菅野デストロイヤー

名無ナナシ

文字の大きさ
62 / 100
戦闘機乗り編

初陣②

しおりを挟む
そして遂にこの時がきた
敵機襲来の警報と共に出撃命令が下った

(´・ω・`)「これに乗ってボクたちは戦うんだね」
彡(゚)(゚)「せや……」

ボクたちに与えられた機体は零式艦上戦闘機
通称“ゼロ戦〟だ……

彡(゚)(゚)「ほな、いくで」
(´・ω・`)「……うん、あ!待って」

彡(゚)(゚)「どうしたんや?」
(´・ω・`)「記念にゼロ戦の前で写真撮らない?」

彡(゚)(゚)……
(;´・ω・` )「不謹慎かな?」

彡(゚)(゚)「ええやん」
彡(^)(^)「撮ろうや!」

彡(゚)(゚)「こんな感じか?」ドヤァ
(´・ω・`)「お!いいね~」パシャ!ウィーン

彡(゚)(゚)「はえーすっごい」
彡(゚)(゚)「撮った瞬間に写真になるんかい」

彡(゚)(゚)「せや」カキカキ
(´・ω・`)「なにを書いたんだい?」

『stantハ終ワッタ』

彡(゚)(゚)「よっしゃ!ここからは気を引き締めていこか」

⊂(゚)(゚)ミ⊃三三3「菅野 直、ゼロ戦!出るで!!」
⊂(・ω・´)⊃三三3「笹林 武、ゼロ戦!出ます!!」

上空
彡(゚)(゚)「……」
(´・ω・`)「……」

(⌐●_●)「新人たち、怖くてだんまりかい?」
(⌐●_●)「そう緊張するな、最初は俺たちの戦いを見物していればいい」

(´・ω・`)「……はい」
彡(゚)(゚)……

(⌐●_●)「ほら、敵さんがやってきたぜ!」

⊂(★_★-)⊃三3⊂(★_★-)⊃三3⊂(★_★-)⊃三3

(⌐●_●)「さーて……今回は何人が生き残れるかな……」

彡(゚)(゚)「やるなら……」
彡(●)(●)「今や!!」ギュン!!

(。゚ω゚)!!
チョクが一人突然、機体を垂直にして真っ逆さまに突っ込んでいった

(;⌐●_●)「なにやってんだあいつ!!」

(;⌐●_●)「くっ……なんて角度で突っ込んでいきやがる……」
(;⌐●_●)「援護もできん……」

彡(●)(●)「八百……五百……三百」
彡(●)(●)「ここや!!」ズダダダダダダ

(。゚ω゚)「ぶつかる!!」
チョクの乗るゼロ戦が銃を乱射しながら敵機に肉薄する
だが、すんでのところでぶつかることなくB-24の後方をすり抜けていった

(((BOMB)))⊂(★_★-)⊃三3⊂(★_★-)⊃三3

(;⌐●_●)「なんてやつだ!!一機撃破したぞ!!!」

彡(●)(●)「ちっまだや!まだワイはビビっとる!!」
彡(●)(●)「もっと攻めなアカン!!」

チョクは上空へと舞い上がっていく
そして再び同じように機体を垂直にして真っ逆さまに突っ込んでいく

(。゚ω゚)「あ!ダメだチョク!!」
敵のアメリカ機はもうすでに対策をとっている

さっきチョクは、B-24の後方をすり抜けていった
だがその場所にはすでに弾幕が張られ警戒されている

なんて対応の早さだ
敵はバカではない
このまま飛び込んでも餌食になるだけだ
引き返すんだ、チョク!!

(;´・ω・` ) .。oO(……あれ?)
さっきよりもタイミングもスピードも早い……

まさか!
前方を通り抜けるつもりなの!!

(;`・ω・´)「そんなの無茶だ!!」
当たり前だけど、敵だって前に向かって動いているんだ
正面衝突になるよ!!

彡(●)(●)「ぐぬぬぬ……大丈夫や……」
彡(●)(●)「僅かやけど隙間はある……」

彡(●)(●)「そこを通り抜けるんや!!!」ズダダダダダダ

(((BOMB))) (((BOMB)))⊂(★_★-)⊃三3

(。゚ω゚)「すごい……」
(。゚ω゚)「まるで流星が敵の機体を貫いて見えた」

(;⌐●_●)「初陣で二機を撃墜だと……」
(;⌐●_●)「ん?」

チョクの鬼気迫る突撃に恐怖した敵は
撃墜される前、慌てて回避しようとしたようで
炎を纏いながらもう一機のB-24に、もたれかかるように衝突した

(((BOMB))) (((BOMB))) (((BOMB)))

(;⌐●_●)「一回のアタックで二機同時に撃墜……」
(;⌐●_●)「化け物かあいつは……」

驚愕するボクらを尻目に
再び舞い上がってきたチョクは
笑顔で拳を突き上げていた

彡(^)(^)/
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ

朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】  戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。  永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。  信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。  この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。 *ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。

日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-

ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。 1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。 わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。 だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。 これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。 希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。 ※アルファポリス限定投稿

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~

bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

滝川家の人びと

卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。 生きるために走る者は、 傷を負いながらも、歩みを止めない。 戦国という時代の只中で、 彼らは何を失い、 走り続けたのか。 滝川一益と、その郎党。 これは、勝者の物語ではない。 生き延びた者たちの記録である。

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち

ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。 クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。 それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。 そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決! その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

処理中です...