「新聞見ていたら風鈴が風に吹かれていたのを見て行きたくなり出かけて見ました」
「そうでしたか」
「宛先を決めてないで出かけたので、、、今、貴方の話を聞いて行ってみたくなりました。何か癒されそうな気がして、もし良かったら一緒について行っていいですか?」
崇は「大いに歓迎しますよ。一人で行くよりは楽しくなりそうですから、、、」
文字数 5,015
最終更新日 2026.09.28
登録日 2026.09.28
妻の居る別荘に戻ると圭は「この先にある別荘の女性がチェロを弾いていたので聴き入ってしまった。あまりにも良かったので時間を忘れてしまったよ」
「それは良かったですね。こうやってこの時間に森の中から聴こえてくるチェロもまたいいもんですね」
文字数 3,286
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
黄色い傘を閉じるでもなく、開いたままにするでもなく、その人はじっとこちらを見ていた。
そして、目が合った。
その瞬間、忘れたはずの名前が、胸の奥で静かに蘇った。
今田真理子、、、
七年ぶりだった。
文字数 2,452
最終更新日 2026.09.22
登録日 2026.09.22
眠れない夜は、孤独なものだと思っていた。
けれど、麻衣と静かに過ごす夜は、孤独ではなかった。
私たちはたくさんの話をした。
文字数 860
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.09.10
こんな日が1年近く続いたがそんなある日、和馬は会社からイギリスのロンドンの支社に転勤することになった。
その時に和馬を含め男性2名女性3名が移動になり、和馬はその事を翠に伝えた。
「予定では1年ぐらいで戻る」と話した。
「しばらくは遠距離になるがインターネットで会えるので我慢してくれ」そう話したが翠に取っては1年会えないことが辛くて涙した。
ともかく会社からの仕事なので和馬は受け入れた。
文字数 3,106
最終更新日 2026.08.07
登録日 2026.08.07
その半年前に麗は失恋した見ず知らずの男性に抱かれた。
その時は失恋からの悲しさと人恋しさで、、、その男性に抱かれた。でも、その男性と別れた後の何とも言えない虚しさで涙を流し家に帰ったことを思い出した。
麗は海斗に「強く抱きしめて、私を離さないで、、、」麗は涙を流して海斗に語った。
文字数 3,453
最終更新日 2026.08.05
登録日 2026.08.05
何処と無く道なりに進んでいくと小さな森に着いた。
セミの声以外は聞こえない静かなところで二人はここで休憩した。
近くの椅子に座ると圭は翠さんを抱き締めてキスをした。
翠は何も言わずに圭に身を任せた。翠に取って圭に身を委ねるのは幸福の限りだった。
ふっと、木の幹を見たら空蝉が密かに身を潜めていた。
「圭さんこの空蝉がここで泣いている蝉になるんですね」
「そうだよ、長い間土の中にいて、やっと、土から出て蝉になるんだよ。そして、7日という短い寿命でこの世を去るんだ、、、」翠は何か寂しい気持ちになった。
何となくそんな気持ちでこの森の椅子で休んで別荘へと自転車を進めた。
文字数 11,185
最終更新日 2026.06.18
登録日 2026.06.18
それは7年前のことだった。
彼と付き合って1年目の時に彼から誕生日プレゼントでもらったものだった。
彼の母親が癌で亡くなる前によく聞いていた曲で母親が聞いていたのはGSのタイガースの落ち葉の物語と言う曲で元歌はラバース・コンチェルトの曲に詩をつけたものだった。
彼がオルゴールを買いに行った時にこの曲に出会って即買ってきたとのことだった。
つぐみもこの曲を聞いて好きになってしまい、毎日そのオルゴールを聞きながら彼を思っていた。
そして、このオルゴールをもらった時に彼との初めての夜を過ごした。
文字数 6,048
最終更新日 2026.06.04
登録日 2026.06.04
その女性は「そうですね。紫陽花が満開の時に明月院で撮ってみたかったんです。あの薄ピンクの花とか薄紫の花をこのカメラに納めてみたくて、出来たら雨上がりのこのタイミングにと、、」
そんなことを話しているとポツリポツリと、雨が振りだしてきた。
文字数 5,589
最終更新日 2026.05.27
登録日 2026.05.27
軽い朝食を取り、ラウンジで涼しい風に吹かれ、コーヒーを飲みながら軽い音楽を聴いていると、
ふっと、何処かで見たような男性に気づき、その男性も私を見て、こちらに向かって歩いてきた。
その男性は「もしかして、井上麗子さんでは、、、」
麗子は「はいそうですが、貴方は、、、」
「私ですよ、朝月です。中学の同じクラスのわかりますか?」
「あぁ、、、思い出しました。私の隣に座っていた朗さんですか?お久しぶり、、、どうしてこのホテルに?」
「有給休暇でひとり旅です。麗子さんは?」
「昨日、夫とここに来たんですが夫が緊急のようで今日の朝にここを立ってしまい、一人残されている状態なんです。
文字数 7,646
