明日の君へ

空白

　　　　　　研究所にて

まさる「ついに、ついにこの時が来た、」

「長きにわたる私達の戦いも今日この時で幕を閉じる！」

「ああ！早く来い！私の子供達！」


　　　　研究所のドアが開く

瑠璃「まさるおじさん、連れてきたよ、」

まさる「ああ、待っていたよ、瑠璃」

瑠璃「それで、何をするの？」

まさる「ははっ、瑠璃、お前はもっと人を疑った方がいい、私が何をしようとしてるか、今更知ったところで遅いんだ」

瑠璃「なに、なにをするの！」

まさる「おまえら全員をここでぶっ殺してやるんだよ！」

瑠璃「な、なんで、そんな、、」

悟「お前、そんな事が許されるとでも思ってるのか！」　

まさる「だまれ！お前も同じような事をしてたじゃないか、人に言える立場か？」

悟「今ならまだ間に合う！俺みたいになるな！」

まさる「だまれ！」

　　　　
　　　　　　　銃声

悟「がはっっ」

まさる「ははっ、俺に説教をした罰だ」

瑠璃「お父さん！！！」

悟「大丈夫だ、、瑠璃、少し離れていなさい、、」

幸人「お前！瑠璃の親戚だろ！こんな事して、何の意味がある、、！」

　　　　　銃声(2発)

幸人「ぐはっっ、、、」

瑠璃「幸人！！！あああぁぁぁ！！！」

幸人「大丈夫、、俺は大丈夫だから、、」

まさる「瑠璃、少し黙ってくれないか、」

瑠璃「いやっ、いやっ！いやっー！」

　　　　　　　銃声

瑠璃「、、、！！！」

まさる「これで、少しはしずかになるだろう」

優奈「わた、、、わたしの、、、」

まさる「ん？なんだ？優奈？何か言いたげだな」

優奈「わたしの、、、私の幸人を、、、」

まさる「なんだ？声が小さくて聞きとれん」

優奈「私の幸人を傷つけるな！！」

瑠璃「ゆ、ゆうなちゃん、？」

優奈「おまええ！！」

　　　　　銃声2発

優奈「っああ、あ゛あ゛あ゛！！！」

まさる「どいつもこいつも騒がしいな」

真由美「まさる、やりすぎよ、、」

まさる「おまえ、師範のおれに、指図するのか？」

真由美「べ、べつに、指図したわけじゃ、」

　　殺すのはお前からだ、

　　　　　銃声

真由美「そ、そんな、、、」

幸人「お母さん！！！」

まさる「いいねえ！親子愛だぁねぇ」

真由美「幸人、必ず、あいつを止めて、、、みんなを、守って、、、」


まさる(新しい弾を込め直してる)

愛奈「こいつ、、ほんとに人間かよ、、、」

まさる「そろそろ終わりにしよう、長話も飽きてきた。」

　　

まさる「さあ、フィナーレと行こうか！」