危険な香り

海翔

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危険な香り 

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 暑い夏も秋風が吹き出す頃には、朝晩は涼しくなってきた。庭では夜になるとどこからか秋の虫が鳴いている。 
こんな時間を美鈴は楽しんでいた。 
 今日も趣味の絵画教室に出かけ、思う存分好きな絵を描いていた。以前は花や風景を描いていたが、
最近は思考を変えて人物を書くことが多くなった。 そして、今年の秋に出す作品を模索していた。 
絵画教室の仲のいいメンバーと相談して見たら、奈津子さん、秀美さんは「モデルを頼んだ方がじっくりかけるのでは」といい、今井さん、夏樹さんは「お金はかかるが、一度はモデルを頼んでみては」と言われた。
 後日、夏樹さんから「那須にある別荘を借りることが出来たので、そこで書きませんか?」と連絡があり、
さっそく、みんなに相談したら賛成をしてくれた。 
 夏樹さんから「10月の始めに行くのはどうですか?」と聞かれ、今井さんは「休みの調整が取れれば構いませんよ」と言われ、奈津子さんと美鈴さんは「主人に了解をしてからならいいです」と言うことになった。 
 その時に秀美さんが「もしよろしければ、もう一人追加してもらいたいのですが、モデルの女性を一人見つけたので、大学の後輩で現在在籍中で暇だと言うので頼んでみたら、OKしてもらいました。お小遣い程度でいいので、
出していただけたらいいのでお願いします」そう言われ、美鈴さんは「分かりました」と言った。 
 夏樹さんの話によると「その別荘は昔、知人の会社の保養所で、結構部屋があると言うので、
部屋については心配がないということでした。その上に温泉もあるので」と夏樹さんは言った。 
 「奈津子さん、美鈴さんは主人の了解をもらって、私に連絡をください」と夏樹さんは言った。 
 後日、美鈴さんと奈津子さんから夫に了解を得たので参加させていただきますと夏樹さんに連絡をした。 

 そして、出かける当日になった。 
現地には車2台で行くことになり、今井さん、秀美さん、翔子さん、もう一台には夏樹さん、奈津子さん、
そして、美鈴さんが乗ることになった。 
 今井さんは現在、66歳で会社を定年退職して趣味の油絵を描いていて絵画教室の常連だった。
秀美さんはその今井さんと特に仲がよく、今井さんと前にいた同じ会社に勤めていた。 現在2年目でやっと、
仕事になれた感じで、 翔子さんは秀美さんの後輩で同じサークルにいたことで良く出かけたり、食事をした仲だった。 
 夏樹さんは現在、35歳で妻と子供がいる。趣味で絵を描いている。 奈津子さんは美大卒で現在、30歳、去年結婚をした。 
そして、美鈴さんは、現在、31歳で5年前に結婚をした。新しい趣味を増やすためにこの絵画教室に通って来た。

 朝方出かけ、一度パーキングエリアに止めて昼食を取って、夕方に那須に着いた。 
さっそく、部屋割をして、上の階には今井さん、秀美さん、翔子さん、下の階には、夏樹さん、奈津子さん、
美鈴さんが入ることになった。 
各部屋に電話とシャワールームとトイレが設置されていた。そして、一階の奥に温泉が設置されていた。 
荷物を自分の部屋において、みんな食堂に集まった。 
 秀美さんから「今回モデルになってくれる翔子さんです」と紹介された。 翔子さんはすらりとした、
美人だった。 
翔子さんからは「皆さんの要望に答えていきたいのでよろしくお願いします」と話したら、みんな拍手をしてくれた。
 夏樹さんから「温泉は一つしかないので朝の7時から1時間と夜の8時から2時間は女性専用とします。それ以外はご自由にということでお願いします」 
 そして、ここに来る前に買い込んだ、お酒、食料品を一つのとこに集め、さっそく夕食の準備にかかった。 
料理担当は美鈴さん、奈津子さんが中心になり、お風呂の準備を今井さん夏樹さんがした。 
1時間もしたら夕食の準備が出来、今井さんから「温泉の方もいつでも入れるようになったので、いつでもどうぞ入ってください 」と言われた。
 そして、6人は食堂に集まり、夕食にした。 
みんな気心が知れた仲なので、食べたり飲んだりして時間を過ごした。 

