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第一章
第8話 配信と復活と失敗と
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「はいはーい。『恋と神秘のリブレット』でした。全部を聞きたい人は、概要欄のリンクから外部サイトからダウンロードするか、このチャンネルのPVをみてね! ボクたちがパジャマで配信するなんて神回なんだから!」
「ちょっと、それこっちが言ったらだめじゃないの?」
神回とは多数ある配信のなかで、もっともすぐれた内容だった回に与えられる称号である。オタクではなくてもそのくらい、玲だって知っていた。
オルスでも似たような配信サービスはあるし、芸能人や歌手のような存在だっているし、アイドルだっている。でも、日本のアイドルのような外見よりは、アメリカのアイドルのようにアーティストに近い。
エンターティメントとして向かう方向性が異なるのだろう。
でもそれはそれ、これはこれ。気恥ずかしさが目立つ以外、玲にアイドルに対しての忌避感はない。
「あ、そうだった。んーでも結構サービスしてるよ、これ?」
ボク、普段はこんなかわいい私服じゃないし、と沙也加がお尻が見えそうなほど短いパジャマの短パンの裾をちらっとめくってみせる。
太ももとお尻の境界線が見えそうでみえない。
動画配信しているPCの画面には途端、『おお!』『まさしく神!』『やめろ、俺らの沙也加はそんなじゃない』『お前、俺のって独占したいの我慢すんなよ』などなど、チャットがにぎわってきた。
いつの間にか視聴者が増えて百人を超えている。そこには似たような内容の文章が上から下へとずらずらと並んでいった。玲も! という声があがってくる。
「へ? 私も? いや、それははずかし」
「まーいいじゃない? ボクもみせたしー。玲ちゃんはこっちかなあ?」
と、PCのチャットを眺めていた玲の長袖の胸元を指先で沙也加はちょい、と引っ張ろうとする。玲は慌てて胸元を抱きしめて、その場から飛びのいた。
しかし、日本のマンションの高さに慣れていないため、天井にごつん、と頭を打ち付けて「ふぐっ!」とうめき声が漏れる。
「あーあ、玲。大丈夫?」
「だ、だい、じょーぶ……痛い」
「上はコンクリートだからね。天井に穴が開かなくて良かった」
頭を抑えてしゃがみこんだ玲と天井を交互にみくらべ、沙也加は含み笑いを漏らす。
「ど、どっちの心配、して――」
「もちろん、玲だけど!」
沙也加は厳しい視線を受け玲が、『玲』から『エリカ』になりそうなのを危惧して、慌てて言い直した。
地球人・玲は元気いっぱいで温和な性格だが、『エリカ』は野生のネコ科の猛獣のように、獰猛な一面がある。それがでるのを案じたのだ。
「ふーん?」
「ほ、ほらー玲ちゃん、みんなが驚いてるよ!」
「なに、おどろいて……?」
痛む頭をさすってPCを見る。
画面のチャット欄には、『すげー、二メートルは飛んでない?』『玲ちゃんって身長150ないんじゃ……』『え、まじで? 飛んだみたいに見えた!』『すごっ、身体能力おばけか』などといった驚きと賞賛の声が流れていた。
「……気を付けて、地球人は軽く飛んでも頭をぶつけることないから」
「そ、そうだ――ね。ごめん……」
「ま、こんな感じなの! 玲のやつ、復活が嬉しすぎて、スーパーパワー解放しちゃったみたい、そんなのないけどね。どうでしたか、ボクたちの今夜の生放送は?」
「あ、そ、そうなんです。そんな力もちろんありませんよ……ははは」
「いやいや、ボクだってびっくりしたよー。玲ってジャンプ力半端ないよね」
「だからやめてってば、沙也加。もうしないから。みんながびっくりしてるよ」
