遠すぎた橋 【『軍神マルスの娘と呼ばれた女』 3】 -初めての負け戦 マーケットガーデン作戦ー

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54 ヤンの工作と「アイン、ツバイ、ドライ」

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 偵察機七号機は何度目かの旋回に入った。

 敵の対空砲撃に注意しながらできるだけ高度を落としもう一度眼下に目を凝らす。

 それまで首都ピングーの周辺に夥しく張られていた天幕の一部が取り払われ、大軍の移動が始まったのが見えた。

 今までの偵察でチナ正規軍の編成では一旗の下に従う兵の数は約400から500とわかっている。帝国陸軍の編成なら一個大隊に相当する部隊。陸軍の50ミリ野砲をそっくり真似た砲兵部隊がそれぞれの大隊に付き従っている。その旗の数を数えれば、その南に向かう兵の総数が知れるというわけだ。

 旗は数十の単位ではなく、少なくとも100以上はあり、それがまだ延々と南へ続いているのがハッキリと視認された。

 ドンドンッ!

 すぐ目の下に高射砲の爆発煙が開いた。副操縦士が冷静に機首を返して回避行動をとる。ゴーグルを着けた機長が後席の通信士を顧みて命じた。

「至急統合参謀本部に打電しろ。敵正規軍少なくとも五万以上がピングーより南下中。隊列の先頭はすでにピングー南40キロに達す」

「Jawhol! 了解」

 真冬に向かう上空4000メートルの寒気は分厚いグラブを嵌めていても手を強張らせていた。それでも通信士は悴んだ手を揉み解しモールスを打ち始めた。

 ツーツツー、ツー・・・。

 —ひな鷲7(アードラーキューケン・ズィーベン)より、鷲の巣(アードラーホルスト)へ・・・—

「雛鷲7号機」は大軍の行軍にさらに密着すべく、翼を翻してもう一度機首を立て直した。


 


 

 金糸銀糸を散りばめた派手な刺繍。

 ドン一族の首領は華麗な軍装で現れた。

 悠然とヤンとハットン中将の目の前に座り、ドジョウ髭の肥大した顔にはうっすらと下卑た笑いさえ浮かべていた。どこか、あのチナの特使だったワンを思わせる、生理的に受け付けがたい種類の虚飾の輩だ。

 イヤな男だ。

 常は他人を見かけで判断したりはしない質のヤンだった。

 あの北の国から来た大男ですらその身なりではなく人柄を見た。むしろ貸し与えた小ざっぱりしたテュニカでなく彼本来の姿である野蛮な毛皮を纏って会見に臨んだ大男に好感を抱いたほどだ。この男なら信用できる、と。

 が、目の前のこのドン一族の長だけは例外だった。その脂ぎった厚顔が既に妙に忌々しく、腹立たしい。そういうたぐいの人間はいる。この男がそうだ、とヤンは思った。どこか、疲れていたのかもしれない。

 そして政治の世界では、しばしば自分が生理的に受け付けない相手とでも手を結ばざるを得ない。それが現実なのだった。

 彼の背後には同じく華麗な、キンキラの軍装の手下たちが居並んでいた。もちろん、ヤンとハットン中将の二人と同じく、この会見場に武器は持ち込んでいない。

 だが会見場となったこのクンカー郊外の邸宅の周囲には、重火器を備えた第二軍の精鋭一個連隊がびっしりと配置に着いているし、しかも後方にある長射程重砲群の完全な射程内にある。

 圧倒的に我が方に有利な状況。

 それにもかかわらずドン一行はやってきた。マーキュリーに持たせた親書が実を結んだのだった。

「ヤン閣下。貴殿は帝国皇帝陛下のご子息であられると伺いました。ですが、失礼ながら貴殿にはどこか我と同じチナの血が流れておられるのでは? そのようにお見受けいたしますが」

「左様」

 ヤンは極力感情を表に出さぬように気をつけつつ、答えた。

「小官は我が帝国皇帝の養子です。三十年前。貴国の兵に盾として使われて戦場に捨てられた『盾の子供たち』の一人なのです。ですが、捨てられて幸運でしたね」

 ヤンの隣に控えた通訳が彼の言葉をチナ語にした。言葉が変換されている間、相手の目を身動ぎもせずに直視した。

 事実だからそう言った。通訳の言葉が伝わるやドンは明らかに狼狽の色を浮かべていた。藪をつついてヘビを出した、と思っているのに違いない。不用意な男だと思った。あのミン家の娘レイの胆力に比べあまりにも器が小さい。