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.05.23
風の頼りで大学卒業をして直ぐに結婚したと聞いたが、年賀状を見たら旧姓に戻っており2年前に離婚したと書いてあった。
最後の文面に友也さんがまだ独身でしたら連絡下さい。そして、その後にメールアドレスと電話番号が書いてあった。
文字数 4,972
最終更新日 2026.04.02
登録日 2026.04.02
この作品を撮るに当たり、静香は監督に「拓也さんと出会って、お互いの愛が徐々にはむくんで行って、二人で愛し合うところからその先までをカメラで撮ってください。もちろん、リアルですから台本はありません。そのままの気持ちを言葉にしますから」この物語の始まりは静香が仕事がオフの時に出掛けた別荘から始まった。
文字数 7,468
最終更新日 2026.02.24
登録日 2026.02.24
舞衣さんは「去年明月院の丸窓を見てすごくいい印象を持ったので是非とも由香さんに見てもらいたくてそれで今回誘ったの」
「この窓から見ていると何となく落ち着くのね。別名悟りの窓と言うんだけど、、、」
「その通りだと思ったの、外の風景は今の時期はビックリするくらい綺麗ですよ」
「そうですか、早くその風景を私も見たいです」と由香は言った。
文字数 3,196
最終更新日 2026.02.23
登録日 2026.02.23
圭さんは授業を終えて家に帰ってきたところに電話があり、麻由さんのお父さんから電話があり「実は麻由は心臓に重い病気を持っていて長くは行きられない状態で、生きている間に思い出をたくさん作ってやりたくて君に電話をした」
それを聞いて圭さんは頭の中が白くなってしまい、どうしていいか判断できなかった。だが、何とか落ち着いて父親の話を聞いて電話を切った。
圭さんはその日は何もやる気がおきずベッドに横になっていた。
文字数 6,603
最終更新日 2026.02.21
登録日 2026.02.21
「それにしても私、マリーゴールドをあんなにたくさん見たことがなく感激してしまった」と話したら、
智也は「あのマリーゴールドは彩佳に似ているよ、あの丘では輝いていたよ」
「ありがとう」そういって、智也の唇にキスをした。
文字数 6,966
最終更新日 2025.09.17
登録日 2025.09.17
ふっと、美咲は「奈緒子さんはどうしてこの撮影をする気になったんですか?」
奈緒子は「これには2つあるんです。一つは、何て言っても20歳の記念を残すのと、もう一つは何かを完成させたかったの、今まで何をしても中途半端だったので、
今回は自分の欲するままに行動をして見ようと思ったの。確かに裸になるのは恥ずかしいけど、今しかできないこともあるのではと思って挑戦したんです」
美咲はそれを聞いて「すごい挑戦をしたんですね」そう言って感動した。
文字数 12,023
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.21
家に帰ると留守電で未祐さんから2日後に会いたいとの連絡があった。
だが、その2日後はしおりの誕生日だった。その事で電話で話して行けないことを話したらどうしても会いたい、もう一度会いたいのと言われ真介は悩みそのまま電話を切った。
翌日は朝から雨が降っていて肌寒く、仕事にはあまり身が入らなかった。夕方にしおりさんから電話があり、明日はうちに来てくださいと言われた。もちろん誕生日と言うことで真介は明日はそちらにいくことをメールで知らせた。
当日の昼からは雨が一段と激しく降り、そこで未祐さんから電話で今日会いたいんです、どうしても来てください。いつまでも待っています。
文字数 5,866
最終更新日 2024.07.07
登録日 2024.07.07
あれから1週間が経ち夏也は理沙さんのところに電話を入れたが反応がなく、気になって理沙さんの家に向かったら、家の玄関に夏也宛の封筒が置かれていた、、、
文字数 7,538
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.06.04
そんなある日、二人が一緒になって半年が過ぎた頃に美保から「私たち25年の銀婚式を迎えるときに貴方からラブレターをもらいたいの、私、貴方からの宝物がないので一つだけ私の願いを叶えてください」そう言われ、修司はその時には25年目の銀婚式の時には自分の気持ちを重ねて、君にラブレターを送ることを約束した。
文字数 3,874
最終更新日 2024.04.21
登録日 2024.04.21
洋一は万理を油絵のモデルにして、はるかを石膏像のモデルにすることにした。
万理のしなやかさは油絵に向いているようでそちらにした。
万理には月曜から水曜日まで来てもらうことにした。
はるかは肉感的にふっくらしているところがいかにも女性らしいのでそこを追求してみようと考え、石膏像のモデルにした。
文字数 6,135
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.20