「はいはい。もうちょっと続けたいんだけど、玲もそろそろ限界みたいんだよね。ずっと寝てたことだし疲れもたくさん出てくるころだし……ね、玲?」
「そ、そうだね、ちょっと疲れたかなー。なんだか熱っぽい気がするかな、みなさん、ごめんなさい」
沙也加の言い回しから、配信を切ろうとしているのだと玲は理解した。
実際、さっき天井に頭をぶつけた場所も痛いし、なんだか肌寒さを感じてしまい両手で肩を抱いた。
「次はいつもの時間に開始します! 詳細なスケジュールは概要欄を確認してね! それでは今夜のゲリラ回は終了します。アンジュバール通信、水色担当の恋水沙也加と黄色担当、愛川玲でした! メインテーマは『愛川玲の帰還! 伝説は復活するのか』でした」
「え、伝説……?」
「だから、そこはてきとーなの!」
「あ、そっか」
「あはは、それではーアンジュバールでした。おやすみなさい」
「おやすみなさいー」
玲と沙也加の声が重なって動画がオフになる。
チャット欄ではまだファンたちの会話が続いてた。
『玲ちゃん復活かあ』『次のライブ、いつやるんだろ?』『全員揃わないと難しいんじゃね?』『沙也加のラップ、生で聞けて幸せ!』『歌って踊れるアイドル、いま少ないよな』『AI補正できるもんなー』『アンジュバールは激押しだろ!』『来週、楽しみ。予約しとこ!』などなどと書き込みが止まらない。
「はい、これでおしまい」
「え、まだ書いてる人いるよ?」
「いいのいいの。下手したら放送事故になるから」
「ほうそう、じこ??」
「配信のマイク、切り忘れて音声だけ流してしまったり、寝落ちしていろいろと解析されたりするの。現実のファンはオルスのラブラより怖いんだから」
「え、ラブラが来てるの?」
「違うよ、比喩。たとえばなし。それくらい優秀な情報検索をできる人がたくさんいる」
「ああ、そういう意味……」
ラブラはオルスで実在する情報機関で、主に対エヴォル情報戦において活躍が際立っている。エヴォルを利用する犯罪組織や発生源を特定して、銃撃戦をおこなう特殊スカッドたちに教えてくれる役割を担っている。
そんな情報戦のプロがこの世界にもいて、しかも自分たちアイドルとしてのアンジュバールの周りに存在しているという事実に、玲は背筋がゾクリ、とした。
もし、放送事故などを起こして自分たちの秘密――特殊スカッドとしての『アンジュバール』の任務やエヴォルのことを知られてしまったら、大変なことになる。
少なくともアイドルの仮面をつけたまま、平穏な生活の裏側で暗躍することは困難だろう。そして、特殊スカッドは平和な世界を影から守る存在なのだ。
決して存在がばれてもいけない、任務を知られてもいけない。
……気を付けないと、秘密の漏洩は死に直面してくる。
「ん? うーん、むう……これ、ちゃんと切れてる? ぐぬぬ……わかんないや。ねえ、沙也加!」
「なにやってんの? そんなに心配だったらタブレット端末とPCの電源、落としたらいいんじゃない? 心配し過ぎだよ」
「でん、げん……。そっか、こっちの世界は電気で接続してるんだった」
「まさか、オートリテを必死に送ってた? あっちじゃないんだから、やめてよ。それじゃまるでこっちに来たてみたい……玲?」
玲が触りまくっていたタブレットとPCの電源を落とした沙也加は、ほっと安堵した相棒にまさか、と驚いた顔をする。
「どしたの、沙也加?」
「いや、え、待って。ちゃんと融合した……よね?」
「してないとどうかしたの? してるよ、たぶん」
「たぶん。って……」
「また話すから。今でもなくていいでしょ?」
「うん、そう、だね。玲が目覚めたし、なにか作ろうか。お腹空いてるよね?」
「そういわれてみれば」
玲のお腹が存在をしめすかのように、ぐーっ、と鳴った。
オルスでも日本でも女の子が空腹でお腹を鳴らした音を聞かれるのは、とても気恥ずかしい。
