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自己紹介
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さてさて、この物語を始める前に、軽く自己紹介をしておきましょう。私の名前はキャシーと申します。平凡な名前ですみません。しかしながら、家柄はこれでも結構名門なのです。ストラスバルグ家というのですが、これは王家の分家第一号として、公爵の身分を頂いたことに始まっています。私の父でちょうど15代目になります。
私はストラスバルグ公爵の長女として生まれました。私の母は、ちょうど5歳の誕生日を迎えた日に、亡くなりました。その後、再婚して、新しい母親がやってきました。普通、再婚した母親と年頃の娘というのは、中々上手くいかないものです。しかしながら、私の場合は違いました。年の差婚と揶揄されましたが、確かに美しいのです。そんなバカな、と思うほど若くて美しいのです。
おまけに、私のことを、
「キャシーちゃん」
と呼んで、よく可愛がってくれました。
さてさて、ここまでの話を聞いたら、私の人生は非常に順風満帆だとお思いになるでしょう。ええ、私だって話をここで終わらせたいのです。でも、それはできません。話には続きがあるのです。
新しい母親の連れ子、とは言っても当時はまだ赤ちゃんでしたが、カリーナという義理の妹がいました。お母さん似のとっても可愛い赤ちゃんでした。私は兄弟とか姉妹というものに憧れていましたので、嬉しかったのです。ですから、カリーナの子守は、私が積極的に行いました。そのたびに、カリーナが嬉しそうに微笑むのが、たまらなく最高のひとときだったのです。
そんなことをしているうちに、私もカリーナも、すっかり成長して、私の方は、父が婚約者探しに邁進しておりました。第一王子でいらっしゃるアントニー様が最有力候補にあがりました。というのも、昔から我が家の娘は王家に嫁ぐと決まっておりました。その時にまだ婚約していない男性のうち、最も高位の人と婚約することになります。ですから、私とアントニー様との婚約話は、とんとん拍子で進みました。
「お姉様。大変美しゅうございます。妹として、お姉様の晴れ舞台をしっかり応援させていただきます!」
カリーナの喜びようと言ったら、それはもう、私は嬉しくなるばかりでした。アントニー様も、私のことを気に入ってくれたようで、
「末長くよろしく」
と声をかけてくださいました。あの時が、私の人生の中で一番幸せだったのかもしれません。そう、カリーナが私におぞましい現実を暴露するまでは。
私はストラスバルグ公爵の長女として生まれました。私の母は、ちょうど5歳の誕生日を迎えた日に、亡くなりました。その後、再婚して、新しい母親がやってきました。普通、再婚した母親と年頃の娘というのは、中々上手くいかないものです。しかしながら、私の場合は違いました。年の差婚と揶揄されましたが、確かに美しいのです。そんなバカな、と思うほど若くて美しいのです。
おまけに、私のことを、
「キャシーちゃん」
と呼んで、よく可愛がってくれました。
さてさて、ここまでの話を聞いたら、私の人生は非常に順風満帆だとお思いになるでしょう。ええ、私だって話をここで終わらせたいのです。でも、それはできません。話には続きがあるのです。
新しい母親の連れ子、とは言っても当時はまだ赤ちゃんでしたが、カリーナという義理の妹がいました。お母さん似のとっても可愛い赤ちゃんでした。私は兄弟とか姉妹というものに憧れていましたので、嬉しかったのです。ですから、カリーナの子守は、私が積極的に行いました。そのたびに、カリーナが嬉しそうに微笑むのが、たまらなく最高のひとときだったのです。
そんなことをしているうちに、私もカリーナも、すっかり成長して、私の方は、父が婚約者探しに邁進しておりました。第一王子でいらっしゃるアントニー様が最有力候補にあがりました。というのも、昔から我が家の娘は王家に嫁ぐと決まっておりました。その時にまだ婚約していない男性のうち、最も高位の人と婚約することになります。ですから、私とアントニー様との婚約話は、とんとん拍子で進みました。
「お姉様。大変美しゅうございます。妹として、お姉様の晴れ舞台をしっかり応援させていただきます!」
カリーナの喜びようと言ったら、それはもう、私は嬉しくなるばかりでした。アントニー様も、私のことを気に入ってくれたようで、
「末長くよろしく」
と声をかけてくださいました。あの時が、私の人生の中で一番幸せだったのかもしれません。そう、カリーナが私におぞましい現実を暴露するまでは。
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