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「今日の議題は恋人と最高にいちゃいちゃ出来るデートだ。お前達の経験を存分に俺に語ってくれ」
「ティータイムの雑談を議題などと言うな」
「生徒会の協議に加われないことをやっと恥じるようになったのかしら」
意気揚々と発した俺の言葉に、先に生徒会副会長ルフナ、後に生徒会書記キームンが冷たく反応する。
いつからかは忘れたが、生徒会業務の合間の休憩として、3人でティータイムをとるのは恒例だ。
「生徒会全員が最近俺への当たりが強くなっている」
「ラプサンスの成長のために思う存分言ってほしいと、王太子方に頼まれたからな」
「席を置いてるだけで全く使い物にならない生徒会長に対して、むしろここまでよく耐えたものよ」
「使い物になるのはまだまだ先だろうが、ラプサンスに成長のきっかけを与えたフレーブ令息には感謝しかない」
ダメだ。この流れは早く変えなければ、俺への不満大会が休憩終了まで止まらなくなる。
「ルフナはいろんな子息令嬢とデートをしてるだろ!オススメのデートスポットとかないのか?」
「間違ってはないが、その言い方はよせ。俺が節操ないみたいだろ」
「伴侶選びが上手く進まないようで残念ね。セイロン辺境伯爵家に嫁ぐとなれば、家系の安寧にも繋がるのだから、悪い話ではないのに」
「セイロン領の気候は過酷だ。家格に釣られただけの者では生き抜くことは難しい。慎重にならざるを得ない」
「おい、デートスポットの話をしろ」
ルフナとキームンが呆れた目で俺を見てくる。話を変えたのはお前達だろ!
「どこに行くかはフレーブ令息と話し合うことをお勧めするわ」
「俺達が何を言ったところで、ラプサンスは明後日の方向に受け取り実行しようとするだろうからな」
「俺がサプライズしたらアルグが喜んでくれるだろう?」
「話し合いを持ちかければ、楽しい時間を二人で築いていこうと思ってくれてるのだと、フレーブ令息は喜ばれると思うわ」
た、確かに、その方が夫婦らしいな。俺とアルグはまだ夫婦ではないが、将来は夫婦になるんだから、今からその予行演習は必要だろう。
ふふふ、アルグの笑顔が目に浮かぶ。
「キームンの言う通りだ。デートの予定はアルグと話し合って決めるとしよう」
「ええ、そうして。ところで、例の子爵令嬢のことは覚えてるかしら?」
もう話が変わるのか?早々に解決したからいいものの。さっきから直ぐに話題が変わっていって忙しないな。
「例のとは何だ?」
「最近いろいろと問題を引き起こしている令嬢がいるだろう?ラプサンスもフレーブ令息に嫉妬してもらうために利用していた令嬢だ」
「・・・そんな令嬢居たか?」
「「!?」」
2人が怪訝な顔で俺を見た。俺はそんなおかしなことは言ってないはずだ。なのに、小声で2人で何か話して、2人して溜め息をついた。最近、俺の周りは失礼な者が多くないか!?
まったく、俺に優しいのはアルグだけだな。
「とにかく、あらゆる方と恋仲になろうとして問題になってる令嬢がいるの」
「名はラテ・カフェリオ子爵令嬢だ」
「私の婚約者の弟にまで手を出してるようでね。このタイミングで動くのは私情のようで悪いけれど、そろそろ厳重注意が必要だわ」
「相手選びに婚約者の有無関係ないのが彼女の問題点だ。いない者同士ならトラブルになっても放っておけばいいが、婚約者がいる者も加わると話はややこしくなってくる」
うんうん。俺もアルグに声をかけられでもしたら、平静ではいられないからな。それはよく分かるぞ。
「以前の彼女はラプサンスを手玉に取ろうとしていたけど、現状の通り玉砕したでしょ。その結果、今度は複数の高位令息に息をかけているのよ」
「俺は狙われていたことがあったのか?」
「あったのよ」
キームンとルフナが揃って溜息をついた。
そんな令嬢が俺の周りに居たとは、全く覚えがないな。俺の記憶はアルグとの思い出でいっぱいだから、他のものが入る余地はないんだ。仕方ない。
「生徒間のトラブルと位置付けて、生徒会として俺達が動くことにする」
「基本は私達でどうにかするから、ラプサンスは何もしなくていいわ。というか、何もしないで」
「じゃあ、何で俺に話したんだ?」
「生徒会長に話は通してるって体裁は整える必要があるだろ?」
キームンがうんうんと頷く。
まぁ、俺といい仲になろうとしていた者に関して俺が動いて、その令嬢に勘違いされても困るからな。
その分俺はアルグと甘い一時を過ごすとしよう!