 3時間を過ぎたところで秀美さんと翔子さんが温泉に入るということで場を離れた。 
タオルと着替えを持って温泉に入りに行った。  
温泉は思ったよりも広く、外を見たら紅葉が始まっていた。
秀美さんは「翔子さん洗いっこしませんか?」と言ったら「そうですね」と翔子さんが言った。 
二人はたまに会っては、お互いの体を求めあっていた仲だった。
翔子さんはボディーシャンプーを手につけて秀美さんの背中から洗い始めた。 
背中から腕、前に向けて、乳房、秀美さんの乳房はお椀型でふっくらしていた。 
そして、お腹、そこから足の先から大腿部に向かって石鹸の付いた手を進めて行き、ここで一回お湯で流して、今度は秀美さんが翔子さんの体を背中から洗い始めた。 
前に向かい、腕、乳房、特に性感帯の乳首を指先で刺激をしたら、体をくねらして、その快感を味わった。 
そして、お腹、足を洗い、石鹸を流した。そして、二人は抱き合って口づけをした。肌と肌が触れ合い何とも言えない雰囲気になった。二人はそのままお互いを求めあった。静かな余韻が過ぎ
二人は温泉に入り、そのまま部屋に戻った。 
 途中、食堂を見たら、奈津子さんと美鈴さんがお膳の上を片付けていた。 
今井さんはそこにはいないで部屋に戻ったようで、夏樹さんはテレビを見ていた。 
食堂が一段落して、奈津子さんと美鈴さんは温泉に入りに行った。 
二人が温泉の扉を開けたら思っていたより広くて奥行きがあるのにビックリした。
「奈津子さん、こうやって家庭と離れることで少しはリフレッシュできますね」と美鈴さんが言った。 
奈津子さんも「家庭と離れてよかったですよ。あこがれの夏樹さんとこれたんですから、、、中々こう言うことはできませんから」
「それにしてもいい温泉ですね」と美鈴さんは言った。30分ほど入って、お互いの部屋に戻った。 
 夏樹さんはお酒が大分入り、酔ったので部屋に帰りその日はシャワーで体を流した。 
今井さんはお酒があまり飲めないことから一足早めに部屋に戻り、シャワーを浴びていた。 
 そして、電話で秀美さんにこちらに来るように言われ、
秀美は部屋の電気を消して、パジャマを着て今井さんの部屋にやって来た。 
秀美は入社1年目から今井さんとは、いい関係になり、今井さんが退社と同時に別れたようにしてカモフラージュして裏では付き合っていた。 
部屋に入り、秀美さんはパジャマを脱ぎ捨てて、ほっそりしたスタイルと釣り鐘形の乳房を今井さんに押し付けた。 
今井さんは秀美さんに口づけをして、その釣り鐘型の乳房を揉み始めた。 
秀美さんは「会いたかったです」そう言って、体を今井さんに預けた。 
 今井さんは秀美さんをベッドに寝かせ、自分の着ているものを脱いだ。乳房を舌先に含め、
指先は下半身を刺激した。 
秀美さんは悶え始め大きな声を上げた。 
今井さんは興奮して秀美さんの中で一つになった。 
秀美さんはより刺激を今井さんに求め激しく逝った。
そして、今井さんが尽きた後に二人は疲れはてて横になっていた。 
秀美さんは今井さんに「半年ぶりに気持ち良く逝けました」そう言って、後始末をして、自分の部屋に戻った。 

 翌朝、美鈴さんが6時頃に温泉に入っていたら、後から夏樹さんが入ってきた。 
入るなり「おはよう」と挨拶をしたので美鈴さんは「おはよう」と返事を返した。 
 夏樹さんは「こんなに早く美鈴さんに会えるとは光栄です」
美鈴さんは「恥ずかしいですよ。こんな裸のまま、、、」 
夏樹さんは「美鈴さんの裸を見るのは3年ぶりですよ。私もあの時のように燃えてみたいですよ」 
「そうですか?」 
「もしよければ今日の夜にでもどうですか?」そう言われ、
美鈴さんは「夜に電話入れます」と答えてお風呂から出ていった。 
それから朝食の準備がなされ、8時頃にみんな食堂に集まり朝食を食べた。 
 夏樹さんから「今日から作品を書き始めましょう」 
「10時頃から1階の2号室に準備しておきますのでそこに集まってください」と連絡をした。 
 朝食を終えて、少し休憩を取り、みんな思い思いの絵を描く道具をもって2号室に集まった。 
 部屋の真ん中に丸い台が置かれていた。 
そこで翔子さんがバスタオルを巻いてその台に乗った。みんな思い思いの場所に道具をセットして、
描く準備をした。 
 夏樹さんから「では、始めますのでお願いします」と言ったら、翔子さんは体に巻いてあるバスタオルを取って全裸をみんなの前に見せた。 
若い上に肌が綺麗で皆感動した。 
ただみんなビックリしたのはあそこにあるべき毛が無かったことだ。 
それゆえに新鮮さを感じてしまった。 
 みんなの求めるポーズを取って午前中は無事終わりになり、一段落した頃には、興奮したのか翔子さんの股が漏れていた。 
それに気づきバスタオルで拭き取った。 
 その後、シャワーを浴びて昼食を取り、午後1時半ごろから翔子さんは先程と同じ台の上で全裸になりポーズを取った。 
その日の仕事は午後4時で終わり、翔子さんは「初めての経験で緊張してしまい思うようにはできなくてすみません」と言った。 
みんなも「ごくろうさん」と罵った。 

