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その16
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誰もいない王宮に入ると、人のいない世界では私が王になる。
「君は私の妃になってもらおう」
「妃……ですか?」
「そうだ、君は私の妃になるんだ……」
彼女の過去といえば、そう、婚約破棄である。今度は正真正銘の王妃である。
「私が妃になってよろしいのですか?」
「もちろんだとも」
こうすればお互いハッピーなのである。私は彼女にとって得体のしれない王であるはずだが、そんなことは関係ないようだった。
「君は私の妃になってもらおう」
「妃……ですか?」
「そうだ、君は私の妃になるんだ……」
彼女の過去といえば、そう、婚約破棄である。今度は正真正銘の王妃である。
「私が妃になってよろしいのですか?」
「もちろんだとも」
こうすればお互いハッピーなのである。私は彼女にとって得体のしれない王であるはずだが、そんなことは関係ないようだった。
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