芸術に魅せられて、、

海翔

文字の大きさ
上 下
1 / 1

芸術に魅せられて、、

しおりを挟む
 夏が終わり、秋めいてくるとこの町にも紅葉の季節がやって来る。
洋一にとってこの秋は作品を出さなくてはならない大切な時期だった。
今年は女性をモデルにして作品を書き上げる予定だった。
今日、その女性たちが来るので、モデルチェックをして決めることにしていた。
 昼過ぎに万理が来たことを由美から知らされた。
万理はお手伝いの由美の知り合いの女性で、仕事を探していると言う女性がいたので洋一に紹介した。
今年、21歳でまだ学生だと由美からは聞いていた。
 洋一は万理をアトリエに連れていった。アトリエには由美に誰も入れないように常々話していた。
さっそく、洋一は万理に「その台に乗るように」と指示した。
万理は髪が長く肩まであり、おしとやかな女性だった。
 次に洋一は万理に「着ているものを全部脱いで立ってください」と指示をした。
万理は後ろを向いて、着ているものをすべて脱いで手を恥ずかしそうに胸に当てていた。
 洋一は万理をこちらに向かせ「手を上にあげてください」と指示した。
万理のしなやかな裸体がそこに現れた。
21歳の万理の体は、スリムで髪の長い少女だった。
あそこの毛はうっすらと生えていた。
 洋一は「足を一歩前に出して、体を反ってください」と指示をした。
万理が後ろに反りすぎた感じだったので、洋一は「もう少し我慢してください」と言った。
「たち膝になって、顔をこちらに向けてポーズをとってください」
洋一は一応納得したようで、、、
「今日はこれで終わります。今日中に予定を連絡しますのでよろしくお願いします」
万理も「連絡をお待ちしています」と答えた。
万理は服を着て、アトリエを後にした。
 それから2時間後にはるかが家を訪れた。
由美から連絡があり、はるかをアトリエに招いた。
はるかはポニーテールで健康的な女性だった。
 では「その台に乗ったこちらを向いてください」
はるかは靴を脱いで台の上に乗った。
洋一ははるかに「まずは、着ているものをすべて脱いでください」と指示をした。
はるかは後ろを向いて着ているものを一枚づつ脱いでいった。そして全裸になった。
はるかは自分の体を誇示するように何も隠さずに洋一に見せた。
 洋一ははるかに「足を前に出して体を反らすポーズ」をするように指示をした。
反ったときにはるかの胸の美しさが際立ってよかった。
次のはるかに足を開いてブリッジをして真後ろに顔を持っていくポーズを頼んだ。
はるかは何も言わずにこのポーズをとった。
洋一ははるかに「今日はこれで終わります。追って連絡します」
はるかは「連絡を待ってます」と答えた。
はるかも来たときと同じように服を着てアトリエを後にした。
 洋一は万理を油絵のモデルにして、はるかを石膏像のモデルにすることにした。
万理のしなやかさは油絵に向いているようでそちらにした。
万理には月曜から水曜日まで来てもらうことにした。
はるかは肉感的にふっくらしているところがいかにも女性らしいのでそこを追求してみようと考え、
石膏像のモデルにした。
はるかに木曜日から土曜日に来てもらうことにした。
予定として来週から始めることにして、由美にバスタオルの準備とシャワー室を完備させた。
 万理は洋一から来週の月曜日から仕事に入る連絡を受け、
友人の愛に仕事につけたことを連絡した。
愛とは高校時代からの付き合いで、同じ水泳部にいた。
大学はお互い違う大学で会うことは少なくなったが、ラインではよく連絡していて、
万理は愛に久々に時間が取れたので泊まりに来るように連絡したらOKの返事が来た。
万理は大学に入ってからは親元から離れて、自分のマンションに住んでいた。
 夕方5時頃に食材をもって愛がやって来た。
さっそく、夕食および酒のつまみを作る準備に入った。
愛は飲み歩いているせいか料理を作るのがうまく、7時頃から飲み始めて、今までの積もる話をした。
高校を出て大学に行ってから彼氏ができ、その彼氏に初めて抱かれたことを告白した。
万理は「そのときどうだった?」と聞いてみた。
万理はまだその経験がなくすごく興味を持っいたので、
愛は「すごく痛かったけど好きな人にあげられてよかった」と言った。
愛は今でもその彼氏と付き合っていることを話した。
 万理はそういう浮いた話はなく、やっと仕事についたことを話しただけだった。
愛が「どんな仕事についたの?」と、聞かれたので、万理は絵のモデルについたことを話し、
まずはひとまず「安心ね」と愛は言った。
万理は「仕事は来週月曜日からやることになった」と、話した。
話しているうちに、11時になり二人は食事の後片づけをしてお風呂に入ることにした。
万理が愛と入るのは高校卒業式以来だった。
高校の卒業式の翌日に愛は万理を部屋に招き、高校の思い出の話をして愛は万理の家に泊まった。
愛とお風呂に入り、二人は裸になり体を洗っていたら愛が万理にふざけて口づけをした。
万理にとってはなんとも言えない世界だった。
性について何もわからないでいた万理にとって、愛の行動は衝撃的だった。
そして、二人はお互いの体を求め合った。

