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担ぎ上げ

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「アーヤ様?????????どうして、自分で起きることができないのですか???????あなた様は……いつまでも奥様に頼りっきりだから……本当にもう……だらしないんですね!!!!!!!!!!」

私を取り巻くメイドたちは、どうしてだか、時折、私のことを非難しました。例えば、朝起きる時、私はいつもの時間に起きようとするわけですが、それよりも大部早くにメイドたちがやって来て、

「いつまで寝ているんですか???????????」

と、私の耳元でうるさく騒ぎ立てるわけでございます。いや、別にメイドたちに頼んだわけではありません。本当に、知らないうちに、メイドたちがやって来て、私を無理やり起こすわけでございます。

「あら……どうして??????????そもそも、私はあなたたちに起こしてと頼んでいないはずだけど??????????」

私がこう言いますと、メイドたちは急に切れだして、

「それがわがままだと言うのです!!!!!!!!!もう、信じられませんわ!!!!!!!!!!」

なんて言い出すものですから、私はまるで、他人の家に転がり込んだような気分になってしまうのでした。仮にも、主人である私にたてつく……しかも、合理的な理由がないのに、一方的に非難するなんてことは、普通に考えて、許されるはずがありません。ですが、私の家では、それがある種、当たり前のようになっているわけでございます。

「なにかあったのですか??????????????」

外から、私とメイドたちとのやり取りを、ソーニャが聞いておりました。すると、メイドたちは急に態度を変えて、ソーニャの元に駆けよりました。

「いいえ、なんでもありませんわ!!!!!!!!!!!ただ、アーヤ様が今日も寝坊をなされたので、私どもはただ普通に起こし申し上げただけでございますわ!!!!!!!!!!!!」

こんな感じで、ソーニャに言っておりました。私は腹が立って、ソーニャに真実を伝えようとしますが、ソーニャは、メイドたちの話を聞いて、

「あら、そうなの????????????それならばいいわ。お姉様ったら、本当に自立していらっしゃらないのね?????????????」

なんて言いまして、私の元から消えてしまうわけでございます。こんなの、普通だったら許すことなんてできませんよね??????????でも、仕方ありません。これでも、私はソーニャの姉でございますから……そのようにプライドを持って生活しているわけでございますから……ついでに聖女という肩書も。

さて、メイドたちのいやがらせというものは、どんどんエスカレートしていくわけでございます。どうして、私だけがこのような運命にならないといけないのでしょうか??????????????????

そんな問いをずっと立てているわけでございますが……その答えは未だに分からず。仕方のないことなのでしょうか????????????????










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