開けたドデカい穴から今なお溢れ出す血を、研究員達がバケツの様な物で掬っては、せっせと用意した樽に詰め詰めしているところだ。
「あの、先生方が御迷惑をお掛けしてすいませんね……」
目の前でジジイ共がガーガー言い合っている横から、若い研究員が俺にそう話し掛けて来た。
歳は……多分、俺と同じくらいの二〇代の後半くらいだろうか?
薄い茶色の髪を短く切り揃えた、線の細い体に白衣の様なものを纏った眼鏡男性である。
いかにも、ザ・研究員、といった感じだな。
「まったくだ」
「ははは……最近はこれといった発見も成果も特に無く、皆さん燻っておりましたから。
そこに来てのこの大発見です。多少はしゃぐのもお目こぼし頂ければと」
「あれが“はしゃぐ”ねぇ……興奮しすぎて血圧上がって、ぽっくり逝きそうな勢いだが?」
「ははは……」
俺のそんな嫌味に、男性研究員が力なく笑って見せた。
「そういえばご挨拶が遅れました。先ほど、陛下からも紹介されましたが、私は主に古代魔道具についての研究を行っているバレーノ・パネロと申します。以後、お見知りおき願えればと存じます」
そう言うと、バレーノと名乗った男が深々と頭を下げた。
そういえば……
さっきプレセアが軽く紹介していた時に、彼、バレーノの姿もあったようななかったような……?
いや、ここにいる以上あったのだろうが、よく覚えていない。
そんな感じで、うろ覚えな記憶を必死で掘り起こす。
ぶっちゃけ、一度に三五人も紹介をされたわけだからな。
ただでさえ、まだメイドさん四〇人の名前を全員分覚えられてないっていうのに、追加で三五人とか、顔と名前を覚えるのが苦手な俺に取っては最早至難の業である。
しかもそこに役職やら専門やらまで追加情報として説明されたとあっては、かの聖徳太子だって一度では覚えられないだろうよ。
というわけで、無理せず一人ずつ着実に覚えて行こう。
まずはバレーノ。こいつは覚えたぞ。
「これはこれはてご丁寧に。俺は……」
「スグミ様のことは存じておりますので、ご紹介は不要かと」
丁寧な挨拶をされたので、ならばと、こちらも名乗ろうとしたのだか、それはバレーノによって遮られてしまった。
ちなみに、バレーノ曰く、ある程度の地位にいる者というのは、周囲が知っていて当然、というものらしく、地位ある者が安易に自己紹介することは、逆に格を落とすことになる、とアドバイスを受けた。
むしろ、知っていない方が失礼なんだとかなんとかかんとか。
そんなこたぁ、知らんがな……
てか、いつの間に俺ってそんな地位がどうのっていうアレになったん? 全然知らないんだが?
その辺について、あとでセレスなりマレアなりにでも聞いておくか。
「ところで……」
なんてことを考えていたら、バレーノがそう切り出すや……
「こちらの見慣れない“箱”ですが、聞き及んだ限りでは“物を作り出す箱”だとか!?
もしや魔道具の一種なのでしょうか!?」
と、さっきまでの大人しそうな雰囲気も何処へやら、ズイっと身を乗り出し鼻息荒くそう聞いて来た。
てか、近い近いっ!
自分でも、魔道具が専門だと言っていたからな。興味があるのだろう。それは分かる。
が、男に詰め寄られても嬉しくもなんともないわっ! 単純にむさいっ!
そんなわけで、俺は詰め寄るバレーノを両腕で押し退けようと試みるのだが……
虚弱の悲しい性か、ビクともしやがらねぇ……ぐぬぬぬ。
モヤシ系筆頭である研究員のバレーノにすら、パワー負けする俺とは一体……
「わーった。分かったから取り敢えず離れろっ!」
そう言うと、案外するっとバレーノは離れてくれた。
「いやはや、これは失礼失礼。魔道具のこととなるとつい、興奮してしまいまして……」
で、はははっと照れ臭そうに笑って見せた。
というわけで、クラフトボックスについて簡単ではあるがバレーノに説明することにした……というかなった。
一応、セレスから触りだけは聞かされているようだったが、セレス自身が仕組みをよく理解していないとのことで、詳しくは説明されていないらしい。
といっても話せることなど、素材を放り込めば簡単な物なら低品質で製造可能、というくらいのこことだったがな。
てか、内部構造とか詳しく聞かれてもそれこれ俺だって知らんし。そこは『アンリミ』の運営にでも聞いてくれ、としか言いようがない。
で、話を聞いている間、気のせいか、バレーノの眼鏡がキラキラと輝いているようにも見えた。眼鏡キャラの、眼鏡がキラーンと輝くアレな感じだ。
「なるほど……実に、実に興味深いっ!」
ならばと、実演ついでに現在絶賛稼働中であるクラフトボックスでの樽の制作風景……とはいっても、素材ブチ込んで出来上がりが出て来るのを見るだけだが……を、クラフトボックスに噛り付かんばかりの距離で観察していたバレーノが、興奮冷めやらぬ感じで雄たけびを上げたのだった。
「時にスグミ様」
「ん? 何?」
で暫くクラフトボックスを観察していたバレーノが、唐突に俺にそう話し掛けて来た。
「この魔道具ですが、是非、解た……」
「させねぇからな?」
バレーノがすべてを言い終わる前に、俺は間髪入れずに拒否をした。
「あの……まだ何も……」
「今、解体したい、みたいなこと言おうとしただろ? それ言うの二人目だから。
な? セレス?」
と、近くにいたセレスに話題を振るも、聞こえないふりでもしているのか、こっちを向こうともしない。
この距離で聞こえてないわきゃないだろうに……
「ははは、なるほど。既に先人がおられましたか……
でしたら、壊れた、動かなくなった、不要になった等、御座いましたら、是非お声を掛けて頂ければと」
なんて、バレーノがどこかの廃品回収屋のようなことを口にした。
「ちょっ! 抜け駆けは卑怯よっ! それなら私の方が先じゃないかしらっ! ねぇ、スグミっ!」
そんなバレーノの提案に、俺より先に答えのはセレスだった。しかも、かなり必死な様子で、だ。
キミ達は、そこまでしてクラフトボックスをバラしてみたいのかね?
てか、ばっちり聞こえてんじゃねぇーか……
「まぁ、そんな時が来たら、な」
と、二人を見てあきれ気味に軽く口約束をするのだった。
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