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婚約破棄
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私の婚約者は裸になって、私がやって来るのを待っている……のではなくて、妹のスーザンを待っていた。
私が部屋に入ると、婚約者のエリックが、ものすごく嫌そうな顔をしていた。
「マリア…………どうして、ここに????????」
「帰りが遅いので、どこかで油を売っているかと思えば…………そして、その相手と言うのは…………」
「お待たせいたしました。エリック様!!!!!!!!!あれっ???????お姉様!!!!!!!どうしてここにいるのですか??????????」
妹のキャサリンの裸を見たのは、随分と久しぶりのことだった。相変わらず綺麗な身体……誰もが羨むという、その身体を抱こうとしているのは、婚約者のエリック…………。やっぱり、そう言うことなのか……。
「キャサリン…………最初から何かと怪しいとは思っていたんだけど………やっぱり、こう言うことだったのね???????ああっ…………」
「違うんです、お姉様!!!!!!!!私はただ……エリック様のお誘いに乗っただけで!!!!!!!」
すると、エリックは、
「そんなわけないだろう!!!!!!!!お前が寄って来たんじゃないか!!!!!!!!!!」
「ええっ??????私のせいにするんですか????????」
私はすぐにドアを閉めた。2人の戯言をこれ以上聞く必要はないのだ。婚約破棄……頭の中に薄っすらと浮かんできた。もちろん、私の方から宣告するのだ……。それと、完璧な復讐をしないといけない……。
そのためには??????????
「マリア!!!!!!現場はここか????????」
「はい、その通りでございます…………」
「おのれええっ!!!!!!!!」
新しい乱入者は……敢えて名乗る必要はないと思う。ただ、一番近くで私のことを見つめてくれた人。そんな人と、私は恋に落ちることはないのだ。
「この館ごと、焼き払えばいいさ!!!!!!!」
2人は縛り付けられて、火の中に消えていった。
「少し寒いですねえ…………」
「大丈夫だ。やがて、暖かくなるだろうさ!!!!!!!!!!!!」
「ありがとうございます……」
館は消え去って、私は新しい住処をこしらえた。今でも、2人の情事が空の上から、地上にやって来て、私の耳元で囁いているようにも感じる。
ただ……そんなことを全て忘れさせてくれる、そんな素敵な出会いに巡りあえますように……。
そんなことを考えて、私は今日も一人の夜を楽しんでいるのだ…………。
私が部屋に入ると、婚約者のエリックが、ものすごく嫌そうな顔をしていた。
「マリア…………どうして、ここに????????」
「帰りが遅いので、どこかで油を売っているかと思えば…………そして、その相手と言うのは…………」
「お待たせいたしました。エリック様!!!!!!!!!あれっ???????お姉様!!!!!!!どうしてここにいるのですか??????????」
妹のキャサリンの裸を見たのは、随分と久しぶりのことだった。相変わらず綺麗な身体……誰もが羨むという、その身体を抱こうとしているのは、婚約者のエリック…………。やっぱり、そう言うことなのか……。
「キャサリン…………最初から何かと怪しいとは思っていたんだけど………やっぱり、こう言うことだったのね???????ああっ…………」
「違うんです、お姉様!!!!!!!!私はただ……エリック様のお誘いに乗っただけで!!!!!!!」
すると、エリックは、
「そんなわけないだろう!!!!!!!!お前が寄って来たんじゃないか!!!!!!!!!!」
「ええっ??????私のせいにするんですか????????」
私はすぐにドアを閉めた。2人の戯言をこれ以上聞く必要はないのだ。婚約破棄……頭の中に薄っすらと浮かんできた。もちろん、私の方から宣告するのだ……。それと、完璧な復讐をしないといけない……。
そのためには??????????
「マリア!!!!!!現場はここか????????」
「はい、その通りでございます…………」
「おのれええっ!!!!!!!!」
新しい乱入者は……敢えて名乗る必要はないと思う。ただ、一番近くで私のことを見つめてくれた人。そんな人と、私は恋に落ちることはないのだ。
「この館ごと、焼き払えばいいさ!!!!!!!」
2人は縛り付けられて、火の中に消えていった。
「少し寒いですねえ…………」
「大丈夫だ。やがて、暖かくなるだろうさ!!!!!!!!!!!!」
「ありがとうございます……」
館は消え去って、私は新しい住処をこしらえた。今でも、2人の情事が空の上から、地上にやって来て、私の耳元で囁いているようにも感じる。
ただ……そんなことを全て忘れさせてくれる、そんな素敵な出会いに巡りあえますように……。
そんなことを考えて、私は今日も一人の夜を楽しんでいるのだ…………。
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