 これでいい。先制攻撃はした。さて、向こうがどう出るか。

 ドンは気を取り直して切り出した。

「さて、我は貴帝国よりの親書を受領しここに参りました。

 帝国は我が王座に就くのを後押ししてくださると言われる。それは本当か。そしてまたそのご支援とはどのような形でいただけるのか。その具体策を伺ったのち、回答させていただくとしましょう」

 それは正論だったしヤンが彼の立場でもそう言う。

 通訳を介さなくてもその程度の会話ならヤンにも理解できたが、敢えて言葉がわからないふりをして通訳の言葉に耳を傾けながら思案を巡らせていた。冷静にならねばと自分を戒めつつ。

 たかが一豪族風情に足元を見られるのは非常に癪に障ることではある。だが、思案の末に、時間を弄ぶ余裕がないという一事が彼に条件案の開示を行わせた。

「我が軍は飛行船団を貴国の首都上空でデモンストレーション飛行させる用意があります。貴一族の軍が総力を挙げてピングーに出向くのが前提です。そうすれば、貴一族の背後に我が帝国がいるのは充分に誇示できましょう。必要なら貴殿が望む場所に高高度爆撃を行ってもよい。威嚇のためです。

 如何か?」

「ひとつお伺いしても?」

 この目の前の太りじしの男はいちいちイヤミな視線を送って来る。

「なんなりと」と、ヤンは答えた。

 なるべく早期に戦争を終結させたい。その本当の理由は戦費を節約するためだったがそれは悟られたくなかった。ここは鷹揚に構えた。

「いささか疑問なのですが・・・」

 と、ドンは言った。

「圧倒的な武力を持ちながら、なぜ帝国はクンカーを包囲したまま攻略しようとしないのだろうか、と」

「それは失礼ながら愚問では?」

 ヤンは両手を広げた。

「仮にそうしたとしましょう。その場合、貴殿は我が帝国の親書をお受け取りになられましたか? この会見場まで足をお運びになりましたでしょうか。このこと、つまり貴一族との提携を模索すればこそ、我が軍はクンカー本格攻略を見合わせていたのですがね」

 帝国が本気になれば、この都市全てを焼き払うことなど造作もないのだ。そういう意思を言外に現した。

「たしかに、その通りかもしれませんな」

 なるべく犠牲を払うことなくチナを屈服させるという目的を達成したい。

 多分、ドンが会談に応じたのは敵である我が帝国のそうしたハラの内を見透かしたが故であったろう。そのことは容易に推察できた。だがそれでもいい。その辺りの計算が出来る者であれば、こちらも操縦がしやすいというものだ。

「ところで・・・」

 ドンは話を変えた。

「さきほど貴官は飛行船団を示威飛行させて下さると言われた。望む場所に威嚇のための爆撃もしてくださると」

「たしかに、申し上げた」

「それだけ、ですかな?」

 ドンはイヤらしい上目遣いを送って来た。

「必要ならこの第二軍をさらに南下させてもよいが。もちろん、このクンカーを完全に攻略した後になります。ここまでの戦線で示して来たように、住民には全て立ち退いていただく。このクンカーを完全に帝国の植民地として確保したうえでのことになります。

 それでもよろしいなら、今すぐ進撃命令を下しますが?」

「おお! それは困る」

 ドンは大袈裟に驚いて見せた。ヤンを小馬鹿にするかのような仕草に抑えていた癇筋が無意識にピクピクと動いてしまいそうになる。

「それは先の親書で貴帝国が示された精神に反します。それならばこの会談は我がドンにとって意味がない。親書でご提案いただいた通り、今クンカー周辺にいるすべての部隊は当初の国境まで撤退していただく。それは我らがこの会談に臨んだ前提条件です。その一点はお譲りできない」