とっさに顔を朱に染めた玲はさっと視線をずらして「に、にしゅうかん……何も食べてなかったから?」と言い訳する。
俯いてしまった玲をみてかわいいなあ、と沙也加はにやっと笑い、頬をつんつんとつついてきた。
「ちょっと、それこっちが言ったらだめじゃないの?」
神回とは多数ある配信のなかで、もっともすぐれた内容だった回に与えられる称号である。オタクではなくてもそのくらい、玲だって知っていた。
オルスでも似たような配信サービスはあるし、芸能人や歌手のような存在だっているし、アイドルだっている。でも、日本のアイドルのような外見よりは、アメリカのアイドルのようにアーティストに近い。
エンターティメントとして向かう方向性が異なるのだろう。
でもそれはそれ、これはこれ。気恥ずかしさが目立つ以外、玲にアイドルに対しての忌避感はない。
「あ、そうだった。んーでも結構サービスしてるよ、これ?」
ボク、普段はこんなかわいい私服じゃないし、と沙也加がお尻が見えそうなほど短いパジャマの短パンの裾をちらっとめくってみせる。
太ももとお尻の境界線が見えそうでみえない。
動画配信しているPCの画面には途端、『おお!』『まさしく神!』『やめろ、俺らの沙也加はそんなじゃない』『お前、俺のって独占したいの我慢すんなよ』などなど、チャットがにぎわってきた。
いつの間にか視聴者が増えて百人を超えている。そこには似たような内容の文章が上から下へとずらずらと並んでいった。玲も! という声があがってくる。
「へ? 私も? いや、それははずかし」
「まーいいじゃない? ボクもみせたしー。玲ちゃんはこっちかなあ?」
と、PCのチャットを眺めていた玲の長袖の胸元を指先で沙也加はちょい、と引っ張ろうとする。玲は慌てて胸元を抱きしめて、その場から飛びのいた。
しかし、日本のマンションの高さに慣れていないため、天井にごつん、と頭を打ち付けて「ふぐっ!」とうめき声が漏れる。
「あーあ、玲。大丈夫?」
「だ、だい、じょーぶ……痛い」
「上はコンクリートだからね。天井に穴が開かなくて良かった」
頭を抑えてしゃがみこんだ玲と天井を交互にみくらべ、沙也加は含み笑いを漏らす。
「ど、どっちの心配、して――」
「もちろん、玲だけど!」
沙也加は厳しい視線を受け玲が、『玲』から『エリカ』になりそうなのを危惧して、慌てて言い直した。
地球人・玲は元気いっぱいで温和な性格だが、『エリカ』は野生のネコ科の猛獣のように、獰猛な一面がある。それがでるのを案じたのだ。
「ふーん?」
「ほ、ほらー玲ちゃん、みんなが驚いてるよ!」
「なに、おどろいて……?」
痛む頭をさすってPCを見る。
画面のチャット欄には、『すげー、二メートルは飛んでない?』『玲ちゃんって身長150ないんじゃ……』『え、まじで? 飛んだみたいに見えた!』『すごっ、身体能力おばけか』などといった驚きと賞賛の声が流れていた。
「……気を付けて、地球人は軽く飛んでも頭をぶつけることないから」
「そ、そうだ――ね。ごめん……」
「ま、こんな感じなの! 玲のやつ、復活が嬉しすぎて、スーパーパワー解放しちゃったみたい、そんなのないけどね。どうでしたか、ボクたちの今夜の生放送は?」
「あ、そ、そうなんです。そんな力もちろんありませんよ……ははは」
「いやいや、ボクだってびっくりしたよー。玲ってジャンプ力半端ないよね」
「だからやめてってば、沙也加。もうしないから。みんながびっくりしてるよ」
「はいはい。もうちょっと続けたいんだけど、玲もそろそろ限界みたいんだよね。ずっと寝てたことだし疲れもたくさん出てくるころだし……ね、玲?」
「そ、そうだね、ちょっと疲れたかなー。なんだか熱っぽい気がするかな、みなさん、ごめんなさい」