 夕食は昨日に続き、美鈴さんと、奈津子さんがイタリアンを作ってくれた。 
お酒はワインで召し上がり、みんな気持ちよく酔った。 
お酒も飲み終えて、10時頃にお膳の上を片付けて各自自分の部屋に戻った。 
 夏樹さんは朝、話した美鈴さんに電話を掛けて「これからそちらにいきますがいいですか?」と言ったら、
「これからシャワー浴びるので一緒に浴びませんか?」といわれ夏樹さんは美鈴さんの部屋に入った。 
 部屋に入るとシャワールームから音がして、夏樹さんは裸になってシャワールームに入った。 
まだ体の線が崩れていない美鈴さんは妖艶な色気を持っていた。 
夏樹さんは即、反応してしまいそれを見た美鈴さんは「元気なんですね」と言って軽く手で触れた。 
夏樹は美鈴さんを抱きしめて口づけをした。 
 それを受けて、美鈴は夏樹さんの口の中に舌を入れてお互いのだ液を交換し、夏樹の指先は美鈴さんの乳房を揉み始めていた。 
美鈴さんは微かに悶え始め興奮した。
夏樹さんはバックから一つになった。美鈴さんは「ううぅぅぅ、、」と言って悶えだしエクスタシーへと導かれていき、夏樹さんも一気にその快感を味わった。 
そして、二人は再度シャワーを浴びてシャワールームを出た。 
 美鈴さんは3年ぶりに夏樹さんに抱かれて、久々に快感を得た。 
そして、バスタオルで体を拭いて、ベッドに移動した。夏樹は美鈴さんを抱き締めて、口づけをして、
3年間のすき間を埋めるように強く抱き締めた。 
指先で乳首を刺激すると微かに悶え始めた夏樹さんは「美鈴は乳首が性感帯だから直ぐ反応するよ」そう言われ、「そうね」と答えた。 
指先を刺激をして、微かに触るだけでも美鈴は激しく反応をした。二人は触れあいながらお互いを求めあった。
そして、二人はベッドに横になり、二人だけの時間を楽しんだ。 
そして、30分ほどして夏樹さんは自分の部屋に戻った。

 翌朝も朝食を取り、10時頃から作品の製作に入った。 
台の上に翔子さんが全裸でポーズを取ったが、下を向いてしまい、体調が思わしくないようだったので、
聞いてみたら「お腹を冷やしてしまい腹痛が続いている」と言うことで、5人で話し合った結果、美大でモデル経験がある奈津子さんに代役を頼むことにした。 
 体型も翔子さんに似ていることから作品も書きやすいので、、、奈津子さんも一応了解してくれて、
さっそく準備をしに部屋に戻った。 
 10分ほどして、バスタオルを巻いて、台の上に乗った。
そして、バスタオルを取って、ヌードをみんなに見せた。翔子さんと体型が似ていたが、結婚していることから大人の色気も兼ね備えていた。 
 スリムな体型とうっすらとある陰毛はまさに色気を感じるところだった。 
皆、その色気を感じながら作品に向かった。 
 奈津子さんにとっては短いようで長い時間ポーズを取って、昼を迎えた頃にはさすがにぐったりしていた。 
昼過ぎから1時半から1時間でその日の作業は終わりにした。 
 夏樹さんから「明日、1日作品に向かい、明後日の朝に帰ります。皆さんそれまでに完成しておいてください」そう言われ、一同は了解した。 

