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暑苦しい妹 その1
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「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」
妹が階段を勢いよく駆けあがってくる。僕はソファーに寝転んで漫画を読んでいる。
「お兄ちゃん!返事してよ!」
「……部屋に入る前にすることは?」
「えっ?分からないよ?」
「ドアをノックしろって言ったでしょ……全く……」
まあ、耳がいいから問題はない。全てを隠せばそれでいいんだけど……。急に止めるとなんか苦しい……ムズムズする……。
もしや……これもあの作戦なのか?
「どうしたの?お兄ちゃん?」
「いや、なんでもない」
「そうなんだ!それよりさ……」
妹は既に脱いでいる。上着を、下着を。
「どうしたのかな?」
一応聞く義務があるだろう。兄として。
「何が?早くしようよ?」
「何を?」
「何をって……私に言わせるつもり?」
「いや……本当に分からんのだが」
「うそ……そんなことないでしょ?ほら、お兄ちゃんの……もうおっきくなってるよ?」
いや、それは……別の問題なんだけど……。
よく見ると綺麗な身体してるな……って、それはまずいでしょう……。
「ほら、早くしちゃおうよ?」
「だから何をするの?」
「はっ?お兄ちゃん、バカなの?」
「いや、分からないって……」
「うそ……妹の処女奪っといてそれはないでしょ!」
「妹の……処女?」
「そうだよ?まさか、気付いてなかったの?」
そんな覚えはない。普通に考えてアウトだろ、それ。
「お兄ちゃん、妹物の漫画好きじゃん?あっ、ちゃんと知ってるからね!そこの棚に隠してある……」
恥ずかしいから言わないでいい。
「それで、私はお兄ちゃんのこと、大好きじゃない?だからさ、そのまましちゃった!」
「……いつのこと?」
「昨日、お兄ちゃんが寝てるときだよ?」
覚えてない……。そうだ、これは夢だ。
僕は何もしていない。いつも通り寝ていただけだ……。
お兄ちゃん……お兄ちゃん……。
大好きだよ……。
このまましたら……赤ちゃんできちゃうよ……?
えっ……いいの?
そっか、嬉しいな……。
あれっ……これって昨晩の記憶?
いやっ……誘導的な妄想だろう?
「お兄ちゃん……昨日はあんなに凄かったのに……今日は元気ないの?」
怖い。親に見つかった時よりも100倍怖い。
なんなの?僕は本当に妹と?
「ほらほら。フーフー……大きくなーれ!」
怖い……。助けて……。
これは妄想の産物なんだ。
確かに妹のことが好きだ……。
それは普通のことだろう。
純粋に家族として好きなだけだ。
それ以上は何もない……。
「もう、しょうがないな……」
妹が徐に食いついてきた。
不気味な微笑みだ。妹にこのまま食いちぎられるのか、心配になった。
妹が階段を勢いよく駆けあがってくる。僕はソファーに寝転んで漫画を読んでいる。
「お兄ちゃん!返事してよ!」
「……部屋に入る前にすることは?」
「えっ?分からないよ?」
「ドアをノックしろって言ったでしょ……全く……」
まあ、耳がいいから問題はない。全てを隠せばそれでいいんだけど……。急に止めるとなんか苦しい……ムズムズする……。
もしや……これもあの作戦なのか?
「どうしたの?お兄ちゃん?」
「いや、なんでもない」
「そうなんだ!それよりさ……」
妹は既に脱いでいる。上着を、下着を。
「どうしたのかな?」
一応聞く義務があるだろう。兄として。
「何が?早くしようよ?」
「何を?」
「何をって……私に言わせるつもり?」
「いや……本当に分からんのだが」
「うそ……そんなことないでしょ?ほら、お兄ちゃんの……もうおっきくなってるよ?」
いや、それは……別の問題なんだけど……。
よく見ると綺麗な身体してるな……って、それはまずいでしょう……。
「ほら、早くしちゃおうよ?」
「だから何をするの?」
「はっ?お兄ちゃん、バカなの?」
「いや、分からないって……」
「うそ……妹の処女奪っといてそれはないでしょ!」
「妹の……処女?」
「そうだよ?まさか、気付いてなかったの?」
そんな覚えはない。普通に考えてアウトだろ、それ。
「お兄ちゃん、妹物の漫画好きじゃん?あっ、ちゃんと知ってるからね!そこの棚に隠してある……」
恥ずかしいから言わないでいい。
「それで、私はお兄ちゃんのこと、大好きじゃない?だからさ、そのまましちゃった!」
「……いつのこと?」
「昨日、お兄ちゃんが寝てるときだよ?」
覚えてない……。そうだ、これは夢だ。
僕は何もしていない。いつも通り寝ていただけだ……。
お兄ちゃん……お兄ちゃん……。
大好きだよ……。
このまましたら……赤ちゃんできちゃうよ……?
えっ……いいの?
そっか、嬉しいな……。
あれっ……これって昨晩の記憶?
いやっ……誘導的な妄想だろう?
「お兄ちゃん……昨日はあんなに凄かったのに……今日は元気ないの?」
怖い。親に見つかった時よりも100倍怖い。
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「ほらほら。フーフー……大きくなーれ!」
怖い……。助けて……。
これは妄想の産物なんだ。
確かに妹のことが好きだ……。
それは普通のことだろう。
純粋に家族として好きなだけだ。
それ以上は何もない……。
「もう、しょうがないな……」
妹が徐に食いついてきた。
不気味な微笑みだ。妹にこのまま食いちぎられるのか、心配になった。
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