沙也加の言い回しから、配信を切ろうとしているのだと玲は理解した。
実際、さっき天井に頭をぶつけた場所も痛いし、なんだか肌寒さを感じてしまい両手で肩を抱いた。
「次はいつもの時間に開始します! 詳細なスケジュールは概要欄を確認してね! それでは今夜のゲリラ回は終了します。アンジュバール通信、水色担当の恋水沙也加と黄色担当、愛川玲でした! メインテーマは『愛川玲の帰還! 伝説は復活するのか』でした」
「え、伝説……?」
「だから、そこはてきとーなの!」
「あ、そっか」
「あはは、それではーアンジュバールでした。おやすみなさい」
「おやすみなさいー」
玲と沙也加の声が重なって動画がオフになる。
チャット欄ではまだファンたちの会話が続いてた。
『玲ちゃん復活かあ』『次のライブ、いつやるんだろ?』『全員揃わないと難しいんじゃね?』『沙也加のラップ、生で聞けて幸せ!』『歌って踊れるアイドル、いま少ないよな』『AI補正できるもんなー』『アンジュバールは激押しだろ!』『来週、楽しみ。予約しとこ!』などなどと書き込みが止まらない。
「はい、これでおしまい」
「え、まだ書いてる人いるよ?」
「いいのいいの。下手したら放送事故になるから」
「ほうそう、じこ??」
「配信のマイク、切り忘れて音声だけ流してしまったり、寝落ちしていろいろと解析されたりするの。現実のファンはオルスのラブラより怖いんだから」
「え、ラブラが来てるの?」
「違うよ、比喩。たとえばなし。それくらい優秀な情報検索をできる人がたくさんいる」
「ああ、そういう意味……」
ラブラはオルスで実在する情報機関で、主に対エヴォル情報戦において活躍が際立っている。エヴォルを利用する犯罪組織や発生源を特定して、銃撃戦をおこなう特殊スカッドたちに教えてくれる役割を担っている。
そんな情報戦のプロがこの世界にもいて、しかも自分たちアイドルとしてのアンジュバールの周りに存在しているという事実に、玲は背筋がゾクリ、とした。
もし、放送事故などを起こして自分たちの秘密――特殊スカッドとしての『アンジュバール』の任務やエヴォルのことを知られてしまったら、大変なことになる。
少なくともアイドルの仮面をつけたまま、平穏な生活の裏側で暗躍することは困難だろう。そして、特殊スカッドは平和な世界を影から守る存在なのだ。
決して存在がばれてもいけない、任務を知られてもいけない。
……気を付けないと、秘密の漏洩は死に直面してくる。
「ん? うーん、むう……これ、ちゃんと切れてる? ぐぬぬ……わかんないや。ねえ、沙也加!」
「なにやってんの? そんなに心配だったらタブレット端末とPCの電源、落としたらいいんじゃない? 心配し過ぎだよ」
「でん、げん……。そっか、こっちの世界は電気で接続してるんだった」
「まさか、オートリテを必死に送ってた? あっちじゃないんだから、やめてよ。それじゃまるでこっちに来たてみたい……玲?」
玲が触りまくっていたタブレットとPCの電源を落とした沙也加は、ほっと安堵した相棒にまさか、と驚いた顔をする。
「どしたの、沙也加?」
「いや、え、待って。ちゃんと融合した……よね?」
「してないとどうかしたの? してるよ、たぶん」
「たぶん。って……」
「また話すから。今でもなくていいでしょ?」
「うん、そう、だね。玲が目覚めたし、なにか作ろうか。お腹空いてるよね?」
「そういわれてみれば」
玲のお腹が存在をしめすかのように、ぐーっ、と鳴った。
オルスでも日本でも女の子が空腹でお腹を鳴らした音を聞かれるのは、とても気恥ずかしい。
とっさに顔を朱に染めた玲はさっと視線をずらして「に、にしゅうかん……何も食べてなかったから?」と言い訳する。
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