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その21
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イングリットは自分が少し宙に浮いていることに気が付き、驚いた。
「ええっ?これは一体どういうことなの?」
「これも僕たちの魔法さ。僕たちと同じ方向に動くことができるんだ。お母さんは浮いているだけだから、これだと疲れないでしょう?」
「それはそうだけど……本当に不思議ね……」
でも、しばらくすると、本当に浮いていることを実感して、楽しくなった。
「やっぱり、君たちの魔法は本物なのね?」
「そうだよ!僕たちは魔法使いだからね!」
ダイナソーたちはどうやら源流の方へ向かって歩いているようだった。しばらくすると、川が終わり、今度は小さな池が姿を現した。またまた、名前も知らない草花に囲まれて、今度は一々ダイナソーたちに質問するのがめんどくさかったので、やめた。
「お母さん。ここで待っていて。ジャーク様を呼んでくるから」
「ジャーク様?」
イングリットは聞き返した。聞き覚えのない名前だった。
「この世界に住む、もう一人の人間だよ!」
そう言って、数匹のダイナソーたちが、より一層深い森の中へ進んでいった。
「ええっ?これは一体どういうことなの?」
「これも僕たちの魔法さ。僕たちと同じ方向に動くことができるんだ。お母さんは浮いているだけだから、これだと疲れないでしょう?」
「それはそうだけど……本当に不思議ね……」
でも、しばらくすると、本当に浮いていることを実感して、楽しくなった。
「やっぱり、君たちの魔法は本物なのね?」
「そうだよ!僕たちは魔法使いだからね!」
ダイナソーたちはどうやら源流の方へ向かって歩いているようだった。しばらくすると、川が終わり、今度は小さな池が姿を現した。またまた、名前も知らない草花に囲まれて、今度は一々ダイナソーたちに質問するのがめんどくさかったので、やめた。
「お母さん。ここで待っていて。ジャーク様を呼んでくるから」
「ジャーク様?」
イングリットは聞き返した。聞き覚えのない名前だった。
「この世界に住む、もう一人の人間だよ!」
そう言って、数匹のダイナソーたちが、より一層深い森の中へ進んでいった。
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