 万理は愛にシャワーを浴びるように勧め、その間に寝床の準備をした。それから、万理は浴室に全裸で入った。
二人でシャワーを浴びて、ボディーソープで体を洗った。
その後、シャワーを浴びて、ボディリンスをお互いの体に塗った。
そして、シャワーで流し二人はバスタオルで拭いて、ベットに裸のまま横になった。
 愛は万理の唇を奪い、激しくも連れ合った愛は万理を舌で攻め、万理は愛の背中に微かな刺激を加えた。
愛は悶え始め、万理はすかさず愛を舌で攻め始めた。万理は押さえきれないほどに悶え始めた。
そして、一気に逝かせた。
その後を経て、万理も逝った。二人は久々に愛欲の泉に浸った。

 翌朝、万理は洋一のアトリエに午後の2時に入り、シャワールームに向かいシャワーで体を暖めて、
全裸で台の上に乗った。
ポーズは足を一歩前に出して、両手で何かを掴むように広げた感じで顔を洋一に向けた。  
10分もしたら、万理も初めてのことだけに興奮して膣が濡れだし、体自体も立っていられなくなり休憩を取った。
少し休んでまた、さっきのポーズをとった。
 洋一から「初めてだと、どうしても興奮して、膣が濡れるんだよ、なれたら心配ないから、それまで我慢しなさい」といわれた。
2時間ほどして、今日の仕事が終わった。
万理はシャワー室に入り身体中の汗と膣の回りをきれいに流してアトリエを後にした。
 翌日も同じ時間に行き、シャワーを浴びて台の上で同じポーズをとった。
昨日に比べると、いくらか慣れたのか膣の濡れ具合が少なくなった。
今日で基本的なことが終わり、明日からは色を塗っていく作業にはいる。
今日もいつもの時間で終わり、シャワーを浴びてアトリエを後にした。
 三日目は午前中に色合わせをして、キャンパスに塗り始めたがその日は中々ポーズが決まらず
繰り返しポーズを作ったがうまくいかずその日はそこでやめた。