 その日の夜に翔子さんが温泉に入っていたら、奈津子さんが入ってきて「体調どうですか?」と聞いたら、 
翔子さんは「大分良くなりました。色々ありがとうございました」と言ってお礼を言った。 
奈津子さんは翔子さんの全裸を見て「本当に私の体型に似ていますね」と言ってまじまじと見た。 
翔子さんは照れくさがって横を向いてしまい、
「見られていると凄く恥ずかしい」と奈津子さんに言った。 
 そして「明日は私がモデルをします。みんなにいい作品を書いてもらいたいのでがんばります」
そう言って風呂を後にした。 
 しばらくして、美鈴さんと、秀美さんが夕食の準備をして、今井さん、夏樹さんがお酒の準備をしてくれた。 
皆、和気あいあいと食事をしてお酒を飲んだ。 
そして、今回の作品について色々語り合った。 
 10時を過ぎたことで一先ず御開きにして、美鈴さんと、秀美さんは後片付けをして皆自分の部屋に戻った。 
 しばらくして秀美さんが温泉に入っていたら、今井さんが入ってきて「どうですか?作品は」と聞かれ、 
秀美は「まずまずのところまで書けてきました。後、明日でどうにかなりそうです」そう答えたら、 
「よかったですね」と今井さんは言った。 
「私の方はもう少し時間がかかりそうです」そう言って、体を湯に沈めた。 
10分ほどして二人は自分の部屋に戻った。 
 その後、秀美さんは翔子さんの部屋に行き、様子を見に行ったら、シャワーを浴びたのかバスタオルを巻いて、
部屋にいた。 
秀美は翔子さんを抱きしめて、口づけをした。 
そして、翔子のバスタオルを取って、自分も全裸になり、二人は抱き合った。 
 そして、胸、乳首とお互いを求めあいその快楽を探った。 
その興奮が尽きる頃に二人は逝った。
しばらくして、秀美は翔子さんに「明日は最後なので頑張ってください」と言った。 
翔子さんは「はい」と返事をした。 
そして、秀美は自分の部屋に戻った。 

 翌朝、朝早く美鈴さんが温泉に入っていたら、夏樹さんに会い「今日の夜が最後なので、夜に来てください」
と夏樹さんにそう言って風呂を後にした。 
 そして、しばらくしたら奈津子さんが入ってきて、美鈴さんが「おはようございます」と言ったら
「おはようございます」と返事が返ってきた。 
美鈴さんは「奈津子さんの体が凄くきれいだったのにはビックリしました。もし、モデルのチャンスがあったらお願いします」と言ったら、
「モデルのことは今回だけでいいですよ」と言って、丁重に断った。 

 8時を過ぎた頃に6人が集まり朝食を取った。 
夏樹さんより「今日をもって、作品を完成させてください。完成させた人から自由行動にします」各自ひとまず自分の部屋に戻り、10時より作品を描く準備をした。 
 時間になり翔子さんは台の上で全裸になりポーズを取った。 
早い人では午前中に完成して、午後の3時には皆完成した。 
みんなは翔子さんと奈津子さんにお礼を言った。 
 そして、今日は最後の日ということで豪華な料理を作り、料理とお酒を飲みながら、最後の時間を過ごした。 
皆、作品に満足できたようで、モデルの翔子さんは喜んだ。そして、10時頃にお開きになって自分の部屋に戻った。 
 30分もしたら、夏樹さんが美鈴さんのところにやって来て、これからシャワーを浴びるところだったので、二人は裸になり、シャワールームに入った。 
二人でシャワーを浴びて、抱き合いながら口づけをした。美鈴さんは3年前によくお風呂で抱き合いながら口づけをしたことを思い出した。 
シャワーの水が美鈴さんの乳房を通り乳首の先を抜け、下に流れていく光景をふっと、夏樹さんは思い出していた。
シャワーで体を流したらバスタオルを巻いてベッドに移動した。 
 そこで美鈴さんは夏樹さんに「今日は私にすべて任せてください」と言って、夏樹さんのバスタオルを取った。 
そして、ベッドに横になってもらい、口づけから始めた。美鈴さんの舌先が口の中でさ迷い、指先が乳首をつまんだ頃にはなんとも言えない快感を味わった。 
 そして、四つん這いになってもらい、背中の真ん中を上から下に舌先を進め、感じたことのない快感を味わった。
今までにない美鈴さんの刺激に興奮して夏樹さんは体制を変えて二人は一つになり、美鈴さんはより激しく動き、
一気に二人は逝った。 二人はベットに横になり、静かな時間を過ごした。 
 ふっと、美鈴は「これでまた、しばらく会えませんね。元気でいてくださいね」そう言って名残惜しそうに話した。
夏樹は静かに部屋を出ていった。 

 翌朝、朝食を取り、2台の車に書き上げた作品を乗せて、東京に向かった。
 
 後日、6人はその作品を展示会に出したら、美鈴さんの作品が最優秀賞を取り、今井さんは優秀賞を取った。 
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