「ティータイムの雑談を議題などと言うな」
「生徒会の協議に加われないことをやっと恥じるようになったのかしら」
意気揚々と発した俺の言葉に、先に生徒会副会長ルフナ、後に生徒会書記キームンが冷たく反応する。
いつからかは忘れたが、生徒会業務の合間の休憩として、3人でティータイムをとるのは恒例だ。
「生徒会全員が最近俺への当たりが強くなっている」
「ラプサンスの成長のために思う存分言ってほしいと、王太子方に頼まれたからな」
「席を置いてるだけで全く使い物にならない生徒会長に対して、むしろここまでよく耐えたものよ」
「使い物になるのはまだまだ先だろうが、ラプサンスに成長のきっかけを与えたフレーブ令息には感謝しかない」
ダメだ。この流れは早く変えなければ、俺への不満大会が休憩終了まで止まらなくなる。
「ルフナはいろんな子息令嬢とデートをしてるだろ!オススメのデートスポットとかないのか?」
「間違ってはないが、その言い方はよせ。俺が節操ないみたいだろ」
「伴侶選びが上手く進まないようで残念ね。セイロン辺境伯爵家に嫁ぐとなれば、家系の安寧にも繋がるのだから、悪い話ではないのに」
「セイロン領の気候は過酷だ。家格に釣られただけの者では生き抜くことは難しい。慎重にならざるを得ない」
「おい、デートスポットの話をしろ」
ルフナとキームンが呆れた目で俺を見てくる。話を変えたのはお前達だろ!
「どこに行くかはフレーブ令息と話し合うことをお勧めするわ」
「俺達が何を言ったところで、ラプサンスは明後日の方向に受け取り実行しようとするだろうからな」
「俺がサプライズしたらアルグが喜んでくれるだろう?」
「話し合いを持ちかければ、楽しい時間を二人で築いていこうと思ってくれてるのだと、フレーブ令息は喜ばれると思うわ」
た、確かに、その方が夫婦らしいな。俺とアルグはまだ夫婦ではないが、将来は夫婦になるんだから、今からその予行演習は必要だろう。
ふふふ、アルグの笑顔が目に浮かぶ。
「キームンの言う通りだ。デートの予定はアルグと話し合って決めるとしよう」
「ええ、そうして。ところで、例の子爵令嬢のことは覚えてるかしら?」
もう話が変わるのか?早々に解決したからいいものの。さっきから直ぐに話題が変わっていって忙しないな。
「例のとは何だ?」
「最近いろいろと問題を引き起こしている令嬢がいるだろう?ラプサンスもフレーブ令息に嫉妬してもらうために利用していた令嬢だ」
「・・・そんな令嬢居たか?」
「「!?」」
2人が怪訝な顔で俺を見た。俺はそんなおかしなことは言ってないはずだ。なのに、小声で2人で何か話して、2人して溜め息をついた。最近、俺の周りは失礼な者が多くないか!?
まったく、俺に優しいのはアルグだけだな。
「とにかく、あらゆる方と恋仲になろうとして問題になってる令嬢がいるの」
「名はラテ・カフェリオ子爵令嬢だ」
「私の婚約者の弟にまで手を出してるようでね。このタイミングで動くのは私情のようで悪いけれど、そろそろ厳重注意が必要だわ」
「相手選びに婚約者の有無関係ないのが彼女の問題点だ。いない者同士ならトラブルになっても放っておけばいいが、婚約者がいる者も加わると話はややこしくなってくる」
うんうん。俺もアルグに声をかけられでもしたら、平静ではいられないからな。それはよく分かるぞ。
「以前の彼女はラプサンスを手玉に取ろうとしていたけど、現状の通り玉砕したでしょ。その結果、今度は複数の高位令息に息をかけているのよ」
「俺は狙われていたことがあったのか?」
「あったのよ」
キームンとルフナが揃って溜息をついた。
そんな令嬢が俺の周りに居たとは、全く覚えがないな。俺の記憶はアルグとの思い出でいっぱいだから、他のものが入る余地はないんだ。仕方ない。
「生徒間のトラブルと位置付けて、生徒会として俺達が動くことにする」
「基本は私達でどうにかするから、ラプサンスは何もしなくていいわ。というか、何もしないで」
「じゃあ、何で俺に話したんだ?」
「生徒会長に話は通してるって体裁は整える必要があるだろ?」
キームンがうんうんと頷く。
まぁ、俺といい仲になろうとしていた者に関して俺が動いて、その令嬢に勘違いされても困るからな。
その分俺はアルグと甘い一時を過ごすとしよう!
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