 木曜日から午後にはるかがこのアトリエを訪れた。
由美の案内でシャワーを浴びて、バスタオルを巻いて洋一のいるアトリエに入った。
台の上に乗り、全裸になって洋一の指示を待った。
洋一は「足を開いて、立ち膝で右手を床に左手を上に、顔をこちらに向けてください」と、指示した。
この感じだと、はるかの胸、そして曲線の美が描き出される。
もともとはるかは、胸が豊かで全体的にはふっくらしているので石膏像の方が向いていたのかも、
さしあたり昨日までに用意しておいた粘土を土台に塗り込んでいった。
大体の形を作り、そこからゆっくりと粘度で女性の表情を作っていく結構気の長い作業であった。
そして、その間は同じ態勢をとらなくてはならないので、はるかに大変だった。
はるかもこの仕事が始まって男性にみられているという感覚で興奮してしまい、膣が自然に濡れてしまい
、やむ無く休憩を取りシャワー室で汗を流して再度仕事に入った。
予定より少し過ぎて、今日の仕事が終わった。
はるかは来たときと同じようにシャワーを浴びて服を着てアトリエを後にした。
 翌日も同じようにシャワーを浴びて仕事に入った。
少し昨日と違うのは、洋一が音楽を流してくれたことで気分的にリラックスできたのには助かった。
そして、今日もいつも通りに仕事が終わり、着替えてアトリエを出て自宅に帰った。
 自宅には珍しくるいが家に遊びに来ていた。
二つ違いの姉だがはるかよりできがよくて、現在大学にいっている、
たまたま大学が休みで、もっと相談を聞いてもらいたくて家に来た。
実はるいは今年になって初めて好きな人ができて、同じ学部にいる俊という彼で俊からるいを抱きたいといわれ
どうしたらいいか対応できなくて、もっと聞いてみたかった。
 はるかは処女を16歳の時にひとつ上の彼氏に捧げた。
るいはそのことを前に聞いていて、はるかならそれなりの対策がわかるだろうと思い相談にのってもらいにきた。
 るいは結構奥手でこの年になって初めての恋愛だけに困り果てていた。
はるかは「ともかく、相手を信じてすべて任せた方がいいよ」とアドバイスをした。
るいは、はるかがいったように俊にすべてを任せることにした。
 翌日、るいは俊とのデートで昼頃から出掛けていった。
待ち合わせて、そのまま食事を取りその後、るいは俊の誘いに従った。
 駅から少し離れたラブホに二人で入った。
るいはホテルに入るまで緊張して何も話せなかった。
俊は、部屋に入るなりに「付いてきてくれてありがとう」と言った。
俊はるいに口づけをして、お風呂にお湯を貯めに行った。
るいは俊からの口づけで顔が赤くなってしまった。
俊は「今日はるいの思い出に残る一日になるといいね」と言った。
お湯が溜まり、俊はるいに「一緒にお風呂入ろうね」と誘った。
 そして、俊は裸になってそのまま風呂場に行った。
 るいは俊と一緒にお風呂に誘われていたが、少し躊躇したが全裸になり前をタオルで隠してお風呂にはいった。
俊に始めて自分のヌードをみられ、身体中が赤くなってしまった。
風呂のなかには俊の裸があり、男性の裸をみるのも初めてだった。
るいは俊と初めて一緒のお風呂に入った。
 俊はるいの裸を見て「きれいな肌をしているね」と言った。
俊は体を洗い、後からきたるいの背中を流してやった。
そして、俊はお湯に入って先に浴槽を出た。
 後からるいがバスタオルを巻いて、風呂場から出てきた、俊から冷たい飲み物を受け取って、
気持ちを落ち着かせた。
俊はるいをベッドの方に誘い、るいはベッドに横になり静かに目をつぶった。
俊はるいのバスタオルを取り、俊も裸になったるいを抱き締めて熱い抱擁をした。
そして、るいに口づけをした。
るいは俊に「優しく抱いてね」と囁いた。
俊は「うん」と言った。
 俊はるいの耳に軽く息をかけて変化をみたり、乳房を揉んで刺激を与えたり色々と刺激を加えた。
るいはだんだん息が激しくなり、徐々に興奮をしていった。
それを見て俊は避妊具を付けた、そして、ゆっくりるいの中に入れたがるいが痛がり中々奥には入れずにいたが、
俊はここで一気に奥に挿入した、るいは涙を流して泣きじゃくっていた。
そして、二人が離れた時に避妊具、シーツに処女の跡が残っていた。
俊はるいに「ありがとう」と言った。

