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その15
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「パミーナ様のご入場でございます!」
別に晩餐会じゃないんだから、いちいち私が入ってきただけで、みんなが立ち上がって拍手する必要なんてないと思うんだけど……。これは一応、皇帝の希望なのか?
王家の人々が皆集まって食べることになる。そして、序列の低い者は、序列の高い者がやってくるまで、一足先に食堂へやってきて、いろいろと準備をしなければならない。チャールズは、中間位の序列なので、自分の分も用意する位で充分だ。しかしながら、私と同じタイミングで食堂へ向かうと言うことは無い。私は圧倒的に序列一位なのだ。とはいうものの、正直めんどくさい。そんなことを一々気にしていては、食事もうまくない。
「パミーナ様に拍手を!」
皇帝が促すと、みんな拍手をした。王様はこの私?
「みんな、もう十分だから!」
私がこう言うと、
「パミーナ様の許可を頂いた!」
と皇帝が言って、私が席に着くのを確認して、みんな着席する。
「食事の準備は、本日、第一王妃の…………」
と言う具合に、誰が私の食事を準備したのか、いちいち皇帝が説明してくる。だから、本当にどうでもいいんだけどな……。
別に晩餐会じゃないんだから、いちいち私が入ってきただけで、みんなが立ち上がって拍手する必要なんてないと思うんだけど……。これは一応、皇帝の希望なのか?
王家の人々が皆集まって食べることになる。そして、序列の低い者は、序列の高い者がやってくるまで、一足先に食堂へやってきて、いろいろと準備をしなければならない。チャールズは、中間位の序列なので、自分の分も用意する位で充分だ。しかしながら、私と同じタイミングで食堂へ向かうと言うことは無い。私は圧倒的に序列一位なのだ。とはいうものの、正直めんどくさい。そんなことを一々気にしていては、食事もうまくない。
「パミーナ様に拍手を!」
皇帝が促すと、みんな拍手をした。王様はこの私?
「みんな、もう十分だから!」
私がこう言うと、
「パミーナ様の許可を頂いた!」
と皇帝が言って、私が席に着くのを確認して、みんな着席する。
「食事の準備は、本日、第一王妃の…………」
と言う具合に、誰が私の食事を準備したのか、いちいち皇帝が説明してくる。だから、本当にどうでもいいんだけどな……。
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