異世界で棍棒無双

褌ジロー

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第1章 ゴブリンが潜む森

第1話 始めてのスキル使用

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 こんな、切羽詰まっている状況だっていうのに期待通りの結果に思わず口元がニヤりと笑ってしまう。
あっちの機械世界でこんな風に笑えていただろうか?否だな。
やはり、機械あちらの世界歯車生活は余程、自分に合わなかったと再認識した。


 過去の機械世界との決別をしたところで、機械の外異世界で得たスキルの内の一つの『神鑑定』を
ステータス内にあるスキルに『神鑑定』をしてみた。
声に出さないでも脳内で使用を決めた時、使用出来た。

『全言語理解』はコミュニケーション出来る生物であれば会話が可能になるようだ。
このスキルがあれば人型生物外であってもコミュニケーションが取れるようだ。
会話に関して手近に相手がいなかったので確かめることは出来なかったが、
スケジュール帳のメモ部分にこの世界の公用共通語をイメージしながら
字を書いてみたところ、明らかに日本語とは異なる字を書いていた。
因みに書いたのは自分の名前だ。
少し遠くに飛んでいる鳥のような生き物の声は口に出せたが文字には書き起こせなかった。
今回の言葉は「こんにちは」だ。
遠めに飛んでた鳥のような生き物がこちらを振り返ったように見えたが再び前を向き更に遠くへ飛んでいった。

今、使った『神鑑定』スキルに対しても先程と同じ要領で『鑑定』が出来た。
 『神鑑定』は普通の『鑑定』スキルよりも上位のスキルで
自分よりレベルの高い者や『隠蔽』スキルを持った相手の『ステータス』も見れる上に
『鑑定』した相手に『鑑定』したことことがバレない優れもの。

 『無限アイテムボックス』は名前の通り無限にアイテムをしまえる。
ただし、以外。
スキル試しついでに所持品のビジネスバッグをしまってみた。
手に所持している物だけではなく、目に入る範囲内であれば出し入れが可能なようだ。
試しにしまったビジネスバッグの中身も個別で出し入れ可能なようだ。
アイテム一覧で脳内に浮かびその中から任意の物が出せる。

『スキル作成』スキルは自分のレベルの数だけ1日に任意のスキルを作成可能。
ただし、自分のレベルによってスキル作成の成功率が変わる。
今、この森の中で必要なスキルで自分のレベルで作成出来る一つだけのスキルを 
考え作成スキルで試してみたところ無事、作成に成功した。

 そのスキルは『生活魔法』だ。
この魔法は着火用の火の魔法、生活用水を出せる水の魔法、
庭木の手入れの伐採時に使用する風の魔法、
燃えないゴミやトイレの使用時、土に穴をあける土の魔法、
スマホを充電する雷の魔法、
簡単な切り傷や病気を治療する光の魔法、
眠る際の音や視界を遮断する闇の魔法、
体や衣服の汚れをクリーニングする無属性の魔法の以上の魔法が使用出来るスキルだ。
一つのスキルで複数の魔法が手に入ることが出来た。
それに魔法を使ってみたかったのと、
この世界に魔法という概念があるのか知りたかったためだ。
この世界の魔法は前の機械世界のゲームなどにあったMPという概念はなく
魔法の行使すると自分の体力を行使して現実の世界へ影響を与えるようだ。
体力はレベル上がる毎に上限が上がり行使できる数も増えるらしい。
規模の大きい魔法を低レベルの人が使うと体力だけではなく命まで削られ
発動することもなく死ぬ。
ただ、生活魔法使用程度ではそこまで体力を取られずに使用できる。
自身のレベルで発動出来る量と規模も変わる。


 最後に称号の『異世界からの迷い人』を鑑定してみた。
称号にはスキルと普通のスキルと違い、世界から付与される特殊スキル。
世界がその人の日頃の行いや偉業によって付与されることが多い。
『異世界からの迷い人』は自身のレベルの上がりや、
スキル取得がしやすくなる。
最初に入っていたステータスのスキルはこの称号の特典から付与された。
 近くに落ちていた大きめの木の枝を振り回していたところ脳内に
(『棍棒術 初級』を取得しました)
 
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