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悪役令嬢?
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「え…?」
ユーリスの婚約相手が到着したけれど、ユーリスがいじけて部屋から出てこないから助けてくれとメイドのマリーちゃんから伝言を貰い、ユーリスの部屋に向かって、ご令嬢の所までエスコートしてくれと頼み何とかお相手の所まで連れてきたのだが、挨拶をしないユーリスを見て何故か驚いているご令嬢を見てどうしたもんかと悩んだ結果自分が挨拶したあとの反応がこれである。
「何かありましたでしょうか?」
「い、いいえ…私はローズ・フラメリアです。」
「…ユーリス・グレン。」
口を開かないユーリスを肘でつついて自己紹介をさせると、それにも驚いた様子のローズ嬢に首を傾げた。
「大方公爵が不細工な養子を引き取ったって話を知ってたから僕を見て驚いたんだろ。」
はん、と鼻で嘲るように吐いたユーリスの言葉になるほどそうかも、と納得してしまったのは、この屋敷の中でもユーリスの変化で態度を変える人がたくさんいたからである。
まだ幼いユーリスに媚びをうるメイドもいたくらいだ。それほどユーリスがイケメンだった、ということだけれど。
「その様子じゃ断るつもりだったんだろ。お互い様だ。僕も君と婚約するつもりは無い。」
「お兄様!はるばるお越しになられたローズ嬢になんて態度ですか!…申し訳ございません。どうぞおかけください。メリーちゃん新しいお茶の用意を。」
ぱちん、とユーリスの背中を叩いてテーブルへ促す。状況を見るに、ユーリスがいじけている間におそらく大人たちの挨拶は終わり、別室へ移動したため、ローズ嬢はここで私たちを待っていてくれたのであろう。
メリーちゃんにお茶とローズ嬢のご両親には帰りに必ず挨拶しますと伝言を伝えて、私もテーブルについた。
ユーリスはそう言っているけれど、どうも私も目が合って驚かれたような気がする。
もしかしてローズもステータスが見える系令嬢なのかもしれない。
ということで見させてもらおう。
〘 名前:ローズ・フラメリア 性別:女性
称号:悪役令嬢?(転生者)
Lv:7HP:100 MP:10 症状:男性恐怖症 〙
悪役…令嬢?
ユーリスの婚約相手が到着したけれど、ユーリスがいじけて部屋から出てこないから助けてくれとメイドのマリーちゃんから伝言を貰い、ユーリスの部屋に向かって、ご令嬢の所までエスコートしてくれと頼み何とかお相手の所まで連れてきたのだが、挨拶をしないユーリスを見て何故か驚いているご令嬢を見てどうしたもんかと悩んだ結果自分が挨拶したあとの反応がこれである。
「何かありましたでしょうか?」
「い、いいえ…私はローズ・フラメリアです。」
「…ユーリス・グレン。」
口を開かないユーリスを肘でつついて自己紹介をさせると、それにも驚いた様子のローズ嬢に首を傾げた。
「大方公爵が不細工な養子を引き取ったって話を知ってたから僕を見て驚いたんだろ。」
はん、と鼻で嘲るように吐いたユーリスの言葉になるほどそうかも、と納得してしまったのは、この屋敷の中でもユーリスの変化で態度を変える人がたくさんいたからである。
まだ幼いユーリスに媚びをうるメイドもいたくらいだ。それほどユーリスがイケメンだった、ということだけれど。
「その様子じゃ断るつもりだったんだろ。お互い様だ。僕も君と婚約するつもりは無い。」
「お兄様!はるばるお越しになられたローズ嬢になんて態度ですか!…申し訳ございません。どうぞおかけください。メリーちゃん新しいお茶の用意を。」
ぱちん、とユーリスの背中を叩いてテーブルへ促す。状況を見るに、ユーリスがいじけている間におそらく大人たちの挨拶は終わり、別室へ移動したため、ローズ嬢はここで私たちを待っていてくれたのであろう。
メリーちゃんにお茶とローズ嬢のご両親には帰りに必ず挨拶しますと伝言を伝えて、私もテーブルについた。
ユーリスはそう言っているけれど、どうも私も目が合って驚かれたような気がする。
もしかしてローズもステータスが見える系令嬢なのかもしれない。
ということで見させてもらおう。
〘 名前:ローズ・フラメリア 性別:女性
称号:悪役令嬢?(転生者)
Lv:7HP:100 MP:10 症状:男性恐怖症 〙
悪役…令嬢?
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