 豪族というものはあくまで自領に拘るものだ。そこはミンも、このドンも同じだった。そう思えばこそ、ハットン中将の機転でクンカー本格攻略を見合わせていたのを奇貨としてこの交渉の材料にしているのだ。

「他に貴殿に何か腹案がおありですかな?」

「何故第二軍なのですか? 我はむしろ南にもっと槍を深く突き刺していただきたいのです。チナの正規軍に壊滅的な打撃を与えるほどに」

 何を言うか。

 この機を利用して出来るだけ自分たちの手は汚さずにチナの弱体化を図ろうとの魂胆なのだろうが、そんなことが出来るならこうして交渉などしていない。

 いや、やってできないことはないのだ。第三軍五万だけでもチナ正規軍三十万を相手にすることはできる。だがそれをすればいくさは長引き、兵員の死傷は増え、戦費は天文学的に跳ね上がる。第三軍の中核である機甲部隊は金食い虫なのだ。ただでさえ不足気味の国庫は底をつき、帝国の財政は傾いてしまう。

 今回の戦争のキモは、あくまでも正規軍との正面戦闘を避け、最小の犠牲で敵の国内の政変を促し、チナをして帝国に従順な政体の国に変えてしまうこと、その一点に尽きる。

「突き刺すのは結構。ですが、それでは貴一族の今後のチナの支配に支障があるのでは? 

 我が軍の武力を全て解き放てば、チナは文字通り焦土と化しますよ」

 ヤンは努めて 尊大に構え冷たく言い放った。

「市街地や現在のインフラを悉く破壊し灰燼に帰して、それで果たして戦後のお国の経営が成り立ちますかな? 

 しかも、民に甚大な被害を与えれば遺恨も残りましょう。それでは今後貴国との間に恒久的永続的友好関係を築こうという当初よりの我が帝国の意図が損なわれる。我が第二軍が貴国第三の大都市であるこのクンカー本格攻略を見合わせているのも、飛行船団による大都市の空爆を行わないのも、同じ理由なのですよ」

 そう言ってヤンは傍らのハットン中将を顧みた。真意は悟られたくない。

「我が帝国の敵はチナの王宮と政府であってチナの人民や貴方がた豪族ではないからです。

 お判りいただけましたか。

 貴一族が我が帝国と停戦し、貴一族全軍がピングーに進撃し、我が第三軍が南からアルムを脅かす。それでチナ本国には充分脅威であるのではないですか? 貴殿は今、我が帝国が圧倒的な武力を持っているとお認めになられたわけですしね。ここへきて些末な取引や腹の探り合いは無用にいたしませんか? 」

 敢えて強い口調で言明した。

 この帝国の傀儡であるにせよ、一豪族の身で一足飛びにチナの王権を手中にできるだけで多大な僥倖と言えるのだ。この期に及んでさらに利益を引き出そうなどという試みは許せぬ。言語道断であり僭越でさえあった。

 もっとも、これが交渉というものであるのだが。相手から少しでも多く譲歩を勝ち取る。ヤンよりも、このいけ好かないチナの豪族の方がはるかにタフなネゴシエーターと言える。

「わかりました」

 と、ドンは言った。

「ご理解いただけましたか」

「では、貴軍全軍のクンカー撤退を見極めたのちに首都に向かって進軍を開始します」

 脂ぎった貌に下卑た笑いを浮かべ、ドンは言った。

 どこまで足元を見るのだろう。

 それでは遅い。

 第二軍四万が全軍クンカーを引き払うのに最低でも三四日はかかる。それから進軍したのではドンの軍がピングーに着くまでに十日以上もかかるかもしれない。アルムの空挺部隊は確実に干上がってしまう。

 思わず吐きかけた溜息を辛うじて堪えていたときだった。

 会見室のドアがノックされた。

「何か」

 ヤンたちの後ろに控えていた第二軍司令部の参謀が誰何した。緊急報の際は討議中でも構わぬと言い含めてあった。

「司令部よりヤン閣下宛て至急報が参りました」

 ハットン中将が背後に向かって頷くと、ドアが開けられ伝令が参謀に携えて来た電文を手渡した。それは中将の手を経てヤンの手に渡った。

 サッと文面に目を走らせたヤンは愁眉を開いた。

 いっそ、見せてしまおう。

 そう思った。

 ヤンは電文を机上に示した。

「貴国の首都ピングー上空を偵察していた我が軍の偵察機からの報告です。ピングーから数万の正規軍が南に向かって進軍中、との事です。恐らくはアルムを占拠する我が軍を駆逐するためでしょうな。今から二時間前、と電文にあります」