 土曜日になり、今週はるかの最後の日になった。まだまだ最初の段階なので、
元の台に粘土を張り付けている段階でそれでも見ていると、女性の曲線の美しさを徐々に表していっているよう
だった。
 洋一ははるかにどうしてもこのモデルに応募したのか聞いてみたら、
はるかは「若いうちに自分が生きていた証を形に残してもらえるからです」と、話した。
だからこそ「自分を大胆に見せてそれを描いてもらいたかった」何故か、洋一は若さの特権のように聞こえた。
 予定の時間が過ぎ、今日の仕事が終わったはるかはいつも通りシャワーを浴びて服を着て家に帰った。
 洋一も今週の仕事を終え、明日はゆっくり休む予定だ。
40歳を過ぎてバツイチになったが、今は一人で住んでいる。
 由美はもともとは洋一の会社の後輩で、寿退社したが結婚に破れてバツイチになってしまったが洋一と出会い、
生活を安定させるために部屋つきの家政婦になった。
由美も37歳で女盛りで一人寝は寂しく、ふっと、洋一に抱かれたくなることもあった。
 そんなある日、洋一が風呂に入っているときに由美は全裸になって入っていった。
洋一は由美にどうしてここに入ってくるのか問いただしたら、由美は「私きれいですか?」と言った。
洋一は「君はモデルではないのだから、そういわれても答えようがない」と話した。
由美は「私をモデルにして写真を撮ってくれませんか?」と洋一に頼んだ。
由美は何も付けずにすべてを、洋一に見せた。
 洋一はしばらく考えて、由美にこういった。
「では、わかった。明日、午前中に君の要望を叶えよう。ともかくこの浴槽から出ていってくれ」
そう洋一は言った。
由美はそれを聞いてひとまず浴室を出ていった。
 翌日、由美は洋一に呼ばれて書斎に行った。
洋一はカメラを用意して、由美に行った。「まず着ているものをすべて脱いでここの椅子に座って見せて、、、」
由美は言われたように、着ているものをすべて脱いで全裸になった。
洋一は由美の全裸をみて「すぐには使えない、体にブラジャーの後とか、
ショーツの後があるのでシャワー浴びて暖めて消してから始める」と由美に言った。
 由美は謝って、すぐに浴室に行きシャワーで体の線を消し始めた。しばらくして、
暖めたら自然に消えたので、バスタオルを巻いて洋一のところに行った。
 改めてバスタオルをとって全裸をカメラの前にさらした由美は油が乗りきっていて、
万理やはるかと違い遥かに色気を持っていた乳房もほどよく陰毛もしっかりあった。
由美には大胆なポーズをさせ、女の極限に挑戦してみた。
由美は自分のすべてをさらけ出してすべてをカメラに納めた。
後日、この作品がとてつもない成果をもたらした。

 第二週目に入り、万理も仕事の要領がわかり、仕事にはいる前にすべての準備をして
いつでも仕事には入れるところまでできるようになった。
洋一ははるかにも聞いたことを万里に聞いてみた。
 万理は「女性の持っている極限の美しさをこの絵の中に描いてもらいたくてモデルを応募して見ました」
と答えた。
「まだ今はそれが何なのかわかりませんが、絵が完成したらそれがわかるような気がします」
万理は自分を最大限にアピールしてそれを求めてきた。
洋一はつくづくモデルに恵まれたと感じていた。

 そして、二ヶ月が立ち、絵、石膏像とやっと完成をみた。
万理をモデルにした絵はしなやかな女性の美しさを残して完成した。
はるかをモデルにした石膏像に洋一は魂を打ち込んで完成した。はるかの持つ曲線の美しさと、
女が持つ柔らかさが思う存分に描かれた。
洋一は今回は三点出すことにした。
後日、結果がわかるということでそれを待っていた。

 一週間後に電話があり、絵については優秀作品に決まり、石膏像は最優秀作品に決まった。
写真については今作品の最優秀作品に決まり絶賛の作品と評価された。
洋一にとっては今までにない最高の喜びだった。

結果を、万理、はるか、由美に連絡した。
みんな喜んで最高の言葉を送ってくれた。

しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...