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その2
「マリア。君との婚約を破棄しようと思うんだ……」
私は最初、自分の耳を疑いました。そして、これが現実であるのか、それとも夢なのか、全く想像がつきませんでした。まあ、当たり前のことでしょう。だって、信じられるわけないじゃないですか?
幸せの絶頂にいた、この私の存在を全て否定するかのような発言……これはウソに違いない。あるいは、戯れか?
それとも……ハブ様が私と婚約するという世界線自体が夢なのか……どちらにしても、私は非常に困惑しました。
何度も申し上げますが、それは、当たり前のことなのです。
「婚約破棄……その理由を御聞かせ願いましょうか?」
私は冷静になって、質問を試みました。ハブ様には一応聞こえたようでした。
「その質問に私が答える必要はあるのかな?」
ハブ様は不可解に笑っていました。まるで、この顛末を全て予想し、それを思いの通りに実行しているかのようでした。私を使った、何かの遊びを。
「まあ、いちいち君に確認する必要はないと思うけど……君が悪いことを証明することは大事だよね?」
そんなこと……私には正直どうでも良かったのです。でも……確かに気になりました。
どうして、私がこんな目に合うのか、その理由は何なのか、確かめたいと思いました。
「連れてこようか?さあ、そこの少年。入ってきたまえ!!!」
少年……と言いながらも、ハブ様と同い年くらいでしたが、ハブ様に導かれてゆっくりと入ってきました。
「この少年が君の罪を全て暴露してくれたんだよ。さて、ここで昨日話してもらったことを、もう一度全て教えてもらうとしようじゃないか?」
ハブ様に促されて、少年は、口を割りました。
「私は……こちらにいらっしゃるマリアの遠い親戚の者なのです……」
それを聞いて、私はずっこけました。知らない人が親戚……聞いたことありませんでした。
全て身も蓋もない妄想……私はそう思いました。
「私は……マリアと罪を犯してしまったのです!!!」
少年はそう言いました。
罪……それはいったいなんのことでしょうか?私には皆目見当がつきませんでした。
「そうかそうか、それではここで、その罪とやらについて、とくと吟味することにしようじゃないか!!!」
ハブ様は乗り気でした。
これも、全て仕組まれた罠だったのです。
私は最初、自分の耳を疑いました。そして、これが現実であるのか、それとも夢なのか、全く想像がつきませんでした。まあ、当たり前のことでしょう。だって、信じられるわけないじゃないですか?
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何度も申し上げますが、それは、当たり前のことなのです。
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そんなこと……私には正直どうでも良かったのです。でも……確かに気になりました。
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ハブ様に促されて、少年は、口を割りました。
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それを聞いて、私はずっこけました。知らない人が親戚……聞いたことありませんでした。
全て身も蓋もない妄想……私はそう思いました。
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罪……それはいったいなんのことでしょうか?私には皆目見当がつきませんでした。
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