チートスキルで最強勇者~ヤンデレ聖女に愛されながらゆっくり世界を征服します~

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その7

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「ザイザル様。申し訳ございません。しかしながら、私どもが導いた最善の結論でございます……」

今度は、キャシーの言葉が全く耳に響いてこなかった。どうして、ファンコニーは撃たれなければならなかったんだ?丸腰の少女を銃撃するだなんて、これはまるでテロじゃないか?彼らは突発的なテロリストなのか?その頭はキャシーなのか?あるいは、国王?

「平和世界トロイツの治安を乱す反乱分子……それがこの女、ファンコニーの正体なのです……」

反乱分子……この少女が反乱分子?確かに、狂気的ではあると思った。一つのこと、例えば私に固執しているとは思った。でも、だからと言って、それ以上のことはないだろう?ファンコニーは一体何者なんだ……?

「ザイザル様!お手を触れてはなりません!」

私は無意識に、ファンコニーの亡骸を愛でていた。どうして?私のことをここまで愛してくれるのが嬉しかったのか?

「ザイザル様……ザイザル様!」

ファンコニーの声が微かに聞こえた気がした。

「ああっ、ザイザル様が!」

キャシーは何かを嘆いていた。私がどうかしたというのか?それよりも、この惨劇の始末はどうするのだろうか?私はキャシーに尋ねようと立ち上がった。

「おい、キャシー!何をしているんだ!」

メコンがキャシーを制止するように叫んでいた。

「申し訳ございません!これはもう、取り返しのつかない事態なのです!」

キャシーは義勇兵たちに命じて、私に銃の照準を合わせた。

「どうしてザイザルを狙うんだ!」

メコンは必死にキャシーにしがみ付こうとしたが、ハーレムは一時的に無効となった。

「反乱分子の亡骸に触れた者は……その精神を蝕まれて、悪魔へと変貌するのです。ですから、ザイザル様はもう人ではなく、悪魔なのです!世界の平和のために戦った勇者様!あなたの安らかなる魂の旅をここにお約束いたします!どうか……お赦し下さい!」

「ザイザル!!!!!」

メコンの叫びと銃弾の発砲音が、私の最後の記憶になった。私は天を向いて倒れた。胸元から溢れてくる血を拭いながら、少しずつ意識が遠のいていった……。せっかく勇者になったというのに、私の英雄物語は呆気ない形で終わってしまった。
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