 ヤンはドンの反応を窺った。

「意味がお判りになりますか? 貴国の本国の首都周辺の軍勢が、少なくとも三分の一、居なくなったのです。

 お疑いであればご自身で伝令を遣わすなりされたが宜しかろうと存じますが・・・」

 そこでヤンはグッと前に乗り出した。英気溌溂の青年宰相の心の内にある悪魔の部分が表に出た。

「他国の傀儡とはいえ、あの肥沃な国土と整備された煌びやかな首都の主となるか。

 それともあくまで王家への忠誠を貫いてこの北の最果てのクンカーの地で我らと事を決するか。

 小官が貴殿のお立場なら、この千載一遇のチャンスを見逃しは、しませんがね」

 脂ぎったドジョウ髭の細い眼の奥がキラリと光ったのを、ヤンは見た。


 


 

 グレイ曹長と二三の兵が頂上で負傷した女性兵の身体を玄室に下ろした。

 すぐにクリスティーナたち衛生兵が脈をとりカンテラを翳して瞳孔を確認した。そしてグレイを見上げて力なく首を振った。

 コンテナの弾薬は防水のために蝋を施したカンバスの布に包まれていた。その布を繋ぎ合わせると即席の遺体袋になる。帝国の装備品はまことに合理的にできていた。

 兵たちが女性兵の遺体を袋に包んだ。

「クリス、頼む」

 クリスティーナが息の無い女性兵の冷たくなった胸元に手を入れ首からかけた真鍮製の認識票を取り出した。それを受け取った曹長が刻まれた名前を読み上げた。

「エマ・シュナイダー上等兵・・・」

「その名前を呼ばないでください!」

 ちょうど機銃の弾帯を取りに来ていた五番砲台担当のマックスが「マルス」小隊の曹長に言った。

 マックスは弾帯を肩にかけて遺体袋に包まれようとしていた女性兵の傍らに跪いた。

「なんだよ・・・。逆ナンしてきたくせに、約束、破んのかよ・・・」

 砲声と機銃の銃声の他は静まり返った古代の古墳の玄室。グレイはしばらくその一等兵の力を落とした肩を見下ろしていた。そしてポンポンと背中を叩き、認識票を委ねた。

「お前が閉めてやれ」

 マックスはすでに冷たくなった認識票を受け取り、握りしめた。

「はい・・・」

 と答えた。

 そして同じく冷たくなった女性兵の頬にそっと触れ、袋を閉じた。

 袋にはちょうど収められた遺体の胸のあたりに小窓の空いた小さなポケットが設えてあった。そこには「100ミリグラナトヴェルファー砲弾10発在中」と書かれた小さな固い紙片が入っていた。マックスはそれを抜き取り、代わりに認識票を差し入れた。前線で弾薬を使用すると遺体が出来る。戦いが終わると弾薬袋は遺体袋に変わるのだった。こういう細かい所まで、帝国陸軍の軍装品はまことに合理的にできていた。

 タオは包帯に血の滲む負傷兵たちのそばにいて痛みに耐える彼らの汗を拭っていた。その横を遺体袋が運ばれていった。マックスと二三の兵によって遺体袋は玄室奥の元はこの墓の主の棺が置かれていたであろう小部屋に移された。そして予備の弾薬のコンテナの横に他の遺体袋と並べて置かれた。

 ブカブカのヘルメットは時にずり落ちてタオの視界を塞ぐ。小さな帝国兵はヘルメットのひさしを上げ並べられた袋の数を覚えたての帝国語で数えた。

「アイン、ツバイ、・・・ドライ、フィーア・・・」

 クリスティーナたち看護兵は幼気な子供が読み上げる拙い帝国語の数字を聞きながら、黙々と負傷者の手当てに務めた。

「・・・ゼクス、ズィーベン!」

 遺体袋は全部で七つになった。
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